dosei みづ鍼灸室 by 未津良子(FAQ よくある質問
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Q17 治療院の選び方
出会いが人生を変える
鍼灸院によって、鍼灸師によって、おおきな違いがあります。
患者さん自身が、体験してみて、自分に合った治療院を探してみましょう。

誰かが、「鍼灸治療は、鍼灸師と患者の二人三脚だね」と言ったのですが、本当にその通りです。
患者さんひとりひとり、症状も、性格も、好みも、体力も違います。
その上、鍼にも何種類もの手技があり、灸にも何種類ものやり方があります。
患者さんと話し合いながら、その人、その症状、に一番向いている治療法を、一緒に選んでいくのが、鍼灸治療のいいところだと思います。

治療のやり方だけでなく、気の合う人じゃないとダメです。
生き方や価値観の似たような人、一緒にいて、楽しく、リラックスできる人。狭い所で、1対1で、長い時間を共にするのですから、相性の良さは、必須アイテムです。
丁寧に、丹念に、ツボを探してくれる人
ものすごく丁寧に、丹念に、ツボを探してくれる人を選びましょう。
例えば、腰痛とか坐骨神経痛とか、病名が同じでも、痛んでいる場所は、ひとりひとり、見事なまでに異なっています。

鍼で言えば、髪の毛ほどの太さの鍼をツボに刺すのですから、ツボが1ミリずれただけでも隣の家、1センチずれたら、隣の町に鍼を刺したようなもので、ちっとも効きません。

私としては、鍼灸専門の所をお薦めします。
保険がきかないので料金が高い、と思う人もいるようですが、早く治ってくれれば、通う時間と料金の累積を考えれば、かえって安上がりと思う人は多いです。
患者の訴えをきちんと聞いてくれる人
症状をきちんと細部まで聞いてくれる、という点も大切です。
私が持っている、英語の本 "History and Examination at a Glance" (最初の問診で、病気を見抜く、というような感じでしょうか?)には、「とにかく、カルテには患者自身の言葉で記入する」という注意書きが、何度も何度も書いてあります。

つまり、単に「痛み++」ではなく、「朝起きるとき、びりびり痛い」とか、「モワモワと変な感じ」というように記入せよ、ということです。

そんな風に、訴えをきちんと聞いてくれる鍼灸師は、患者さんの表現のニュアンスで、病名が想像できるようになります。
治らなかった話をしても、他へ行った話をしても、気を悪くせずに聞いてくれる鍼灸師がいいですね。
そういう人は、自分のした治療が、結果、どうなったかの情報を手にすることができます。
経験を積み重ねて、どんどん腕が上がる可能性があります。
道具が単純なほど、「人」によって違いがでる
鍼灸師が100人いれば、100の流派があるのですが、人によって技量はさまざまです。
鍼灸師の道具は「鍼」と「もぐさ」だけです。道具が単純なほど、使う「人」によって、違いが大きくなります。

テニスも道具はラケット1本。「テニスをやっている」と言っても、人によってその技術はあまりにも違いがあります。

最近は車も複雑になりました。地図を見ながらマニュアル車で運転していた時代は、運転手の技量によってそれなりに差があったものです。
オートマでナビ付きとなれば、調布から新宿まで、レーサーでもおばさんでも、ほとんど変わらぬ時間で到着できます。

私は経絡治療がメインなので、仰向けで経絡の調整をします。
「病は陽から入って陰に留まる」ので、長患いの人は特に、腹部や手足の陰経の治療が効果的です。
仰向けでの治療も含めて、全身治療をしてくれるところがお薦めです。
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Updated: 2019/3/31