7/9(土) |
梅雨時は胃腸にもご用心を・・・ |
先週、ハードにテニスをしまくったのに、どこも悪くないぞ~?と、自分でも不思議なぐらい絶好調だった。
でも、やっぱり落とし穴があって、筋肉は大丈夫だったけど、胃腸を壊して1日寝込んでしまった。
毎年この時期、かならず胃腸を壊す。
暑い中でテニスをするので、水分をたくさん取る。熱中症の予防にはなるが、胃液が薄まって消化能力が落ちる。
ビールを飲む量や回数が増える。冷たい食べ物が美味しい。薄着になる。エアコンの中にいる時間も増える。
・・・どんどん「冷え」ることになる。
もともと食事時間が不規則で、立ったまま食べることも多い私。
梅雨時は具合が悪くなる人が多いので、仕事が忙しくなる。晩ごはんが12時過ぎになることもあるが、ポプラにつきあって、ついドカ食いしてしまう。
午前中にテニスに行くときは、朝、ごはんを食べるので、胃が休まる時間がなくなってしまう。
毎年のことなのに、まだ学習が足りなかったみたい。
これはヤバいぞ・・・用心にお灸をしなくちゃ・・・と思ってはいたんだけど、面倒なのでついつい先延ばしにしてしまった。
朝はバタバタ忙しい。『治療室で空き時間にやろう』と思う。仕事中はバタバタしているので、『夜やろう』となる。夜は夜でバタバタして、『明日の朝にしよう』となり、結局、行き着くところまで行ってしまった。
明け方、お腹の痛みで目が覚めた。あわてて、お腹にカマヤミニをした。30分ぐらいかけてお灸をしまくり、べたべた金粒を貼った。
まるで「借り物」のような動き。歩くのものろのろだったが、出すだけ出したら落ち着いた。
梅干、ビオフェルミンで、腸内環境をととのえ、水分はしっかりとって、しばらくは絶食である。
たぶん、弱っていた胃腸に細菌かウィルスが大繁殖して、魔物に身体を乗っ取られた状態になっていたんだと思う。眠くて眠くてしょうがなかった。
テニスをする気力も出ない。
休みの日に具合が悪いのはラッキーと思うことにして、寝たいだけ寝ることにした。
こんこんと眠りつづけ、起きれたのは3時半。そうとう疲れがたまっていたんだね。
4時半ごろ、母のところに行こうと思ったら、雷鳴が響きはじめ、土砂降りの雨になった。
感染症かもしれないときに老人ホームに行って、お年寄りにうつすことになっても困るしと思って、出かけるのはやめにした。
雷雨は神様の思いやり?
1日たっぷり休んだのは正解だった。野生の動物は寝て治す。。。
翌日になったら、すっかり魔物は退散していて、めっちゃ元気になっていた。
いつものようにテニスをしているんだけど・・・
テーピングは用心にしている肩の2本だけ。どこも悪いところがないなんて、1年ぶりぐらいかもしれない。
この1年間、身体に起きた不具合の数々は、もしかしたら「トシ」のせいじゃなく、コンピューター・ハザードの影響があったのかもしれない。
ホームページの移行のために、1ヵ月半、パソコンに貼りついてた。
「ロボット化」とジョークにしていたけど、事態はけっこう深刻だったんだね。
太ももは鼡径靭帯の痛みに悩まされた。筋肉が付着する腱に痛みが出るようになるのは、腱が持たなくなっている証拠?
腰は木でできた造作物のようになって、いつ壊れるかと不安の毎日だった。
鍼灸とストレッチと運動で老化現象に対抗できるはず、という信念を持っていたけど、はかない夢だったのだろうか・・・?もう限界なのかな・・・?
なんて、挫折感を味わっていた。
だけど、必死の治療をつづけていたら、どこもかしこもすっかり治っちゃった。
まだまだ上達目指すテニスを、思いっ切りがんばれそうである。
サーブをスマッシュに変えたけど、まったく同じというわけにはいかない。アレンジが必要である。
以前には、ぐちゃぐちゃになると、ラケットの振りもバラバラ、当たりもバラバラ、『サービスコートはあんなに広いのに、どうして?』と途方にくれるほど、右に左に、見事にボールが外れてしまっていた。
でも、とりあえず、「まっすぐ飛ぶ」ようにはなったので、フォルトの不安が減った。
フォームが崩れても「ぐちゃぐちゃ」までにはならず、振幅ハバが少なくなった。
サーブは「まっすぐ飛ばす」を基本にフォームを身につけたあと、微調整で回転やコースを変えることに取り組もうと思っている。
でも、スマッシュは、まっすぐ飛ばしちゃいけないらしい。
身体の向きでコースを読まれないように、右に左に打ち分けなくちゃならないんだって。
「サーブ恐怖症」から解放され、一歩前進することができたけど、まだまだこれからである。。。 |
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6/25(土) |
サーブに明るい光が見えてきた |
「サーブ恐怖症」は、まるでピッタリ身についた衣服のように、私にまとわりついていた。
底なし沼にはまったみたいに、もがけばもがくほどズブズブと沈んでいく。すでに脱出不可能か!というところまで来た。
右腕が治ったとはいえ、肩だけはどうもスッキリしなかった。昔やった五十肩のほころびが残っていたんだね。
こんどは肩のハリ・オタク。古傷を掘り起こし、右肩は完治に近づいていった。
でも、もともと、肩の影響はほとんどなかったのである。ボレーもスマッシュも普通に打てるんだから。
フォームが安定するまで、短い距離からサーブ練習をはじめることにした。ちょっとずつ距離を伸ばしていくのである。
ベースラインの手前までは順調なのだが、ラインの後ろに立ったとたん、「遠くへ飛ばさなきゃ」と力んでしまう。フォームが崩れ、不安におそわれぐちゃぐちゃになる。
ベースラインを「見た」だけで足がすくみ、激しい恐怖がおそってくるのだ。
完全に心が「病気」である。自分で「ベースライン・イップス」と名づけた。
上から打つサーブは封印することにした。心の休養が必要だと思った。
親睦会のときも、お楽しみ会のときも、肩をめくってテーピングを見せ、「肩を痛めているので、アンダーサーブしかできないんです」と断った。
球種の異なるサーブは、はじめは相手が戸惑ってくれたりするが、そのうち慣れられる。
ベテランなので、ポトンと落とされたり、打ち込まれたり。とても、とても不利なのである。
みなさん内心、『サーブ練習のやりすぎで肩を痛めたんだな』、と同情してくれたらしい。ペアの人も、にっこり笑ってフォローしてくれた。
このところの快進撃も、すべてアンダーのスライスサーブで、よくもやってこれたなと不思議になるぐらいである。
先週、クラブハウスの前で、他の人のゲームを見ていたとき、素振りをしようと思い立った。
ふと横を見ると、出入り口のガラス戸に自分の姿が映っている。
驚いたことに、サーブのフォームがとてもきれいなのである。
背中もそっているし、腰も捻っているし、肩も回っている。身体も腕もきれいに伸びている。
スマッシュの素振りもしてみた。ラケットがシュッとシャープに振られている。
それと比べると、サーブのほうは肩を支点にだらだらと回り、ラケットがのろのろと振られている。
もしかしたら、細かい注意事項をあまりにたくさん詰め込んだために、脳が動作の1つ1つを追いかけてしまい、スローモーションに陥っていたのかもしれない。
Cさんに、「身体の動きはできていると信じて、ラケットの振りだけ注意しろ」と言われたりもしたんだけど、自分で自分が信じられなかった。
でも、でも、ガラスに映る私のフォームは、ほぼ完璧で、とても美しかった。
サーブ練習は筋トレも兼ねていたし、鍼灸治療とストレッチのおかげで、自分でも驚くほど柔軟で、しなやかな動きだった。
もしかしたら、自信を持ってもいいのかも?
スマッシュは、ラケットを担いだところから始動する。
サーブは、ラケットを回してから、担いだ位置に落とし、そこから振り上げる。
もっと速くラケットを回して、インパクトのタイミングを早めたらどうだろうか?とか、壁であれこれ試行錯誤した。
その日の夜、録画してあった全仏女子ダブルスの決勝を見た。
ロシアペアは2人ともラケットを回していたが、優勝した若いフランスペアは2人ともラケットを回さず、それでも強烈なサーブを打っていた。
男子と女子は骨格が違う。男子は自然にボールが投げられるから、当たり前のようにサーブを習得できる。
でも女子は骨盤が広い。身体を回してボールを投げることが難しいので、訓練と矯正を重ねて、不自然な動きを身につけなければならない。
トップ選手ですらダブルフォルトを連発しているのが現実だ。
ラケットを「回す」という動作を減らせば、サーブの「難」をひとつ減らせる・・・
何年も取り組んできたことを捨てるのは悔しいけど、サーブのフォームはすべて忘れて、ベースラインからスマッシュを打とう。そう決心した。
次の日、テニスクラブでミックスのゲームに入れてもらった。
ファーストをスマッシュで打ったら、フォルトはしたけど、きれいにボールが飛んでいった。でも、セカンドのアンダーでダブルフォルト。次も同じパターン。
ペアのおじさんは、はじめてやった人なんだけど、
「上からちゃんと打てているんだから、下から打つのはやめなさい。みんな仲間なんだから、ダブルフォルトなんか気にしないで、セカンドも上から打ちなさい」
と言ってくれた。
結果、ダブルフォルトなしで、無事に最初の難関をクリアーした。
夜は女子ダブルスの試合。
さすがに緊張感が高いので、途中アンダーに逃げたけど、シングルスの位置からだと、プレッシャーなく打てることを発見した。
なにより距離が短い。壁ではまっすぐ打っていたから、ネットに向かって正対して打つほうが、慣れた感じがして落ち着けたのである。
1ヵ月以上も上からのサーブを封印し、心を休ませてきたけど、ガラスに映る自分を見たことがきっかけで、「ベースライン・イップス」は治っちゃった。
サーブを打つときは、相手とかペアとかネットとか、見なきゃならないものがたくさんある。
いちばん注視しなくちゃならないのは、もちろん「ボール」である。
ベースラインが目に入ること自体が「病気」の徴だった。
見つけたのは、シングルスの位置からのスマッシュ・サーブ。
『ラケットを回して打ちたい・・・』と、ときどきチラチラ頭をかすめるけど、リハビリ中は無理をしないほうがいい。自分の心と相談しながら、ちょっとずつちょっとずつ、できることからやっていこうと思う。
身体の不調を治すのはプロだけど、心の取り扱いはほんとうに難しい。
素振りがきれいなのはボールがないせいもあるから、手放しでは喜べないが・・・
とにかく、底なし沼を脱出できたぞ!バンザ~イ! |
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6/17(金) |
おっかなびっくりショットに苦労した |
ものすごい強風の土曜日、行っていきなり声をかけられ、男3人に混じってゲームをすることになった。
こっちは風下。豪腕のおじさんが、バッシンバッシン打ってくる。
強風に乗って、重いボールがすごい速さで飛んでくるので、ラケットがはじかれてしまう。
私でボールが終ったら、みんなに迷惑である。『どうやったら返せるんだろう?』とあせりまくって、ラケットを板のように使って、必死になって打ち返した。
負けたけど、3-6で、なんとかゲームにはなった。
そのあと・・・ストロークの打ち方を忘れてしまった。
ベースライン目がけてムーンボールを打つと、アウトする。相手の足元に落とそうとしても、浮いてしまう。「入れ」にいくと相手はベテラン、いいように料理される。
思いっきり打つことができないので、「おっかなびっくり」ショットしか打てなくなってしまった。
得意なストロークに自信が持てないと、どうしていいかわからなくなる。
どん底に陥って、ついに6連敗、みじめな負けがつづいた。
ゲーム中にフォームに迷うとドツボにはまる。
腕の振りとか意識すると、身体がギクシャクする。ボールから目が離れる。『入るかな?』と自分のボールを見守ると、相手の返球に立ち遅れる。
こういうときは「足」だけ考えて、「ボール」を打つことに専念したほうがいい・・・
そんなこんなを自問自答しながら、なんとか連敗はストップしたが・・・
そのさなか、いつもの飲み仲間のお楽しみ会があった。20人の男女で、3試合ずつ。ドローはすべて抽選で、1位~3位は賞品があるとのこと。
結果は、6-1、6-5、6-5の3連勝。得失点差の関係で、2位になった。
おっかなびっくりショットしか打てなかったのに、3勝したのである。
でも、自分のテニスができなかったから、全然嬉しくない。「なんとか入れなきゃ」のプレッシャーで、精神的にへとへとになった。
(超負けず嫌いで「勝ち」にこだわるペアとも組んだからね~)
お楽しみ会の翌日、Cさんにストロークの修正をしてもらった。「板打ち」になっていたのが不調の原因だった。
回転がうまくかけられなくて、ボールがコートに落ちてくれなかったんだね。
おかげさまで、やっと自分のストロークを思い出した。
まあ、低迷も勉強になるのかもね。いつもCさんが付きっ切りというわけにはいかないもの。
乱れたときに自分で修正できるようになるためには、いろんな「どん底」を味わう必要があるんだろうね。
(ボロの車やバイクに乗っていると、不具合の原因がすぐわかるようになるもんね)
次の日、強風の土曜日からちょうど1週間。
クラブに着くなり、「男3人の中でやる?」と声をかけられた。相手には前回の豪腕おじさんがいた。でも、なんなくショットを打ち返せた。
ペアのおじさんにあれこれアドバイスしてもらいながら、6-5で勝った。
久しぶりに自分のテニスができたので、この勝利は嬉しい。
悲惨な1週間だったけど、6連敗のあと、なんと6連勝してた。
おっかなびっくりショットでも「負けなかった」ということは、それだけ力がついたからなのかもしれない。
ゲームデビューから3年で、着実にレベルアップしているのだと、とりあえず自分をほめておこう。
(たまには自分をほめないとね~)
ところで、梅の季節がやってきた。
今年は、小梅を5キロ、梅酒を2キロ、梅ジャムを2キロ作ったよ。
まだ間に合うから、みなさんも挑戦してみれば?美味しいし、かわいいよ~~ |
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6/8(水) |
ふくらはぎが・・・ボワ~ン! |
右腕が治ってテニスを再開した日のことなんだけど・・・
8日も休養したおかげで、蓄積していた疲労が抜け、体調は絶好調。身体が軽くて、いくらでも動けた。男3人に混ざって、ガンガン走りまくった。
ネットのそばに立つ私の頭上を越える短めのロブが上がった。
届きそうもない高さだったが、とりあえず、思いっきりジャンプ!
跳び上がった瞬間、左のふくらはぎに、「ボワ~ン」という衝撃が走った。ボールはラケットの先っぽに引っかかり、なんとか返ってポイントを取った。
もしや肉離れ?と恐れたけど、「音」はせず、痛みもない。
そのあと、ベースラインに立っていた私に向かって、すごいスピードでボールが飛んできた。
ペアは「ウォッチ!」(=アウトだぞ!)と言っている。
アウトボールなので、避ければこっちのポイントだけど、当たれば、向こうのポイントになってしまう。
胸の高さで、真正面。ボールはすでに前方1・2メートル。『ぶつかる!』と思ったのだけど、気がつくとコートにしりもちをついていた。
背中を思いっきり反らして、ジャンプ!反射的にボールを避けていた。
こんどは右ふくらはぎに「ボワ~ン」が来た。
「ボワン」と風船がぶつかったような・・・水面に石を投げて、パーッと波紋が広がったような・・・ふくらはぎの真ん中にひろがる、薄べったくてまあるい衝撃で、はじめて味わう感覚だった。
そのあとも普通に走れたので、その「ボワ~ン」が何だったのかはわからない。
もしかしたら、全力でジャンプしたために、普段は使っていない筋肉を使ったということなのかもしれない。
ふくらはぎのこりには、ずいぶん長い間悩まされていた。棒状にこり固まっていて、どうしてもほぐせなかった。
ハリを打ってもらったり、カマヤミニをしてもらったりしたけど、誰も私のふくらはぎに責任を持ってくれない。通り一遍の治療で放っておいた。
鍼灸師が肉離れ(筋繊維の断裂)やアキレス腱断裂になったらみっともないし、そうなっても治療してくれる人もいない。
というわけで、右腕の次は、自分でふくらはぎに集中治療することになった。
ハリ・オタクの日々はまだまだつづいている。。。(笑)
晩ごはんのあと、全仏オープンを観戦。テーブルにワインを置いて、座椅子に坐ってハリを打った。ふくらはぎは後ろにあるので、ハリを打つのはかなり大変である。
右にハリを2本打って、左をぎゅうぎゅうマッサージ。左にハリを打ったら、右を揉む。それを交互にくり返した。
(私の手技は、スポーツマッサージと古方按摩をミックスしたものである)
棒のようなこりはなかなか取り切れないのだが、2・3日したら、ストレッチのときのふくらはぎの痛みがなくなった。
筋肉を伸ばしたときに「痛み」を感じるのは、「要注意」のサインだったんだね。
FAQ21:「ストレッチの効果は?」に、各部の筋肉の状態を早めに知ることができる。「伸びにくい」と発見したら黄信号、「痛み」が出たら赤信号・・・と。
自分で書いたのに、自分に当てはめていなかった。盲点だったね~
このところずっと悩まされていた私の腰痛。
ところが、ところが、ふくらはぎへの集中治療をはじめたら、状況が変わってきた。
クラブに行ってコートに立つ。自分の腰が「木」でできていると感じていた。
うっかり動くと、バキッと行きそう。まずは準備運動。ゆっくりはじめて、腰に「油」が回ったら、そこからやっと全力疾走。
そんなふうで、もう、全力でテニスをやるのは無理な年齢になったのかな・・・と意気消沈していた。
でも、ふくらはぎの柔軟性を取り戻したら、腰の柔軟性も戻ってきたのである。
もう「木」じゃなくなったので、用心しなくてもよくなった。
「手と足は、バイクのマフラーのようなもの、ストーブの煙突のようなもの」と、いつも患者さんに言ってきた。
手足が詰まっていると、気の流れが悪くなる。
出口の窓を開けてあげないと、風が流れないのと同じ原理である。
手足をほぐさないと、患部である首や体幹をいくら治療しても治らないのだけど、自分に当てはめていなかった。これも盲点だった。
女子ダブルスの頃には、まだちょっと不安があった。
でも、先週の平日親睦会のときには、まったく問題がなくなった。
ミックス・ダブルスなので、男がすごいボールを打ってくる。走りに走って、拾って拾いまくった。
ドローに恵まれ、3勝1敗。私は赤組で、はじめての優勝だった。
これからも、上達目指してがんばれそう。^o^/ |
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5/31(火) |
女子ダブルスに初参戦 |
ロゴマーク作りにはまっちゃって、ブログの間があいてしまった。。。
ある患者さんに、「診療カレンダーのロゴがわかりにくい」と言われた。
このところ、「夜」をイメージする意味で「星」を使っていたんだけど、「星じゃあ、わかりにくい。やっぱり、夜は『月』でしょう」と言われた。
「夕方から」と「夕方まで」のロゴは、分かりやすく、見やすくしようと、何年もの間、さんざん試行錯誤してきた。しょっちゅう変えてきたのである。
結局、自分で作るしかない。いったんのめり込んだら、抜けられない私である。
アイデアが決まったあとも、細部にこだわりまくった。
ロゴを拡大してさんざん手直ししても、原寸大にすれば似たり寄ったり・・・なんだけど、どうしても納得できない。
作っては作り直し、作っては作り直し、何十時間もかかっちゃった。
できあがったのはこれ、 「夕方から」である。
ちょっと前に作った を「昼間だけ」にしたので、これなら分かりやすいと思う。
ちょこちょこのぞいては、「かわいい~!」と見惚れ、自画自賛しているんだけど、どうかなあ。^。^。
この間、女子ダブルスの試合にはじめて出た。
組んだ相手は、初対面同然の女性。
去年の9月、正会員になってすぐに1回対戦、2ヶ月前に一緒に練習し、1ヶ月前にゲームをやっただけ。
彼女は働いているので、平日には来られない。
私も土・日はたまにしか行かれないので、ほとんど会う機会がなかった。
彼女はテニス歴は6年なんだって。私も本格的にやるようになってまだ4・5年ぐらいだから、「駆け出し」同士でちょうどいいかもしれない?
私がシングルスの試合に出ていることを知ると、テニスクラブの先輩たちはびっくり驚く。優しい先輩が、「怖いもの知らずなのね」と微笑んだ。
みなさん、若い頃からさんざん試合に出て、自分の限界を知って、今はお楽しみテニスをしている。
私たちは2人とも、遅咲きのプレーヤーだから、シングルスでもなんでも「やってみたい」と、好奇心旺盛なのである。
ベテランの先輩たちに混ざってゲームをしていると、「ミスしちゃいけない」のプレッシャーで、縮こまってしまう。緊張感から萎縮してしまう気持ちは、さんざん味わったからよく分かる。
でも、縮こまったら必ず負ける。どうせ負けるのなら、思いっきりやったほうが気持ちがいいし、そのほうが先につながる。
そんな話をしたあとで、「ダブルス、一緒に出てくれませんか?」と言われたのである。下手と知ってて誘われたんだから、気が楽である。
土・日の仕事が忙しくて、ペア練習がまったくできなかった。試合の当日、本番直前に、ゲームで1回組んだだけだった。
試合と言っても、ときどき出るシングルスのラウンドロビンと同じ、京王テニススクールで開催している月例トーナメントである。
練習試合みたいなもので、リーグ戦だから、3回は試合ができる。試合が練習と思ってやるしかない。
シングルスのとき、「勝ちたい」という気持ちが、自分の中のどこにも見つけられず、『なんで、試合に出たんだろう』と疑問がおこることは、前に書いた。
でも、シングルスのあとは、自分が「強く」なっていることに気づく。ひとりで戦うことで、精神的に強くなれるらしい。
クラブのゲームで、ワンランク、レベルアップしている自分を発見できるのだ。
ダブルスはどうだろう?
試合開始は夕方の6時過ぎ。薄暗くてボールが見えにくい。初戦の相手は若くて、すごいボールを打ってくる。びっくりしたけど、意外に取れる。
「いつも男のボールを受けているんだもんね」とペアに言ったら、「そうだよね」とにっこり。
3戦3敗だったけど、相手のレベルにかかわらず、すべて3-6で、けっこう競った試合ができた。
ペアにつられて、「勝とう」というテンションも持てた。
気楽にやれるペアとのダブルスの試合は楽しい、ということもわかった。
シングルスで、練習どおりのプレーができるのは、勝敗にこだわる気持ちがないからだったのかもしれない。
勝敗を意識すると、どうしても縮こまってしまう。試合前のゲームでは、上手な人たちを相手に2戦2勝で、かなりの絶好調だったのに、本番では、おっとこどっこいショットを連発した。
これからの課題だね~。
終わったあとで、「みづさんとやるのが一番気楽です」とペアに言われたが、いつもみんなにそう言われているんだ。
楽しくやるのが大好きだし、人を励ますのが仕事だもんね~~ |
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