doseiみづ鍼灸室 by 未津良子(リョーコのブログ) 
PC
ホーム
スマホ
ホーム
症例集
目次
新着
ブログ
カレンダー
金・銀
ナビ
症例
マップ
FAQ
質問
ティラの部屋
予約
トピック
ふろくの話
母の
カルテ
ヴェルの部屋
料金
ツボの取り方
雑談集
本&参考文献
お料理レシピ
当院の方針
プロフィール
鍼治療とは?
サイトマップ
アクセス
リョコちゃん
ストレッチ
リョコちゃん
ウォーク
Español
English
リョーコの手作りブログへようこそ!
2025/12/10(水)
症例70「野球肘(肘の内側の痛み)」を更新
テニスクラブでいろんな人にいろんなことを聞かれる。『鍼で治るのになあ』と思いながら・・・、筋肉の仕組みやテーピングなどのアドバイスをするんだけど、「治った」人を見たことがない。
でも「野球肘」は別。ストレッチを教えただけで、みなさんが「おかげさまで治りました」と言ってくれるんだよ。

→症例70「野球肘(肘の内側の痛み)」を更新した。「野球肘」は「テニス肘」と同じく、ニックネームのようなものである。

肘の内側のでっぱり、「上腕骨内側上顆」=内果を痛めると「野球肘」と呼ばれる。
手首や手指を曲げる前腕の強力な屈筋の腱が内果で共同腱になっている。
1本の筋肉の硬直が連鎖して、みんなでそろって硬直してしまう。こじらせると共同腱に波及して治りにくくなるのである。
ちなみに「テニス肘」は肘の外側のでっぱり、「上腕骨外側上顆」=外果の損傷である。
前腕の伸筋の腱が外果で共同腱(総伸筋腱)になっているので、こじらせると厄介なことになる。
机の上で肘を張ったときに、外側に見えるでっぱりが外果。頬杖をつくときに当たる肘のとんがりは尺骨の肘頭である。
<→症例42「テニス肘」参照>
野球のピッチングは内果に強烈な過負荷がかかる。伸筋である上腕二頭筋で腕を振り上げたあと、屈筋でスナップをかけるからである。

テニスのサーブやスマッシュを「力づく」で打つとか、スライスを多用するなどで、前腕の屈筋に過負荷をかけると内果を痛めてしまう。

テニス愛好家の野球肘は軽度なことが多く、「頭に手をやるときに痛い」という症状がつづくことが多い。
ストレッチで肘の可動域を取り戻し、維持することが完治の秘訣である。
自力で治すことも可能らしいのだ。

イラストを作ったりするのにハマってしまい、また帰りが遅くなり、また起きるのが遅くなり、またテニスの時間が減ってしまった。
またまた生活時間を早めにシフトするという、おおいなる課題に取り組んでいるところなんだよ~(笑)
2025/12/3(水)
親睦会で褒めまくられたんだよ~
先週土曜日はテニスクラブの「クリスマス親睦会」だった。コロナで何年も休止したあと、春につづいて2回目の開催になった。

総勢80人が4チームに分かれて、ミックスダブルスの試合を行う。前半と後半にそれぞれ25分で3試合。ドローは抽選で決まる。
30代から80代まで、年齢も実力もおおいなる差があるので、私などは勝敗に関係なく試合を楽しめる。強い男が多いチームが勝つのである。

1戦目のペアは6・7年前に組んで以来、お喋りするようになった男性。彼ももと全日本で強いんだけど、相手の男性が若くて剛腕剛速球だった。
すごいサーブでラケットに当てるのも難しかった。途中で『そうだった、ムキになって向って行くのがいけなかった』と気づいた。
こっちが向って行けば、スピードは倍増する。途中から受け身になって当てて返すようにしたら、なんとかスピードに慣れた。

最後のほうで剛腕がストレートを打ってきた。飛びついてラケットを出したら、ベースラインにズドン!とすごいボレーが飛んで行った。
「たまたまなんですよ」と言ったのだけど、飲み会のときまで私のボレーを話題にして、えらく感心してくれたんだよ。
相手の女性はもと「Aさま」だったし、2-5で負けた。

2戦目の相手はもと全日本の強豪である。彼とテニスをするのは初めてなので、えらく楽しみだった。
12年ぐらい前のこと、私がひとりでサーブ練習をしていたときに、わざわざコートに来てアドバイスをしてくれた人なのである。
「トスが安定してない」と指摘され、「フォームが崩れるから、練習のときは悪いトスは打たない」「毎回同じ位置にトスを上げて、マシンのように同じフォームで打つ!」と、実演しながら教えてくれた。
感謝感謝で、それ以来喫煙所でときどきおしゃべりをする。

彼のペアも私のペアもベテランだけど走れない。あっという間に0-2になった。
3ゲーム目に私のロブで1-2になり、「あれ~、ロブが上手だね!」と感心してくれた。
4ゲーム目の私のサーブのときに、彼のボールをことごとく切り返したら、「強いボールも打てるんだ」と驚いて、「足速いね~、シングル出てるんだもんね~」と褒めてくれた。

2-2になったら、それまで適当にやっていた強豪が「ここからは容赦しないぞ~」となって、あっという間に2-6で負けた。
まだ5分余っていたので、強豪と組んで遊んでもらったんだよ。
飲み会のとき、ペアの男性が「強豪を本気にさせた!」と大喜びしていた。

3戦目もえらく楽しみにしていた。相手の女性が何十年もシングルスで日本一をつづけている、生きるレジェンドだったのだ。
テニスをしたことはないけれど、とっても気さくな人でときどき喫煙所でおしゃべりをする。

ずいぶん前、サーブ恐怖症に苦しんでいたときのこと。ダブルスになるとグチャグチャに崩れてしまい、セカンドはアンダーでしのいでいた。
彼女にアドバイスを求めた。
「病気が治るまで、ゲームでサーブを打たずにしばらく休んだ方がいいのか? それとも打ちつづけたほうがいいのか? どっちがいいんでしょうか?」ときいたら、
「打ちつづけていれば、きっとできるようになるわよ。直美ちゃんだって、そうやってがんばって結果をだしたでしょう」と励ましてくれた。

ペアの男性が強かったし、私も全力でがんばって6-2で勝った。
試合のあとで彼女が駆け寄って来て、「サーブに悩んでいたでしょう~ 打てるようになって良かったわね~ いいサーブだったわよ」「ストロークもノーミスだったし」と褒めてくれた。
私の悩みを覚えていてくれたのである!

サーブの合言葉を「言葉」にしようと思いついたのは、その前日だった。

① 構えるときに「弓を引く」
② 次に「トス」
③ 次に「沈む」
④ ラケットの振り上げは、出来ていると信じてスルー
⑤ 最後、一番重要な「当てる」
弓を引く
トス
沈む

当てる
そしたら、ゲーム中でもフォームに沿ったサーブが打てるようになった。気弱になっても、「当てる」でなんとかコートに入れられる。
まだまだ改造途中だし、コントロールもできないけど、レジェンドに褒められて、なんか自信がついた感じである。

すごい緊張していたのに自分の一番いいテニスができたことに自分で驚いた。シングルスの試合に出つづけた成果だと思った。
初戦ですごいスピードボールを一心不乱に追いかけたおかげもある。無心になって集中して、硬さが取れたのかもしれない。

私は1勝2敗で、うちのチームは最下位だったけど、とっても楽しい1日を過ごせた。たまにはこういう日もないとね~~(笑)
2025/11/17(月)
シングルスのラウンドロビンと市民大会に出場
テニスをやる気が失せていたので、練習もダブルスもちょっとしかやってこなかった。
シングルスの機会はゼロで、ぶっつけ本番になっちゃったけど、ついに試合の日がやって来た。

先週金曜日のラウンドロビンは出場者が19人。4人ブロックが4つに、3人ブロックが1つで、私は4人ブロックだった。
久しぶりすぎて心もとない。『自分にシングルスがやれるのかな?』と、試すつもりでスタートした。

1戦目の相手(リーグ2位)は見覚えのある女性。私の苦手な短いボールを打ってくる。ミスを多発するはずが、ことごとく決まるので、自分で自分に驚いた。
試合のあとで「パッシングを何本も打ち抜かれて苦労しました」と言ってくれた。力が抜けていたのが良かったのかもしれない。
内容的に競っていて、ほぼ毎回ジュースになったけど、ゲームを取れたのは最初だけ。1-6で負けた。

2戦目の相手(リーグ1位)はすごいフォアの持ち主だった。すごいスピードでコーナーに突き刺さって、追いかけることもできない。バックにボールを集めるしかないので、『その練習をしよう』と決めた。
はじめはミスを多発したけど、だんだんコントロールできるようになっていった。0-5になって、バックに打ちつづけたおかげでやっと1ゲーム取れた。最長6本つづけたこともあったんだよ。
1-6で負けたけど、新境地を開拓できたのはよかった。

3戦目の相手(リーグ3位)はスピンの持ち主だった。得意ボールなはずが思うようなストロークが打てない。たぶん疲れて半歩遅れて、ちゃんと構えられなかったせいと思う。サーブも崩れていった。
まあまあの試合展開だったけど、1-6で負けた。

4位トーナメントのときは疲労が足を引っぱって、おまけに精神的にも終わっていて、いいとこなしの1-4だった。
気分転換にクラブで女ダブに入れてもらい、またまた1-4で負け、そのまま温泉に直行した。
(まだとびひが3コ居座っているんだよ)

2日後の日曜日は調布市民大会だった。10/26が雨で流れ、11/9もまた雨で流れて、16日に延期になったのである。
ラウンドロビンのあとになってラッキーだったとも言えるが、疲れが残っていて、ノープランの試合になった。1回戦1-6で負けた。

早朝7時50分集合でシングルスの試合をし、クラブにラケットを置いてシャワーをし、治療室に直行して11時から仕事をしたんだよ。
その夜は10時に寝て、翌朝9時まで爆睡してしまった。

今日はクラブでおじさん2人と基礎練習を2時間。疲れが残っていて、はじめは身体が重かったけど、だんだんほぐれて軽くなった。
「また負けたの~」と揶揄されたけど、気にしない、気にしない。

ちゃんとシングルスになっていたし、走れたし、1ゲームは取れた。発見もあったし、進歩もしていた。
体力と筋力を取り戻すために、またがんばる気になった。自分なりのゲームプランを作れるように、また練習する気になったんだよ。
2025/11/7(金)
肘を支点で打つサーブに修正中
足のとびひでまともにテニスができなかった後遺症と戦っている。

まず起きれない。すっかり夜型人間になってしまって、何時に寝ても起きるのが12時過ぎ。クラブに着くのが4時になって、すぐに暗くなってしまう。
おまけに動体視力が落ちていて、玉勘もなくなっていた。男子の速いボールに間に合わなくなっちゃったんだもの。

8月13日までは絶好調だった。知り合いも増え、シングルスをやる機会も増え、上達の手ごたえを感じていた。
あのレベルに戻るには、辛い練習をたくさんして、筋力と体力を取り戻さなくちゃならない・・・と思うと、気力が萎えてしまったのである。

「テニスをやるか、止めてしまうか」の転機に来ていると思った。
止めたらパソコンの一部になって、身体がロボット化してしまうのが分かっているので、やっぱりやるしかない。
とりあえず、先週からなんとか10時には起きるようにして、2時にはクラブに着けるようにがんばっている。

サーブが一番ひどくて、またすっかり崩れてしまった。
ラケットを振っても「当たり」が悪くて、しょぼいサーブしか飛んで行かないのである。

今年の春に変更したフォームは、「弓矢を射る」ポーズ()を忘れないように、トスの前に肩を広げておくことだった。
ラケットを高く構えると、腕に力が入って抜けなくなってしまうので、あえてラケットをプラプラ下げていた。
支点()が肩になってしまい、ラケットの振りがダラダラと冗漫になるのが原因かもしれないと思った。
シニアコバみたいにラケットを高く構えると、肘を支点()に打つことができて、シャープなサーブになることを発見した。
構えたときに手の力を抜いて、手首をプラプラさせておけば大丈夫なのだ。
スイングがコンパクトになったら、ゆくゆくはコースも狙えそうになる気がする。

①シニアコバみたいに(横向きを作って)構える
②トスを上げた瞬間に両膝を曲げる。
③ラケットを振り出しながらボールを見据える
④ジャンプしながらインパクト
ストレッチのとき、右足と比べて左足が細くなっていたことに気がついた。左足でジャンプができないのも、左半身で軸を保てないのも当たり前だね。
筋トレを兼ねて、真面目に練習に取り組んでいるんだよ。
日記 TOP
前の日付へさかのぼる