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8月7日 |
涼しい場所を用意してみた |
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夏場はエアコンの下に自作のボードを取り付ける。間仕切りの上のすき間から、待合室のほうにたくさん冷風が流れてくれるのである。
クローゼットの壁に当たって冷風が下るので、ここが一番涼しい場所になる。前の犬ヴェルはそれを知っていて、夏場はいつもここに敷いた座布団の上にいたんだよ。
座布団の代わりに新しいマットを置いてみた。ティラはそのマットを極端に嫌っているので、やっぱり上がろうとしない。
小テーブルを移動して、その前にお気に入りのマットを置いた。
ここが涼しいと気づいてくれるまで、持久戦である。 |
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玄関で寝そべっているティラに「おいで!」と呼ぶと、トコトコ歩いてくる。大好きなマットに上がって、しばらくはいてくれる。 |
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廊下の床に寝そべっていることもあるし、玄関に行ってしまうこともあるしで、まだ100%とはいかないけれど、まあまあの効果なんだよ。 |
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7月31日 |
玄関が涼しいらしいけど・・ |
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便秘がちなのは水分不足が原因かも?と思い、自由に水が飲めるように、治療室ではティラを床に下ろすようにした。
どうやら玄関の床が涼しいらしい。エアコンの風がドアに突き当たって落ちてくるのかもしれない。
見ればティラはいつも玄関で寝そべっているのだ。
飼い主としては不本意だ。土足で歩く玄関にべったり寝そべっているのを見ると、汚れちゃうな・・・と気になってしまう。
嫌がられていることに気づいているらしいティラは、私が見るとすぐに顔を上げる。(なので寝そべっている姿を撮れない) |
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ジーッと私の動向を見守っている。 |
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「ティラ!」と呼ぶと、あわてて走って来るところを見ると、そこは「いてはいけない」場所と思っているらしい。
でも仕事を始めるといつの間にか、また玄関で寝そべっているのである。
そんな駆け引きを毎日くり返しているんだよ。
草取りの間は階段下のコンクリートに寝そべっていることを思い出し、犬を飼う以上は仕方のないことと諦めるしかないのかな・・・とも思うんだけど。。。
対処法を考えて、あれこれ試行錯誤しているところである。 |
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7月24日 |
暑さのせいでお散歩は最短記録 |
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月曜日、起きたのが遅くて、お散歩が11時半になってしまった。外に出たらとんでもなく暑い!家の前は桜並木の木陰なんだけど、強烈な熱射の放出に囲まれていた。
ティラはどっちに行こうか迷いに迷い、しばらく立ち止まっていた。
まず右方向へ。木陰の下だけのろのろと探索したあと、すぐにUターン。次に左方向の木陰の下だけチョロチョロ歩いて、すぐにUターン。そして一目散に団地に戻っていった。
前代未聞の短いお散歩になった。 |
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(トリミング前の写真だけど)ティラが草取りの間待つ場所である。いつもならひんやりとしてるんだけど、モワッとしていて風もない。
飼い主の草取りは木陰の下で。100本は、1本につき1秒なので、あっという間に終わる。
ふたりでエアコンの部屋に駆け込んだ。しばらくしたらティラも落ち着いて、あちこちで涼し気にしていた。 |
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ALO ANNA(アロ・アナ)の良江ちゃんのおかげで、お腹あたりとか、スッキリしてるでしょ~ |
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お散歩があっという間に終わったので時間に余裕ができた。テレビの前で一休みしたら、ティラがお腹に乗ってきたんだよ。
撫でてあげるのがお約束。『今日はお休みなのかな?』なんて、小さな頭で考えていたかもしれないね~ |
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7月17日 |
初めてのお泊まり |
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日・月(海の日)は一家全員で新潟にお墓参りに行ってきた。
ペットOKのホテルが見つからなかったので、ティラを預けるしかなくなった。7年半もず~っとうちにいたのに、初めてよそでお泊りをすることになったのである。
数年前に開業したドッグトレーナーの患者さんがいる。 いくら顔見知りとはいえ、知らない家にいきなり預けられるとなると、さぞかし衝撃だろうと思った。
なので先々週、ティラを連れて遊びに行ってきたんだよ。
出迎えてくれたのはリュウ君。雑種の保護犬で、とってもフレンドリーでいい子なんだけど、ゴールデンと同じぐらいの大きさなので、近寄られるとティラはビビっていた。
ティラはマメ君と同じぐらいの大きさなんだもの。久しぶりに会ったマメ君はすっかり年老いてヨタヨタしていた。
ホームページの写真を拝借して、ちょっと改造して載せた。世田谷区八幡山のALO ANNA(アロ・アナ)である。 |
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当日の朝は6時起きして、ティラを散歩させてから出かけた。
自分のものがある方がいいだろうと思って、ティラのマットとぬいぐるみ、それにトイレも持って行った。
慣れた食べ物があると安心するかと思って、ササミ+人参+ナス+油揚げにバターを加えて煮たのも持参した。
(ティラはバターを入れると何でも食べてくれるのである)
みんなで車でお出かけと思ったらしく、ティラはまったり楽しそうにしていたんだけど・・・
8時に到着して、ティラを玄関に置いたら、ビビって後ずさりしていた。でも渋滞になったら困る。うちらは焦りまくっていたので、無情にもそのまま急いで出発したのであった。
夜にラインで写真が送られてきた。 |
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散歩でオシッコはしてくれたけど、しょんぼりして、ずっと寝ていたそうだ。 |
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リュウ君が怖いのかな?と思って、ゲージに居場所を作ってあげたそうだ。「でもご飯も食べないし、水も飲まないし、そのうえトイレで寝ている・・・」と心配そうなメールがきた。
(ティラはトイレも自分のハウスと思っている)
帰りは一目散。ティラが心配で、高速をひた走った。
夜8時に到着して、玄関のドアを開けたら、リュウ君がワンワン吠えて威嚇してきた。
「なんで~?この間遊んだでしょ~」と言っても、ワンワン吠えている。さすがドッグトレーナーの犬。TPOに合わせて、ちゃんと番犬をしているのである。
「良江ちゃんはいないの?」と聞いて、「良江ちゃ~ん!」と大声で叫んだら、リュウ君は迎えに行こうと2階に行き、すぐに戻ってきた。もう吠えるのはやめて、不思議そうに私を見ていた。
携帯に電話をかけたら、お散歩中とのことだった。
道路に出て待つことにした。ティラが現れ、喜び勇んで走ってくるかと思いきや、途中で腹ばいになってしまった。
(腹ばいになるのは「抱っこして」というアピールなのである)
前夜のラインのあと、みんなが寝静まったあとで完食してあって、翌日はちゃんと食べてくれたとのこと。
「お腹の毛を見たら、長いのとかいろいろあって、先生、自分で切ったな!と思ったの。だからお腹まわりをきれいにしてあげたんだよ」と、大笑いされた。
お尻や足まわりもきれいにカットしてくれて、まさに「床屋帰り」のようにピカピカになっていた。 |
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もっと全身が見れるような写真を撮りたかったんだけど、ティラが動き回るのでこれが限界だった。
犬なので「どうだった?」と聞いても答えてくれない。
トラウマになるかな?と心配したけれど、お泊りなんかまるでなかったかのように、いつものティラである。
お散歩のときも、いつもの「お散歩弁慶」だった。
今日もチーズをくれる患者さんにはバタバタと大歓迎し、撫でてくれる患者さんには『もっと撫でて』とおねだりしていたんだよ。 |
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7月11日 |
便秘解消へ、慌ててトリミング |
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便秘気味がつづいている。うんさんが出るまで歩きたいんだけど、暑さのせいで、ティラが途中で失速することもしばしばになった。
もう限界と、2回目のトリミングをした。途中で、ギャイン!と叫ばれたけど、それでも最後までおとなしく我慢してくれたんだよ。 |
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梳きバサミで念入りに根元まで刈って、セーター1枚分ぐらいの毛の山ができた。 |
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刈っているこっちも汗だくだけど、刈られたティラも暑そうである。
がんばったおかげで、ティラが外にいられる時間が格段に長くなったみたいである。 |
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猛暑の恐怖に駆り立てられ、根元からしつこく梳いたおかげで、犬なのに、ところどころ「虎」刈りになっちゃった。 |
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それでもやっぱり暑そうではあるけれど・・・
ちっちゃくなっちゃって、まるで赤ちゃんみたいでしょ~~ |
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7月3日 |
花火に驚き、挙動不審に |
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暑いので、昼間のお散歩を少なめにしている。今日も患者さんが帰ったあと、夜8時過ぎにお散歩に連れ出した。
意気揚々と歩きはじめたティラだけど、いきなり立ち止まった。
「じゃ、こっちなの?」と歩きはじめたんだけど、しばらく行ったら、また立ち止まってしまった。
『もっと遠回りをしたい』という風でもなさそうだし、『帰りたい』という風でもなさそうなのだ。
ティラに引っぱられて、行き止まりと分かっている道を進み、途中で引き返して、また行き止まりへと進んで行き、また立ち止まる。
同じ道を行ったり来たりして、まるでロストワールド。行くも地獄、戻るも地獄とばかりに、立往生である。
あちこちキョロキョロ目をやりながら、リードを引く私に抵抗して、踏ん張ったまま動かなくなった。
そこでやっと、遠くからきこえてくる花火の音が怖いらしい・・・ということに気がついた。 |
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しばらく抱っこで歩いたんだけど、それじゃあ運動にならない。
抵抗するティラを引っぱって歩きはじめた。「逆犬ぞり」状態である。
治療室の近くまできたら、やっとリードが軽くなり、ティラはいそいそと帰宅したのであった。 |
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6月26日 |
暑いぞ!いきなり立ち止まる |
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蒸し暑い日がつづいているね~
厚い雲に覆われていたので、まあまあかな・・・と10時半ごろにお散歩に出た。ときどき日差しが照りつけるので、毛皮を着た犬には暑さがこたえたらしい。
ティラがいきなり急ブレーキをかけた。
太陽が顔をのぞかせたので、この先はしばらく木陰がないことが一目瞭然になったのである。
ティラは振り向いて、今来た道を見つめている。 |
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立ち止まったまま動こうとしない。「行こうよ!」と促しても、動かない。「じゃ、戻る?」と聞いても、動かない。 |
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どっちが涼しいか?えんえんと考えていたティラである。 |
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そして、今通ったばかりの手近の木陰に戻っていった。
Uターンが嫌いなティラだけど、この暑さだと、そうも言っていられないのである。 |
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6月19日 |
リードなしでは歩けない |
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まだまだ便秘気味がつづいている。数日に1回は出てくれるので、まあまあかな・・・と、半ばあきらめの境地である。
車のタイヤがパンクして、友人が修理に来てくれることになった。時間がないので短いお散歩だったけど、最後に3日分ぐらいのでっかいうんさんをしてくれた。
「やった~!」と安心して、急いで家に向かった。あれ?と、途中で妙な違和感を感じた。
外が大好きなティラは、家に近づくと「牛歩作戦」に出る。
家を目前にしてあとちょっと、というところで、ものすごいノロノロ歩きになるはずなのに・・・
こんなに軽々と歩けるのは不思議だなあ・・・と、立ち止まって振り返ったら、ティラはとんでもなく遠いところにいた。 |
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いそいで戻る途中で、パチリと写真を撮った。私が気づくまで、ずーっと待っていたのである。
でっかいうんさんに小躍りして、リードを持たずに歩いてしまったらしい。 |
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遠目でも、ティラが期待のまなざしで待っているのが見えた。
絶対に戻ってきてくれるはずと、飼い主を信頼しているのである。 |
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6月12日 |
お留守番のときはおやつ!でしょ |
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昔の患者さんが治療に来て、一緒におそば屋さんに行くことになった。
彼女は「ティラちゃんが可哀そうだから、何か買ってきてここで食べようよ」と言ったのだけど、「大丈夫。テニスの間はいつもここでお留守番をしているから」と、玄関に向かった。
振り返ってティラを見たら、『何か、忘れてない?』と言いたげである。 |
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そうだった!お留守番のときは、いつもおやつを上げるんだった!
いそいで戻って、ティラにおやつを上げたんだよ。 |
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6月5日 |
便秘の食欲不振にハリを打つ |
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このところまた便秘気味の日が多くなった。ポプラのお散歩中にしているのかもしれないけど、毎日聞きそびれてしまう。
「シッポ水平走り」になるまでは大丈夫と思っていたら、ついに限界がやって来た。 |
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肛門の出口を圧迫する塊から逃げようと、必死になって先を急ぐティラである。でも小雨のせいで、お散歩は短時間。その日は朝ごはんを食べなかった。
治療室にティラを置いてテニスに出かけた。いつも大喜びでおやつに食らいつくんだけど、便秘のせいで食欲不振になったらしい。
お皿の中にそのまま残してあった。 |
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とりあえず、ティラの背中に鍼を打ってみた。ピンクの鍼柄が見えるでしょ。寸3の1番鍼である、 |
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肩甲骨の間にある「身柱」は小児鍼で使われるツボである。犬も子どもも手が届かない。そこよりちょっと下方のツボを選んだ。
しばらく置鍼をしたら、晩ご飯を食べてくれた。
とはいえ、まだ便秘はつづいている。急に暑くなったので水分不足かもしれない。自分で水が飲めるように、治療室ではなるべく床の上に下ろすようにしているんだよ。 |
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ティラ TOP |
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ヴェルの思い出 |
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