10月14日 |
ミッフィーと待つ |
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朝起きたら膝が痛かったので、ストレッチを先にすることにした。あちこちがこわばっていたので、痛みを出しながら入念にやったんだよ。
合間に洗濯をしたり家事をしたりして、家の中をうろうろ。。。
ふと下を見たら、ティラがミッフィーと毛布の上にいた。私を目で追っている。
そ~っと携帯を取りに行った。「お散歩」と思われないように、家事をするふりをして、ゆっくりと動いた。 |
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ぐるりと回って、正面からもティラをパチリ! |
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「お散歩」の時間が来るのをひたすら待つ、健気なティラである。
気が済むまでお散歩をしてあげたい・・・そう思って、ティラの言いなりになってしまう飼い主の気持ちが分かるでしょう~~ |
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10月6日 |
桜の葉っぱが落ちた道 |
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季節はずれの真夏日がつづいているね~。
飼い主は「ひざ痛」の症例集の更新に夢中なので、すっかり夜型人間に戻ってしまった。
さあ、お散歩に・・・という頃には、太陽が真上に上がっている。
野川の遊歩道は真夏の真昼でもお散歩ができる。桜並木の木陰がギラギラ燃える太陽光線をさえぎってくれるのだ。
秋になると桜の葉っぱが枯れてしまい、あらかた落ちてしまう。
太陽はアスファルトを焼き焦がすほどじゃないけれど、優しい木陰がほとんどなくなってしまうのである。 |
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お散歩弁慶のティラは、途中で何度も立ち止まって、どっちへ行ったら遠回りになるか、小さい頭で一生懸命考える。
飼い主は涼しいほうへ誘導しようとするのだけど、ティラには優しい「親心」がわかっていない。
この日のティラが選んだ道は、すべて灼熱の道だった。暑さに負けたティラは、ついに家への近道に同意して、さくさく帰ったのである。
・・・夕方また、つづきのお散歩に行かなくちゃなあ・・・ |
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9月29日 |
ホットプレートの落下で嫌われた |
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焼肉とお好み焼きを作ろうとホットプレートを取り出した。
食卓に運んでいる途中で、蓋がずれそうになった。ガラスの蓋を落とさないように、左手で押さえようとしたら・・・
右手だけで持った取っ手から崩壊しはじめた。
「あれ~」と叫ぶより早く、バラバラになったホットプレートが空中を飛んでいった。扇風機の上に落下して、ガッシャ~ン!とものすごい音を立てて床の上に散らばった。
ホットプレートも扇風機も無事だったけど、ご飯を待つティラが見えない。
探しにいったら、寝室の片隅でひっそりたたずんでいた。 |
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大きな音でまたティラに嫌われてしまった。ご飯とお散歩のときは寄ってくるけど、夜はひとりで食堂で寝ている。
「ティラ~」と呼んでも来ない。早く忘れてくれないかな~~ |
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3日目の夜、やっと私のおふとんに戻ってきた。やれやれ、である。
いつも2日で忘れてくれるんだよ~~ |
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9月23日 |
ブロックの難関に初挑戦 |
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右膝をこじらせて、またテニスをお休みした。時間がたっぷりあるので、ティラに好きなだけお散歩をさせてあげようと思ったんだよ。
七中の階段を上がらずに、そのまま河川敷を下っていった。ティラにとってははじめての道である。
甲州街道の下はブロックが敷きつめられている。 |
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この難関を歩けるのかな? |
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ティラはえらく困っていたが、冒険心のほうが勝ったらしい。
必死で自分の歩ける場所を探して、前へ、前へと進んでいった。 |
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ブロックの難関は無事にクリア。
その先にあるはずの遊歩道に上がる階段がどこにも見当たらない。
昔ヴェルと歩いたことがあって、すぐ階段があったと思っていたんだけど、遠くに目をやってもありそうもない。
・・・このまま、どこまで歩かなくちゃならないんだろう・・・と、飼い主は恐れおののいた。
でもティラは京王線を走る電車の轟音にビビッたらしい。立ち止まって考えているティラに、「Uターンしようよ」と持ちかけた。 |
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日陰もなくて蒸し暑かったからね~
ティラはくるりとUターンして、今度は意気揚々、ブロックの難関をすいすい乗り越えたんだよ。 |
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9月15日 |
マットの上でカメラ目線 |
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私が家事とストレッチをしている間、ティラはひたすら「待つ犬」である。
洗濯物を干しに通りかかったら、ティラがマットの上にいた。ふちにあごをのせて、ジ~ッと私を目で追っていたんだよ。うっ、、、かわいい!
暑い間は床か畳の上で、マットには見向きもしなかった。涼しくなったからね~~
夏の終わりの「初マット」を写そうと、無言で携帯を取りに行ったんだけど、ティラはあごを下ろしてしまった。 |
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いつもは写真を撮ろうとすると逃げ出しちゃう。でも、あれあれ、動こうとしないぞ!
ティラは顔を上げてカメラ目線。撮られるのに慣れたんだね。 |
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実物はとっても「つぶらな」瞳だったんだけど、映りが悪くて残念だあ~~ |
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9月6日 |
雨の合間にお散歩クリア |
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この1週間、毎日雨が降りつづいて、おまけにとっても寒かったね~~
雨がやんだタイミングで、すぐにお散歩に連れ出した。
ストレッチをして朝ごはんを食べて、「さあテニスに」と思うと、ザ-ザー降っている・・・というパターンがつづいた。
『この機会に膝を治そう・・・』という思いもあったので、テニスにはまったく行けずじまいだったけど・・・
ティラの散歩は(一晩をのぞいて)ちゃんとやり通せたんだよ。
ティラの散歩は何よりも重要!である。嬉しそうに歩く姿を見ているととても幸せな気持ちになれるので、ぜんぜん苦にならない。 |
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お散歩の途中で小雨がパラついてきた。もう30分以上も歩いたのに、ティラは曲がり角で立ち止まって動かない。 |
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「ティラ~、濡れちゃったから、もうおうちに帰ろうよ」と言ったのだけど、ティラはどうしても動こうとしない。
遠回りの方向だと、いそいそと歩き出すのである。。。 |
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8月29日 |
「忘れ物」を忘れた・・・ |
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とてもとても暑い日、お散歩でティラがうんさんをポトリ。。。でも、飼い主はまたトイレバッグを忘れていた!
用心にティシュを持ち歩いていたので、うんさんをつまみ、「ティラ~、忘れ物しちゃったよ~~」と声をかけて、いそいで家に戻ろうとした。
この間、「忘れ物」という言葉を覚えたみたい・・・と報告したけれど、2ヶ月で忘れてしまったらしい。(→2021/6/13)
ティラは『絶対に帰るまい』とばかりに踏ん張りつづける。抵抗するティラを引きずるようにして、ぐいぐい走った。
走りながら「逆犬ぞり」の記念写真を撮ろうとしたけど、左手はティラのリード、右手は日傘とうんさんのティッシュなので、ミッション・インポッシブルだった。 |
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トイレバッグを取ってきて、「さあ、つづきのお散歩だよ~」と声をかけたけど、ティラはあまり気が進まないふうである。
右を見て、左を見て、また右を見て、立ち止まって考えてる。
「じゃあ、こっちに行こうか」とティラを促して歩き出したけど、なんだか途中でUターン。どっちに向かっても、家に帰る方向に歩き出す。
「そっか、暑い中走ったから、疲れちゃったんだね~」と、さくさく家に帰った。
お散歩のつづきは夕方だね~~ |
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8月22日 |
私のゴローにあごをのせて |
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最近は起き抜けにお散歩に行くことが多いのだけど、雨の日はそうもいかない。止むのを待つか、せめて小雨を待つしかない。
ストレッチの途中で立ち上がって外を眺め、またストレッチのつづきをして、また途中で外を眺める。
そんなことをくり返して、ふと下を見たら、ティラがゴローにあごをのせていた。ジーッと私を見つめて、『まあだ?』と目で訴えていた。 |
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ゴローは長男が小学生の頃に買ってあげた熊のぬいぐるみである。
ティラは自分のぬいぐるみを振り回して遊ぶけど、私のぬいぐるみには手を出さないんだよ。
ちょうどよくそこにあった、おふとんの一部と思っているのかもしれないね。 |
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8月15日 |
お散歩弁慶 #2 |
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太陽がギラギラなので、木陰の多い道を歩こうと思った。
大橋を渡りかけたとたん、グイッとリードが引っぱられた。犬ぞりを引くみたいに、ティラが踏ん張っていた。 |
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「あっちのほうが涼しいよ~」と声をかけたけど、ティラは動かない。 |
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あれこれ考えた結果、ティラは橋を逆戻りした。
私を引っぱって意気揚々、直射日光の道を選んだんだよ。(この間ほど暑くなかったからね~~) |
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8月8日 |
お散歩「弁慶」 |
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おとといは気温が高く、太陽ギラギラで、猛烈に暑い日だった。
野川の遊歩道には幸いに桜並木の木陰がある。涼しい木陰を歩いていたら、ついに切れ間。向こうに灼熱の道路が見える。
ティラはいきなり立ち止り、しばらく『う~ん』と考えてから、Uターンした。
また別の木陰を歩いたら、灼熱地獄の手前でまたUターン。Uターンが大嫌いなティラだけど、経験をつんで木陰のほうを選んだのである。
この日はずっと木陰をうろうろ。歩いた距離は短いけど、ゆっくりのろのろ40分以上もがんばって、草の葉っぱを舐めつづけていたんだよ。 |
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ティラはとことん遠慮マンで、自分から何かを要求することがない。
通勤バッグに入れれば、促してあげるまで出ない。
大好きなお散歩も、飼い主がその気になるまで、ひたすら待つ。
ご飯のときも、自分に気づいてくれるまで、ひたすら待つ。
治療室でも本当にいい子で、椅子の上にのせれば、そのままそこで。床に下ろせば、そのままずっとそこにいる。
喉が渇いても、飼い主が気づくまでひたすら待って、それからがぶ飲み。。。
でも、いったんお散歩に出れば、別人(犬)になる。行きたい方向を自分で選び、気に入らないときは、リードを引っぱって踏ん張りつづける。
家の中ではわがまま坊主で、外に出るとおとなしい子どもを「内弁慶」と呼ぶけど、ティラは「お散歩弁慶」なのである。 |
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