FAQ
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<Q15 なぜ、治療の後は眠くなるの? > |
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体内麻薬エンドルフィン
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治療中に眠くなるのは、鍼によってエンドルフィンという体内麻薬(モルヒネ様物質)が出るからだと言われています。
昔、マンガで読んだのですが、長距離マラソンをしているとき、肉体の疲労が限界を越え、「もうダメだ・・・」となったそのタイミングで、エンドルフィンが分泌され、至福の境地になるそうです。
だから、マラソンが病みつきになるそうで、それを「ランナーズ・ハイ」と呼びます。
鍼灸治療によっても、エンドルフィンが分泌されるそうです。
独特の気持ち良さは、ランナーズ・ハイと共通するんですね。それで、病みつきになってしまうのかもしれません。 |
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治療中に身体が眠る
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治療中に、意識が目覚めているつもりでも、手や足がピクピクッとなって、身体が眠っていることに気づくときもあります。
「脳」が起きていても、身体は深い眠りにおちています。だから、疲労が回復するのです。
治療中に眠ると、治療効果が上がります。
内気な人や心配性の人は、信頼関係ができるまでは、なかなか眠れないものですけどね。 |
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古い血が身体を巡る
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治療の後は、かなり眠くなります。どうしようもなくまぶたが下がって、泥のような眠りに埋もれてしまう感じです。日頃の疲れが出るのでしょう。
意識が、やるべきことに集中していると、身体の疲労を無視してしまいがちです。
それをわからせてくれる、という効果もあります。
こり固まった筋肉の中には、古い血がたまっています。鍼灸治療で、筋肉が活性化すると、ドロドロになった血液が、体内に放出されます。
肺や肝臓などできれいにされるまでは、疲労物質が体内を巡るので、一気に疲れがでます。( Q16:瞑眩(メンケン)反応) |
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眠りが浅くなったら要治療のサイン
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眠くなるのは、治療が効いている証拠です。とくに、痛みで眠れなかった人の場合は、睡眠不足がつづいていたたわけですし。
昔は、私の要治療のサインのひとつが、不眠症でした。3日つづけて眠りが浅くなると、「もう限界」と気づくのです。
首や肩や背中がひどくこっていると、眠りが浅くなります。
明け方早くに目が覚めて、それっきり眠れないとか、疲れていても眠れない、疲れているのに眠れない、などの現象がおこります。
そういうときに治療を受けると、深くぐっすり眠れ、疲労が快復します。 |
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