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・・・ 出会いから編 ・・・
ヴェルの思い出
2012 ・ 2
3月21日 胃液を吐いた
ついに、ヴェルは、黄色味がかった、白っぽい、透明な、ネバネバした液体を、大量に放出した。

なんで、吐くときはいつも掛け布団の上なんだろう?
不思議なのは、ホットケーキを食べた直後なのに、固形物はゼロ。吐いたのは胃液だけ。

食いしん坊だから?それにしても、器用だね~~
3月24日 吐いたらスッキリ
吐いたあとは、何事もなかったように、いつも通りのヴェルだった。次の日も、元気に、しっかりご飯を食べた。
でも、あのネバネバは何だったんだろう?唾液かな?
舌をペロペロして、唾液をたっぷり出して、それに絡めて、余分な胃液を出したとか・・・?
3月27日 お腹、なでて~
朝、目が覚めて、とりあえず洗濯機を仕掛けに行った。

戻ってみると・・・

あれあれ、久しぶりにヴェルのこんな格好を見た。

ばあちゃんの病院通いとかで、朝のゆとりがなくなった。

ヴェルもつきあって、せかせかしていたんだね。
『なでて、なでて~』

『お腹、なでて~』

そう言っているのかな?
アップだよ~。

お鼻が濡れて、健康そうだね!
4月1日 犬の腕組み
あれあれ、手をバッテンにしているよ。
「その手、かわいいね~」と話しかけると、お耳がピン。
一生懸命、私の話を聞いている。まるで、会話が通じているような顔してるでしょ。
4月7日 人間語の勉強中
友人が来て、一緒にご飯を食べた。さんざん、『くれくれ』と、おねだりに来ていたヴェル。

あれ?静かになった?
おしゃべりの途中でヴェルをさがすと、そこでちょこんとお坐りしていた。

食い気より、会話のお勉強?

ますます利口になっちゃうね~
4月13日 お花見
野川の桜並木のライトアップがあった。(去年は自粛で中止だった)
発表が前日だったので、あまり人を呼べなかった。

まだ明るいうちからはじまったんだよ~。
私は料理で大忙し。写真をとる余裕がなかったのが残念。

ヴェルは、大好きな人がたくさんいたので、大興奮。みんなに遊んでもらって、大喜びだった。
客たちが帰ったあと、ヴェルを探しに行くと・・・
部屋の隅に片付けてあった、座椅子の上でバテてた。
次の日はごはんを食べなかった。みんなに、食べ物をおねだりしていたからね~。
4月17日 桜の回廊
桜の花がどんどん散って、花びらが地面に敷きつめられている。上にも下にも花があって、素敵だよ。

まるで、桜の回廊を歩いているよう。
この数日、ヴェルはとってもアグレッシブ。

ハシゴに足を掛け、「さあ、ストレッチ」とはじめても、ヴェルがどんどん行ってしまう。
南公園の階段まで、スタスタ早足。そこからUターンさせても、また、どんどん、歩いていく。1時間歩きつづけても、平気なんだよ~
4月28日 もう置いてかないでよ~
スキーに行っている間、またまた預けられたヴェル。

7年間育ててもらった家だから、言うなれば、昔の家族。着いたときは大喜びだった。ピョンピョン跳ねるように駆けていき、ゴロンと横になり、シッポをパタパタふって、なついていた。

でも、私が帰ろうとすると、大慌てで走ってきた。「バイバ~イ」と、無情に置いてきた。

白馬と朝霞は、方向が正反対。1泊2日の旅程だけど、3日目にゆっくり迎えに行こうと思っていた。

なのに、朝一でメールが。。。
夜中に、家中におしっこをかけまくったんだって。スキーを早めに切り上げて、あわてて迎えに行った。
ベタベタ雪との格闘のあと、長距離の運転で、くたびれた~~

次の朝、私がゴミ捨てに出ている間に、またまた、荷解き途中の旅行バッグの中で、丸くなっていた。
「次は連れてけ」アピールだな。

今度こそ、写真をバッチリ。
5月4日 行きはよいよい、帰りは・・・
桜の花がおわると、今度は菜の花の季節である。相変わらず、どんどん先を行くヴェル。ちょっとのんびりしていると、あっという間に遠くへ行ってしまう。

「待ってくれ~」と、あわてて追いかける私である。
さて、帰り道。Uターンの嫌いなヴェルだけど、抱っこしてしばらく歩くと、あきらめて歩き出す。
でも、なんだか、気がすすまなそう。ほら、私の後ろを歩いてくるよ。
5月9日 スキーに行ったヴェル
おしっこ事件のあと、「もう、ヴェルをあずけるのは難しいね~」という話になった。ペットOKのペンションを、本気でさがすしかない。「ヴェルをリュックに入れて、滑れるだろうか?」などなど、あれこれ話し合った。

でも、まあ、ペンション探しは来シーズンに先送りして、とりあえず、スキーは日帰りで行こう。ヴェルは、おうちでお留守番がいいね、と決定。朝、5時に、お迎えの車が来た。春スキーのできる山は、遠いんだよね~。

長いお留守番だから、おしっこだけでもさせておこうと、ヴェルを外に連れ出した。ヴェルは、大好きな野川なのに、『そっちへは行かないぞ』とふんばった。じゃあ、「こっちは?」と促しても、『そっちにも行かないぞ』とふんばった。

まっすぐ友人の車のところに行き、そこで坐りこみ、『絶対に乗るぞ』と、ちいさな身体で、ふんばりにふんばった。
いつも話を聞いているヴェル。『ここがふんばりどころ』と思ったのだろうか?

あまりのけなげさに、「じゃあ、連れて行ってみる?」ということになって、とりあえず、車に乗せた。
車の中では、預けられるときと違って、満足そう。まったりと落ち着いていた。なんで分かっちゃうんだろうね?

バッグの中では、本当におとなしい。蓋をすれば、声も出さず、身動きもしない。
荷物になって、ゴンドラにもフリーパス。はじめは表情がカタかった。緊張してるのがわかるでしょ~。
私は初心者なので、ベテランスキーヤーが、ヴェルをぶらさげて滑ってくれることになった。
バイクに乗りなれているヴェルはスピード狂。
バッグから顔を出して、あっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロ、楽しそうに見物していたよ~。
○ ○ 追記 ○ ○
追記・19 実家に預けられなくなった
7歳になってすぐ、年末からうちに預けられたヴェル。

月に1回、もとの飼い主に爪を切ってもらいに行っていた。マンションの前に着いた瞬間から、大興奮。早く出せと、車の中で右往左往。
ママのこともパパのことも大好きだった。

「騒々しい犬」と思われていたヴェルが、「おとなしい犬」に変身していた。みんなの真ん中でまったりくつろいでいる。

「これなら、うちに置いても大丈夫そう・・・」というママのつぶやきに、内心、えらくあせった。
かわいくて、もうヴェルなしでは生きられないのである。

5月、狂犬病の予防接種をするからつれて来いと連絡が来た。ちょうど、2泊3日で温泉に行く予定だったので、行きに預けて、帰りに受け取ることにした。

でも、帰り道に電話をすると、「まだ行っていない」とのこと。そのまま、家に帰った。
その話をしたら、「なんで渡しちゃったんだよ!」「もう、戻ってこないよ!」と、ポプラとあんずにえらく怒られた。

でも数日後、私が子どもたちの面倒を見てくれれば、その間にママが獣医さんに連れて行って予防接種をしてくるという連絡が来た。
そのままヴェルをお持ち帰りしてもいい、とのこと。

もとの飼い主の家に入ると、ヴェルが死に物狂いで走ってきた。
お料理作って持っていったスーパーの袋に、なんとか入ろうと必死であがいた。
私の荷物に入れば、連れ帰ってもらえると思ったらしい。

ママの話によると、居間のゲージの中で寝かされていたので、毎晩、毎晩、ワンワン吠えつづけていたそうだ。

ゲージから出すと、家の中を気が狂ったように走り回り、赤ちゃんのマットやおもちゃの上におしっこをかけたんだって。

手に負えない騒々しい犬になって、嫌われようとしたのかな?

トリマーの女の子が言っていたけど、犬の問題行動のほとんどは、お散歩が足りないのが原因なんだって。
たっぷりお散歩をすれば、身体も疲れるし、気持ちも満足する。そうすると、この上ない、おとなしくてお利口なワンちゃんになる。

ヴェルは私のそばを離れようとせず、私がトイレに入ったりすると、私のバッグのそばに貼りついて、帰るタイミングを逃さないように用心していた。
帰ろうとして、玄関に向かう私のあとを、死に物狂いで追いかけてきた。

うちに来て半年で、すっかりうちの子になってしまった。ヴェルが飼い主を選んだのである。
私のバッグとリュックの間に陣取っているヴェル。
言葉で伝えられないので、小さな頭で一生懸命考えて、お出かけを逃さない工夫をしていたのである。

結局、実家では、毎回、家の中でちょくちょくおしっこをしていたと、あとからママに聞いた。お散歩させてもダメだったんだって。
遊びに行くのは楽しくても、預けられるのはイヤだったんだね。

それ以来、あんずに預けるしかなくなってしまったのである。
updated: 2015/11/20
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