2010/8/31(火) |
母が入院中 |
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母が入院しているので、休みのたびに新潟へ行っている。新幹線で日帰りというパターンがほとんどだ。
命には別状ないのだが、薬の飲みすぎで脳をやられ、今はどこまで回復するのかの大事なときなので、必死である。
でも、症状はどうやら固定化?つまり、これ以上良くなりそうもないところまできたもようなのだが、今度は、このまま痴呆になって、寝たきりになる不安がある。
20年ぐらいも前のことになるが、病院でリハビリをしていたときの経験が、不安に拍車をかける。
うちの近所の病院に転院が決まったのだけれど、ベッドの空き待ちで、転院がいつになるのかわからない状況だ。
友人や患者さんたちには、驚かれている。
「あんたって、そんなに親孝行だったっけ?」
「あんなに悪口言っていたのに、このどんでん返しは、まるで映画のようですね」
私も、自分で自分に驚いている。母とはずっと喧嘩ばかり。人間の感情というものは、奥行きが深く、げに不思議なものである。
腹がどんどん出てきた。睡眠不足、不規則な食事、ストレスが原因だろうと思っていたが、運動不足のせいだったらしい。
先週、仕事に空き時間が出て、久しぶりに壁打ちをしたら、いきなり腹が引っ込んだ。日曜の夜のけいとのテニスも楽しかったよ。
親の介護をこなした先輩であるおばさんたちから、「テニスも行った方がいいわよ。自分の楽しみや息抜きも上手に組み合わせて。じゃないと、もたないわよ。長丁場なんだから」と、口々にアドバイスされている。
スペイン旅行にも予定通り行くつもり。それまで、できるだけいい状態に持っていきたい。
けいとのために、出勤前、ボールやラケットを取りに、クラブに寄った。帰ろうとしたとき、「みづさ~ん!」と、向こうからにこにこ手を振って、嬉しそうに走ってくる女性が見えた。
『のけ者の私に、こんなに親しい人がいたっけ?』と、内心、すごく驚いた。よく見れば、スクールの時の仲間で、最近、ときどき一緒にテニスをしている人だった。
『・・・そうだよな。たまに、ものすごく嫌われたりするのだけど、けっこう人に好かれるんだよな・・・』
などと、思ってしまった私である。。。 |
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2010/8/10(火) |
久保田利伸ライブ Timeless Fly Tour |
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最近、ほんとうに更新が遅れている。『まだ生きてるよ~』メッセージ並みの更新ともいえる。治療、テニス、犬の散歩で、PCに向かう時間がほとんどないのである。
(アクティブな人間になるってことは、そういうことなのかもしれない?)
暑いときは、けっこうみなさん、なんとか調子がいい。「今だ!」とばかりに、あちこち遊びに出かけ、頻繁に飲み会などもしている。
先月は、久保田利伸のライブに出かけた。
春に車の中でラジオを聞いていたら、彼の久しぶりの日本でのコンサートツアーの先行予約だって!あわてて、電話番号をティッシュの箱の裏に書きとめたのだが、いざ電話をしようとしても、気後れがして電話がかけられない。人間、慣れないことは、なかなかできないものだ。
そのチケットを、友達がゲットしてくれていたのだ。
猛暑のさなかの小雨の日、有楽町の国際フォーラムにいそいそと出向いた。前回は、1996年。なんと、14年ぶりだ。
遠目で顔は見えなかったけど、元気一杯の久保田のライブに、私も元気をもらった気がする。
その日のライブを、8/29にWOWOWで放映するというので、すごく楽しみ。顔もアップで見れるし、聞いた曲をそっくりそのまま、また味わえるのだもの。
少し前、面白いコメントが車のラジオから聞こえてきた。
「昔の歌は、日本語をいかに美しく歌い上げるかということを目標にしていた。でも、現在では、いかに日本語っぽく聞こえないように歌うか、というふうに変化している」と、ある人が語っていた。
久保田の歌もたしかに変化していた。ニューヨークに住んでいるのだから、なおさらだろう。「ミッシング」など、ほとんどの歌が、テンポが速くなっていて、リズムや息継ぎが今風に変化していた。
でも、彼は、日本語を美しく歌い上げる力があるのだから、素敵なバラードをもっと聞きたかったなあ。テンポのいいロックの曲も、もちろん好きなんだけどね。
「雨音」は昔と同じ歌い方で、ほんとうに感動して、涙が出そうになった。私に欠けているものがある?それは「情緒」とでもいうものだろうか?
このところは、時計を見ながら、分刻みで忙しく動き回っている毎日だものな。
最後の最後に、素敵な歌を歌ってくれた。
「ライブで、自分が作詞作曲した曲以外を歌うことはないのだけど、数日前にテレビで放映していた歌が、詩がとてもすばらしいので」とのことで、同行者によれば、井上陽水の曲らしい。
それこそ、童謡のようなシンプルな日本語の歌を、ゆっくりと、美しく、高らかに歌い上げる彼の才能には、ほんとうに惚れ惚れした。
感動をありがとう! |
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2010/7/19(月) |
あんずジャムを作った |
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今年は梅干しを漬けそこなった。おととしのも去年のもまだ残っているし、戸棚に入っていたはずの秤も見当たらずで、気合の入り方が足りなかった。
あっという間に梅の時期が終わってしまったのである。
だから、梅ジャムも作りそこなってしまった。梅干しは古い方が美味しいけど、ジャムはそういうわけにはいかないのではないだろうか?
悲しんでいたところに、スーパーの棚にかわいく並んだあんずが目に入った。
梅と違い、売り場にあんずを見かけるのはまれなので、ラッキー!すべて買い占め、アンズジャムをたくさん作った。
去年からいろんな人に頼んで集めておいた、ガラスの小瓶たちが役に立ったよ。(小瓶余ったら、ちょうだいね~)
テニスクラブでは、相変わらずののけ者で、どうやったら仲間になれるのか、誰ならコートに入れてくれるのか、誰には近寄ってはいけないのか、いまだ皆目見当がつかない状態である。
なんとか顔見知りになっても、すぐに故障で「壁人間」になるのだから、どうしようもない面もある。
最近では、ヴェルのまねをするのはあきらめて、ぽつんとひとりでいる。目が合えばニッコリ笑うし、声をかけられれば話もするけど、「コートに入って試合をする」という行動からは、遠ざかっている。
まわりから見れば、「クール」とか、「変な人」とか思われているかもしれない。
でも、昔から、好奇心の赴くままに、いろんなグループや集まりに顔を出して、そのうち80%ぐらいはのけ者(よそ者?)状態だった。だから、こんなことには慣れてる、っちゃ慣れてる。
たぶん、親切な人はどこにでもいるので、そのうち誰かとお友達になれるはず。どうしてもダメなら、別の方法を考えるまでだ。
「あ、まだいたのね!よかった。やめたのかと思っていたわ」とか、「やれてる?」とか、「あなた、壁だけでいいの?」とか言ってくれた女の人たち。「ちゃんとやれてます?」と心配そうに聞いてくれた男の人もいた。親切に声をかけてくれる人もけっこういることはいる。
なんだか不思議な気分。どういう意味なんだろう?
私は人の顔を覚えられないので、それがネックになっているんだよね。こういう状況では、すごい欠陥だ。
ちょうど手首も痛めたし、今は、コートに入るのはあきらめて、壁打ちに専念している。とにかく、何もしないと身体がなまる。
この暑さなので、2時とか3時ぐらいから夕方にかけて、ほとんど壁でやっている。多摩川の風に吹かれながら、思いっきり汗をかくと、本当に気持ちがいいもの。
打ちはじめは、右手では、手首が痛くてラケットを振ることができない。
左手でボールを打っているうちに、だんだん右手が温まってくるようだ。そのうちに右手でラケットを持てるようになる。短いボールからはじめて、少しずつ距離を伸ばしていくと、長くて早いボールも打てるようになる。
1時間ぐらい、左右で交代に壁打ちをする。半々ぐらいかな。
その頃になると、空きコートがでてくるので、ボールの籠を持ってコートに行き、ひとりでサーブの練習。手首が痛くならなければ、100球以上は打つ。
こんなに集中してサーブ練習をしたことはなかった。フォームもさだまらず、いつも行き当たりばったりだったのも当たり前だ。すごくためになる。
たまに、ひとりで練習をしている私に声をかけてくれる人がいて、ラリーをしてくれたり、試合に混ぜてくれたりすることもある。(いまのところ全員男性だが)
「病は気から」というけれど、スポーツ外傷でもそういうことってあるかもね。
手首を痛めたのは、調子に乗ってナダルのショットのまねをしたからと、おおやけには言っているけど、こじらせたのは、ある女の人に、怖い顔できついことを言われたせいなのかもしれない。
クラブに入って1ヶ月でテニス肘をこじらせたのも、今回、手首痛をこじらせたのも、気持ちのくじけと重なっているようだ。
気持ちが挫けたタイミングで、身体を故障し、身体を治す時間を使って、気持ちを立て直していく。
今は、肘が98%、手首は90%ぐらい治っている。
手首と肘を壊したおかげで、身体を使ってショットを打つコツがわかってきた。そしたら、ショットが安定してきた。左手も使えるようになったし、次にコートに入るときは、左右両手打ちデビューかな?
ひとりであれこれショットの工夫をするのって、すごく楽しい。私に向いている。テニスは90歳までやるつもりだから、気長に構えているんだ。 |
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2010/6/24(木) |
実は・・・今度は手首痛、プラスあれこれ |
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ナダルが全仏で優勝した翌日、るんるん気分でクラブへ行った。
ラファみたいなすごいスピンをかけてみたいと、壁打ちで欲を出したら、今度は右手首をいためてしまった。
痛めてわかったのは、「スピンは手首でかけるもんじゃないらしい」ということ。
肩を支点に、腕を棒のように使えば、肘も手首も故障しないですんだのにね。
失敗してみて、はじめて心から納得できることって、けっこう多い。
今回の手首痛はけっこう難物で、仕事にも支障が出る始末だった。はじめは簡単なハリでごまかしていたのだけど、気合を入れて治療するしかなくなった。足首の捻挫と同じく、寝ている間も(細い)テーピングをしたほうがいいみたい。
湿気が多いときは、患者さんがすごく多い。私自身も満身創痍。
実は先週、階段を降りるとき、右ひざの内側に、ギクギクと軽い痛みがでた。たいていは一過性のものなので、放っておいた。
バスケなどで痛めた古傷が、あちこち、ときどき痛くなるんだよね。
すると次の日、ヴェルのお散歩中に、右の足首(外果の下)がギクギク痛んだ。それも、とりあえず放っておいた。
その症状が断続的につづいている。よーく観察したら、膝をかばって足首に来て、足首をかばうと膝に来ることがわかった。
実は(の繰り返しだが)、5月のはじめ、クラブの基礎練習をやっているグループに入れてもらった。2時間、目一杯動きつづけたあと、左足の裏に、マメのようなものができた。
皮膚のマメではなく、足の裏、示指の根元あたり、奥の方に、コロンとまあるいものができた。朝起きてすぐの歩きはじめに、足をつくと痛かった。
それも放っておいたらちっとも治らない。おざなりのカマヤミニじゃ効き目がないので、ハリをブスブス刺した。痛みはなくなったが、「コロン」はまだ残っている。
そんなこんなで、治療部位は増える一方だ。
それでも走れるからテニスはできるけど、右手首痛だと、ラケットが振れない。
1週間ぐらい練習を休んでみたけど、長引きそうなので、ためしに壁打ちに行ってみた。だめなら左打ちをしようと思って。
手首に関しては、練習をやっても休んでも、あまり変わらないみたい。休んでても良くならないけど、やったから悪化した、という感じでもない。
痛めたのは手首の尺側(小指側)なので、バックハンドがやばい。
去年、左打ちの練習をしたせいで、試合のときなど、たまに無意識に左手が出てしまうことがある。そしてかならず失敗するというパターン。
左でも打てるようになっておくと、この先、なんかいいことあるかもじゃん?
6/20のけいとでは、上手な人たちが欠席して、初級ひとりに素人ひとり。だから気楽に左で打った。左打ちのコートデビューだ。
遠くへ飛ばすのは難しいけど、「けっこう左でも打てるんだね」と言われた。試合になると、やっぱり右が頼りだけどね。
途中から、中高とテニスクラブだったという男の子が来て、いろいろ教えてくれた。
スピンは、体全体でかけるものなんだって!
T君のおかげで充実した練習ができた。また来てね~!
今日もクラブで壁打ちをして、太陽にジリジリ焼かれた。
とりあえず、左をメインに練習した。休むと筋肉が落ちるから、故障もしやすくなる。頑丈な身体を作るか、壊れていくかの勝負なのだ。
無茶をやって怪我をしてしばらく休み、「やれる!」と小躍りしてまた無茶をする。
この性格は、一生変わらないのだろうな。
ウィンブルドンをみながら、せっせと自分を治療しているよ~。
(みなさんはワールドカップかな?) |
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2010/6/5(金) |
全仏テニスと私のテニス |
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今年の全仏はナダルが復活して、好調である。決勝に出ると信じて、日曜日は早帰りする予定をたてた。
WOWOWでいろんな試合を放映しているけど、ナダルと錦織圭と伊達公子の試合を見るだけで精一杯だよ。
ナダルが大好きで、彼の試合はハラハラ、ドキドキ、手に汗握って見ているのだけど、錦織や伊達の試合にはやっぱり感動させられる。
真央ちゃんや高橋大介のフィギアスケートを見るときと同じ。やっぱり、日本人としての身内感覚があるんだろうな。
体格的に劣っている日本人がトップクラスの選手と互角に戦うためには、頭の切れと多彩なショットが必要なのだろうな、と思った。
私もそれを見習いたい。
5月は、忙しいのと、体調崩したのと、プラス雨にたたられて、ほとんどテニスに行かれなかった。
でも、今週は、月曜日も木曜日も、壁打ちをたっぷりしてからコートに入れてもらい、1セットマッチを3試合もすることができた。
1セット目は慣れなくてギクシャクなのだけど、3セット目ぐらいになると、だんだん調子が出てきて、いいショットやサーブが入るようになる。時々だけどね。
おかげで、全身筋肉痛だよ~。
遊んで筋肉痛になるのは、ほんとうにいい気分だけど、なんだか筋肉痛の治りが悪い気がする。疲れも数日では取りきれなくなってしまっている???
これが年齢というものか・・・
右肘は、まだ100%とは言えないが、テニスをするには、とりあえず支障はない。
この間、本棚の棚板を移動しようとして、丸いボッチをペンチでギイギイやったら、また肘が痛くなり、治るのに1週間かかった。
模様替えはまだ当分は控えた方がよさそう。 |
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日記 TOP |
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