8/24(水) |
ADD、ADHDと自閉症が同じとしたら? |
最近、ADD(注意欠陥障害)/ADHD(注意欠陥多動性障害)と自閉症って同じなんじゃないかという思いが強くなってきていた。
そしたら、たまたま図書館で「ADHDと自閉症の関連がわかる本」を見つけた。
著者のダイアン・M・ケネディは、医者でもなく心理士でもない。3人のそれぞれタイプの違うADHD、自閉症の息子を持つお母さんだ。
私も一介の鍼灸師だから、専門外のことに口を出すのはおこがましいので、今までは内輪話にしていたのだけど。
自閉症のチェックリストを読むと、ほとんどそっくりそのままADHDに当てはまるので、チェックリストからは何も見えてこない。
自閉症とADHDは同じ家系に現れるので、遺伝的に関連があるというのは定説だ。ドナ・ウィリアムズの本を読んで、自分も自閉症だと言った人を(私も含めて)自閉症と呼んでいたが、その人たちも、自分にはADHD的要素があると感じている。
リン・ワイスによれば、ADDは「見た目にすぐわかるADD」と「内面でだけ混乱しているADD」と「枠組みに頼っているADD」の3タイプがあると言う。
枠組みに頼るタイプの「枠組みにこだわる」点が、自閉症の「こだわり」と似ている。ワイスは、日常生活や時間の区切りにのみ言及しているように思える。
私の言う自閉症的な枠組みは頭の中の枠組みのことだ。
トム・ハートマンは、ADHDは狩猟民族型の遺伝子なのではないかと言っている。ジャングルの中を歩いていて、カサッと音がすると「あそこに鹿がいる」とか、ピチャっと水のはねる音が聞こえれば「魚がいるかも」と気づく。
気が散らないといいハンターではないそうだ。
アメリカでは、学校で問題児とされる割合は5%ぐらいだが、ADDの人の人口に占める割合は50%とか60%なのではないかと言われ始めているらしい。
ADHDはスイッチがオンとオフしかない。スイッチオフの状態で獲物を待ちかまえ、獲物を見つけた途端にスイッチオン。一気に120%のテンションで獲物を捕らえる。
農耕は、朝から晩まで畑に出て、耕したり雑草を抜いたりすれば、誰でもある一定の収穫が上げられる。
漁師町の出身の人が言っていたけど、誰でも漁師に向いているわけではないという。才能が関係してるんだって。
朝から晩まで漁に出ても一匹も捕まえられない人もいれば、日がな一日寝そべっていても、突然思い立って海に出て、短時間で大漁の魚を捕る人もいる。
もちろん、網の修理などもしなければならないが。
世の中が不安定な時代(サバイバル状態あるいは戦争)には、ADHD遺伝子が活躍する。新しい発想で膠着した状況を打開するのは、ADHDな人たちだ。
だが、現代のように、経済が安定している時代には、変わり者、問題児、厄介者と、ダメ人間扱いされる。
ADD/ADHDの最大の問題は、現代社会に不適応ということで、子供の頃から責められ続けてきたために、心が傷つき、自信を失い、罪悪感を持たされたり、最悪の場合は自暴自棄になっていたりすることだ。
いったい誰が、今のようながんじがらめに硬直した世の中の仕組みを作ったのだろう?勝手に規則を決め、それに疑問を感じたり、従わない人間を責めたてる。それは、農耕民族型の人間の仕業だろうか?
国や民族によって割合はたぶん違うのだろうけど、日本の場合だったら、ADHD型遺伝子は、狩猟・漁労・採集に適していただろう。
人口の半分がADHD型だとすると、残りの半分が農耕民族型?
ADHDに関しては、「問題行動」として様々な研究がされ、分類され、体系化されようとしているが、それが人類の半分も占めているとすると?
だったら、農耕民族型の人間の特徴って何なの?
欠点がなく、長所だけなの?
たったの半分でしかないのに、「常識」振りかざしてるわけ?
なんだか、だんだんイラついてくる。
現在の学校を作り、時間割を作り、教育カリキュラムを作っているのは農耕民族型の発想のようだ。
子供たち全員を一定時間一定の場所にまとめて、授業がつまらなかろうが、理解できなくて苦痛だろうが、わかりすぎて退屈だろうが、とにかくおとなしく机に座って、大人の言うことを聞く子が当たり前とされ、そうでないと問題児とされる世の中だ。
昔の学校って、その子の習熟度によって、「あいうえお」を勉強している子もいれば、漢文を読む子もいた。学校での勉強以外に、家事や農作業、織物も大工仕事も魚釣りも勉強だった。
50年前にはADHDの子供も、ただの「腕白坊主」や「おてんば娘」として、もっとのびのびと生きられていたような気がする。子供に大人的要素など、誰も期待しなかった。
昔、息子が不良だった頃、中学の先生に言われた。学校に適応すれば、大きな会社に入れて、収入も安定し、幸せになれる。
「お母さんのような考え方だと、お子さんは日雇い労働者にしかなれませんよ」だって。
単なる腕白坊主を「不良」にしたのは中学校じゃないの?
結局、私は自営業を選んだ。日雇いのようなものだけど、毎日が生きがいがあって楽しいよ。
なんだか、無性に腹が立ってきた。誰か、非農耕民族型の学校作ってくれないかなあ。でも、集団作るの嫌いな人多いしなあ・・・
断っておくけど、ADHDとか自閉症とか農耕民族とかの分類と、その人がいい奴かやな奴かは別問題だよ。
毎日、こんなことばかり考えている私。やっぱ、自閉症かもなあ。 |
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8/6(土) |
英語のページの更新、がんばってます。 |
このクソ暑い中、パソコンに向かいつづけて、英語に取り組んでいる。この季節、患者さんがそんなに多くないからやれるのだけど。
本のページでも紹介したメディカル英語のCDをかけっ放しにしているうちに、1年ぶりにやる気が起こってきて・・・しかし、それにしても暑い!
さっき、久しぶりにパソコンがフリーズした。
古いパソコンなので、ホームページビルダーを開きながら、英語辞書を使うと、容量が足りないので、重くて重くてイライラするのだけど、とうとうパソコンも疲れ果てたみたい。
新しくしたエアコンの取り付け位置の関係で、冷気が直接真下のベッドに吹き付け、待合室兼書斎が熱気ムンムンなのが原因かも??
自分が暑いのは、しょうがないと我慢していたのだが、パソコンのために、奮起。
手ごろな材料を探したら、買い置きの蛍光灯の箱が見つかった。
鋏とセロテープで工作。真っ青なメロウホワイトとか描かれた、全く美観を損なうぶざまなボール紙をエアコンの下にあてがいました。
ゲゲッ、醜い・・・冷や汗ものである。
でも、パソコンのあたりにさわやかな冷気が流れ込み、大成功。
やっとの思いで取り付けたから、そのままにして、今度落っこちてきたら、見栄えよく作り直そうっと。
これで、患者さんも、「エアコンの真下と灼熱地獄のどっちがいい?」と究極の選択を迫られずにすみそう。
つまり、今までは、エアコン側に寒がりの患者さんが入ると、反対側のベッドの人は汗だくになってしまっていたのである。
ついでに、窓の外にもすだれをかけ、西陽がガラス窓を熱するのを遮った。
モノを作るのは、始めるまではかったるいけど、具体的な作品が出来上がると、達成感があるな~と再認識した私である。 |
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7/15(金) |
ぬか漬を始めました |
何度もだめにした経験があるのだけど、性懲りもなくまたぬか漬けを始めた。
毎年梅干を漬けているのだけど、カメに保存していた梅干は、時とともに熟成して、甘~くなるのに、ガラス瓶に入れていた梅干はイマイチ、なことに気がついたのである。
料理の本を読んでみると、カメは外気温の影響をあまり受けずに、内部の温度が一定している・・・とか。
これだー!この違いだ!もしや、ぬか漬けも、カメで作れば、夏場は夜も33度以上になる団地の3階でも、失敗せずにやり通せるかもしれないではないか?と思い立ったのである。
早速、美味しいぬか漬けを作っている患者さんにお願いして、古いぬか床を少し分けてもらった。
熟成したぬか床には、様々な菌がバランスよく繁殖しているので、味が慣れるのが早い。楽しみだなあ~
<お料理レシピ集② 「糠漬けの作り方」を見てね> |
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6/25(土) |
ドラクエⅧクリアー |
やっと、ドラクエⅧのボスをやっつけた。それなのに、なぜか達成感がない。
旅行と法事でしばらく間があいたせいなのか、それとも、ボスに負ける気が全然しなくて、ちっともハラハラドキドキしなかったせいなのか・・・
ミーティア姫の魔法も解けて、さあこれから、また新たな冒険が?と思ったら、新しい冒険は、まだボスを倒す前の旧世界で展開されるので、何だかかったるいなあ。
思えば、ドラクエⅥは楽しかったなあ。魔物が仲間にできた。いろんな魔物を仲間にして、職業を覚えさせ、装備を整え、育てながらいっしょに旅をした。
Ⅶに比べると、Ⅷはまあまあだけど、魔物を仲間にできたⅤやⅥの楽しさとは比較にならない。
あの頃は、同じソフトを何度も何度も繰り返してやって、夢にまで見るほどのめりこんだよな~ |
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6/21(火) |
サーカス |
法事で新潟へ行って、木下大サーカスを見てきた。
この間まで調布に来ていて、行きたい、行きたい、と思いつつ、行き損なってしまっていた。そしたら、なんと、新潟の実家のすぐ近くに来ていたのだ。
これは、どうしてもサーカスに行けと言う「神様の思し召し」と思って。
小学生の頃、クラスにサーカス団の女の子が転校してきた。
私なんか、1・2年毎の転校でも、最初はなかなか新しい学校になじめず、結構苦労して暗~くなるのに、その子は明るくてあっけらかんとしたよくしゃべる子だった。「みんなと仲良くなれるように」と、お父さんがクラス全員をサーカスに招待してくれた。すご~い・・・!
巡業と一緒に移動して、その土地の学校に通う生活。猛獣使いや、空中ブランコ乗りやピエロたち、たくさんの動物たちと一緒に日本中を移動するのってどんなんだろう?
きらびやかで華やかなサーカスと、一風変わった暮らし方が、田舎の普通の子には、ドキドキするような想像力をかきたてられた。
1・2ヶ月して、その子はまた転校して行った。
大人になってから見たサーカスもすごかった。あれだけのパフォーマンスを間近に見られるなんて。大昔から続く庶民の娯楽。アクロバットにも手品にも動物たちにも感動した。
サーカスを愛する人たち。小さなテントで、目の前の観客に芸を披露することを愛する人たちと、そこで働いていたすべての人たちに感動してしまった。
また、観に行こうっと ^0^/ |
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6/17(金) |
東北で温泉めぐりしてきました! |
5日間、お休みを取って、秋田の乳頭温泉、岩手の花巻南温泉、宮城の作並温泉へと行ってきた。
昔、小学校の教科書に出てきた田沢湖。たしか、たつ子姫と八郎潟の八郎との悲恋の物語だったような気がするが、どうやら、永遠の若さと美しさを求めて、田沢湖の水を全部飲み干して竜になってしまったおバカな女の話らしい。
龍泉洞の鍾乳洞と地底湖はすごかった。盛岡と宮古も走った。松島と仙台にも行った。
全走行距離は1740キロ。田舎の山道は走りやすかったな~。
道路にたたずんでいた鹿(カモシカ?)も見たし。縁石に片足をかけて、今にも飛び出して来そうな様子だった。ちょうど反対車線に車が現れて、よけることもできない。轢いちゃったらどうしよう、あわわっ・・・と慌てたけど、車が横を通り過ぎる直前に、さっと身を翻して山の中へ逃げていった。
あんなに間近に野生動物を見たのは初めてだ。
遠くまで行くのは大変だったけど、行ってしまえば、自然の真っ只中、本当に気持ちがいい。
温泉に行って持病が治った人の話は聞いたことがないけど、その日その日の新しい疲れは取れるみたい。
結構強行スケジュールだった割りには、毎日元気だった。美味しい食事とビールでぐっすり眠りこけて。
ただ、美食三昧でまだ胃は重い。せっせと自分で治療している。
私の手作りブログは、ここがスタートだよ~! |
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