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3月10日 |
胃腸炎で丸2日ひたすら寝て、やっと復活した |
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木曜日の朝10時ごろ、ティラが嘔吐する音で目が覚めた。白い泡のようなものを大量に吐いている。片づけている間に、ティラが玄関に走って行った。そこでちょこっと下痢をしていた。
去年の1月に同じ症状になったことがある。寒暖差で自律神経の調子を崩し、ウィルス性胃腸炎になったのだ。<→2024/1/17>
経験済みなので、はじめは気持ちに余裕があった。
今回も、暑い日曜→極寒の月曜へ、気温が20度以上も急降下し、ずっと寒い日がつづいた。人間にとっても寒さがこたえたけど、小さい犬は外気温にもろに影響されるらしい。洋服を着るとか、ストーブで温まるとか、自分で調節もできないしね。
ティラは家の中ではウンチをしないので、いきなりの便意に襲われると、場所を探してあちこち右往左往する。
ウンチまみれになる前にお散歩に出て、外で下痢便を出し切ろうと画策した。
散歩に連れ出そうと階段を降りたら、冷たい雨がポツポツ降っている。傘を取りに、「ちょっと待っててね」と階段を駆け上がったら、ティラも一緒に階段を上がってくる!
(いつもは下で待っているのである)
傘を持って外に出たけど、ティラはうずくまったまま動かない。そして自分から階段を駆け上がって、ドアの前でお坐りをしているのだ。
外が寒かったせいなのか、具合が悪いから家の中が安心と思ったのか、理由は分からない。。。
飼い主は観念して、家の中で下痢と格闘することにした。
あちこちにチビッ、チビッと下痢が漏れる。床を拭き、シーツをはがし、掛け布団カバーをはがし、毛布を片づけと、ウンチの付いたものを次々に洗いまくった。
ときどき小刻みに震えているので、暖かい部屋にいさせたかったのだけど、ティラは玄関に走って行ってしまう。外に近いからだろうか?
ふと見たら、ティラがお風呂場で寝そべっていた。外に近いと思ったのだろうか?
普段は洗面所に入れないように大きな籠を並べてあるのだけど、行ったり来たりするために籠をずらしてあった。
お風呂場には洗濯機の排水が流れる。洗濯はしつづけなくちゃならないので、そこで寝そべっていたら、びしょ濡れになってしまう。
洗面所に入れないように籠で封印をした。ティラは入りたそうで、入口でしばらく陣取っていた。 |
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床一面にトイレシートを敷き詰めた。もしかして?と期待したのだが、それはかなわぬ願望だった。結局は玄関のコンクリートが一番落ち着くらしい。
あっちでチビリ、こっちでチビリである。そのたびにティラを抱っこで連れてきて、シートの上にのせてお尻まわりを拭いてあげた。
だんだん色が赤くなり、あきらかな血便になっていく。でも、ぽっちりずつしか出てくれない。
「出さなきゃ治らない」が呪文のように頭に貼りついている。お腹の中のウィルスを出し切らないとどうしようもないのだ。
そんなくり返しをして1時間ぐらいたった頃だろうか、ティラの肛門を拭いた瞬間に、ドバーッ! 真っ赤な液体がものすごい勢いで噴き出してきた。
トイレシート敷き詰め作戦は大成功。はみ出したものもあったけど、ほとんどがシートの上に落ちてくれた。
やれやれ、である。大噴射したので、もう大丈夫だろうと、お風呂場でシャワーをして、お尻まわりをきれいに洗ってあげた。
あきらかにティラは落ち着いてくれ、コンクリートまで行かずに、玄関の入口に寝そべった。
電気ストーブを置いてあげたら、真っ赤な光を浴びてじっとしている。 |
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しばらくしたら、また血便がチビッと出たので、もう一度シャワーをした。ついに「出し切った」らしい。ティラは玄関を離れて、寝室のおふとんの上に戻っていった。
ティラを抱っこして、あちこちにあん摩をしてあげた。お水のお皿を口元に持って行くと、ピチャピチャ飲んでくれる。血便大噴出の直後は青黒かったベロも濃いピンクになっている。
動物病院の昼休み時間である。『行かなくてもいいかな・・・』とも思ったけど、電話で予約して、4時半に去年と同じ病院に連れて行った。
今回は若い女医さんだった。「皮膚がつまめるので脱水症状はない」と言う。「どうします?」ときかれ、用心に点滴をしてもらった。
整腸剤とか抗菌薬とかのお薬をもらって、治療室へ。あれこれ雑用があったのである。
ティラはいつものマットの上。私のジャケットをかけてあげたけど、ぜんぜん動こうとしない。 |
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お水だけは飲んでくれたけど、お薬は無理だった。一口も食べようとしないのだもの。
去年は、「出し切った」あとはみるみる元気になってくれた。1歳年を取って、自然治癒力が低下しているのだろうか?
夜になってもひたすら寝そべっていた。
翌朝、お散歩に出たら、すぐ近くの植え込みに大量のオシッコを一気に放出した。点滴の水分もあったからと思う。
なんだかヨタヨタしている。前へと促したら、あちこち匂いを嗅いだりしていたけど、ぜんぜん楽しそうじゃない。すぐに家に帰った。
その日も1日中ぐったりと寝そべり、顔を上げることさえまれだった。ときおり小刻みに震えている。一口も食べないので、薬は上げられない。
2日目になってもぐったりしているので、心配で気が狂いそうである。 |
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ウィルスと戦っているのだから・・・と自分に言い聞かせる。
動物は寝て治すのだ。毛づやはいいし、目に光もあるし、ベロも濃いピンク色だし・・・と自分に言い聞かせる。。。
前日からの緊張感で飼い主もぐったり疲れていた。患者さんの治療をするためには集中力を高めなくてはならない。気もそぞろな状態で治療は無理と思い、臨時休業にさせてもらった。
3日目の朝、ティラが顔を上げて歩き回っていた!
「お散歩?」ときくと、ピョコンと首を傾ける。「ご飯?」ときいても、ピョコンと首を傾ける。丸2日も絶食していたから、そうとうお腹がすいていたらしい。可哀そうだけど、ご飯は少な目にした。
4日目には完全復活。いつもの元気なティラに戻ってくれた。
犬に何かあったら人生が崩壊する。ぴょこぴょこ動き回るティラを見て、最高の幸せを味わっているところなんだよ。 |
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3月2日 |
シッポ残してもぐり込む |
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寒い夜のこと。湯たんぽを取りに行ったら、ティラのシッポが見えた。
う、かわいい!
シッポだけ出して、丸めたおふとんにもぐり込んでる。 |
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シッポを引っぱってみたけど反応なし。そうっとスマホを取りに行ったけど、それでも動かない。熟睡しているらしい。
ニタニタ笑いが止まらない。
こんなつまらないことで幸せを味わえる。。。犬って最高だね! |
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2月25日 |
シャワーのあとの半濡れティラ |
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ぜんぜん雨が降らないので、乾燥がすごい。こういうときは土埃が舞い上がるので、ティラも汚れやすくなる。
ヒマな週にやらなくちゃ!と、いそいで帰って、ティラにシャワーをした。洗うのは簡単だけど、毛が多いので乾かすのが大変。
膝の上に抱っこして、根元の毛を指で掻き起こしながら、念入りにドライヤーをかけた。
シャワーのあとはご褒美を期待するティラである。飼い主は冷え切っていたけど、先におせんべいを上げてからお風呂に入った。
前のヴェルは必ずストーブの前に陣取っていた。ティラはどこにいるのかな???
あちこちをウロウロしていたティラは、いそいで走ってきた。私を見つめてピョンピョン跳ねて、おねだりをしている。
「ご褒美のおせんべいはさっき上げたでしょ~」とくり返したら、ティラはやっとあきらめてくれた。
まだ半濡れだったけど、それでも寒がっている様子はない。ティラは寒さに強いのである。 |
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スッキリさっぱりして、なんとなく気持ちよさそうだね~~ |
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2月16日 |
リード付きでも自由だよ |
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昨日のティラは遊歩道を選んだ。リードにつながれていても「自由」なのだもの。(笑)
ティラはまた草むらにハマっている。 |
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草むらに鼻を突っ込んで、熱心に草を舐めているのだ。
(チワワがなぜ草を舐めるのか?私なりの考察は、「ヴェルの思い出」の→追記・28「チワワの特徴:飼いやすい」に書いてある) |
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シャッシャッと足を蹴って爪砥ぎをしたり、手でザッザッと地面を掻いて爪砥ぎをしたり。。。
えんえんと待たされた飼い主が、そろそろと思って「ティラたん、スタスタだよ~」と声をかけると・・・ |
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最後にオシッコをかけてマーキング。
次に魅力的な草むらを見つけるまで、スタスタと歩いてくれるんだよ。 |
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2月12日 |
草むらにハマる |
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最近は河川敷が好きになったみたい。リードなしで自由に散策できるものね~ |
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どんどん先をいそいだティラは、草むらにハマっている。 |
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飼い主が追いついても知らん顔で、えんえんと鼻を突っ込んでいる。 |
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飼い主が通り過ぎても、まだ動く気配がない。 |
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やっと気が済んだらしい。何がそんなに魅力的だったのか? 知りたいものである。 |
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2月3日 |
32周年はティラとパスタ |
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昨日はみづ鍼灸室の開業32周年記念日だった。どっかに外食にと思ったのだけど、あまりにも寒い。
おうちでティラとパスタで乾杯をすることにした。
出来上がりを今か今かと待っていたティラだけど、ランチョンマットの上のお皿の匂いを嗅いだだけ。まだ足りないものがあるらしい。 |
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チェダーチーズ入りのフランスパンを焼いたので、『ボクにもちょうだい』と待っているのである。
パスタの上にトッピングしてあげたら、いそいそと近づいて、パクパク食べたんだよ。
飼い主=親である。親と同じものを食べたがるのは、祖先のオオカミから受け継いだ犬の本能なんだと思う。 |
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1月25日 |
おふとんの山の上に |
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おふとんを干して、寝室の掃除をする予定だったけど、時間がなくなった。とりあえず、干したものをすべて部屋にぶん投げて、いそいで仕事に出かけたのだった。
晩ご飯のあとで寝室をのぞいたら、ティラはおふとんの山の上にいた。 |
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お気に入りの毛布の上で丸まっていたんだよ。 |
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『早くおふとん敷いてちょうだい』と言ってるのかな?
夜遅かったので、お掃除はまたの機会にと、先延ばしした。 |
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ティラはすぐに毛布の上で寝そべった。お日さまの匂いにくるまれていたかったんだろうね。 |
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1月19日 |
お腹の上でねんこ |
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ティラは大丈夫だったけど、私が風邪を引いてしまった。不思議に元気いっぱいだったけど、しつこい咳と鼻水がつづいた。
用心にテニスを休んで、ビールを飲みながら全豪オープンを観戦することにした。
ティラは『あれあれ?このタイミングで座椅子?』とか、えらく驚いて、のそのそと私のお腹に乗っかってきた。 |
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・・・もう、目を開けていられない・・・zzz・・・
たっぷりのお散歩のあとだったので、お疲れモード。そのまましばらく眠りこけていたんだよ。 |
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1月12日 |
ひたすら日向ぼっこ |
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昨日の朝、ティラはおふとんの上で日向ぼっこをしていた。そこから動こうとしないのである。 |
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目だけ動かして私を見る。 |
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いつもは家の中をあちこち移動するのに、ずっとそこにいるのは妙だなあ・・・と思った。
ふいに、去年の今頃、ティラがウィルス性胃腸炎になったことを思い出した。嘔吐、下痢、ついには血便を垂れ流し、とっても心配したのだった。<→2023/1/17>
寒暖差で自律神経の調子を崩すのが誘因らしく、去年は赤ちゃんや幼児、そして(小さな)犬に流行した。
今年はいきなりの寒さのせいか、人間に風邪やインフルエンザが大流行している。
今のところティラは食欲もあるし、毛づやもいいし、元気にしているけど、寒さには用心、用心だね~~ |
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1月5日 |
ティラの初出勤 |
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年末年始は飼い主が元気いっぱいだったので、ティラを置いてバイクで買い物、ティラを置いてテニス、と出かけまくっていた。
出かけようとする私を、ティラは部屋の向こうからジ~ッと見つめる。
「ごめんね。これからテニスだから、ティラはお留守番だよ」とか声をかけて、さっさと出かけてしまう、という毎日がつづいたのである。
ポプラはいたけど、(ファミリー大集合の元日以外)、家族と一緒で楽しい・・・はずのお正月はなしで終わってしまった。
今日は仕事始め。「お仕事行きたい人~」と言ったとたん、ティラは大喜びですっ飛んできて、通勤バッグにすっぽり収まった。
ティラの初出勤である。(飼い主はほぼ毎日出勤していた) |
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待合室の椅子の上でちんまり。相変わらず、とってもいい子なのである。
お散歩もずっとポプラ任せだったから、このあと一緒に買い物に行くつもり。リョコちゃんウォークでしっかり歩かなくちゃね~~ |
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ティラ TOP |
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ヴェルの思い出 |
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