doseiみづ鍼灸室 by 未津良子(ヴェルの思い出) 
PC
ホーム
スマホ
ホーム
症例集
目次
新着
ブログ
カレンダー
金・銀
ナビ
症例
マップ
FAQ
質問
ティラの部屋
予約
トピック
ふろくの話
母の
カルテ
ヴェルの部屋
料金
ツボの取り方
雑談集
本&参考文献
お料理レシピ
当院の方針
プロフィール
鍼治療とは?
サイトマップ
アクセス
リョコちゃん
ストレッチ
リョコちゃん
ウォーク
Español
English
- 出会いから編  -
ヴェルの思い出
2012 ・ 5
9月19日 野川の花壇
野川は草が刈られ、かなりスッキリした。
ちょっと涼しい朝。久しぶりにヴェルが、大橋のむこうまで歩いていった。あれあれ、きれいな花が並んでいるね。

これは、「野川 芝桜の会」の、ボランティアの人たちのお手柄である。その中に、柏野小バドミントン部の先輩がいた。犬の散歩中に、ときどき声をかけられて、花の存在に気がついたんだ。

植えるだけじゃなく、何度も草取りにも来ていた。えらいね~。おかげさまで、見事な花壇ができあがり、目の保養をさせてもらえた。
みなさん、おつかれさまでした!
大橋の向こうまで、久しぶりに小冒険したヴェル。でも、まだまだ蒸し暑い。「もう、帰ろうよ」と促したら、素直にスタスタ帰り道。

このあたりは、地面に金網が張ってある。とび出した針金が足に刺さって、大怪我をした犬もいるんだって。
ヴェルは端っこの針金のないところを選んで、1歩1歩ゆっくりと、慎重にあるく。誰に指示されたわけでもなく、最初からそうだった。

ヴェルはえらいね~!すごいね~!頭いいね~!
9月26日 テニススクールを見学
やっと涼しくなったね~。とたんに、ヴェルはまるで別人(犬)。すっかり元気を取り戻した。
体の線もシャープになって、バタバタと室内を駆け回り、「あれ?ヴェル、若返ったね~」と、みなさんにも驚かれてる。

長くつづいた猛暑を乗り越え、心の底からホッとした。来年の夏まで、このまま元気でいけそうだね。

ここは、私の通っているニキシマ・テニス・スクールである。
ネットの向こうのベンチで、とってもおとなしいヴェル。あっちこっちをキョロキョロ見回して、一生懸命テニスを見ている?
ニキシマには午前中に行くので、朝寝坊の私は、ヴェルのお散歩時間をへらすことになる。だったら、せめて、外の空気を・・・と、スクールに連れて行ったのがはじまりだった。
真夏は、クーラーのきいたお部屋でお留守番だったので、久しぶりの見学である。

難点は、テニスクラブに行くときも、一緒に行きたがるようになったことだ。それまでは、私がテニスの準備を始めると、お留守番と気づいて、お部屋におこもりに行っていたんだけどね。

ヴェルが必死であとをついてくると、出かけにくいんだよね~。
10月3日 歩きにくいぞ~~
雨が降るたびに、野川の草はどんどん伸びる。いつものように、河川敷の端っこを歩こうとしたヴェル。
でも、いつもの通り道には、草がたくさん生えている。

人や犬が、針金を避けて歩くから、草が踏まれて、ちょうどヴェル一匹分ぐらいの、細い道ができているはずなんだけど・・・。

今年はいつまでも暑かったから、野川に来る人が少ないんだね。途中で立ち止まって、呆然とあたりを見回した。
いきなり、Uターン。きびすを返して、トボトボと戻ってきた。
『この先も草だらけで、歩きにくそう・・・』と思ったんだろうね。小さなヴェルにとっては、まるで密林のようだ。

早く、通り道ができるといいね。
10月10日 いつになったら寝るの~?
晩ご飯のあと、長々と映画を見ていた私。ヴェルには、途中で、おふとんを敷いてあげた。

ふと、ヴェルのほうを見ると・・・
とたんに、期待のまなざし。むっくり顔を上げて、私を見る。

困っちゃうなあ。。。まだまだ映画は終わらない。
しばらくして、またヴェルを見ると、今度は、目だけ。
『どうせ、まだなんでしょ・・・』と、つまらなそうな顔をしてる。

なんで、振り向くと、目が合うんだろう?ずっと待っていたのかな?
もうちょっとで終わるからね~。
10月16日 お気に入りの枕
うちで一番小さい枕が、これ。子どもが保育園児だったころの、子供用の枕である。なぜか、1コだけ残っている。ちいさいヴェルには、ちょうどいい大きさらしい。
いつも、そのへんにころがっているんだけど、目ざとくみつけて、枕にしてる。
気持ちよさそうだね~。
10月24日 警戒警報、発令
テレビの前に寝そべって、長々と伸ばしているポプラの足につまづいた私。「キャ~」と叫びながら、あやうく、ころびそうになった。

「イテッー!」
「ちゃんと、足元見て歩けよ!」と、ポプラも黙っていない。

「何なの~!」と私。こぜりあいになった。

ワンワン!

吠えながら、いきなり立ち上がったヴェル。警戒警報、発令だ。
あれ? ヴェルの舌が出てないよ。警戒しているときは、舌をしまうんだね。
面白がって、ケンカのふりをつづけた。
『・・・』 ヴェルは黙る。じーっと私たちの様子をうかがっている。ふざけているとバレたかな?
ヴェルの前では、ケンカはしにくいね~。
10月30日 運転席がお気に入り
助手席には、ヴェル専用の、ふわふわマットがしいてある。
車に乗ってしばらく走ると、ヴェルはいそいそと移動する。ぐらぐら揺れる車の中を、えっちら、おっちら歩いてくる。

シフトレバーとブレーキレバーを乗り越え、私の左の太ももを乗り越え、次には右を、えっちら、おっちら乗り越える。
ドアとのすき間に、すっぽりはまり込み、私の足にあごをのせて、まったり。寒いときは、あったかくていいけどね。

暑いときは、ヴェルに向けてエアコンの風を調整しなくちゃならないので、私の右腕が冷えるんだよ。
ヴェルはほんとうに甘えん坊だね。くっついていたいんだね~~
11月7日 紅葉を見に行った
ヴェルも一緒に車に乗って、清里へ紅葉を見に行った。
遠くに見える山々が、とってもきれいだった。上のほうに富士山が浮かんでいるように見えて、幻想的な風景だった。

犬は景色のすばらしさに感動できるのかな?ヴェルにとっては、山や紅葉よりも、「一緒のお出かけ」のほうが嬉しいみたい?
見事な紅葉の下で、ヴェルの目線はこっち。(私を見ている)
11月14日 お風呂のあとはモッコモコ
入浴前には、肉球の間や、肛門まわりの毛を切らなくちゃならない。シャワーもハサミも嫌いなヴェル。隙を見ては逃げ出そうとする。

終わったら、ごきげんで、トコトコ寄ってきた。
しばらくは、モコモコしている。
野川で、いつものようにクンクンしているヴェルだけど、なんだか、おデブに見えちゃうね。
11月21日 またまた、テニス見学
風がなくて、太陽が出ている日に、ヴェルにフリースを着せて、テニススクールに連れて行った。
日のあたる場所にベンチを移動。半分は日向、半分は日陰で、ヴェルが自由に移動できるようにした。
ネットのこちら側には、私の荷物を置いてあるベンチがある。水分補給に立ち寄るたびに、ヴェルはこっちを見る。
ときには、ワン!と吠えたりする。遊んでもらいたいみたいだね。

薄い雲がでてきて、ちょっと寒そうかな・・・?
○ ○ 追記 ○ ○
追記・22 テニスにまで連れて行った
真夏はエアコンのきいた室内が一番安心である。お散歩もおしっこ程度に減らし、私が出かけるときはヴェルはお留守番になる。
春と秋の気候のいいときだけ、テニススクールにお供をさせた。

ヴェルのおかげで午前中に起きるようになったとはいえ、それでもかなりの朝寝坊だった私。
仕事が午後からなので、テニススクールには午前中に行くしかない。そうすると、ヴェルのお散歩の時間がなくなってしまう。
スクールに連れて行けば、ちょこちょこおしっこをさせる時間がとれる。

ニキシマはコートが2面の小さなスクールで、生徒の人数も少なくて、和気藹々、すぐに仲良しになってしまう。
コートを囲む高い網の外に木陰があって、その下に見学用のベンチが置いてある。

ベンチの上にマットを敷いて、ヴェルを坐らせると、みんながヴェルに話しかけてくれる。
「かわいい!」と言われると、犬ってわかるみたいだね。
「おとなしいわね~。うちの犬だったら、すぐに降りちゃって、大騒ぎになるのに・・・」と、犬好きの女性に感心された。

ほんとうに、ずっとお坐りして、私を目で追っていた。治療室にいるときも、ほとんどイスの上だったから、慣れていたんだろうね。

副作用は、テニスクラブに行くときも、ピョンピョン跳ねて私のあとを追いかけるようになったこと。
それまでは、ラケットを用意したり、テニスウェアーに着替えたりしているうち、「お留守番」と気づいてくれたのに。

ただでさえ心配でたまらないのに、期待されると、出かけにくくなっちゃうのが飼い主の心情である。
お留守番しているヴェルだよ。私の座椅子の上で、私のフリースに顔をうずめて、丸くなって眠っているね。

ヴェルのために、私の匂いのついた服やパジャマを、(わざと)その辺に散らかしておいたんだよ。
updated: 2016/2/13
次のページへ
ヴェル TOP
ティラ の部屋