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参考文献&お薦めの本
インフルエンザの予防接種についての本。まったく効果のないことは昔から言われていたので、受けたことはありませんが。。。
~ 医学関係の本のコーナーで紹介しました。~
Last updated: 2008/10/17
<→ 医学関係 / 脳と精神医学 / 心理学・社会学 / 自閉症 / ADHD、多重人格、など / エニアグラム/その他
医学関係の本
題名 著者 出版社
インフルエンザ・ワクチンは打たないで! 母里啓子 双葉社 2007
著者は医学博士で、元国立公衆衛生院疫学部感染症室長。インフルエンザの予防接種はまったく効かない。症状を和らげる効果も、一切ない。その理由が、とてもわかりやすく書かれてある。インフルエンザは、自然にかかるのが一番である。無意味どころか、重大な副作用もある。インフルエンザ・ワクチンをめぐるいろんなエピソードも興味深いが、面白がってばかりもいられない。これは現実である。
帯状疱疹・単純ヘルペスがわかる本 本田まりこ 法研 2004
どちらの病気もヘルペスウィルスの仕業。帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウィルス(HHV-3)が原因。単純ヘルペスは、単純ヘルペスウィルス1型(HHV-1)と2型(HHV-2)が原因。「症例36:帯状疱疹」の参考にさせていただきました。
子宮筋腫・子宮内膜症・子宮腺筋症 あなたの答えが見つかる本 たんぽぽ&佐々木静子 双葉社 2003
たんぽぽ(子宮筋腫・内膜症体験者の会)というグループと、女性の産婦人科医、佐々木静子さんの共著。「症例24:生理痛&子宮筋腫・内膜症」の参考にさせていただきました。
メス化する自然 環境ホルモン汚染の恐怖 デボラ・キャドバリー 集英社 1998
若い世代の男性の精子の数が減ってきている。不妊のカップルの増加や、男性が女性的になってきているのも、それが原因だろうか?合成エストロゲンは天然エストロゲンと違って、生物に与える影響が大きいそうだ。環境中に放出された様々の化学物質は、体内に入ると、エストロゲンのように作用するらしい。プラスチックからも溶け出している。ペットボトル入りの飲料や、プラスチック容器での食品の保存などは問題だ。でも、これは、個人の努力でできることをはるかに超えた大問題なのだ。
ビタミンショック ハンス・ウルリッヒ・グリム&イェルク・ツィットラウ 家の光協会 2003
ビタミンの過剰摂取の危険性については前から知ってはいたけれど、ここまでひどいとは思わなかった。天然ビタミンは人工ビタミンとは全然違うし、普通の食生活で充分摂取可能。それなのに、酸化防止剤、保存料として、あるいは「栄養がある」かのように見せかける販売戦略のため、肉類、お菓子から飲み物までありとあらゆる食品に添加されている。気軽に飲んでいるビタミン剤も、過剰摂取に拍車をかけ、死者や重大な後遺症を持つ人までいるという。
危ないぞ予防接種-イギリスからのメッセージ すべての親が知るべきこと- レオン・チャイトー著 藤井俊介訳 東京 農山漁村文化協会 1992
天然痘、ペストなど重大な疫病がなくなったのは、ワクチンのおかげではなく、公衆衛生の向上したおかげだと主張。ワクチンの被害について書かれてあるが、毛利子来氏が監修し、受けるべき予防接種についての補足がついている。
ブレンダと呼ばれた少年 ジョン・コラピント 無名舎 2000
双子の男の子の一人を8ヶ月で性転換手術。女の子として育てられた彼は「性差は育ちによって決まる」を立証するための実験台だった。その子と家族の実話。時代の風潮に押し上げられ、30年間にわたって誤った仮定のもとに行われた残忍ともいえる手術は、実は今も行われている。男女の性別も言語と同じく、あらかじめ脳の中に組み込まれている。男でも女でもその中間でも、ありのままでいていいのではないだろうか?
クローン、是か非か マーサ・ナスパウム&キャス・サンスタイン 産業図書 1999
いろんな学者や作家がクローンについて書いた論文集。特に、2人のポズナーさんの書いた論文に納得。結婚制度が人類生存のための一番最適なシステムだそうです。
マラリアVS人間 ロバート・S・デソウィッツ 晶文社 1996
マラリア、黒熱病との戦いの歴史。昆虫学者が蚊を捕まえて、縦に裂いて顕微鏡をのぞき、マラリアの原虫を見つけ出す、そのオタクぶりに感動。
四千万人を殺したインフルエンザ ピート・デイヴィス 文藝春秋 1999
1918年のスペイン風邪のこと、1997年の香港ですべての鶏を焼却処分したインフルエンザ事件など、インフルエンザと人類の戦いに詳しい。ウィルスのことがよく分かる。
もう抗生物質では治らない M・シュナイアソン&M・プロトキン NHK出版 2003
MRSAなど、細菌が抗生物質に対して耐性を獲得していく様子、新薬の発見と挫折、詳しく書かれてある。
はじめてであう小児科の本 山田真 福音館書店 1984
フツーのお母さんだったころ、この本を読んで、基本的な医学の知識を得ました。子供がかかる病気だけじゃなく、細菌とウィルスの違いも、この本で理解できました。
<→ 医学関係 / 脳と精神医学 / 心理学・社会学 / 自閉症 / ADHD、多重人格、など / エニアグラム/その他
脳、精神医学に関する本
題名 著者 出版社
パニック障害からの快復 - こうすれば不安や恐怖は改善できる シャーリー・スウィード&シーモア・シェパード・ジャフ 筑摩書房 2005
著者の二人の女性は、何年ものかかってパニック障害を克服した人たち。理屈で物事を理解しようとする人向き。食事療法にも言及(ただし、ビタミン剤を奨励しているのには賛成できない)。彼女たちや、そのグループに参加した人たちの体験談を読むと、パニック障害って、当人にとっては、想像を絶するような恐怖体験なのだな、ということが伝わってきた。「自動運動に身を任せる」というくだりは、私にも参考になった。
真昼の悪魔 うつの解剖学(上/下) アンドリュー・ソロモン 原書房 2003
うつ病に苦しんだ著者が、自分の体験、彼自身がインタビューした多くの人の体験談を中心に、医学、薬、歴史、食事、様々の療法など、うつ病に関するありとあらゆる情報を集大成した本。たいていの人は喪失をきっかけにうつ状態に陥る。そのまま時期がくれば治ってしまううつ病と、大うつ病に移行する本格的なうつ病の二通りがあるらしい。薬の副作用やダイエットのせいで脳内の化学物質のバランスが崩れて起こるうつ病もある。著者は薬を服用することで日常生活を送れるようになったと言う。
精神疾患はつくられる DSM診断の罠 ハーブ・カチンス&スチュワート・カーク 日本評論社 2002
精神医学のバイブル、DSM(精神障害の診断・統計マニュアル)は、どこまで信頼性の置けるものなのか?製薬会社が精神科の薬を数多く作り出し、その薬代を保険会社に支払わせるためにちゃんとしたマニュアルが必要であるとのニーズがあった。次から次へといろいろな病気が考え出されては、削除され、名前を変えられ、改定を繰り返している。製作者達の思惑、政治的取引が絡む。会議室での話し合いで作り上げられたものが、「科学的」と称され、時には臨床を無視した病気が創造されることもある。DSMによれば、人間のほとんどが何かしらの精神病を患っていることにもなりえる。DSMの改定の過程を詳しく記述してある。
火星の人類学者 オリバー・サックス 早川書房 2001
脳に障害を持つ7人の症例から脳について記述した本。交通事故で脳震盪を起こして以来、色覚を失った画家。LSD中毒のあと記憶、見当識障害を起こしたもとヒッピー。トゥレット症候群の外科医。自閉症のサヴァン(特殊能力を持つ人々)。重度の白内障の手術のあと、正常な視力を持ちながらも「見る」ことのできない人。どうやら、長い間視覚を使わず触覚に頼って生きていると、大脳の「見えたものを認知する」分野が萎縮してしまうらしい。もしや、長い間耳が遠いままでいた年寄りが、補聴器をつけても聞こえるようにならないことと関係しているのかな、と思った。
ロリの静かな部屋 分裂病に囚われた少女の記録 ロリ・シラー&アマンダ・ベネット 早川書房 2002
分裂病の本人と、家族や精神科医などが交互に書いている本。症状の苦しさ、周りの人の苦悩がリアルに語られている。たとえ病気が治ったとしても、病人暮らしを長く続けると通常の社会生活に復帰することが困難になる。初めて幻聴を打ち明けられる精神科医に出会って、カウンセリングと行動療法を重ねるが、どうしても幻聴はなくならず、そのために破壊的な行動に出てしまう。最後の賭けで試した新薬のおかげで幻聴が消えた彼女は、今、人を助ける職業についている。
私は「うつ依存症」の女 プロザック・コンプレックス エリザベス・ワーツェル 講談社 2001
著者はティーンエイジャーの頃からうつ病と闘ってきた人。彼女は今プロザックを飲んでいるそうです。行動療法の効果もすごい。うつ病に苦しんでいる人が身近にいたら、その人を理解する助けになります。読みながら自分がうつだった頃を思い出してゾッとしてしまった。
隔絶された少女の記録 ラス・ライマー 晶文社 1995
小部屋に閉じ込められて言葉を持たなかった少女(仮名、ジーニ)の実話を通して言語について研究。脳の中にあらかじめ文法や構文が組み込まれていて、思春期の前に言葉の洪水を浴びると、たとえ文法めちゃめちゃな言葉でも、正しい文法の言葉がしゃべれるそうです。
記憶は嘘をつく ジョン・コートル 講談社 1997
すっかり忘れていた記憶がある日突然鮮明に蘇る?記憶のフラッシュバックによって訴訟を起こされた親たち。その影には怪しげなセラピスト達の存在がある。記憶は脳の中で変化していくものではないだろうか?記憶というものの真実を探る、興味深い本。
手を洗うのが止められない 強迫性障害 ジュディス・ラパポート 晶文社 1996
奇妙な儀式や思い込みで人生が困難になる。理性で分かっていてもやめられない。強迫性障害の治療の記録。
シャドー・シンドローム 心と脳と薬物治療 ジョン・レイティ&キャサリン・ジョンソン 河出書房新社 1999
軽症うつ病、軽躁病、間欠性激怒障害、注意欠陥障害(ADD)、自閉症、強迫性障害、耽溺、不安、など、本物の病気の影のように軽度ながら人生に影を落とすところから名づけられた、様々な軽度の障害を網羅してある。必見。私は自閉症プラス軽躁病かも・・・
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心理学・社会学関係の本
題名 著者 出版社
依存症から回復した大統領夫人 ベティ・フォード 大和書房 2003
合衆国の元ファーストレディ、ベティ・フォード(フォード大統領夫人)が、アルコールと薬の依存症の治療施設に入った。依存症を克服したあと、あらたな治療施設、ベティ・フォード・センターを設立。本人、家族、友人、医師などのエピソードをまじえながら、気づき、当惑から、克服にいたる過程、現在のことなどを語っている。
平気でうそをつく人 M・スコット・ペック 草思社 1996
精神科医である著者が、自分の診療体験から、ごく普通の人たちのなかにある「邪悪」というものを発見した。一口に言えば、「偽善者」のことだ。親がはりめぐらしたクモの巣の中に囚われて、クモ恐怖症になっていた女の子の例など、診療記録からのエピソードが参考になった。後半は、集団としての「邪悪」、つまり戦争のことに触れている。
恋愛依存症の心理分析 ピア・メロディ 大和書房 2001
ベースに「共依存」を持つ人が恋愛をすると、恋愛依存症または回避依存症に陥る。恋愛以外の対人関係にも、同じパターンを投影し、現実が見えなくなってしまうこともある。そういう病的な心理状態の分析と、そこから離脱するための対策法が書かれてある本。うちの患者さんのお勧め。
神話にみる愛のかたち ー 臨床事例と六つの関係ファンタジー ー ヴェレーナ・カースト 創元社 1994
恋愛には、ファンタジー(幻想)が必要だという。たしかにそうかもしれない。当の相手よりも、幻想的な関わりの方が重要だったりすることもある。だから、人は、恋愛を通して成長することができるのかもしれない。神話の中の愛と、臨床例を巧みに組み合わせながら、愛を分析している。さすが、女。久しぶりに、読み応えのあるユング派の本を読んだ、という感じ。
未熟なオトナと不遜なコドモ ロバート・ブライ 柏書房 1998
ウッドストック以来、社会の枠組みが打ち壊され、成長を拒む兄弟主義によって、大人も子供も道に迷っている。アメリカで起こっていることが世界中で起こっている現代の不思議。父親がまず子供を捨て、今では母親も子供を捨て始めた。封建的な野蛮な男性像を否定し、その代わりの生き方のモデルのない時代に、フェミニズムで男は道に迷う。大人の人間としての道しるべは何だろう?
グリム童話の正しい読み方 『鉄のハンス』が教える生き方の処方箋 ロバート・ブライ 集英社文庫 1996
「アイアン・ジョンの魂(こころ)」の文庫版。男の子が大人の男になるには自分の中の野生の男に出合う必要がある。ワイルドマンは地下室に閉じ込められていて、檻の鍵は母親の枕の下から盗み出さなくてはならない。鉄のハンス(=アイアンジョン)の童話に沿って、少年から、真に優しく強い大人の男になる過程について書かれている。男の子の育て方の参考にもなります。
マインドコントロールの恐怖 スティーヴン・ハッサン 恒友出版 1993
人は何故、マインドコントロールされるのか?時には、非日常、不合理、非道なことを、まるまる信じ込んだりしてしまう。でも、頭の中に小さな棘のように刺さる、かすかな疑問があるはず。それがマインドコントロールを解かれるための鍵。カルト教団のマインドコントロールに実際にかかった本人が自分の経験と対策法を語る
子供を愛しすぎてダメにする親 ロリー・アシュナー&ミッチ・マイヤーソン 大和書房 2000
子どもを愛することと、愛しすぎることは違う。ありとあらゆることに口を出し、子供が失敗をしないように先回りをし、失敗の後始末を買って出ることで、子供自身の成長を阻み、自信を奪い、達成感を奪い、自立して生き抜いていく力を奪ってしまう。子供を愛しすぎた親と、愛されすぎた子供を待ち受ける、世の困難。そして、自分で自分の首をしめたことになって?原因、状況、対策のそろった本。
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自閉症に関する本
題名 著者 出版社
モーツアルトとクジラ ジェリー・ニューポート&メアリー・ニューポート 日本放送出版協会 2007
お互いに自閉症である夫婦が、それぞれの生い立ち、出会い、結婚生活における葛藤をつづった本。同名の映画にもなった。ジェリーがアスペルガーと診断されたとき、医師に「自閉症の人の自伝は読まないほうがいい。症状がひとりひとり異なるので、かえって混乱を招きかねない」と言われたそうだ。
自閉症の君は世界一の息子だ ポール・コリンズ 青灯社 2007
初めての子どもモーガンが、2歳のときに、医師に発達障害であることを告げられた。父親として息子を観察し、息子に関わる子育ての奮戦記でもある。「狼に育てられた少年」として有名な野生児ピーターのことや、アートの天才たちのことなど、自閉症というものを巡ってのいろいろな考察も書かれている。
自閉症を克服する 行動分析で子どもの人生が変わる リン・カーン・ケーゲル/クレア・ラゼブニック NHK出版 2005
教育心理学者のケーゲル博士と、自閉症の子どもを持つ母親クレアの共著。罰ではなくほうびを与えて取り組む行動療法によって、言葉を話すようになり、友達も作れるようになる。日常のあらゆる状況に対応する具体的なアドバイスが書かれています。実践の書。
ずっと「普通」になりたかった。 グニラ・ガーランド 花風社 2004
著者のグニラは大人になってから自分が高機能自閉症であると知った。全身の感覚神経、運動神経を統合する機能に問題があり、ばらばらでつながりのない神経系のコントロールに苦心する。人の言葉の裏を読めない。社交辞令が理解できない。経験したことを一般化するのに時間がかかる。普通に見せかけることで、何とか社会に適応する道を見つけたが、それは自分を殺すこと。今は自分らしく生きることに納得してる。
愛の奇跡 自閉症から娘を救った感動の物語 J・ホッジス 篠崎書林 1975
まだ「自閉症」の概念も情報もなかった時代だった。両親と二人の兄が協力し合って、愛と直感で、辛抱強く娘を育て上げた。後に発見された行動療法を自力で見出したのはすごい。彼女はよく笑う、愛情深い、明るい娘に成長した。疑問があると、周り中の人に聞きまくるところ、何かに凝ると取り付かれるようになるところは私とそっくり???古ーい本だけど。 
ジェレミーの緑の帽子 「発達障害」のわが子と歩んで ベス・ケファート TBSブリタニカ 2000
著者の息子ジェレミーは2歳半のときにPDD(特定不能の広汎性発達障害)と診断された。自閉症に似て、コミュニケーションの障害、言語使用能力、ある特定のものに対する強い執着、運動能力などのある特定の能力の発達に障害がある。両親は、ジェレミーには、普通の子にはないずば抜けた才能がある素晴らしい子だと信じている。悪戦苦闘しながら溢れるような愛情で忍耐強く見守る姿は、大変そうだけどジーンと来る。
自閉症児イアンの物語 脳と言葉と心の世界 ラッセル・マーティン 草思社 2001
イアンは著者の甥。1歳6ヶ月までは正常な発達をしていたイアンが、突然、言葉を失い、奇声を発し、反復行動に苦しむようになった。8歳のとき、ファシリテ-ティッド・コミュニケーションによって、実は言葉も理解していて、知性も人格も損なわれていないことが判明。百日咳の予防接種が自閉症の原因と著者は言う。脳と言葉、隔絶された少女、ジーニについても言及されている。
わが子よ、声を聞かせて キャサリン・モーリス NHK出版 1994
重度の自閉症でも行動療法で見違えるような進歩を遂げられる。自閉症の子を持つ母が、自らの体験を語る。
自閉症児エリーの記録 クララ・パーク 河出書房新社 1976
エリーの成長の記録をお母さんがつけた。子供に接する彼女の独特のやり方が私のやり方に似てる、、、と思って、ドキドキした。今では、一見はほとんど普通の子に見えるようにまで成長したらしいです。
見えない病 チャールズ・ハート 晶文社 1992
自閉症の兄と息子を持つ人の自伝。かなり重度の自閉症の人を家族に持つ人の苦悩が書かれてある。
心という名の贈り物 ドナ・ウィリアムス 新潮社 1996
自閉症だった私へ、の続編
自閉症だった私へ ドナ・ウィリアムス 新潮社 1993
自閉症の自伝。これを読んで、ドナに"You are like me."と手紙を書いたら"You are not alone."と返事が来た。私は自閉症かも、と思った。
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ADHD(注意欠陥多動性障害)、多重人格など
題名 著者 出版社
ADHDと自閉症の関連がわかる本 ダイアン・M・ケネディ 明石書店 2004
それぞれタイプの違うADHD/自閉症の3人の息子を持って、ADHDと自閉症は同じなのではないだろうかと思い始めた著者。ADHDは行動面、自閉症は脳の機能と構造と、それぞれ別の面からアプローチがされ、別々の専門家によって研究されている。チェックリストでは、両者にほとんど違いがない。ちょうど、私も、同じ疑問で頭がいっぱいだった。<8/24の日記に詳しく書いてあります>
片づけられない人のための仕事の本 リン・ワイス WAVE出版 2002
ADD、ADHDは人口の5%と言われていたが、それは学校などで問題とされる行動をとる児童の場合らしい。大人のADDの割合は20%、あるいは60%であると言う人もいる。つまり、人類の半数ぐらいは、ADD的要素を持つ人だと思ってもいいだろう。ADDの人が職場で直面するトラブルを細かく分類し、その問題点と対処法についての詳しいアドバイスは、実戦に役立ちそう。下記の本を、より充実させた内容になっている。
片づかない!見つからない!間に合わない! リン・ワイス WAVE出版 2001
ADDを「見た目に分かるADD」と「内面でだけ混乱しているADD」と「枠組みに頼っているADD」の3種類に分類してある。一見、きちんとして見える人の中にも、ADDまたはADHDの人がかなりの確率でいることが分かる。ADDのせいで生じるトラブルに詳しく、ADDを理解する具体的な助けになる。非ADDの人が、ADDを持つ人と付き合う際に必要な、数々の苦労と並々ならぬ努力には、身につまされる思いがする。
ADD/ADHDという才能 トム・ハートマン VOICE 2003
自身がADDである著者は、人間をハンター(狩猟民)とファーマー(農耕民)に分類しています。ADD/ADHDの人はハンターの遺伝子を持つ人で、農耕民型の社会に適応するのは難しいが、実は特殊な才能を持つ人であるとして様々の例をあげて説明しています。私としては、ここまで言い切っていいのかな?という疑問を持ってはいますが、参考になると思います。
踏みにじられた魂 ジョーン・フランシス・ケイシー 白楊社 1994
24の人格を持つ多重人格(解離性)障害の、本人とセラピストが交互に書いてる。運動神経抜群の人格と、自分の足にもつまずく人格。絵を描く左利きの人格と勉強好きの右利きの人格が統合したら、右手で講義のノートを取りながら左手で黒板の図を写していた!アレルギー持ちの人格になるとみるみる湿疹が広がり、人格が変わったとたんにあっという間に消えてしまう。これなんか、性格と病気の密接なつながりを感じさせます。
片づけられない女たち サリ・ソルデン WAVE出版 2000
自分をADDと知った女性が書いた。身の回りが片付けられない、というより、頭の中が片付けられない?才能を発揮しづらい点が悩みの種。先駆的な実践の書。マニュアル満載。
手のつけられない子、それはADHDだった メアリー・ファウラー 扶桑社 1999
ADHDの息子を持つ人の書いた本。原因、症状、対策法。ADHDの子供(特に男の子)の能力を、どうたっやら適切に伸ばしてあげられるか、環境作りが重要ポイント。
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エニアグラムの本
題名 著者 出版社
ピタリと当たる9キャラクター別 恋の相性診断 中嶋真澄 メタモル出版 2006
それぞれのタイプの特徴が短くまとめられていて読みやすい。「口ぐせ」が、まわりの人がどのタイプかを見分けるのに役立つ。恋愛傾向なんか、よくまとめられていて、みんなで読んで笑える本。一面的な見方しかしていないし、内容的にちょっと底が浅いので、信じ込むと問題あり。特に相性に関しては、あまり参考にならない。(ヘレン・パーマーがお薦めだよ!)
新エニアグラム ヘレン・パーマー TBSブリタニカ 1996
それぞれのタイプのこと、微に入り細に渡り書いてある。自分の独特の個性と思っていたものが、なんだ、タイプ7の特徴だったのか!と思って少し残念。心の隅々まで、ここまでなんで分かっちゃうの?とすごい驚きだった。
相手の性格が怖いほど見える! へレン・パーマー 三笠書房 1995
それぞれのタイプ同士の、パートナーシップにおける長所と短所を、恋愛・結婚と仕事に分けて書いてある。
エニアグラム へレン・パーマー 河出書房新社 1998
職場におけるエニアグラムの活用。
エニアグラムで子供の性格を知る エリザベス・ウェイゲル 春秋社 1998
子供は変化するけど、一生のタイプは変わらない。親の思い込みでなく、その子にあった育て方をすることで、子供の個性を伸ばす助けになります。
やさしいエニアグラム レニー・バロン&エリザベス・ウェイゲル 春秋社 1995
エニアグラムで最初に読んだ本がこれ。イラスト入りで、面白おかしく読める。いろんな人をリサーチして一緒に楽しめた。人ってみんな違うんだなあと納得。
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その他のジャンルのお気に入りの本
題名 著者 出版社
個人事業・自由業者の パソコン経理でラクラク申告 井上修 すばる舎 2005
会計ソフトを使っての経理は、帳簿作りも計算も、自動的にやってくれるのでとても便利。でも、入力するのは人間。正しく入力するためには、どうしてもある程度の経理の知識が必要です。けっこう詳しく、分かりやすく書かれている経理の本。
自分でできるメールソフトの乗り換えとデーターの移行 鈴木光勇 ディー・アート 2002
Outlook Expess を使っていると、ウィルスのターゲットになりやすい、ということを聞いてはいたのですが、では、どうしたらいい?この本には、いろいろなメールソフトの特徴と、インストールの仕方、データの移行について、分かりやすく詳しくつづられています。私もこれを読んでメーラーを変えました。 
英語でホームページをつくる 小坂貴志、他 ベレ出版 2002
トップページのことを英語では home page と言い、top はそのページのトップのことを示しているって知ってました?その他、様々な言い回しの例文が載っていて、英語のページを作るのに役立ちました。
ちょっと一言 Medi Talk 医療現場で役立つ英会話 高階經和 宮崎悦子 インターメディカ 2005
病院に英語を話す患者さんが来たときのための英会話。医者や看護婦と患者との会話集のほか、医療の専門用語も載っています。CDが3枚ついているので、耳の訓練にもなります。
帝都東京・隠された地下網の秘密 秋庭俊 洋泉社 2002
現在の地下鉄は、実は戦前から存在していた秘密の地下網を利用して作られているのではないか?大手2社の地図を見比べて、異なる記載をされていた地下鉄についての疑問から著者の探索が始まった。うちの患者さんのお薦めの本です。
サヴァイヴァー デビー・モリス 紀伊国屋書店 1999
著者はデッドマン・ウォーキングの元になった実在の事件の被害者の女性。ボーイフレンドと一緒に連れ去られ、彼は林の中で銃を打たれ、彼女はレイプされ連れ回されたが、殺される寸前から逃げ出し証言台に立った。苦しみ、心の葛藤、人間関係の変化から、どうやって立ち直り、幸せを感じれるようになったのか。泣くほど感動した。
デッドマン・ウォーキング ヘレン・ブレジャン 徳間書店 1996
著者は死刑反対のシスター。清らかな彼女が、いろいろと葛藤しながらも死刑囚の魂を救うために行動することができるのは、神を信じているからなのだと思った。スーザン・サランドンがシスター役、ショーン・ペンが死刑囚役で映画化された。
フリーのための「青色申告デビュー」ガイド はにわきみこ 情報センター出版局 2001
パソコンを使って経理をし、55万円の青色申告控除をゲットしようと思ってる人に最適の初心者向けマニュアル。これを1冊読むと、経理というものの本質、屋台骨がサーッと見渡せます。詳しく、丁寧で分かりやすい入門書です。
今すぐ話せるインドネシア語 入門編 ファリーダ イドリスノ 好光智子 東進ブックス 2000
ナチュラルスピードのCD2枚付きで、聞き心地よく、楽して覚えられました。スペイン語版もよかったです。
僕が欲しいのはパパとママと釣りざおだった リチャード・ミニター PHP 2002
情緒障害を抱えた少年を里子に迎えた家庭の実話。けっこう感動。
あなたの愛の傷(トラウマ)テスト マックス・リュッシャ- 集英社刊 1999
カラー・テストが当たるのもすごいけど、こんなに納得できた恋愛論ははじめてでした。
<→ 医学関係 / 脳と精神医学 / 心理学・社会学 / 自閉症 / ADHD、多重人格、など / エニアグラム/その他