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3月11日 |
集団は苦手じゃ~~ |
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河川敷を歩いていたら、お友達の集団が見えた。
アスカちゃんをはじめ、いつも仲良しの犬が6匹ぐらい。飼い主たちがのんびりおしゃべりをしているそばで、みんなで楽しそうに遊んでいた。
いつものように大喜びで駆けていくかと思いきや、ティラは立ち止まってしまった。 |
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私は集団にたどり着き、みなさんにご挨拶。
遠くから「ティラ~」と呼んだけど、いくら待ってもティラはやってこない。 |
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いつもはUターンが大嫌いなティラなのに、この日は来た道をスタスタ戻って行ったんだよ。
私も昔は女の集団が苦手で、井戸端会議を見つけると、こっそり隠れて回り道をしたものである。
ティラはなんだか私に似ている。やっぱり「親子」なのかな~ |
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3月4日 |
「ハウス」を知ってた |
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その辺で遊んでいたティラに、ためしに、「ハウス!」と声をかけてみたら・・・
なんとティラは、ダーッと走ってきて、ゲージの中に駆け込んだのである。
ヴェルは「ハウス」が大嫌いだったし、うちらは犬が嫌がることを辛抱強く躾けるというDNAを持たない。
「ハウス」を教えるのは無理と、今までやってみたことすらなかった。
どうやら、ペットショップで、「ハウス」だけは躾けられていたらしい。 |
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ご飯のときは、自分からハウスに入っていく。
「ハウス!」と命令されるのは、お留守番のときだけである。 |
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ゲージの扉を閉め、「リョータンはテニスに行ってくるからね。ティラはお留守番だよ」と言ったら、ティラは呆然としている。
『入るんじゃなかった・・・』と、後悔しているのかね。
だんだん、ハウスに走りこむのに時間がかかるようになってきている。
うっ、と途中で立ち止まってみたり、グルグル回ってみたり。
そのうちヴェルみたいに、「ハウス!」と言われると、『ガルルル・・・』と抗議するようになるのかな? |
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2月25日 |
おふとんの上で待つ |
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夜更かしの飼い主は、夜中を過ぎてもなかなか寝ない。
仕事場から帰宅したあとは、バタバタと家中駆け回って遊んでいたティラだけど、そろそろ疲れてきたらしい。
眠くなると、私のおふとんの上で丸くなって待つんだよ。
おふとんのほうへ歩いていったら、ティラがゴロンと寝返ってこっちを見た。 |
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老犬は別だが、犬は熟睡しない。
野生の動物は、熟睡したら食べられちゃうものね。小さな物音でもすぐに目覚めるのである。 |
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早く寝ようよ・・・と言いたげである。 |
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2月18日 |
油揚げご飯 |
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食に気まぐれなティラにはほとほと手を焼いた。わざわざ作っても食べないことが多いので、完全に手抜きになっていた。
シャケやアジなどの焼き魚をほぐしてご飯に混ぜたりと、人間のものをおすそ分け。お魚は大好きみたいだけど、食べたり、食べなかったりで、ほんとに理解不能なのである。
おすそ分けは、味が濃すぎたり、野菜不足だったりするし、栄養バランスも悪い。
これなら、ドッグフードのほうがマシなんじゃないか・・・
ポプラが、「前のと同じのにしたら?それなら食ってたし」と言うので、なるほどと思い、ユニディに行って同じものを買ってきた。
ティラはドッグフードを喜んでる。歯ごたえのあるものが好きなので、カリカリ、カリカリ、小気味いい音を立てて、楽しそうである。
なんと、なんと、不思議な現象が起こった。
たまにドッグフードを上げるようになったら、手作り食の完食率が高くなった。塩気がなくとも、喜んで食べる。
手作りご飯の美味しさがわかったのかな?
ティラの一番の好物は「油揚げ」である。今まで完食率は100%である。 |
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煮た油揚げをご飯に混ぜてあげると、大喜び。あっという間に食べちゃって、お坐りして「お代わり」を待っている。お代わりもペロリ、一瞬で消える。
(西調布の三上豆腐店の油揚げは、最高に美味しいのである)
あまり肉には興味がないらしい。残してしまうこともしばしば。犬のくせに肉が好きじゃないとは・・・私に似たのかな? |
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人間がご飯を食べはじめると、食堂のゲージに一直線。
食べ物をくわえて、私のおふとんに運んで食べるクセがあったので、食事中はゲージの扉を閉めていた。
途中で出たがっても、食べ終わるまでは出さないようにしていた。扉を閉められると、ティラはなんとなく挙動不審になる。(笑)
でも、この頃は、落ち着いて最後まで食べるようになったので、開けっ放しでも大丈夫になったんだよ。 |
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2月11日 |
うちに来て1年たったよ |
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2月5日はティラがうちに来て、ちょうど1周年の記念日だった。
「ティラ~、おめでとう!」と日に何回も声をかけたけど、もちろん本人はきょとんとしている。
ついでに、「うちの子になってよかったね~」「ティラはうちに来て、幸せ、幸せ、だね~」と、何度もくり返す飼い主バカである。(笑)
10月からずっと「絶好調」を自慢にしてきた私。身体のあちこちに起こっていた「不調」にぜんぜん気づかなかった。ひどいぎっくり腰になってしまい、いつ治るともしれない難物にへとへとである。
こんなときは、かわいいティラがいると本当に癒しになる。
ふわふわの毛に顔をうずめて、「私もティラが来て、幸せ、幸せだよ~」なんて、何回もくり返してしまった。
「絶好調」は諸刃の剣?飛ばしまくりでやってきたから、かなりの疲労が溜まっていたらしい。もう、眠くて眠くて、仕事と家事とティラの散歩以外、いくらでも眠れるのである。
ティラは私が寝ている間、散歩もご飯も、自分からはなにも要求しない。ほんとにいい子なのである。(ヴェルもそうだったけど)
そのへんで丸まっていたり、おふとんに入ってきたり、ひとりでおもちゃで遊んだりして、私が起きるまでずっと待っているんだよ。
昼過ぎになってやっと活動開始。
起きてもすぐにはお散歩に出かけられない。のろのろ家事をする合間に、自分に治療もしなくちゃならないんだもの。
私が起きるまで寝室に閉じ込められていたティラは、それでも大喜びで家中を駆け回る。
そのへんに転がっていた食べかけの骨を、私のおふとんに運んでいった。 |
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ガジガジ、ガジガジ、骨をかじっている。 |
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寝転がってみたり、かじってみたり、骨のそばで大回転をしている。骨を相手に遊んでいるのである。
子犬って、ほんとにかわいいね~~ |
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2月4日 |
アスカちゃん |
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野川の河川敷におりたら、そこにアスカちゃんがいた。ジャックラッセルテリアの女の子である。
喜んで駆け寄ろうとしたティラに目もくれない。
一心不乱に穴掘りをはじめた。 |
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アスカちゃんはけっこうマイペースなので、ちょっとだけ挨拶したあとは、あちこちほっつき歩いて、ひとりで飛び回っていることが多い。 |
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無視されたティラは、穴を掘るアスカちゃんをジーッと見ている。チワワには「穴掘り」の遺伝子はないらしい。 |
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たったの数分で、こんなに大きな穴が掘れた。小動物を見つけようとしたのかな?
ジャックラッセルテリアはものすごく活発なので、お散歩が大変そう。川にもジャブジャブ入っていく。
飼い主は、「また~」と言いながらも、楽しそうにあとを追いかけていく。
やんちゃな子は女心をくすぐるんだよね~~ |
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1月27日 |
はじめての雪 |
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月曜日には大雪が降った。朝8時ごろ散歩に連れ出したら、もうすでにチラホラ降りはじめていた。寒くてもティラはお散歩が大好きである。河川敷を30分、駆け回って遊んだ。
(私は午前中、雪の中でテニスをしたんだよ~~)
午後はおこもり。ベランダから外を見せて、「ティラ、雪だよ」と教えたけど、理解不能だったみたい。
さすがにその夜は外に出られず、私は爆睡。眠りこけていた間に、ティラにあちこちでおしっこをされた・・・
火曜日のお昼になって、やっと遊歩道に雪の隙間ができた。ティラにとっては生まれて初めての雪である。
はじめはすごいビビッてた。雪の上は慎重に避けて、道路の上を用心しながら一生懸命歩いていた。融けた雪でお腹までビショビショに濡れた。
そのうち慣れたみたいで、なかなか帰りたがらない。冒険好きの男の子なのである。(1歳8ヶ月になったんだえ~)
数日間は遊歩道でのお散歩だったけど、おとといになってやっと、河川敷に土が見えるようになった。
途中から一面の雪。積もったまま固まっていた。ティラは途方にくれて、うろうろ、うろうろ・・・
でも、雪のない場所を見つけたよ~~ |
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考えに考えたティラは、段の上を歩きはじめた。小さいと、こういうときは便利だね。 |
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ときどき立ち止まって、私のほうを見ていた。
助けてほしいのかな?
いえいえ、ティラはたくましい男の子。どんどん先へと歩いて行く。 |
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う・・・、行き止まり・・・、困ったぞ・・・
なんとか隙間を見つけて、ジャンプ。難関を越えたあと、土の上をビュンビュン楽しそうに走っていったよ。
みんなに「犬は雪が大好きよ。雪の上に置けば、大喜びで歩くわよ」と言われたのだけど、ティラは雪が苦手みたい。
来年はもうちょっと慣れて、雪の上を駆け回れるかな・・・? |
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1月20日 |
理解不能・・・ |
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いつもそんな面倒なことはしない私だけど、この間めずらしくスーパーのビニール袋を三角形にたたんだ。ポンとイスの上にのせておいたら、いつの間にか床の上に落ちていた。
あとで拾おうと、そのまま放っておいたのが運のつき。
落ちているものは何でも拾い、運んで行っておもちゃにするティラがいた。
夜、寝室に行ったら、私のおふとんの上にビニール袋が広げてあった。よく見ると、真ん中に小さな黄色いプール・・・?
おしっこだ!
なんと、おふとんの上にビニールを運んで、広げて、真ん中におしっこをかけたのである!
ティラを呼んで叱ろうかと思ったけど、それはまずい。
褒められるときも、怒られるときも、ティラはシッポをパタパタ振って、バタバタバタバタ騒ぎまくるのである。
うっかり揺らして、おふとんにおしっこがこぼれると困る。
おしっこがこぼれhいように、ビニールをそ~っと持ち上げて、そろりそろりと運んで捨てた。 |
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数日間、患者さんにその話をしまくった。ティラは神妙に聞いている。自分の話題だってわかっているみたいな顔である。
犬を飼っていない患者さんたちには、「すごい、頭いいね~」と感動された。わざわざビニールを広げて、ちゃんとそこにしたんだから・・・
そうなのかな?
だったら、なんでわざわざ私のおふとんの上なの?
その日は4回もお散歩に出かけたから、我慢できなくてしたわけじゃない。ビニールを広げたあと、ふいに思いついて、おしっこかけて遊んだのかな?
犬の気持ちは理解不能だね~~
ティラの名誉のために付け加えるけど、ときどきはちゃんと正規のトイレでおしっこをすることもあるんだよ。 |
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1月12日 |
バイクのカゴで |
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仕事に行く途中、パン屋さんに寄った。
バッグの蓋を閉めれば、犬がいるとはわからない・・・そう思っていたけど、ティラは、どうしても顔を出すぞと、もぞもぞ動きまくる。
雨の日でもそうやって顔を出すので、顔だけびしょ濡れになるんだよ。
上からポシェットで押え込めばなんとかなるけど、それも面倒。だからティラはいつも、バイクの籠の中で待つことになる。 |
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暴れたり、騒いだり、飛び出したりはしないんだけれど・・・ |
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とってもとっても不安そう。借りてきたティラになっちゃうんだよ。 |
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1月6日 |
犬はみんな友だちだ~~ |
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ティラは犬が大好きである。どんな犬でも見かけると、大急ぎで走っていく。
飼い主さんは自分の犬を知っているから、吠える犬なんかは、向こうでリードを引いてくれる。
・・・という楽観的な予測から、ティラは河川敷では自由に遊ばせている。 |
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トイプードルは犬懐っこい子が多い。
ヴェルなんかちょっと引いていたけど、ティラはトイプー顔負けのなつきぶりのチワワである。とっても嬉しそうに遊んでいたよ。 |
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この子はまだ7ヶ月だって。子どもなので、動きがすごい。ティラのまわりをピョンピョン飛び回り、なついてなついてなつきまくった。
さすがにティラもちょっと引いて固まっていた。 |
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この子達に会うのは2回目。ダーッと走っていってお喋りをしたあと、数秒後、脱兎のごとく駆け出していった。
野川に下りたばかりだから、先へ先へと、気持ちがはやっていたみたいだね。
今年も元日から、ティラは元気で遊んでいるよ~~ |
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ティラ TOP |
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ヴェルの思い出 |
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