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 雑談・5
 <アレルギーは「気のせい」もある?>
アジの唐揚げでサバアレルギーが出た
うちの患者さんの話なのですけど、60代のKさんのご主人には、かつて鯖(さば)アレルギーがあったそうです。「自分は鯖アレルギーだから、絶対鯖を食べない」と言い張っていたそうです。結婚するとき、お姑さんにも「息子には、絶対鯖を食べさせないように」と、厳しく言われたそうです。
彼女は鯖が大好き。仕方がないから、だんなさんの留守の時に、一人でこっそり食べていたそうです。
ある時、だんなさんの友人を食卓に招いて、3人で鯵(あじ)のから揚げを食べたそうです。
お友達が、「今の鯖のから揚げは、ほんとに美味かったなー!」と言ったとたん、それまで何ともなかったご主人の、顔から身体から、バーッと全身に真っ赤に湿疹が出たそうです。
「ほら、やっぱり、アレルギーなんて気のせいなのよ」と妻に言われ、ご主人も納得せざるを得ません。それ以来、ご主人は、大の鯖好きになり、今では、しめ鯖だろうがから揚げだろうが、舌鼓を打っているそうです。
異種タンパクを消化して生物は生き延びる
最近は、アレルギーの子供が多くて、保育園や学校の給食は、除去食が多くて大変だそうです。
昨日の新聞に、食物アレルギーのことが載っていました。小さいうちはアレルギーが出ても、食べ慣れることで、アレルギー反応が消失することがあるそうです。
動物だろうと植物だろうと、人間にとっては異種タンパクです。口に入れ、消化し、自分の血肉に変えていく過程は、簡単なように思えても、実は、自然との戦い、体内で壮絶なサバイバル合戦が行われているのです。食べて消化し生き延びるか、食べ負けて死んでしまうか・・・
Kさんは、本当にお料理上手。私もいろいろ戴くのですが、何もかもが絶品です。
彼女は、「アレルギーなんて気のせいで、人間いざとなれば、何を食べたって大丈夫に決まってる」と、ずーっと思っていたそうです。
私もそんな気がします。私は肉と動物性脂肪が嫌いで、そういうのを食べれるようになりたいとは思わないけど、美味しいものをいろいろ食べて、味覚の世界を広げたいと思っています。
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Updated: 2005/9/14