doseiみづ鍼灸室 by 未津良子(リョーコのブログ) 
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リョーコの手作りブログへようこそ!
2025/4/27(日)
10回目のJOPシングルスも初戦敗退
今週月曜日はJOPのシングルスの試合だった。
70歳代女子は8人がエントリーしていて、初戦の相手は第一シードで全国で6位の選手である。
そんな強い相手とやれるのは試合ならでは・・・と、前日までは楽しみにしていたんだけど、クラブに着いた頃には気もそぞろになっていた。

試合開始の1時間半前、12時ごろクラブに着いた。Cさんにラリーをお願いしたら「レッスン中」と断られた。
とりあえずサーブ練習をしたら、ちゃんと打てていた。

たまたま隣のコートにいた飲み仲間のIさんに、「10分ぐらい打ってくれます?」とお願いして、ラリーをしてもらった。
終わったあと、「練習の成果が試合で生かせるようにがんばってください」と励まされた。

待ち時間がありすぎて、緊張感がどんどん増していく。。。
やっと出番が来て、対戦相手と一緒にコートに入った。
小柄だったけど無口で、あまりにも無表情で、6位の風格に気圧されてしまった。

1ゲーム目、ダブルフォルトを連発してサーブがグチャグチャに崩れた。上がりまくってマイ・サーブを忘れ、ますます上がりまくった。
「攻める」つもりのボールもミス。相手の何でもないボールも打ちそこない、あっという間に0-4でセットを取られた。

2セット目、コートに立つときに時計を見たら、30分近く経過していた。とことんボロ、というほどでもなかったと思って少し落ち着いた。

サーブも1本目はフォルトしたけど、その後は安定。得意のムーンボールでラリーをつづけることにした。相手は押されてくれたけど、なんとか当ててロブで返してくる。
そこからのプランがない!

彼女はバックのクロス、足元あたりにボールを集めてくる。バック→バック→バックとつづけるのがセオリーなのだ。
1セット目は空振りもしたんだけど、「待てよ、ボールの軌道を見よう」と思いついた。
スピードの遅い止まるスライスだった。弾んで曲がるボールをゆっくり捉えたら、普通に打てるのであった。
はじめてジュースになったけど、私のミスでゲームを落とした。

フォアのアングルにスピードボールを打たれたとき、『無理』と思ったけど、走ったら追いついた。
相手がネットで待ち構えているので、反対サイドにダッシュした。返せなかったけど、ラケットには当たった。
そのあと決めボールをミスをしてくれたので、走ったのは無駄じゃなかったらしい。

『決めよう』と思っても、おっかなびっくりショットになってしまう。ぬるいボールだと相手に返される。最後にミスするのは私である。
結果はまた0-4で、負けてしまった。

「練習の成果を試合で生かす」のはほんとうに難しい。普段でもできないことが多いのに、緊張感マックスになってしまうのだもの。
同じ試合に出ていた飲み仲間のNさんに、「みづちゃんは『緊張しい』なんだから、試合の前に酒を飲んだ方がいいよ」と言われた。

ラリーをしてくれたIさんも、私が挙動不審だったのに気づいたのかもしれない。初心者の頃から知っている人たちは、私がいかに『緊張しい』かということを知っている。

何年もかかったけど、クラブ内でのダブルスではほとんど緊張しなくなった。公式戦は5年間で10回なんだから、慣れないのも当然と居直ることにしたんだよ。

試合のあとは治療室で全身治療。帰宅したらティラがお出迎えに来てくれた。
「ティラ~」となついて、「あ~、癒される~」と感動した。

こんな感動は久しぶりだった。ということは、この数年イヤな思いをしなかったことになる。
試合には負けつづけているけど、犬の癒しは必要なかった。負け慣れているんだもの。(笑)

試合の朝に草刈り鎌とスコップの入った籠を盗まれていることに気づいたので、それが心に重くのしかかっていたらしい。
このつづきは次回にね~~
2025/4/12(土)
ラウンドロビンで強豪と戦ってサーブに開眼
今週火曜日はシングルスのラウンドロビンだった。参加者16人で4人ブロックが4つ。サーブが崩れたままの参戦になった。
前回から2週間半、忙しくて思うようにテニスができなかった。ほとんどがシングルスだったのは快挙だけど、サーブ練習をやる時間が取れなかったのである。

1戦目の相手(リーグ1位、優勝者)はものすごく強かった。スピードもコントロールも完璧でオールマイティ。一方的な試合になって、3ゲーム目まで取れたポイントは1つだけだった。
必死に食らいついて、最後のゲームだけジュースになったけど、0-6であっという間に負けた。

でも、試合中に「サーブが打てる」自分を発見した!

私が打ったサーブは、「先にラケットを上げ、弓を引くように肩を開く。構えた状態でトスを上げる」だった。
弓を引く
ラケットを上げる
トス
構えてから
沈み込んで上を見ると、ボールが止まって見えた。ボールに向ってインパクト、流れるように一気に打つことができたのだ。
一気にインパクトへ
沈み込んで→軽くジャンプ
追い詰められて居直ったおかげで「迷い」が抜けたらしい。自分なりのフォームを発見できたのだ!
とんだ拾い物ができたね~~

去年の春、ズベレフを真似て、沈み込んだままでトスを上げるフォームに変えた。<ブログ→2024/7/11
とても不自由だから、あえて型にはめようと思ったのである。でもその後ズベレフは普通に打つようになったし、私も不自由なので止めた。

だんだんシニアコバに近づいてきていた。彼女はラケットを構えてからサーブをスタートする。
シニアコバ
1月に全豪女子ダブルスの決勝を見ていたとき、途中でシニアコバがダブルフォルトを連発した。
そしたら解説者が「彼女はもともとサーブに問題を抱えてましたからね~」と言ったのである!

なるほど、私が着眼したズベレフとシニアコバは、2人ともサーブに問題を抱えていたのだった。
これは偶然というよりシンクロニシティだったんだね。

2戦目、相手(リーグ3位)がミスを多発して1-0になった。
『勝てるかも』と思ったとたん、サーブが崩れてダブルフォルトを連発。雑念がいかに悪さをするかを思い知った。
サーブを取り戻し、何度もジュースにはなったけど1-6で負けた。

3戦目の相手(リーグ2位)とも内容的には競っていて、何度もジュースになったけど、0-6で負けた。

今回のテーマも「攻める」で、決めボールの練習をつづけた。
クラブでのシングルス練習ではだいぶ確率が上がっていたんだけど、試合となったらほとんどがミスになっちゃったのである。

火曜日はテニスクラブがお休みなので、待ち時間が最小限。集中力を保ったまま、4位トーナメントになった。
試合の途中でCさんが歩いてきて、「あれ、出てたの?」と驚かれた。そのままフェンスの向こうで見物してるので、緊張感で気もそぞろになった。
やっぱり決めボールのミスを多発して、0-4で負けた。

帰ろうとするCさんに手招きされ、室内のベンチで話をした。弟子のひとりがダブルスの試合に出ているのを見に来たそうだ。

「打ち過ぎなんだよ」と言う。「テイクバックを小さくして、ボールを包むように打つんだ。打ち過ぎるからミスが多かったんだよ」と、いつものアドバイスをされた。
そのあと、「ボールに追いついていたし、サーブも入っていたし、ミスもジャストアウトだったから問題ない。あとちょっとで、勝敗がひっくり返る」とほめてくれたのである!

私のラウンドロビンをCさんは見たことがない。仲間に「また連敗だって」と声をかけられて、「若い人たちとやってるんだから当然だよ」と答えているのを聞いたことがある。
はなっから「無理な挑戦」と無関心だったけど、意外にやれているのを見て驚いてくれたらしい。

「打ち過ぎ」るぐらいがんばらないと、厳しいボールは打てない。でも決めボールはコンパクトなスイングで打たないと、コントロールミスが出る。
両方を使い分けられるようになりたいものである。。。
2025/3/24(月)
花粉よりも大陸からのPM2.5が元凶だった
今年も花粉症はけっこう楽である。もちろん不快なときはあるけど、バクハツした頃の「辛さ」はなくなっている。
私は「化学物質アレルギー」らしいのだ。

毎年12月ごろから鼻をかむようになり、(花粉が終わったあとも)鼻水が春までつづく。
大陸から「PM2.5」など汚染物質が含まれた冷たい北風が吹いてくる季節だけ、鼻が刺激されるのだ。

PM2.5に加えて花粉が飛ぶと、「花粉症・new1(2021)」で紹介した、耳に金粒、飛陽に銀粒、目と鼻にリップクリームが必要になる。

でも症状は昔と比べればたいしたことはないし、シーズン中の数日を乗り越えれば花粉と折り合いがつく。
ティッシュは持ち歩くけど、マスクはいらない。外出も外干しもOKで、とくにテニスのときは何の問題もない。

花粉症バクハツはおととしが最後だった。 <ブログ→2023/3/12
足の飛陽の銀粒が剥がれていたことに気づき、貼ったとたんに沈静化したこと。耳の金粒をグイグイ押すと効果があったことなどで、おおいに自信がついたのである。

花粉症・3」のページに「予期不安」の項目がある。
花粉に対する「不安」が免疫システムを過緊張させるので、私自身の安心感も沈静化に一役買っていると思う。

花粉は生物だから、免疫システムで順応できる。化学物質は免疫システムで感知できない。
私は化学物質に敏感なのだ。鼻の中を洗い流そうと鼻水が出てくる。目を洗い流そうとして涙目になる。自然な反応と受け入れるしかない。
「大陸からの風+花粉」はこの先もつづくだろうから、金粒・銀粒治療は一生必要かもしれないね。

去年まで3月は試合に出るのを止めていたけど、もう花粉を恐れるのはやめにした。
先週金曜日にシングルスのラウンドロビンに出場。19人がエントリーして、私は4人ブロックだった。

今回のテーマは前回と同じく、「決めれるボールはしっかり打つ」である。勝つためには「決め手」が必要だ。打ち慣れるためには試合で練習するしかない。
ストロークに関しては、「厳しいボールを打ちつづける」である。普通のストロークを打つと、相手に打ち込まれてしまうのだもの。

1戦目の相手(リーグ2位)とは、最初のゲームだけジュースになったけど、あとは完全に相手のペース。ショートポイントで決めてくるので、ラリーに持ち込んでみたら、すごいストロークの持ち主でもあった。
あっという間に0-6で負けた。

2戦目の相手(リーグ3位)は長身で左利きでまあるいボールを打ってくる。
前半はラリーがつづいた。スピンで押しても、スマッシュに自信がないので打ち込むことができない。
後半はショートポイントで攻められて、内容的には競っていたんだけど、2-6で負けた。

終わったあとで、「スピンのボールが高く弾んでイヤでした~。途中から、それを打たせないようにすればいいんだと思って、やり方を変えたんです」と言われた。
なるほど・・・である。

3戦目の相手(リーグ1位)は初心者の頃から知っている常連さん。内容的にはなんとか競ったんだけど、2-6で負けた。
終わったあとで、「苦しめられました」と言ってくれた。
私のときどきの「当たりそこない」、そしてときどきのスーパーショットには、みなさんが翻弄されてくれる。。。(笑)

リーグ4位になって、4位トーナメント。数年前に勝った相手で、後方にステイバックして、ひたすらラリーをつづける。
昔はミスをしてくれたけど、今回はぼぼノーミスだった。しかもやたらに足が速い。
『ここで勝ちたい』という思いと、『決めボールの練習をしなくちゃ』という思いが錯綜した。
結局決めに行ってミスをして、1-4で負けた。

今回はサーブが崩れていた。
試合の前日にシングルス練習をしたおじさんが、終わったあとで、「ゆるいサーブしか打てないんだから、コーナーを狙えよ」と、ダメ出しをした。
上から目線で威張りたがる男なのだ。

「ゆるいサーブ」がグサリと胸に突き刺さり、すっかり自信を失って、サーブのフォームがぐちゃぐちゃに崩れてしまったのである。
試合中、どうしても修正できなくて、サーブに苦労した。大事なポイントをダブルフォルトで落としたこともしばしばだった。

今日はテニスクラブでまずサーブ練習をした。(別の)おじさんがリターンに入ってくれ、返ってきたボールを打ち込む練習もさせてもらった。

トスが完全に乱れていた。左腕の動きがバラバラで、トスがあちゃこちゃに流れてしまう。まずトスに集中することにした。

トスの修正が終わっても、まだ「マイ・サーブ」を思い出せなかった。
「マイ・サーブ」は、「マ」で先にラケットを引いて、「イ」でトスを上げる。
(弓を引く)
30分ぐらいやったあとで、「マ」で肩を開くのを忘れていたことに気がついた。
「マ」で横向きを作ってからラケットを振り上げたら、いつもの自分のサーブが打てたのである!

試合中にサーブのあんちょこも読んでおけばよかったね。
4連敗だったけど、今日の負けは(も)気にしないことにした。
「明日勝つ」ためにがんばっているんだもの・・・と、自分に言い聞かせているところである。。。(笑)
2025/3/12(水)
小さなテイクバックでライジングを打ってみた
先週はティラがウィルス性胃腸炎になってしまった。
寒暖差で自律神経の調子を崩し、震え、嘔吐、下痢が血便になって、丸2日何も食べず、顔も上げずにぐったりしていたのである。
<ティラの部屋→2025/3/10

心配で気が狂いそうで、テニスはもちろん仕事も臨時休診にさせてもらった。
ティラが元気になったあと、どっと疲れが出た。あちこち筋肉がバリバリに硬くなってて、ほぐすのに苦労した。
睡眠不足もあったし、ブログを書く余裕がなかったのである。

月曜日は2週間ぶりのテニス。2時半ごろクラブに着いたら、シングルスをやるおじさんとバッタリ会って、練習をしてもらった。
はじめは身体が重くて動けそうになかったけど、やっているうちにだんだん身体が軽くなっていった。
ショートラリーのあとは、交代でサーブを打ってシングルス練習をした。

1時間半ぐらいやったあと、「よく動けてるじゃないですか。途中からギヤを上げなくちゃならなくなったんですよ」とほめてくれた。
「最後の2本は、まったく追いつけなかった」と肩を落としていたので、「テイクバックを小さくして、ライジングで打ったんです」と教えてあげた。

普通のスピンはボールが落ちるのを待って、下から上にこすり上げる。ゆっくり狙えるので、ミスが少なく安定して打てる。
普通のスピン
ライジングはボールが上がってくる途中で、水平に回転をかける。タイミングが早いので、ボールのスピード以上に「速い」と感じる。
(若い人たちはこれで育ったらしく、高い打点でトップスピンを打ってくるんだよ)
ライジング
去年の秋にシングルス練習をした男性は、短くなったボールの処理が上手だった。
「どうやって打つの?」ときいたら、「ライジングで打つんです。壁で練習を積んだんですよ」と教えてくれた。
その後、コートでの実戦練習もしてくれたのである。

先月シングルス練習をした女性は、私と同じぐらいのレベルだった。
後方からのストロークは安定していたけど、短いボールがミスになる。
ダーッと走ってきて、後方で打つのと同じフォーム、大振りで打っているのを見て、『私と同じだ』と気がついたのだ。

そんなこんなで、壁でも練習。短いボールはテイクバックを小さくして、ライジング気味に打つ。
力まずに打てればコートに収まってくれ、タイミングが早いので相手が追いつけない・・・ことを発見したのだ。

Cさんには昔から「テイクバックを小さくしろ」と言われつづけていた。
でも小さくて華奢だから、「いい子ちゃんのボール」ではシングルスにならない。
テイクバックを大きくして、全身の力を使って思いっきり振り回して、やっと対等のラリーができるのである。

ラウンドロビンではときどき、とんでもなく上手な若い女性たちと試合をすることがある。
こっちのストロークがちょっとでも甘くなると、高い打点でスパ~ン!とコーナーに打ち込んで来るのだ。
それを真似したいと、ずっと思っていた。。。

この間の最後の2本は、相手のストロークがちょっと甘くなったタイミングで、ライジングを試してみて成功したのである。

後方から深いラリーをするときと、短めのボールを攻めるときと、フォームを変えられるようになったらすごいね。
シングルスでゲームを取るための「決め手」を模索しているんだよ~~
日記 TOP
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