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ティラの部屋 チワワのティラノ
3歳半
#17
2020・ 1
3月15日 自分から「湯たんぽ」に?
ティラは毛が多くて暑がりなので、私の腕の中に長くはいない。おふとんの上で眠ることが多いんだよ。

3月に入って、冬の友=「湯たんぽ」を入れるのをやめた。温かすぎるとおふとんをはいじゃって、かえって手足が冷えてしまうこともあるから。

でも、昨日は寒かったね~。明け方に目が覚めた。
『う、寒い!』と、おふとんの中で、足を縮めて丸まっていた。寒くて足が伸ばせない。

『起きて湯たんぽを入れたほうがいいのかなあ・・・』、『どうしよう・・・』
うとうとしながら迷っていたら、ティラがおふとんに入ってきた。

いつもはくるりと身体を回して、おふとんから顔を出すのに、もぐりこんだままじっとしている。
ティラはちっちゃいので、あんまり温かくないな・・・

はじめは胸のあたりにいたんだけど、しばらくするとちょっと前進。お腹のあたりに移動した。
しばらくするとまた前進。ちょっとずつ、ちょっとずつ、奥へもぐりこんで行く。

あれあれ、なんだか温くなっているぞ~、と気がついた。

身体もおふとんもポカポカに温まっている。足を伸ばしても冷たくない。
のびのびできて快適だ~
そのとたん、ティラはむっくり起き上がって、すたこらおふとんから抜け出した。いつものように、おふとんの上で眠りはじめた。

私が寒がっていることに気がついて、自分から湯たんぽ役をかってでて、私を温めてくれたのかなあ?
3月8日 ティラも鳩が嫌いらしい
河川敷を歩いていたら、前方に鳩の群れがいた。10羽以上も並んでゆうゆうと歩いている。

中国人が減ったせいか、鳩がまた増えている気がする。。。

飼い主は鳩が嫌いである。人間を恐れずに平然と歩いているし、突然に飛び立ち、ついでに糞を落とされたりする。

鳩の群れを追い出そうと石を投げたんだけど、3羽ぐらいがちょっとだけ飛びのいたあと、すぐにまた地面に降り立った。

誰もぜんぜんどこうとしないので、もっと大きい石を探した。完全になめられている。

あれあれ、ティラがいないぞ?と思ったら、もと来た方に戻りはじめてる。
私たちが遠ざかるにつれ、なぜか鳩の群れはどんどん近づいてくる。

なのでティラはシッポを下げたまま、どんどん、どんどん行ってしまう。
飼い主が、鳩を見ると立ち止まったり、「キャ~!」と叫んだりするので、ティラにも伝染しちゃったかな・・・?

Uターンが大嫌いなティラだけど、鳩はもっと嫌いみたいだね。
3月1日 ガサガサ音にすぐ反応
夜中、ワインを飲みながら映画を見ていた。ティラはすでにおふとんで寝に入っていた(・・・はずである)。
・・・そうだ、ちょっとナッツをつまもう・・・と思って、袋を手にした瞬間、いきなりティラがピョッコンと起き上がって、すっ飛んできた。

まっしぐらに私のお腹の上にダイブしたんだよ。
仕方がないのでおすそ分け。
食べるたびに飛んでくるんじゃ、ワインタイムもぜんぜん落ち着けない。

ヴェルもそうだったけど、お菓子の袋をあけるガサガサ音には、犬は敏感である。

眠っているようでも、『もしかしたら?』に備えて、耳だけはちゃんと起きているみたいだね。
2月23日 風はキライじゃ~
昨日はすごい強風、春一番が吹き荒れた。遊歩道よりも、下の河川敷のほうが、意外と風の影響を受けにくい。

行きは向かい風の河川敷、帰りは追い風で遊歩道、そのほうが楽チンそう・・・と飼い主は考え、川下に向かって歩き出した。

ティラがいきなり立ち止まった。強風にビュービューあおられて迷惑そうである。ティラは風が苦手なのである。
しばらく考えていたティラは、くるりとUターンをして反対方向へ歩き出した。
「ティラ~」と呼んでも振り向かない。
どんどんどんどん行ってしまうので、仕方なくティラのあとを追いかけた。「泣く子と地頭(と犬)には勝てない」。。。

あれあれ、背中に追い風を受けると、楽に歩けるね!

帰りはもろに向かい風だったけど、30分も歩いているうちに、なんだか風に慣れちゃったらしい。風がそれほど苦にならなくなった。

ティラの選択が正解だったみたい。「老いては子に従え」?とか・・・
格言を2つも使わせてもらっちゃった。(笑)
2月16日 1日2回もお留守番
月曜日はあんずとヨーコと新宿で飲む約束をしていた。

リハビリ中なので、2時間だけテニスに行くことにした。テニスのリュックを見たティラは、部屋の隅っこでおとなしくしていた。

家に帰って、いそいで出かける支度をした。
仕事用のリュックを持ったので、ティラは、『今度こそ一緒に行けるはず』と思ったらしい。

バタバタと私のあとを追いかけ回し、私の膝に手をかけて、『連れてってくれるんでしょ!』とばかりに、大騒ぎをしたんだよ。

でも、無情にもティラは置いてけぼりにされた。

夜遅く帰ったら、ティラは大歓迎をしてくれた。まるで私が数日間も留守にしたかのように、なついて、なついて、なつきまくった。
座椅子にどっかり坐ったら、ティラがお腹の上に乗ってきた。そのまま、ぜんぜん動こうとせず、ず~っと居座っていたんだよ。

1日1回ならまだしも、「2回もお留守番なんて!」と無言の抗議をしていたのかなあ。。。
2月9日 首をかしげて「なあに?」
患者さんが帰ったあと、パソコンに夢中になっちゃった。ふと振り返ったら、こっちを見ているティラと目が合った。

あれあれ、期待のまなざしである。
「ティラたん、お散歩に行きたいの?」と聞いたら・・・
ティラは、クニュッと首をかしげた。

こうやって首をかしげて、一生懸命に話を聞くんだよ。

『なあに?』と聞き返す動作は、犬も人間と同じだね。言葉を覚えようと、けなげにがんばっているのである。

小さい頃は、何か言うたびに首をかしげていた。だんだんいろいろ分かってきたらしく、最近ではめったにその姿を見れなくなったんだけど・・・

久しぶりに、「お散歩」に超反応。かわいい!

シャッターチャンスが難しかった。携帯なので、首をかしげてからシャッターを押すと、写るころには顔を上げている。

シャッターを押してから、「お散歩に行きたいの?」と声をかけたら、首をかしげた瞬間にカシャリ!と、無事にカメラにおさまった。

何度もくり返したから、期待を裏切っちゃいけないと、あわててお散歩に連れ出した。

言葉を覚えさせるには、つねに本当のことを言わなくちゃならないんだよ。
2月1日 自力で爪研ぎ
ティラが最近、「爪研ぎの技」を覚えたんだよ。

お散歩中にときどき立ち止まって、後ろ足でシャッシャッ!と交互に地面を蹴る。葉っぱや枝や土が、ビュッビュッと後に飛んでいく。

はじめは「蹴る」遊びだと思っていた。
だんだん頻度がふえていって、ときどきは前足でも、ザッザッ!と交互に地面を掻くようになった。

ある日、爪が短くなっていることに気がついた。

ティラの爪で痛い思いをすることもなくなったし、病院やペットショップで爪を切ってもらう必要もなくなった。
爪を研ぐ様子を紹介したかったけど、いきなり始めるし、動きが速すぎて写真を撮れない。

他の犬たちが地面を蹴る姿は何度も目撃した。チワワのリクちゃんも、しょっちゅう後ろ足で地面を蹴っていた。

でもヴェルは、7歳までお散歩なしの暮らしだったから、動物的本能があんまり目覚めなかった。爪は人間が切っていたんだよ。

「後ろ足でシャッシャッ!」が「爪研ぎ」だったなんて、ティラを見てはじめて知ったのである。
冬の野川はとても気持ちがいい。ティラは自由にあっちをブラブラ、こっちでクンクン、意気揚々と遊んでいる。

ときどき立ち止まっては、シュッシュッと爪を研ぐ。野生の動物は、自分で爪を研いでいるんだね~~
1月26日 ソロリソロリ、ひとりで歩いた
ティラのウ○チを拾うのにえらく手間取ってしまった。

あれあれ、ティラは待ちきれなくなったらしい。リードを引きずったまま、ずりずりと前進している。

リードを落とすと固まってしまったティラが、飼い主から離れて、自分から歩いたのである。

はじめは不安そうに、シッポを丸めていた。
自転車が来ないことを確かめながら、ティラの動きを観察した。

しばらくすると・・・

垂れ下がっていたシッポが、だんだん立ってきた。
「ティラ~」と呼んだら、振り向いた。

「待てだよ~」と声をかけたら、おとなしく立ち止まった。

シッポがどんどん上がっていく。
ティラはキョロキョロとあたりを見回している。

たったの3メートルだけど・・・

ちょっとずつ着実に、冒険心が育っているね~~
1月19日 すっかり甘えん坊に
飼い主は胸の怪我で、もう4週間もテニスを休んでいる。ぎっくり腰のときと違って、お散歩も抱っこもふつうにできる。

たぶんティラは、『幸せ、幸せ、幸せじゃ~』というところだろう。
お留守番することもほとんどなく、いつも一緒にいられるんだもの。
名探偵ポワロをみながら、毎日えんえんと胸にお灸をする私。

ティラはちょこちょこやってきて、私に甘えてくる。私の足にあごをのせてまったり、ほら、幸せそうでしょ~~
だんだん目が閉じていって、そのまま足の上で眠り込んじゃった。

その姿があんまりかわいいので、身動きもできない。変な格好で、それでもお灸をつづける飼い主である。
1月8日 床ではじめての大冒険
ティラは治療室の床に下りたことがない・・・という話をずっとしてきた。
家ではやんちゃなティラだけど、治療室ではずっとイスの上。ほとんどの患者さんは歩く姿すら見たことがない。
それには訳があるんだよ。

うちに来て2日目か3日目に、イスの上からバタッ!と落ちたのである。いきなりの衝撃で、ティラはびっくりして固まっていた。いそいで抱き上げたんだけど、そうとうショックだったらしい。

それ以来、水を飲ませようと床におろすと、ガタガタ、ブルブル、這いつくばって震えるようになった。
床は「怖いところ」で「痛いところ」だと思い込んでしまったのだ。

ずっとペットショップのゲージ暮らしで、まだ筋肉もなかったし、道路を歩くのさえ怖がっていた頃のことだもの。

8ヶ月の子犬は、何でも食べてしまう。分からんチンなので目が離せない。こっちは仕事で忙しいから、「渡りに船」である。イスの上にいてくれたほうが楽なんだもの。

そのあともときどき床におろしてみたんだよ。震えることはなくなったけど、大慌てで玄関に逃げ込んでしまう。
(お散歩のときは玄関に立つので、慣れた場所なのだ)

ピンクのマットを使うようになって数ヶ月。マットの上なら安心していられるらしいので、待合室のイスが満員なときはここがティラの定位置になった。
去年の終わりぐらいに、ちょっとした転機がおとずれた。

いつも美味しいものを持ってきてくれる患者さんがいて、ティラは彼女のことが大好き。
待ちきれないときは、『ピー、ピー(早く、早く)』とおねだりする。

ある日彼女が、ちょっと離れたところからチーズをちらつかせて、「おいで!」と言ったとたん、ティラはピーピー、バタバタ大騒ぎになった。

後ろ足はマットにのせたまま、前足だけマットから出して、なんとかチーズをもらおうとした。
あとちょっとでチーズ、というところで、また慌ててマットに戻ってしまう。
くり返しているうちに、滞空時間がだんだん長くなっていった。「もうちょっとだね~」と話していたんだよ。

さてさて昨日の話。一日雨だったし、仕事が忙しかったので、お散歩に連れ出す余裕がなかった。
イスの上ではあまり動けないから、足が固まってしまう。

ためしにマットごと床におろしてみた。
さんざん迷ったみたいだけど、ティラはのそりとマットから歩き出した。
まず伸びをして、固まった足をストレッチ。
遊べるように床にスリッパを投げてみたけど、無反応。次に手近の紙を投げたら、歩いていって匂いを嗅いだ。

ついにマットを出て、床の上の探索をはじめたのである!
マットから出たり、戻ったりをしばらくくり返したあとは、マットのへりにあごをのせてまったり。そのまま眠りこんだティラである。

床を歩ければ、自由に水が飲めるし、ちょっとした気分転換もできる。狭いとはいえ、イスの上よりはマシだもの。

新年の報告は、ティラの大冒険で幕をあけた。ちょっとずつだけど、ティラは着実に進化しているんだよ~~
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