doseiみづ鍼灸室 by 未津良子(ティラの部屋) 
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ティラの部屋 チワワのティラノ1歳5~7ヶ月
#6
2017・ 6
12月29日 ハリの効果てきめん
おとといの夜、ティラはご飯を食べなかった。
冷凍してあった鶏肉と野菜のスープ煮をあたためて、ご飯を少々混ぜたリゾットだった。

出来立てじゃないとダメなのかなあ・・・?
でも、甘やかしてはいけない。お腹がすけば食べるだろう・・・

翌朝、そこにチーズを入れて温めなおしたものをあげた。やっぱり食べない。

甘やかさないという決心がぐらついて、治療室でパンをあげた。大好きなものなら食べるだろう。

・・・でも、食べない。

なんだか元気がないかも?
患者さんと話したら、「いつものティラじゃない。風邪でも引いたんじゃないの」と言う。

犬が具合が悪そうなときは、とりあえずお散歩に行ってみることにしている。いつものように大喜びで、冷たい風の吹く中を、ティラは嬉しそうにずんずんずんずん歩いて行った。

治療室に戻って、ティラの様子をじっくり観察した。やっぱり元気がないぞ。お菓子やおやつをあげても食べようとしない。

そういえば、鼻が乾いている。「そうだ!」と思い出して、ティラにハリを打つことにした。
いつものように身柱(肩甲骨の間)にディスポの0番鍼を1本打った。

ハリを食べちゃうと困るので、目が離せない。ジーッと見ていたら・・・
なんと、ハリを打った瞬間から、鼻の端からジワジワと濡れていくのである。驚きの効果である。

雑用がたまっているので、ずっとティラを監視しているわけにはいかない。10分ぐらいしてハリを抜いた。
するとまた鼻が乾いてしまった。つづきは家でやるしかないな・・・

夜中に帰って、晩ごはんをあげた。煮た油揚げといり卵、ピーマン少々をご飯と混ぜたもので、ティラの大好物である。

あれ~、ペロリと完食。お皿の前に坐って待っているので、お代わりをあげた。またまたペロリ。1日分を取り返して、ティラはずしりと重くなった。

鼻もしっかり濡れていた!ハリがあると安心だね。

家中を走り回って元気一杯のティラになったよ~~
12月27日 スリッパで遊ぶけど
夏の間は裸足である。寒くなってきたある日、久しぶりにスリッパを履いた。
ティラの目が『あっ!』と踊った。目ざとく見つけて、一目散に駆けて来た。
スリッパ争奪合戦がまたはじまったのである。

私がスリッパをはいて歩きはじめると、ティラはいそいで走ってきてスリッパに食らいつく。私は取られまいと抵抗する。
私の足を咬まないように気をつけているみたいだけど、行く先々を追いかけてくるので、うざい。

奪い取ったスリッパは、居間や寝室に運び込む。私のおふとんの上にのっかっていることもしばしばで・・・それも困りもの。

足が冷たくなるので、スリッパを3足用意してある。運んでは、また次を奪いに来るティラである。3足とも取られたら、回収に行く。
以前と違うのは、ちょっと遠慮がちな点だ。
かつては夢中になってスリッパを奪い取ろうとしていたティラだけど、今は、引っぱる力に迷いがある。
ちょっと逡巡し、ちょっと考えて、やっぱり噛んで引っぱるのだけど、以前の勢いはない。

自分のものと他人のものの区別がつくようになったんだよ。

自分のおもちゃの音がすると、転がるように走ってきて、私の手から奪い取り、振り回して遊ぶ。

でも、私の携帯やぬいぐるみには手を出さない。「これはりょータンの」と言うと、理解できるみたいなのである。

1歳7ヶ月になったんだよ~
12月24日 ひとり遊び
黄色いライオンは、ティラに最初に買ってあげたぬいぐるみである。中に鈴が入っていて、チャリンチャリンと音が出る。
尻尾をくわえて、ぐるんぐるんと、振り回しまくって遊ぶんだよ。

ある日、ライオンをかじって、中の綿が引っぱりだせることを発見した。
ティラは綿出しにはまって、夢中になっている。
中綿をぜんぶ出されて、ぺちゃんこになってしまったライオン君である。
象の鼻もかじっている。一生懸命、中綿を引っぱりだそうとがんばった。でも力及ばず、鼻をかじり取っただけで、ついにあきらめた。
鼻があった頃 鼻なしになった象
サッカーボールもティラにかじられて空気が抜けちゃった。
もう弾まないんだけど、転がすとチャラチャラ音がするんだよ。

後ろに転がっている新聞とビニール袋は、ティラが拾って運んできたものである。

落ちているものは何でもかんでも、くわえて持ってきちゃうんだよ。
12月22日 メルちゃん
お散歩デビューの日に一緒に遊んだメルちゃんである。ヴェルと仲良しだった女の子で、とっても素直ないい子なんだよ~~

初体面ですんなり仲良く遊んだので、「メルは、はじめての犬には人見知りするんだけどなあ」とパパは驚いていた。

そのとき、内心、『やっぱりティラはヴェルの生まれ変わり?』と思ったんだけど、性格も違うし、食の好みも違うから、ティラはティラなのである。

あの頃は若くて元気だったけど、メルちゃんは年を取ってしまった。
メルちゃんに会うと、ティラは大喜び。いそいで近寄っていって、しつこくまとわりつく。メルちゃんは驚いて、いそいで逃げる。

ティラは追っかけまくり、メルちゃんは逃げまくる。

メルちゃんは股関節を痛めているので、飼い主としては、あまり激しい運動はさせたくない。
ちょっと困っている。階段も抱っこで昇り降りしているのである。

私も・・・困ったなあ・・・

いきなり、メルちゃんが「ワン!」と吠えた。『うるさいよ!』と言ってるみたい。
ティラはびっくりして立ち止まった。しょんぼりして、追いかけるのをやめた。

それでもティラはメルちゃんに会うと、遊んでもらおうと追いかけまくる。メルちゃんは逃げまくる。
「メルちゃん、ワンと吠えてね」と私は毎回、気が気じゃない。

でもティラは、冒険心が旺盛な子犬である。

犬を見ると、大急ぎで駆けていって、『遊ぼうよ』となつきまくるけど、すぐに飽きて先を急ぐのである。
だーっとダッシュして、どんどん走っていくんだよ。
12月15日 日向ぼっこデビュー
ヴェルは日向ぼっこが大好きだった。寒い日は太陽のあたる場所とか、ストーブの前とか、自分で選んで丸まっていた。

ティラは子どもなので、世界のことがまだよくわかっていないみたい。
元気一杯遊びまわって、「疲れ」たら、とりあえず休む。また元気一杯遊びまわって、疲れたらまた休む。

自分にとって快適な環境を探して、まったり寝そべる・・・ということがなかったティラだけど、この間はじめて日向ぼっこをしたんだよ。
ちょっと大人になったのかな?

とはいえ、毎回日向を探すというわけじゃなく、寒~い場所で休んでいることも多いティラである。

人間の子どもと同じく「活動」と「休息」しかないんだね。子犬の暮らしなんて、そんなものなのだろう。
12月8日 ベッドにジャンプ
居間にいそうろうしていたポプラが4畳半に移動した。

ずっと入り口に家具が置かれ、ティラにとっては「開かずの間」だった部屋だけど、ついに自由に出入りできるようになった。
(そこではまだおしっこはしていない)

ポプラに遊んでもらおうと、ティラはいそいそと駆け込んでいき、えいっとベッドに飛び乗った。
お散歩のおかげで筋肉ムキムキである。脚力がついたから、やすやすとジャンプできるようになったんだよ。

ポプラはグーグー眠りこけている。
おふとんにくるまっているポプラの背中の上で、ティラは嬉しそうである。

・・・あ、いきなり地震が!

ポプラが寝返りをうつと、おふとんの山がぐらぐら揺れる。ティラはあわてて飛び降りた。(それでも怪我なし)

『遊んでくれそうもないな・・・』とあきらめると、私のところに来るんだよ。
12月2日 食堂のゲージで
エアコンがいらなくなったので、ティラのゲージを食堂に移動した。人間の食卓のすぐとなりである。

右端に置いてあるのが市販のトイレ。翌朝、さっそくゲージに向かっておしっこをかけたので、そこにトイレを置いたのである。

市販の「トイレ」は、ティラの頭の中では、「おしっこをしてはいけない場所」と認識されているらしい。(笑)

トイレの存在に慣れてもらうために、今はゲージの中に戻してある。
ご飯が出来上がるまでは、期待のまなざしで待っている。

自分のお皿に盛られると、ぴょんぴょん跳ねて勢いづき、大急ぎで居間に走りこんでいく。

・・・でも、そこにはすでにゲージはない・・・

あれあれ?という表情で、宙ぶらりんの感じで、しょんぼりと食堂に戻ってくる。それが何ヶ月もつづいている。

最近では、なんだかゲージに入りたがらない。ゲージの外から食べようと試みるが、網の隙間には鼻先しか入らない。

仕方なしにゲージに入る。その瞬間、飼い主はゲージの扉を閉める。

・・・というのは、食べ物をくわえて持ち出して、畳の上とかおふとんの上で遊び食いをするからである。

大喜びする割には、食べるときもあれば、食べないときもあって、相変わらずティラの食事には苦労しているんだよ。
11月26日 幸せオーラ
ペットショップでは、お店が閉まる直前に、ゲージの中に小さな丸いバスケットを入れて、その中で犬を寝かせていた。
たぶん、事故防止のためだろうね。

チワワは小さいから多少の身動きはできるけど、大きな犬は朝まで固まっているしかない。かわいそうで見ていられなかった。

自分の身体に顔をうずめて丸くなって眠るのが安心なのだと思う。

はじめの頃は、ティラをおふとんに入れてあげても、落ち着かない様子ですぐに外に出た。ぐるりと回って反対側。丸くなった背中を、私の背中にピトッとくっつけて眠る。う・・・、かわいい!

巣穴の中でくっついて眠る犬の本能と、ひとりで丸くなって眠る生い立ちとが折り合う地点が、「背中と背中」だったみたい。

だんだんに腕の中で、身体を伸ばしている時間が長くなった。
あちこち撫でてあげると、仰向けになったり、横向きになったり、嬉しそうにするんだけど、撫でるのをやめるとすぐに丸くなった。

身体を伸ばして眠れるようになるかどうかが、私に対する安心感をはかる尺度のように思えていた。

「丸くなる時間」対「伸びている時間」の比率が、少しずつ変化していって、この頃では、腕に抱かれるのが大好きになったみたいだよ。

ほら、おふとんから立ち上がった私を、ジーッと見てるでしょ!
最近のティラには、幸せオーラが漂っている。

うちにいるときも幸せそう。治療室にいても幸せそう。お散歩のときはもちろん幸せそう。意気揚々とシッポを立て、ずんずん、ずんずん先をいそぐ。

幸せそうなティラを見ていると、人間もみんな幸せを感じられる。ほのぼのと心があったかくなるんだよ。
11月18日 ご飯を待つティラだけど・・・
台所で料理を作る私。さっきまで家中駆けずり回って遊んでたティラが、あれあれ、食堂の入り口で待っているぞ。

いつもの定位置、この間おしっこをかけたテレビ台の横である。うしろに転がっているのは、さんざんもてあそばれたティラのぬいぐるみである。

どうやらお腹がすいているらしい。ご飯を期待しているのはたしかである。

でも、今日は食べてくれるのかな?
ヴェルのときには一生懸命だった。お肉を少しと穀類と野菜を組み合わせ、塩分のないヘルシー料理を作ってあげた。

でも、こう偏食だと作る気になれない。作っても捨てる羽目になることが多いのだもの。

非常用のペットフードがあると便利だけど、ついに残りあとわずか。買いには行ってみたけど、迷いに迷って決められない。1キロも買っちゃって、もしもぜんぜん食べなかったらもったいないもの。

でも、値段が安いんだから、食べなかったら捨ててもいいんだし・・・と思い直して、また売り場にいった。
袋の裏をじーっと見ると、添加物が山と入っている。
こんなもの、自分の犬に食べさせたくはないなあ・・・と棚に戻した。

もういいや。面倒くさい。人間の食べ物を上げちゃおう。
年を取って、ヴェルみたいに僧房弁閉鎖不全になったら、それから塩分のない食事を上げればいいや。それしかなきゃ、食べるでしょ!

子育ても、最初の子には気合が入っていたけど、2人目、3人目とどんどんいいかげんになっていった。それと同じだね。

そんなこんなで、最近は、うちらとほぼ同じものを食べている。
煮たあぶらげを細かく刻んだ「あぶらげご飯」とか、鮭やほっけを混ぜた「お魚ご飯」とか、もう適当である。
ちゃんと味がついていると、ティラは大喜びなのだ。うちらと同じで、あまり肉には興味がないみたい。

昔飼っていた雑種のトッピーは、味噌汁かけご飯とか、しっかり味のついたものを食べていた。それでも、16歳まで病気知らずだったしな・・・

ときには「はずれ」もあるけれど、まあまあ完食することが多くなった。
粗食でもティラは元気いっぱい。これでしばらく様子をみることにした。
11月11日 オーちゃんとフーちゃん
ティラは人にもなつっこいけど、やっぱり犬が大好きである。他の犬と挨拶できた日は、テンションがあがって満足そうである。
犬に会えなかった日は、なんとなくしょんぼりしている。

河川敷の草が刈られ、リードをはずして自由なお散歩を楽しめるようになった。お天気もいいしね~

犬を見つけると大喜び。遠くにいても、びゅんびゅんダッシュで近づいていく。

シッポをぱたぱた振り回して、ぴょんぴょん跳ね回って喜ぶティラに、「かわいい!」と相手の飼い主に言われることもある。

ものすごい勢いでなつきまくるので、相手の犬のほうが引いちゃったりすることもある。ヴェルとはえらい違いである。
「すみません。まだ1歳5ヶ月の子どもなので」と言い訳をする私である。

自分の犬が、よその犬に吠えたり噛み付いたりしないというのは、飼い主としてはまことに安心で、ちょっと誇らしい気分になる。
この子は「オーディーン」というすごい名前で、「オーちゃん」と飼い主に呼ばれている。心の優しいシェルティである。
この子は「ファルコン」というこれもすごい名前で、飼い主は「フーちゃん」と呼んでいる。
犬嫌いではないのだそうだが、「しつこいから」と、ティラに会うときはいつもリードをつけられている。
くっついたり、はなれたりして、仲良くお散歩をするんだよ~

ティラは若い!なんか躍動感があるでしょ~~
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