doseiみづ鍼灸室 by 未津良子(ティラの部屋) 
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ティラの部屋 チワワのティラノ4歳11ヶ月
#23
2021・ 2
5月24日 やっとトリミング
今年は肌寒い日がつづいたから、ティラのトリミングを先延ばししていた。
リカちゃんをモデルに「拘縮予防のROM訓練」を作成していたので、帰りが遅くなっちゃったせいもある。

でも先週になって、ティラが暑がるようになった。
お散歩から帰ったあとでもハアハアしていたので、もう限界。ついに重い腰を上げてトリミングをすることにした。

がんばって9時ごろに帰宅。大喜びで私にまとわりついていたティラだったけど、新聞紙を広げたら、サーッと逃げ出した。

部屋の片隅でひっそりと伏せをして、「ティラ~」と呼んでも来ない。前回から1年近くたっているのに、ちゃんと覚えていたのである。

「チョキチョキしようね~」と声をかけながら、抱っこで連れてきた。

(いつものことだけど)新聞紙の上にのせたら、ちゃんとおとなしく刈られてくれた。毛が多いので1時間以上もかかってしまったけどね。
ほ~ら、刈り取った毛が山のようでしょ。でも1回で完璧は無理だね~

私がシャワーを終えると、ティラがすっ飛んできた。
『いい子だったでしょ!』とでも言わんばかりに、バタバタ騒いで、おやつをおねだりしたんだよ。
お散歩のときはハアハアして、やっぱり暑いらしい。
お尻まわりのスッキリぶりをお見せしたかったけど、写真を撮ろうとすると、シッポが下がってしまう。

私(とティラの)苦闘の成果がわかるかなあ?
5月17日 マッシュ君
ビーグルのマッシュ君は1歳になったばかりの男の子。飼い主によれば、「興味の対象が、犬、犬、犬なんですよ」とのことだけど・・・

マッシュ君はシッポも振らないし、あまりにもおとなしくて、あまりにも動かないので、『迷惑してるのかな?』とちょっと心配になった。

ティラだけがシッポをパタパタ振って、マッシュ君にまとわりついた。
いつもなら、ちょっとだけ挨拶をして、先へ先へと行ってしまうティラだけど、マッシュ君がそうとう気に入ったらしい。

ティラがひたすらまとわりつき、マッシュ君はひたすら静かにしてる。ビーグルには珍しく、そうとうシャイな性格らしい。

しばらくしたら、マッシュ君がいきなり地面に横たわり、くるりと仰向けになって、お腹を出して寝そべった。
飼い主が「犬に出会うと、いつもこうなるんですよ」と言う。「どうとでもしてくださいって、言ってるみたいでしょ」と笑っている。

ティラの犬好きもそうとうなものだった。1歳ぐらいの頃は、犬を見れば駆け寄っていって、なついて、なついて、なつきまくった。
迷惑がる飼い主もいるので、ほんとうに困ったものである。

走り出そうとするティラに、「ちょっと待って。様子を見てからにしてね」と声をかけていたら、だんだんに落ち着いてきたんだけどね。

また会える日が楽しみだね~ 次回はシッポを振ってくれるかな?
5月9日 トイレで足を拭かされる
ティラは裸足で外を歩くので、そのままだと家中が泥だらけになってしまう。私はお掃除が嫌いだから、手間をはぶくために、お散歩のあとはいつもティラの足を念入りに洗っている。

でも、ときどき私のシーツの上にティラの足跡が点々とついていたのである。『なんでだろう?』と不思議に思って、もっともっと念入りにとがんばった。
それでもときどき足跡がついていた。
『これは、もしや、ポプラの洗い方が悪いのでは?』と(やっと)気がついたという次第である。

ポプラがティラの足を洗うところを見物した。
ぬるま湯をはった洗面器の中に、しばらくティラを放置したあと、タオルでちょこちょこ足を拭いて、それで終わりにしていたのである。

ポプラは究極の面倒くさがりの男である。
「ちゃんと洗ってよ!」と何度言っても、聞く耳を持たない。
「自分の手を洗うときみたいに、肉球の間とか、ちゃんとモニョモニョして洗ってあげてよ」と言っても、ぜんぜんやってくれない。

対抗手段として、ティラに文句を言うことにした。
シーツの足跡を見つけたら、「ティラ~、ちゃんと足を洗わないとダメでしょ~」とティラに文句を言う。当然ティラは訳がわからず、ポカンとする。

ポプラは優しいので、ティラが怒られているのはたまらないらしい。それでも、足を洗うのはとことん面倒くさいらしい。

この間、ポプラとお散歩して帰ったあと、ティラがトイレシートの上でジーッとしているのを見つけた。
「もしかして、足を洗ったあとは、しばらくそこにいろと命令したの?」と聞いたら、ポプラは誇らしげに「そう」と答えた。

ティラの足をきれいに洗う代わりに、汚れをトイレシートに吸い込ませようという作戦にでたのである。
トイレシートがいつもティラの足跡だらけだった理由が判明した。

私は・・・あきれ返って・・・もう何も言えない・・・

私が足を洗ったあとは、ティラはすぐに走り出す。ポプラに洗ってもらったあとは、トイレシートの上で待機する。

ティラは空気が読める犬なので、相手に合わせて行動していたのである。けなげだね~~
5月2日 ついに「ヴェル化」か?
ティラはうちに人が来ると隠れてしまう。
工事の人たちなんか、支払いのときに私がティラを抱っこすると、「え、犬がいたんですか!」とえらく驚くんだよ。

たいてい吠えられたり、異様になつかれたりして、犬に工事の邪魔をされるのに、いないはずの犬が現れたので、びっくり仰天するのである。

あんずとヨーコがお泊りに来た。外でいろんな用事を済ませてから、お掃除をちょっと手伝ってもらった。

夕食はパスタとピザとサバの竜田揚げのマリネなど。レシピ3の「明太パスタ」のために、料理をしながら写真を撮ってもらったんだよ。

ビールとワインを飲みながら、あらかた食べて、さあ一服・・・という頃に、隠れていたティラがおずおずと歩いてきた。
そのタイミングでいつも、私の膝の上に「抱っこ」されに来るのである。

「あ、ティラが出て来た!」と、あんずが早速ティラを抱き上げた。膝の上にのせて、お喋りをしながら、『これでもか』とばかりにティラを撫でつづける。

ティラはわりと1人が好きな犬なので、しばらく抱っこされたあとは床の上におりたがる。
それなのに、ぜんぜん下りようとせずに、ずう~っと抱かれて撫でられつづけていた。ついに「ヴェル化」したらしい?

そのあとはずう~っと私たちのそばにいたんだよ。
あんずとヨーコに代わる代わる撫でられて、『幸せじゃ~』とまったりしていたティラである。

夜はまずあんずのおふとんで眠り、次に私のおふとんにもぐりこんで来て、そのあとは、ヨーコのおふとんの端っこで眠ったんだよ。
(ティラは暑がりなので、この季節はおふとんの中には長くはいられない)

*「ヴェル化」とは、撫でられ好きで究極の甘えん坊だったヴェルに似てきた・・・という意味である。
4月25日 ティラに嫌われた2日間
台所で洗い物をしていた。洗ったお皿を籠に入れ、満杯になったあたりでグラリと傾いてシンクの台に倒れこんだ。あわてて右手で籠を支えたけど、棚の上からコップがいくつか、ガチャガチャ!と落ちてきた。
台の上には水を張った内釜が置いてあり、籠が当たって、ガッシャーン!と床に落ち、バッシャーン!と大量の水が巻き散らかされた。

ものすごい音だった。(幸いコップは割れずにすんだ)

そのときティラは台所のすぐ近くまで来ていた。
ピザを焼くためにオーブンを温めていたので、家中にいい匂いが充満していた。匂いにつられて、1歩、また1歩と前進していたのだ。

ティラはびっくり仰天した。ものすごい音に驚いて、一目散にすっとんで逃げて行った。

出来上がったピザは食べたけど、ティラの姿が見えなくなった。
居間でポプラと「ジョジョの奇妙な冒険」を見ていたときも、いつもならその辺にいるティラがいない。
真っ暗なポプラの部屋で、ひとりポツンと隠れていたのである。

いつも私と一緒に眠るのに、「ティラ~!」と呼んでも来ない。どうやら食堂でひとりで寝たらしい、
朝になってもティラがいない。

探しに行ったらポプラのベッドの上にいた。私がのぞくと、顔だけこっちに向けて、そのまま動かずジッとしていた。 
「ティラ、おいで!」と声をかけたけど、悲しそうに私を見るだけで、ぜんぜん降りてこようとしないのである。
ティラは大きな音が苦手で、いつもすっとんで逃げていく。でも、すぐに戻って来たんだよ。
それなのに、2日たってもまだ私を避けている。
ご飯とお散歩のときだけは寄ってきたけど、それ以外はずっと私を避けているのである。

すっかりティラに嫌われてしまった。
あまりの衝撃に、私に「虐待された」と思い込み、私のことを「怖い人間」と思うようになったらしい。
このまま嫌われちゃうのかな?と思うと、超悲しい。。。

患者さんに言ったら、「犬ってそうなのよね。大きな音に弱いのよ。でもそのうち忘れてくれるわよ」と慰めてくれたけど・・・
いつになったら忘れてくれるんだろう。。。

3日目の夜、ティラが私のおふとんで待っているのを見つけた。
やっと事件を忘れてくれたらしい。元通りのティラに戻って、私に呼ばれるのを心待ちし、お腹の上に乗っかって食べ物をおねだりし、夜も一緒に眠るようになった。

また幸せが戻ってきて、やれやれ、である。
4月18日 ご飯を待って前進
ティラはときどき前進してご飯を待つようになったんだよ。

アジの唐揚げとか、チキンカツとか、ピザとか、大好物を作っている匂いがすると、期待のあまり、いつもの遠慮を忘れてしまうらしい。

ちょっとずつ前進して、ついにテーブルのそばまでやって来ていた。
『かわいい!』と写真を撮ったら、びっくりして定位置まで戻ってしまった。
ここがいつものご飯を待つ場所。ここで伏せをして、目だけ動かして私の動向をうかがい、ひたすら待つのである。
<→2019/4/14「ご飯を待つ位置」>

いつまでたっても遠慮マンのティラだけど、ときどきは自分を出すようになったんだよ~~
4月11日 久しぶりに基地に入る
私の机の下をティラの「基地」と名づけていた。ときどきそこにもぐりこんでいたので、人間の子どもと同じく、ティラも狭いところを自分だけの「居場所」にしたいのだろうと想像したからである。

模様替えをする前は、私の机は居間のすぐそばに置いてあった。「基地」は居間と寝室の通路にもなっていて、そこから両方の部屋を見渡せた。
隠れ場所でもあり、見張り台でもあったのである。

でも、机を寝室のスミに移動して以来、ぜんぜん入らなくなっちゃった。
・・・だろうな、あまりにも場末だものな・・・と同情していたのである。

ところがこの間、エイッとばかりに「基地」に飛び込むティラを見た。
しばらく中でうろうろしていたけど、この先も「基地」を利用するのかなあ?
4月4日 桜の季節も苦手じゃ~
野川に桜が咲きほこる季節は、人々が大勢やって来て、その美しさに見とれている。お弁当を広げる人もたくさんいる。
ティラは人がたくさんいるとビビッてしまう。
どうしようかな・・・と立ち止まり、いきなりUターンすることもしばしば。でも飼い主には行ったり来たりする余裕はない。

しばらくは遊歩道をお散歩するしかないね~~
3月27日 野川で爪研ぎ
ペットショップで爪を切ってもらうのは年に2・3回である。ティラはお散歩のときに自分で爪を研ぐんだよ。

河川敷だと、土だの草だの葉っぱだの、いろんなものをザッザッ!とうしろに蹴り散らせるから、なんだか遊んでいるようにも見える。

たまたまティラが爪を研いでいるところが写真にうつっていた。
後ろ足で地面を掻いて、ザッ!と後方に蹴る。バレリーナみたいにしっかりピン!と足を伸ばすんだよ。

その動作を、右足と左足を交互に何度かくり返す。楽しそうだし、顔も誇らしげでしょう。この姿がとってもかわいいんだよ~~
3月18日 野川を行ったり来たり
最近また鳩が増えてきた。飼い主が鳩を嫌っているので、ティラも感化され、鳩を怖がるようになっちゃったんだよ。

出入り口の階段で餌をあげる人がいるので、そのあたりは鳩のたまり場になる。ティラにとっては「行きたくない場所」になってしまう。

河川敷におりて楽しそうに歩いていたティラだけど、いきなり立ち止まった。前方をジーッと見て、『この先に鳩がいる』と気づいたらしく、いきなりUターンして、反対方向にどんどん歩いていってしまった。

1回ならいいんだけど、また途中で立ち止まり、しばらく考えてからいきなりUターンして、来た道を戻ってしまう。

それを何度もくり返す羽目になった。
どんどん歩く・・・と言っても、ティラはときどき振り返って、私を待つ。

泣く子と地頭(と犬)には勝てないので、しばらくの間、野川の真ん中を行ったり来たりした。

でも飼い主は時間に追われている。リードにつなぐと安心するので、最後はティラを引っぱって河川敷から脱出したんだよ。
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