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 FAQ
 <Q7 虚証・実証について
「虚・実」は東洋医学の基本
実証、虚証の「証」とは人間のタイプです。漢方薬は、同じ病気でも、虚証か実証かで、違う処方をするのが基本です。
気の状態は虚実という言葉で表します。「虚」とは、気が不足している状態で、「実」とは気が余っている状態です。
だったら、虚より実の方がいいんじゃないかと思うかもしれませんが、東洋医学はバランスの医学。「過ぎたるは及ばざるが如し」の喩えどおり、有り余って重積し、澱んで腐敗することがあります。
1人の人間の身体の各部にも、虚しているところ、実しているところが混在しています。凝りで硬くなっている場所、炎症の起こっている部位は実している状態なので、瀉(気を抜くこと)さなければなりません。気が不足してスカスカしているところは虚している状態なので、補(気を補うこと)さなければなりません。
補瀉を使い分け、全身の気の巡りをよくし、バランスを整えるのが鍼灸治療です。
虚証か実証か、見分けるのは難しい
実証の人は血色が良く太っていて、いかにも元気いっぱいに見えます。虚証の人は青白く痩せていて、見るからにかよわそうです。
とはいえ、虚証タイプの人でも活動的で元気な人もいますし、実証タイプの人でも、気が内部にこもってしまって、病気がちの人もいます。
でも、ある人のタイプを見極めるのは、とても難しいと思います。だいたい、自分自身がどっちなのか、いまだに分からないでいますから。
今でこそ、テニスで真っ黒に日焼けしていますが、昔は色白で細身で、一見、とても弱々しく見られました。昔、経絡治療学会の先生に指をさされて、「彼女こそ、虚症の見本です」と言われたことがあります。
私は虚証なのでしょうか?でも、普通の人の4人分ぐらいの活動をしていたので、いつも疲れ切っていて、それで「虚証の典型」と見られたのかもしれません。
でも、それだけ活動できるエネルギーがあるということは、「まさに実証の典型」と指摘されたこともあります。
漢方って、難しいですね。
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Updated: 2015/8/15