doseiみづ鍼灸室 by 未津良子(ティラの部屋) 
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ティラの部屋 チワワのティラノ7歳半
#36
2023・ 5
12月28日
気温によって場所を移動
年末になっても相変わらず寒暖差が激しい。
ティラも7歳半になって、「暑い」とか「寒い」とかを意識するようになったらしい。温度で自分の居場所を変えるようになったのだ。

季節外れの暖かさの日もあった。
南側の6畳2間には太陽の光がさんさんと降り注ぎ、ポカポカに暖かかった。それでも私は習慣で食堂のストーブをつけた。

暖かいので私は半袖。家事の途中で、ふと、『ティラはどこだろう?』と不思議に思った。
目につくところにいないので、あちこち探し回ったのだけど、どこにもいない。

そしてポプラのベッドの上にいるティラを見つけた。
ポプラの部屋は北側なのでとても寒い。私がのぞいたら、ちょっとだけ顔を上げてこっちを見たけど、そのままそこで涼んでいたんだよ。
気温の低い日は日向ぼっこ。
心は小学2年生でも、身体は中年犬である。無意味に騒ぎまくるより、気持ちのいい居場所でまったりするほうを好むようになったのである。
12月16日
日向だけ歩く作戦
日によって寒暖差が激くて、寒さがこたえる今日この頃である。
遊歩道は太陽が当たる側は暖かいけど、橋を渡って反対側に出ると、ず~っと日陰で超寒い。

なので最近は河川敷に下りる道を選んでいる。ずっと暖かい日差しを浴びて歩けるんだよ。
ティラも河川敷になじんで、自分の興味のおもむくまま、マイペースに遊んでいる。
うんさんのタイミングを逃すと困るので、ティラが立ち止まると、いそいで近づいていく私である。

ティラとしては『何しに来たの?』という感じだろうけど、草むらや落ち葉の中にされちゃうと、見つけるのが大変なんだよ~~
12月6日
病人を見守るのが役目?
先週は飼い主がインフルエンザになってしまった。発症直後の2日間は39度近い高熱だった。

でもティラの散歩だけは行かなくちゃ。。。
『紫外線がウィルスをやっつけてくれるかも・・・』とちょっと期待し、野川沿いをしばらく歩き、橋のところで立ち止まり、やっぱりくらくらするなあ・・・と、橋を渡らずに引き返すことにした。

ティラは『えっ?』と驚いて、ジーッと私を見つめる。
「ごめんね、リョータンは病気なの」と声をかけたら、ちょっとだけ抵抗しただけで、素直に家に帰ってくれたのである。

家族の帰宅も、階段を上がるずっと前に気づくらしい。
突然ティラが立ち上がり、寝室の入り口まで行ってお坐りをする。ずっと向こうを見ているので、『もしかしたら、ポプラが帰ってくるのかな?』と思う。しばらくするとバタン!玄関の扉が開く。

ティラは大喜びでポプラのあとを追いかけまわし、お散歩に連れて行ってもらう。帰ってくると、まっすぐ私のところに直行してくる。
ポプラが居間でテレビを見ても、ビールを飲んでも、お菓子を食べても、ティラはずっと私のそばにいた。

私が高熱で意識もうろう、こんこんと眠りつづけた2日間、食事とお散歩という最低限のニーズ以外、「そばで見守る」のが自分の役目と思ったみたいなのである。

3日目、私がテレビを見る気になるぐらいに回復したら、ティラは居間に坐ったポプラと遊びはじめたんだよ。
久しぶりにインフルエンザウィルスの猛襲を受けたおかげで、ティラの新たな面を発見した。
小さな身体と小さな頭の奥には、崇高な愛の心がある。誰も教えていないのに、自分で考えて行動したのだもの。

ティラだけでなくヴェルもそうだったし、他の犬たちも同じらしい。
犬には「病人を見守る」という本能があるみたいだね~~
11月22日
久しぶりのスリッパ遊び
左足足背の低温火傷のためにずっと裸足で歩いていた。今年は暖かい日がつづいて助かったけど、だんだん裸足では冷たすぎるようになって、ゆるゆるの靴下を履くことにした。

そして靴下でも寒い日がはじまった。足が冷たくなって凍えそうになるので、スリッパを改造した。火傷に当たる部位をハサミで丸く切り取ったのである。

これなら快適と喜んでいたら・・・
早速、ティラが目ざとく見つけて、スリッパをかじりに来た。
お散歩が楽しくって、まだ興奮冷めやらぬ状態だったらしい。スリッパをモニョモニョ動かしてあげたら、大喜びで食らいついた。
しばらく相手をしてあげて、私は家事のつづき。
スリッパを脱いで立ち去ったとたん、ティラはかじるのを止めて、ボーッと私を見ていた。

7歳だから、スリッパを奪おうとか、スリッパで遊ぼうとか、そういう気はなくなったらしい。
ただちょっと甘えてみたかったみたいだね~~
11月15日
初対面でも「犬好き」は分かる
先週テニスをやってみたら、傷口の皮膚がヒリヒリした。穴はふさがったとはいえ、表皮が薄くて、まるでムースのようにか弱いのだ。
まだまだテニスは低温火傷との相談で、たまの壁打ちぐらいしかできそうもない。

なので、先週木曜日は、八王子のバイク屋さんに点検に出かけた。
昔のPTAのバドミントン時代の先輩が近所に住んでいるので、作業の間に遊びに行くことにした。

玄関で、胸にぶら下がったバッグの中のティラを見つけて、「あら~、来てたの~」と、先輩は大歓迎である。
かつてポメラニアンを2匹飼っていた。ヴェルと遊んだことがあるんだけど、2年ぐらい前に相次いで亡くなってしまったのだ。

何十年も犬を飼っていたので、匂いが染みついていたのかもしれないし、漂っている「ワンちゃん大歓迎オーラ」に安心したのかもしれない。
初めての家なのに、ティラは大喜び。シッポを立てて、パタパタ振りながら、家中を探索して回った。

先輩がお菓子の袋を開けたら、ガサガサ音に反応して、いそいで跳んできた。
「あら~、ティラちゃん、分かるの~?」と、ティラにもおすそ分けしたあと、「抱っこしたいわ~」と言うので、お腹の上にのせてあげた。

先輩は「かわいい!こんなフワフワのかわいい子を抱っこできて、幸せだわ~」とティラを撫でている。
ティラは先輩の腕にあごをのせて、まったり。とっても気持ちよさそうにしていた。スマホを取り出したら顔を上げたけど、私たちがお喋りしている間、ずっと目をつぶって抱っこされていたんだよ。

頸椎の手術を7回も受け、つい最近胸椎の手術もして退院したばかりだそうだ。犬を亡くし、ご主人も亡くし、喪失感に悩みながらも、不自由な体でひとり暮らしをがんばっていた。

杖をついてヨタヨタしていたけど、頭のほうは元気いっぱいだった。
家族の話、共通の友人の話で話題は尽きない。面白おかしい話をたくさんして、2人と1匹、楽しい時間を過ごしたのである。
(低温火傷になったおかげだね~~)
11月8日
久しぶりに河川敷を散歩
靴が履けるようになったので、河川敷に下りてみた。5カ月ぶりぐらいになるかなあ。。。
真夏は暑いし、草ぼうぼうだった。刈られたあともサンダルでは歩きにくいので、ずっと避けていたのである。

ティラはいそいそと階段を下りた。枯れた草の茎がそこら中に転がっているので、はじめはなんとなく歩きにくそうだった。
乾燥していて固いので、靴で踏むとバリバリ音を立てるのだ。

急ぎ足で歩くティラを、追いかけて写真を撮るのは大変だ。
「ティラ~」と呼んだら、振り向いて、『なあに?』と首をかしげたんだよ。
11月2日
首をかしげて『なあに?』と聞く
まずティラのお散歩をし、帰ってからご飯を食べ、それからノロノロ、ノロノロとストレッチをはじめる。。。
そんな風に、生活パターンが変化している。まだテニスができないので時間に余裕がある。
つい嫌いなことを後回しにしてしまうのだ。

夕方になって、出かける支度をはじめた。お休みの日も仕事場に出かけてパソコン仕事をしている。

ティラはいそいでやって来て、私をジーッと見つめる。穴があくほど見つめるので、「ティラたんは、お留守番だよ」と声をかけた。
「今日は患者さんがいないから、誰も遊んでくれないよ」
「行ってもつまらないでしょ?ティラたんはどうせずっと椅子の上だし、お散歩はなしだし・・・」とかなんとか、長々と話しかけた。

「それとも、一緒に行きたいの?」と言ったとたん・・・
ティラがぴょこんと首をかしげた。『なあに?』と聞いているみたい。

子犬の頃には、何か言うたびにぴょこんと首をかしげていた。こうやって言葉を覚えていくのである。いまだにときどき、「お散歩」とか「ご飯」とかの言葉に反応する。

「お散歩?」→ぴょこん! 「行きたいの?」→ぴょこん!
「ご飯?」→ぴょこん! 「食べたいの?」→ぴょこん!

だんだん、いろんな会話ができるようになってきたんだよ。

「行きたいの?」→ぴょこん! 「行きたいの?」→ぴょこん!
くり返すたびに、ティラは何度も何度も首をかしげた。

置いていくつもりだったけど、あまりのいじらしさに、ティラを連れて行くことにしたんだよ~~
10月25日
遊んで疲れて、甘えにくる
晩ごはんのあと、ポプラと私は居間のテレビの前に坐る。
ビールやワインを飲みながら、アニメの再放送、「キングダム」と「ジョジョの奇妙な冒険」を見るのが最近の流行りである。

ティラはその時間が一番好きらしい。

ぬいぐるみ口にくわえて、放り投げて、追いかける。ポプラに『投げて』とおねだりをする。追いかけて、捕まえて、くわえたぬいぐるみを振り回す。上に乗っかってマウンティングする。

自分のぬいぐるみを、さんざんな目に合わせるのである。
そろそろ疲れたらしい。。。
遊び疲れると、私に甘えにくる。ポプラに甘えに行くこともある。

どっちがティラになつかれるか・・・も、ときどき冗談のネタになる。
10月18日
どうせダメだろうな・・・
飼い主は左足背の低温火傷がまだ治らない。サンダルを履けるようにはなったけど、傷に当たらないように、のたのた歩いている。

治療室は駅からすぐなので人通りが多い。たいていの人が急ぎ足だし、車も通るし自転車も通る。
その中を「歩く」と思うだけで、とっても気重になってしまう。

「夕方のお散歩なし」が1カ月もつづいているので、ティラはすっかりあきらめモードである。
立ち上がってうろうろ動き回って、ふとティラを見ると、私をこんな目で見上げているのである。
『どうせダメだろうな・・・』と思っているらしい。催促もせず、騒ぎもせずに、じーっと待っているティラなのだ。

その代わり、真昼のお散歩は1時間以上、たっぷりやってあげているんだよ。
野川の遊歩道はたまに自転車が通るだけで、ほとんど人がいない。みなさんお散歩でのんびり歩いているので、のたのたでもちっとも苦にならない。

テニスができなくなって、運動はお散歩のみという生活になった。
太陽の光を全身に浴びて歩くのって、ほんとうに気持ちがいいなあ・・・と、再発見したんだよ。ティラのおかげだね~~
10月12日
ミッフィーと折り合いをつける
眠る前に飼い主はおふとんで本を読む。
枕を2つ重ねて背もたれをつくり、ミッフィーを横に置く。本を持った右肘をのせると楽なのである。

はじめは『ここはボクの場所だよ!』と、ミッフィーをどかそうと躍起になったティラだけど、だんだん折り合いがついてきたみたい。

ミッフィーと並んで寝そべるので、(仕方なく)反対の手でティラを撫でてあげるのである。
ティラは仰向けになって『もっと撫でて~』とおねだりをする。
気持ちよさそうで、満足そうでしょ~~

右手で本を開き、左手でティラを撫でて・・・と、飼い主はけっこう忙しい。
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