① |
火力と水力で電気は充分に足りている。計画停電の必要は全くない。
『原発がないと、こんなに困るんだ』というアピールのために、不安をあおっているとしか考えられない。 |
② |
福島の原発は、5mの津波を想定して作られていた。「想定外の津波」と言い訳しているが、1896年(明治29年)6月15日、明治三陸地震津波では、38.2mの大津波が起こっている。たったの100年前のことである。 |
③ |
東電は原発を作ったのではなく、使っているだけ。故障をしたら、メーカーでなければ修理ができない。
福島第一原発の1号機と2号機は、日本にまだ技術がなかった時代に、アメリカのGE(ジェネラル・エレクトリック)のものを、東芝が設計図を見て組み立てたものだ。つまり、アメリカのものを、そっくりそのまま日本に設置したもの。(電圧も400V、1600Vと、アメリカ仕様のままだから、日本の電源が使えず、電源を引くのに苦労した、という・・・)
GEが修理に来るというのを、日本政府が断ったらしい。 |
④ |
テレビに出ているのは、原発推進派の御用学者ばかり。特に、NHKがひどい。住民の被爆を推し進めるようなことを平気で言っている。100キロ圏内の人間をいそいで避難させるべきだ。
テレビで言っている事はすべてウソと思っていたほうがいい。 |
⑤ |
原発を止めても、核燃料は半永久的に崩壊熱を出しつづける。
発電に使えるだけの熱量を出さなくなったものは、使用済み核燃料となる。今回、プールに入っているものがそれで、ずっと冷やしつづけなければならない危険なモノであることが、みなさんにも分かったと思う。 |
⑥ |
技術者や自衛官を修理に当たらせるために、放射線の基準を、一時的に上げた。それはなんと、通常の許容量の200万倍という、とてつもない数値である。被爆は確実だ。 |
⑦ |
水素爆発を起こすことは、私でも予測できた。スリーマイル島ではあらかじめ予測して、爆発を防いだ。日本はみすみす爆発させてしまった。建屋が壊れ、燃料棒が破壊された。
今、立ち昇っているのは、水蒸気ではなく、放射性物質の混じった煙である。 |
⑧ |
青森県六ヶ所村に、3000トンの使用済み核燃料が集められて、プールに入れられている。核物質は、集めれば集めるほど危険性が高くなる。
もしも、地震や津波で電源がだめになったら、日本どころか、地球が終わるだろう。 |
⑨ |
なぜ、国が原発を作りたかったのかというと、それは核兵器を持ちたいからである。そのために、ものすごい勢いで原発を推進したのである。 |
⑩ |
今回の福島原発が、うまく収束したとしても、日本にある54基の原発を、今すぐ止めないといけない。この先も、大地震はかならず来る。 |