各関節を10回
拘縮予防のROMは「決して無理をしない」のが鉄則。
前回のROMと同じレベルにとどめ、関節を壊さないように、今を「維持する」ことだけに専念しましょう。 |
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患者を端に寝かせ、ベッドサイドに立つ
(左半身を例にしました) |
① 肩関節の前方挙上(屈曲、伸展) |
患者の上腕を(下から)左手で支え、右手で(上から)前腕を持つ |
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拘縮していたら
50% |
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上げたり下げたりを10回くり返す |
② 肩関節の外転、内転 |
患者の上腕を左手で支え、右手で前腕を持つ。 |
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拘縮していたら
50% |
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上げたり下げたりを10回くり返す |
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③ 肘関節の屈曲、伸展 |
患者の肘を立てる。左手で肘を支え、右手で前腕を持つ |
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拘縮していたら
50% |
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上げたり下げたりを10回くり返す |
④ 肘関節の回旋(回内、回外) |
患者の肘を立てる。左手で肘を支え、右手で手首を持って、左右に回す |
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肘を支点に回旋 |
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左右に回して、10往復 |
⑤ 手首と指の曲げ伸ばし |
患者の肘を立てたまま、両手で動かす |
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手首を前後左右に10回ずつ倒す。次に指を曲げたり伸ばしたり |
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