dosei みづ鍼灸室 by 未津良子(FAQ よくある質問
Q1 機能的疾患と器質的疾患
PC
ホーム
スマホ
ホーム
症例集
目次
新着
ブログ
カレンダー
金・銀
ナビ
症例
マップ
FAQ
質問
ティラの部屋
予約
トピック
ふろくの話
母の
カルテ
ヴェルの部屋
料金
ツボの取り方
雑談集
本&参考文献
お料理レシピ
当院の方針
プロフィール
鍼治療とは?
サイトマップ
アクセス
リョコちゃん
ストレッチ
リョコちゃん
ウォーク
Español
English
Q1 機能的疾患と器質的疾患
病の根深さとイコール
一見同じような症状なのに、1~3回の治療で治るときと、日数を要するときがあるのは何故でしょう?
西洋医学的には、病気は機能的疾患と器質的疾患の2種類に分類されます。

機能的疾患は、組織の変形は伴わないけれど、腫れ、冷え、凝った筋肉などによって、気血の流れが一時的に阻害された状態です。
普通の腰痛ぎっくり腰首・肩こり寝違えなどがそうです。すみやかに治療することで完全治癒、あるいは、以前よりもっといい状態に持っていくことが可能です。

器質的疾患とは、筋肉、骨などの組織が変形、変性あるいは破壊された状態のことです。
自然治癒力を活発化させ、痛みを取り除きながら組織の修復を早めることが必要です。
椎間板ヘルニア五十肩、骨折、癌、変形性膝関節症、などがこれに当たります。
渋滞の原因にたとえると
道路の渋滞にたとえるとよく分かります。
気の流れが車の流れだとします。2車線道路を走行中、路上駐車している車が1台でもあると、それが渋滞を引き起こしますが、その車を取り除けば車の流れは良くなります。

でも、道路工事の場合は、破損の個所が修復されるまでは渋滞が続きます。
修復不可能で寸断された場合には迂回路を探る必要があります。

もし器質的変性が起こった場合は、治るとしても治癒までかなりの日数が必要です。
治癒が不可能な場合もあります。
変形したまま固まって、痛みが眠ってしまうと、将来爆発する危険があるので、眠っている痛みを起こしながらの治療をお薦めします。
とにかく、機能的疾患のうちに、治したいものです。
FAQトップ
Updated: 2004/1/28