8月20日 |
チョコちゃん |
|
真夏は朝早くお散歩に出る飼い主が多いのだと思う。私は朝が遅いので、他の犬に会うことがほとんどなくなった。
最近よく会うのが、チワワのチョコちゃんである。10歳の女の子で、飼い主は「おばさん」と呼んでいる。
犬なつっこいティラは、チョコちゃんを見つけると、大喜びで走っていく。とっても仲良しなんだよ。 |
|
 |
|
仲良しぶりを写真に取ろうと、ごそごそやって携帯を取り出したら、チョコちゃんは私のほうばかり見ている。
飼い主によると、食べ物をもらえると勘違いしているらしい。 |
|
 |
|
何もくれないことに気がついて、やっとチョコちゃんはティラと遊びはじめた。
無視されたティラは、なんとなくしょんぼり。テンション下がったけど、お互いの匂いを嗅ぎあってたよ。 |
|
|
|
|
8月15日 |
ジーパンでも遊ぶ |
|
子犬はほんとうによく遊ぶ。ティラにとってはすべてが遊びの対象。 |
|
 |
|
おやつをあげると必ず遊ぶ。ひとり遊びが得意である。 |
|
 |
|
私が着替えていると、いそいで跳んで来る。はいている途中のジーパンに食らいつく。引っぱりっこの相手をさせられちゃう。
子どもは遊びを通して学んでいく。狩りの練習をしているのかもね~~ |
|
|
|
|
8月13日 |
きゅうりで遊ぶ |
|
 |
テニスから帰って、夕方、軽食でビールを飲んだ。
ティラにもおすそ分け、きゅうりをあげた。
なかなか食べようとしない。 |
|
|
嫌いなのかな?
・・・と思ったけど・・・
きゅうりをくわえて、放り投げた。
きゅうりのそばに寝そべって、ジーッと眺めてる。 |
 |
|
|
 |
仰向けになってみたり・・・
いきなりジャンプしたり・・・
きゅうりを相手に、ひとりで遊んでる。 |
|
|
手を伸ばして・・・
いよいよ食べるのかな?
まだまだ・・・だよ~~
手できゅうりをすっ飛ばして、あわてて追いかけた。 |
 |
|
|
さんざんもてあそばれたあと、いつのまにか、きゅうりはティラのお腹の中に。 |
|
|
|
|
8月6日 |
360°首を回せる |
|
ティラはとっても身体が柔らかい。首の可動域は360度ある。真後ろに首を回せるんだよ。
ティラの名前、「ティラノ」は、ティラノサウルスからきている。動きがジュラシック・パークの恐竜にそっくりだったからである。
この季節、あきらかに蚊じゃない虫に食われると、もしかしたらダニかな?と、ヴェルの背中に「フロントラインプラス」を使った。
毛むくじゃらの犬にダニが集まって、ダニが全滅・・・なあ~んてイメージを持っている。年に1回の恒例行事だった。
今年はティラに。引き出しの中に1つ残っていた「フロントラインプラス」を、肩甲骨の間にチュルチュル~とたらした。
でも、いやな予感が・・・
振り返ったら、ティラがぺろぺろと舌なめずりをしていた。恐れていた通り、背中にぐるりと首を回して、口が液体に届いたみたいである。
毒薬なので舐めると危険。ティラの首にバンダナを巻いた。
ティラは環境の変化にすぐビビる。『これはなんかの罰かな』と思ったらしく、そそくさとトイレに逃げ込んだ。 |
|
 |
|
トイレも自分のハウスと思っているみたい。 |
|
 |
|
トイレの中にお坐りして、ジーッと私を見ている。
肩甲骨の間にある「身柱」が小児鍼に多用されるのは、子どもの手が届かないのが理由のひとつと思っていた。
犬だってそこには手も口も届かないので、ヴェルにハリを打つときには、いつも「身柱」を使っていた。
ヴェルが背中のハリを自分で抜くときは、おふとんの上で背中をごりごりしていたんだよ。
ティラが夏バテで食欲不振になったとき、ヴェルを思い出して、身柱にハリを1本打った。そのままパソコンに向かい、振り向いたら、ティラがハリを噛んでグニャグニャにしていた。
あら、抜けちゃったと思って、また1本打った。ときどき背中のハリを確認していたんだけど・・・、あれ?ない?
そこら中を探したけど、ハリはどこにも落ちていなかった。
翌日、ウンチの中に、黄緑色のハリの鍼柄が見えた。ハリを食べちゃったのである!
自然にハリが抜け落ちた可能性もある。でも、もしや、首をくるりと背中に回して、ハリをくわえて抜いたのだろうか・・・?
その疑いがホントになった。やっぱり、自分で抜いたんだね!
ティラの身体が柔らかいのは子どもだからだろうか?
それとも、8ヵ月まで狭いゲージで育ったせいかなのか?よく自分の尻尾を追いかけて遊んでる。くるくる回るしか動けなかったからなのかもしれない。
私が使っているハリはとても細いので、自然に刺さることはない。鍼管を使わずに打つためには、相当な技術が必要だから。
でも、ティラにハリを打つときは、目を離さないようにしなくちゃだめだね~ |
|
|
|
|
7月29日 |
階段の上り下りに挑戦 |
|
団地の階段は段差がきついので、まだまだ無理そう。段差のゆるい野川の階段の上り下りを、自力でやらせてみた。
脚力も強いし、身体能力的には充分可能とわかっていたんだけど、それまであえて封印していた。
分からんチンの子犬が、ダ~ッと河川敷から逃げ出したら、追いかけるのが大変だもの。遊歩道は自転車も走るから、轢かれる危険もある。
ティラは環境が変わるとびびるので、新しいことにはなかなか挑戦しない。
階段の前で立ち止まるのをいいことに、ずっと抱っこしていたのである。 |
|
 |
|
この2枚はトリミングの前の写真。暑苦しそうでしょ。
階段の上り下りをするようになって、手足の筋肉がもっこりついて、一気にたくましくなった。 |
|
 |
|
でも、河川敷はすでに密林状態だから、下りる勇気がなくなった。残念だけど、階段訓練はしばらくおあずけだね~ |
|
|
|
|
7月23日 |
暑いけど・・寒い・・・ |
|
毛をごっそり刈り取った日、夕方5時ごろ、散歩に出かけた。
まだまだ暑い。道路は熱気がむんむんしている。
ティラは外にでて、いきなり身体をブルブルッとふるわせた。寒いときに体温を上げるための「震え」である。
ちょっと歩いて、立ち止まって、またブルブルッ。また歩いては立ち止まって、ブルブルッ。何度も身体をふるわせる。
急に薄着になったので、寒かったらしい。でも、暑いので、ハアハアと舌を出している。『暑い!でも寒い?』と、戸惑っていたみたい。 |
|
 |
|
次の日の朝も、外に出たとたん、何かに驚いていきなり立ち止まった。あちこちキョロキョロ眺めまわし、動こうとしない。 |
|
 |
|
物音に驚いたのか、それとも、外気温に驚いたのか?
リードを引っぱって遊歩道に連れ出したけど、また立ち止まって、まわりを眺め回している。 |
|
 |
|
ちょうどよく、バックスタイルの写真が撮れた。すっきり短くなったね~
自律神経が鍛えられていないから、寒暖差に身体がついていかないのかもね。エアコンの部屋ではなんだか寒そうで、夜も私にくっついて寝ている。
いきなり切りすぎちゃったかもしれない。なんとなく食欲不振だし。 |
|
|
|
|
7月21日 |
3回目のトリミング |
|
ほら、人間の子どもでも、低学年ぐらいまでは、暑い寒いがよく分かってないでしょ。
ものすごく暑いときに、ジャンバーを着たまま、顔を真っ赤にして汗だくになって遊んでたり。ものすごく寒くっても、半袖のまま、ガタガタ、ブルブル震えながら遊んでたり。
ティラも同じで、直射日光がギラギラ照りつけてても、平気で日向を歩いて、ハアハアしながら遊んでる。
家の中の涼しい場所を選んで休む、ということもせず、暑い部屋で寝そべっていたりする。
暑さにはそうとう参っているのは確かなので、早く毛を梳いてあげなくちゃ、と思いつつ、先延ばしにしてきたのであるが・・・
やっと今日、昼の空き時間に、ティラをトリミングした。
ヴェルは新聞紙を敷くと、とりあえず逃げて隠れたけど、ティラは遊んでもらえると勘違いしていて、大喜びで跳んできた。
ハサミはどうやら怖いらしいけど、最後までおとなしく刈られてくれた。お互いにまだ不慣れだから、ゆっくりと丁寧に。体位を変えるたびに、手足をバタバタ。『なんで?』と言いたげに、じっと私の目をのぞき込む。
シャワーの前に、・・・そうだ、写真を撮ろう・・・と思いついた。
携帯はどこかな?と立ち上がったら、ティラもいそいで立ち上がり、ついて来ようとする。
「ティラ、待てだよ、待てだよ、待てだよ~~」と大きな声で言いつづけながら、居間に携帯を取りにいって、カシャリ! |
|
 |
|
ほら、いい子で待っていられたね。私のことママと思っているから、一生懸命に言うことを聞くんだよ。
見ての通り、セーター2枚分ぐらいの毛が刈り取れた。
涼しげになったでしょ~~ |
|
|
|
|
7月18日 |
夏バテを脱出 |
|
エアコンをかけつづけるようにしたら、食欲ももどって、ティラはすっかり元気になった。
今日はゆっくり寝坊をして、お散歩に出たのはお昼近く。あまりの暑さで、さすがに誰もいない。
ティラは嬉しそうに、ひとりで日向をどんどん歩いて行った。 |
|
 |
|
目指したのは、野川のオアシス?ところどころにある木陰でほっと一息。 |
|
 |
|
片足を上げておしっこをしているティラが見えるかな? |
|
 |
|
2時ごろ、いきなりの黒雲、雷鳴とともに大雨が降り注いだ。いつものことだが、野川には雨水がゴーゴー流れ込み、大きな川に変身する。
手前にあるのが、さっきティラが遊んだ木である。がんばって耐えているね~ |
|
|
|
|
7月12日 |
小夏ちゃん |
|
シングルスの試合の朝、めずらしく6時頃に起きたのだが、いきなりティラがゲロゲロッと吐いた。
6月の半ばぐらいから、食欲不振になって、吐いたのは3回目である。
そういうときは、とりあえずお散歩に行ってみることにしている。河川敷で、1歳9ヶ月の小夏ちゃんと出会った。
ティラは犬なつっこい。大喜びで近づいていき、『遊ぼうよ』となつきまくった。小夏ちゃんはスロースターターなんだって。
はじめは後ずさりしていたけど、すっかり意気投合した。 |
|
 |
|
くっついたり離れたりして、一緒に遊んだんだよ。 |
|
 |
|
ときどき立ち止まって、犬同士でお喋りしていた。
野川の遊歩道や河川敷に、わざわざお散歩にやって来る飼い主は、みなさん愛犬家である。犬たちもいい子ばかり。
河川敷で遊ぶのは今がチャンス。枯れた草の茎の間から、草が生えてきて、日に日に増えている。すぐに草ぼうぼうになりそうだもの。
1ヶ月ぐらい前、ゲージを食堂からエアコンのある居間に移動してあった。
グダグダしているティラをゲージに入れ、エアコンをかけて試合に出かけたけど、ティラが心配で気もそぞろ。『病院に連れて行こう』と決心した。
でも、帰ってみたら、ティラはえらく元気になってて、跳ね回って喜んだ。食欲も戻ったので、病院はやめにした。
たぶん、暑い中、走りまわって疲れてただけだったんだね。
結局、エアコンがよかったみたい。毛皮を着ている犬に合わせて、人間が我慢するしかない。電気代より病院代のほうがものすごく高いしね~。 |
|
|
|
|
7月7日 |
暑さに慣れる特訓中 |
|
お散歩のときは、なるべく木陰の下を選んでいるんだけど、ティラは舌を出してハアハアしながら歩くことが多くなった。 |
|
 |
|
曇りの日でも、やっぱりハアハア。蒸し暑さがこたえるらしい。 |
|
 |
|
ハアハアしながら、『何でだろう?」と考えているみたい。自分で自分に驚いているみたいなのである。
まだ外界のことがよく分かっていないティラ。生まれて初めて「夏」を体験し、戸惑っているらしいのだ。
それでもティラはお散歩が大好き。
身体が「暑さ」に適応するのと、頭が「暑さ」を理解するのと、同時進行でがんばっているんだよ~~
今の「暑さ」に慣れてもらわないと、真夏はもっと大変だもの。日に何回も外に連れ出して、ただ今特訓中なのである。 |
|
|
|