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・・・ 出会いから編 ・・・
ヴェルの思い出
2012 ・ 4
7月10日 涼しげにはなったけど・・・
今年2回目のトリミングをやった。
ハサミにびびっちゃって落ち着かない。動いちゃって危ないので、膝の上にのせて、抱っこでカット。30分ほどかけて、かなり短くした。
野川では、生き生き元気だったけど、さすがに、こう暑いとバテるよね。
お散歩の帰り道、ベンチの上で、ちょっと休憩。やっぱり、ちょっと老けたかなあ。
7月17日 階段を駆けあがる
羊の放牧状態で、あちこちの草むらを探索したヴェル。(私はハシゴでストレッチ)
ひとしきり嗅ぎまわったあとは、「もう、帰るよ~」とばかりに、自分から階段を駆け上がる。暑いので長居はできないらしい。
トントン、スタスタ、・・・あっという間に登ってしまう。

「待て! 待てだよ~~」と、声をかけながら、あわてて追いかける。自転車に轢かれると困るからね~。
このあたりは、桜並木の木陰が、ちいさな避暑スポット。ちょっとだけでもお散歩ができて、助かるよ~
7月24日 お店でひと休み
ヴェルを治療室において、西調布で飲み会。そのあと、バイクを置いて、ヴェルと一緒に家まで歩いた。

けっこう涼しい日だったから、大丈夫とは思ったけれど、夜中の道を3キロ、1時間半以上かけてゆっくりと歩いた。
(健康なときは50分で歩いたんだよ)
途中、布田の無国籍料理のお店で、ちょっとひと休み。

テラス席があるので、犬OKだろうと、前から気になっていたんだ。
はおっていたジャケットをイスの上に敷いて、ヴェルもまったり。お水ももらっちゃった。
お店の人にかわいがってもらって嬉しそうだったよ。
8月1日 呼吸をチェック
猛暑続いて身体が慣れると、夜なんか、風があって「涼しい?」と感じるときもある。去年の今日は、ヴェルが肺水腫で病院に行った日だ。

窓を開け放てば、エアコンなしでも、扇風機だけでOKかな?ついつい思ってしまうけど、用心、用心。
寒暖計で確認すると、室温30度、湿度70%もある。 毛皮を着た犬にとっては、けっして涼しい夜ではないよね~。

去年の轍は踏まないぞ。心臓のためにリスクは避け、エアコンをかけることにする。
ヴェルのお腹は、しょっちゅうチェックしてる。
お腹の動きで、呼吸の状態をみるのだ。

ヴェルは、私の視線にすぐ気づく。期待のまなざしで、むっくり起き上がろうとする。
「お散歩は行かないよ~」と言うと・・・

『なーんだ、こっちを見ただけか・・・』

とばかりに、ショボ~ン。
8月5日 助手席で日傘をさして
ヴェルの爪もそろそろ限界。暑い季節はお散歩を減らしているので、自然に爪が削れる、ということがなくなった。
どの指か覚えられないんだけど、まあるく曲がって伸びる爪があって、肉球に刺さってしまうと大変なんだよね。

前の飼い主に、爪を切ってもらいに行くことになった。こっちの都合と、あっちの都合があった日が、なんと、ものすごい暑さだった。

車の中は、まるでオーブン。なかなか冷えないので、ヴェルは涼しい場所を探して、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、車の中を右往左往している。

助手席にクーラーの冷気が行くようにしてはあるんだけど、直射日光でガンガン暑い。長い舌をダラ~ンとたらして、ハアハアしているのを見ると、心臓に負担がかかるのではと気が気でない。

そこで、思いついたのが日傘である。
暑い日ざしがさえぎられ、そこだけまるで別世界。

日傘の中に冷気がたまるので、助手席から、涼しい風が吹いてくる。
やっと、ヴェルが落ち着いた。灼熱地獄から解放されて、ホッとしたみたい。幸せそうなそうな表情を見てちょうだい!

グッドなアイディアだったね~~
8月14日 スヤスヤ・・・
お散歩もすませ、ご飯も食べおわって、あとは寝るだけ。。。

ヴェルのお気に入りの場所は、パソコンの前のお座布の上。
キーボードがのっているテーブルの下に、もぐりこんでいることもある。

昔は、家でもよくパソコンに向かっていた。その頃からの習慣かな?
最近は、PCの調子がイマイチなので、ほとんどやらなくなっちゃったんだけど。
何と言っても、寝姿が一番かわいいよね~。子どもたちもそうだったなあ。
8月22日 「よろしくお願いします」
先週、ヴェルの3回目のトリミングをした。
ハサミを出したり、床に新聞紙をしいたりと、準備をしていたら、とりあえず、椅子の下にかくれたヴェル。

でも、抱き上げて、新聞紙の上にのせると、妙におとなしい。「よろしくお願いします」の風情で、背中を向けてお坐りしてる。

前回は、怖がってブルブル震えたから、膝の上で抱っこでトリミングしたのにね。毛を切ると涼しくなるって、学習したのかな?
カットの途中で電話がなった。
毛だらけのまま逃げられたら困るな、と思って、「ヴェル、待てだよ、待てだよ」と声をかけながら、電話に出た。

いつもなら、スキを見て逃げ出すのに、じっと待っているヴェルであった。
ゆっくりと時間をかけて、身体の隅々までカット。毛の根元から、そうとう梳いてあげた。
新聞紙の真ん中には、ほら、こんもり。

セーター1枚分ぐらいの毛が取れた。

手前中央が、大活躍のスキバサミである。
シャワーのあとは元気いっぱい。うち中を走り回った。トリミング後の写真は、次回にのせるね~。
8月28日 玄関で待ち伏せ
トリミングの翌日。洗い立てだから、まだフワフワでしょ。

ヴェルの大好きな患者さんが来た。治療のあと、おしゃべりになった。久しぶりで、話がたまっていたんだよね。

ずっとイスの上で寝ていたヴェルだけど、おしゃべりの途中で、ジャンプして床に下りた。
タッタッタッと玄関に走っていき、ジーッとこっちを見ている。

帰る頃合いを見計らっていたんだね。

『お散歩連れて行ってくれるかな?』と期待しているみたいだね。
9月5日 鼻水たれてる
心臓の病気のために、一日中、クーラーの中にいるヴェル。
それにつきあっている人間も、体調崩しそうになるけど、毛皮を着た犬でも、さすがに長時間のクーラーはこたえるらしい。

ときどき、鼻水をたらして、お鼻のまわりがグショグショになる。
でも、風邪を引いたことはない。心臓以外は、とってもとっても丈夫なんだよ。

去年みたいに、涼しくなったら、元気いっぱいになれるかな?
なれるといいね!
9月11日 蚊取り線香
野川はほんとうに蚊が多い。この暑さで、ヴェルが、そうそうにお散歩を切り上げてくれるので、助かってはいるけど。。。

とくに、秋口の蚊はしつこい。ふと見ると、腕に縞々の蚊が止まっていて、パチーン。叩きつぶしても、あとの祭り。痒いよ~。
アロマの虫除けも、まったく効かない。シュッシュしているそばから、腕に止まる。歩いているときはまだしも、立ち止まっていると、あっという間に蚊がたかってくる。

やっぱり蚊取り線香かな?モクモク大作戦を思いついた。
小さく切ったのを5本ぐらい、まとめて火をつけて入れたら、すごい煙が、モウモウ、モクモク。

ウンチを取るときもこれで安心。しゃがみこんでじっとしていても、蚊に食われなかったよ。
やった~!

蚊取り線香のとなりは、お土産のウンチ袋だよ。

歩くときは、長い紐でぶら下げて、私とヴェルの真ん中あたり。

周囲にゆらゆら、煙をたなびかせる。
本人は気にしていないみたいだけど、ヴェルのまわりには、いつも蚊がブンブンたかっていた。

でも、ほら、蚊取り線香のおかげで、蚊が全然いないでしょ。
○ ○ 追記 ○ ○
追記・21 「ヴェルはバカ」に激昂
2008年の話である。シシマルのお姉さんが、シシマルとヴェルを、一緒に公園にお散歩に連れて行ってくれた。
帰ってきて、治療室でおしゃべりしていたときのこと。

突然、「ヴェルは、バカ」と言うのである!
「大きい犬は脳みそも大きいから利口だけど、小さい犬は脳みそが小さいから、大きい犬に比べると、ほんとにバカ」とつづける。

ドッカ~ン! 激しい怒りが、ムラムラと沸いてきた。
自分の子どもを「バカ」と言われても、1度も腹を立てたことのない私である。「親バカ」にはならなかったけれど、犬のことでは「飼い主バカ」になってしまう自分を発見した。

「うちのシシマルも、大きい犬に比べるとバカだなあと思うんだけど、ヴェルはもっとバカ」と、彼女は私の怒りにまったく気づかない。

公園について、リードをはずして、「好きなように遊んでいいよ」と言ったら、シシマルは嬉しそうに遊んでいたけど、ヴェルはお姉さんの足元にピッタリくっついて、そばを離れようとしなかったんだって。

あまりの腹立ちに、全力で自分を抑えて、必死でポーカーフェイスを保った私である。

うちでは毎日、「ヴェルは頭いいね~」「ヴェルは、ほんとに頭がいいね!」とみんなで言い合っていた。
うちの犬は最高!と思い込んでいたのである。

家に帰って、ポプラにその話をすると、ちょっとしょんぼりして、「バカって言われたんだって~?」と言いながら、ヴェルの頭を撫でていた。
ポプラにとっても、かなりのショックだったらしい。

患者さんたちも憤慨してくれ、数ヶ月もその話題がつづいた。

払拭できたのは、チワワの警察犬が現れた話題のおかげかな。
チワワは「頭がいい」し、シェパードが入り込めない小さなスペースにもぐりこむことができるから、だって。

冷静になって考えれば、よその人に自転車の籠にのせられ、見知らぬ公園に着いたヴェル。
いくら「遊んで来い」と言われても、ちゃんと家に連れ帰ってもらえるのか心配である。お姉さんの足元にピッタリくっついて、置いてけぼりにならないように、ヴェルなりに必死に考えたのである。

しかもヴェルは、毎日たっぷりお散歩をしている。野川では自由に駆け回っているんだから、危険を冒してまで遊ぶ必要はない。

シシマルのお姉さんは、実はそれほど犬好きじゃなく、義務として、ほとんど嫌々シシマルの世話をしていたから、「飼い主バカ」の気持ちがわからなかったんだと思う。

いまだに患者さんたちがヴェルの話をするけれど、「あんなに利口な犬はいないよね」と言ってくれる。
治療の間は、ほんとうにおとなしく、何時間でも寝て待っていたのだもの。
(と、あらためて強調する私である)
公園で、一緒にお散歩したとき
お菓子でつってみた。

シシマルも頭が良くて
いい子だったんだよ~
updated: 2015/12/27
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