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3月11日 |
やっちゃんとお喋り |
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最近また眠り病にかかってしまい、ぜんぜん起きれなくなった。
朝のお散歩が12時とか(ひどいときは2時とか・・・)になってしまうと、なかなか仲良しの犬に会えなくなってしまう。
久しぶりに弥七君に会った。ティラより1歳下のスピッツの男の子である。大きさは違うけど、犬懐っこさは同じぐらいのレベル。 |
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いつもはちょこっと挨拶して、すぐに前へ、前へと先を急ぐティラだけど、やっちゃんとはしばらくお喋りするんだよ。 |
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飼い主は必死でやっちゃんを引っぱってる。
ふたりで自由にできたら、どんな風に遊ぶんだろう?と興味津々なんだけど、大きなやっちゃんが走り出したら追いつけないんだろうね。 |
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3月4日 |
オトナの証:リップクリーム |
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去年の花粉の季節、鼻の下にリップクリームを塗ると、くしゃみが止まることを発見した。ユーカリ油が配合されているおかげらしい。
忘れると困るので、3つぐらい買いこんだ。いつでも手軽に使えるように、バッグの中とかポケットの中とか、あちこちに入れておくためである。
テレビを見るときはすぐ横のテーブルの上、寝るときはおふとんの横のテーブルの上。置いておくと便利でしょ。
ドッグトレーナーの患者さんが言ってたけど、どの犬もプラスティックをかじるのが大好きなんだってね。
ティラもプラスティックには目がなかった。リップクリームを見つけると、両手に抱えて一心不乱にガジガジかじって遊ぶのである。
ティラは、テーブルの上にあるものには手を出さなかった。大好きなチーズでも、人間があげないと食べない。
下に落ちたものは「自分のおもちゃ」でも、テーブルの上のものは「人のもの」という、きっちりとした認識を持っていた。
でも、リップクリームだけは例外だった。テーブルの上にあっても、手で下に落として、ガジガジ、ガジガジやるのであった。
蓋を壊されて、はめられなくなった。。。
それどころか、クリームが「美味しいもの」と思ったらしく、底のほうまで舐め取られてしまった。
小指を突っ込んで、底に残ったクリームを掬い取る羽目になった。
リップクリームはすべて残骸になったんだけど、その頃には花粉の季節が終わってくれた。やれやれ、である。
今年になって、目頭と目尻に塗ると、目の痒みが止まることを発見。花粉の季節の必需品なのである。 |
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鼻の下&目頭と目尻 |
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太陽油脂のパックスナチュロン・リップクリーム |
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メーカーの太陽油脂は石けんの製造会社。石油系の化学物質や合成界面活性剤を使っていないので、ティラが食べても安心、ではある。
もう何十年も冬には唇がガサガサに荒れて、リップクリームが手放せなかった。化学物質に敏感なので、リップを選ぶのにも苦労していた。
このリップクリームを見つけて唇に塗るようになったら、なんと、ぜんぜん唇が荒れなくなったのである。それ以来、リップクリーム要らずになった。
今年また3本買ったけど、ティラに食べられる分を考えると、それだけじゃ足りなくなっちゃうかも・・・と不安だった。 |
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なんと今年は、リップクリームを1つもかじられていない!テーブルの上に置いといても、取られなくなったのである。
うちに来て4年。4歳9ヶ月になって、あきらかに「オトナ」になってる。いい子になろうと一生懸命だから、いろんなことを学んでいるんだよ。
成長してくれると楽だし嬉しいけど、「オトナ」になっちゃうのがちょっと淋しくて残念な感じもする。。。(笑)
人間の子どもでもペットの犬でも、複雑な思いは同じだね~ |
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2月25日 |
ティラもトマトが苦手になった |
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ホームベーカリーでピザ生地を作る。大好きなチーズをたっぷりかけて焼くので、ヴェルと同じくティラも大喜びで、テンションがマックスになる。
ヴェルはトマトが苦手だったから、ピザの一角はウィンナとピーマンでトッピングした。人間が食べるところはトマトとか、(犬には食べさせられない)玉ねぎなどを散らしていた。
焼きあがったあと、切り分けるのにトマトが目印になった。
ティラはトマトをふつうに食べてた。肉より魚が好きで、ウィンナが嫌いなのである。玉ねぎはあきらめて、同じトッピングにして、1枚のピザを切り分けて食べるようになった。 |
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ティラには包丁で細かく刻んでからあげているんだけど・・・
最近、ティラもトマトが苦手になった。トマトにくっついているチーズを、なんとかして舐め取ろうとさんざん苦労している。
あちこちに苦闘の痕跡(=トマトのかけら)が転がっているという、悲惨な結末に終わるのである。
ヴェルと同じになった。。。
ティラを飼うことになったときから、『ヴェルの生まれ変わりなのかな?』と思って、ずっと観察していた。
似ているところもたくさんあるし、違うところもたくさんある。『やっぱり違うんだな・・・』と思った決め手は、トマトだった。
大食らいだったヴェルの、たったひとつの苦手がトマトだったから。。。 |
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顔も似ていないけど、私が寝るのを待って待って待ちくたびれているときの表情はそっくりなんだよ。
生まれ変わりかも・・・なんて想像は人間だけの思い。もうどっちでもよくなったけど、私の心の中で、ヴェルもティラも同じところにいるらしい。ふたりへの「愛」はまぜこぜになっちゃって、区別がつかなくなっちゃった。 |
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2月17日 |
ご褒美のおせんべい |
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朝、私がおふとんから立ち上がると、『やったー!』とばかりに、ティラもピョコンと立ち上がる。
ピョンピョン跳ねて、クルクル回って、大喜びで私と一緒に食堂へと走る。
こっちは気が気じゃない。ティラにはまだ「トイレでおしっこをするとほめられる」けど、「他の場所でやると叱られる」ということが区別できていない。
「おしっこをしてあるとほめられる」と思い込んでいるので、ものすごいテンションで大喜びするのである。
『今日はどうかな?』と食堂に行って、おしっこの痕跡を探すところから私の1日がはじまる。
たいていはトイレシートにしてくれるのだけど、イスの足とか、ときどきいろんなところにプールを発見するのである。
トイレシートにプールがあったので、「ティラ~、トイレでおしっこできて偉かったね、偉かったね~」とほめまくって、ご褒美のおせんべいを上げた。 |
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ティラは大喜びで、おせんべいを口にくわえて寝室に運ぶ。でも、すぐには食べないんだよ。
口でほおり投げたり、手で飛ばしたりして、ひとしきり遊んでから・・・ |
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大事そうにチビチビとかじる。 |
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あちこちにトイレを置いてあるんだけど、一番のお気に入りは、洗面所の入り口にかけてあるトイレシートである。
ときどき壊して遊ぶので、最近はマスキングテープでくっつけるようにした。
8ヶ月までペットショップの小さなゲージの中にいたから、自分の尻尾を追いかけて遊ぶことぐらいしかできなかった。
あちこちにおしっこをひっかけるのが、一番楽しい気晴らしだったのかもね。
おしっこと共に暮らしてきたので、「おしっこが汚い」という人間の価値観がイマイチ理解できないのだと思う。
言葉で「トイレ」を教えるという作戦をたててから、もう3年ぐらいたつ。
ティラはいい子になろうと一生懸命な犬だけど、人間語の理解はまだまだである。
でも、私の辞書には「あきらめる」という文字はない。あきらめたらそこで終わりで、可能性はゼロになるもの。
なので毎日、大喜びしたり落胆したりをくり返しながら、あれこれ工夫してがんばっているのである。 |
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2月9日 |
迷子と心配された |
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あれこれと家事が長引いたら、ティラが待ちくたびれた風である。立位のストレッチをお散歩中にやることにした。 |
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ティラが草むらにはまり込んで、ひたすら嗅ぎまわっていたので、今がチャンス!と、コンクリートに足をかけてストレッチをはじめた。
上の遊歩道で男の子たちがしゃべっていたのを聞き流していたら・・・
「でも、首輪が・・・」と聞こえてきて、『あ、ティラのことだ!』と気がついた。 |
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「飼い主、ここです!」と、あわてて声を上げた。
「なんだ、迷子じゃなかったのか」という言葉につづき、「大恥かいちゃった」と言いながら、自転車で立ち去ってしまった。 |
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こんもり茂った植え込みのおかげで、お互いに姿が見えなかったのである。
「心配してくれて、ありがとう」と言いたかったけど、時すでに遅し。
ヴェルの頃は、お散歩のときがストレッチの時間だった。なので、上を歩く人たちによく心配されたものだった。
ティラは元気で「前へ、前へ」の男の子。呑気にストレッチをすると、どんどん遠くへ行ってしまう。
こういうシチュエーションは久しぶりで、なんだか昔を思い出しちゃった。
ティラが来たのは4年前の2月5日である。楽しいことはほんとうに、あっという間に時が過ぎるね~~ |
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2月3日 |
官兵衛くん |
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お喋りの相手は、1歳の男の子、官兵衛くんである。ふたりしてシッポをパタパタ、楽しそうに振りまわしている。
同じぐらいの犬懐っこさで、同じぐらいのテンションだったので、出会ってすぐに仲良しになった。 |
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犬種を聞くのを忘れちゃったんだけど、どうやらバーニーズ・マウンテンドッグらしい。
(今日また会ったので犬種を聞いたら「キャバリエ」とのこと。そのとたん、前に聞いたことを思い出した私である。追記:2/17)
茶色の「麻呂」がかわいいんだよ。 |
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「黒田官兵衛ですか?」と聞いたら、「名前負けしちゃって・・・」と飼い主が笑った。 |
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よく考えてみれば、ティラも「ティラノ」で、ティラノサウルスから名前をもらったのである。
番犬にはならないけれど、一緒に暮らすには「名前負け」しているぐらいがちょうどいいね~~ |
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1月27日 |
忠犬ティラ公 #2 |
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ポプラが遠方に仕事に出かけ、数日間留守にした。なので、夜中のお散歩も自分でしなくちゃならなくなっちゃった。
お風呂にお湯を入れている間、極寒の野川を散歩したんだよ。
暖かい部屋で一緒にご飯を食べ、ワインを片手にティラを撫でたりしていたけど、そのうちテレビに見入ってしまった。
夜中の2時、そろそろ寝ようかな・・・と、あたりを見回したけど、ティラの姿がどこにも見えない。
もしや?と思って、ポプラの部屋をのぞきに行った。 |
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寒くたって、真っ暗だって、気にしない。ベッドの上でず~っとポプラの帰りを待っていたんだよ。 |
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「ティラたん、今日は帰ってこないんだよ」と話しかけたけど、ぜんぜん動こうとしない。抱っこでティラを連れてきた。
ポプラの帰宅時間はマチマチだけど、かならず家で晩ごはんを食べる。
寝る頃には私のおふとんで待つのが習慣だけど、その前にポプラに遊んでもらわなくちゃ・・・と思っていたみたいだね。
毎日毎晩、何度も何度もポプラの部屋へのぞきに行って、『いない!』と落胆していたんだよ。 |
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1月19日 |
ミルキーちゃん |
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ミルキーちゃんはヴェルの頃からのお友だち。お散歩の時間帯が違うので、ティラを連れて会ったのはほんの数回である。
シェルティとしては小柄で細身の9歳の女の子で、性格がおとなしくて、とってもかわいいんだよ。 |
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今日ははじめて方向が同じだったので、犬同士もゆっくり挨拶できた。 |
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お互いに初対面同様なのに、前からの知り合いみたいに嬉しそうだった。 |
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同じ方向とはいえ、ふたりともマイペース。それぞれの興味に引かれて、別行動で歩いたんだよ~~ |
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1月14日 |
強風でUターン |
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ものすごい強風が吹き荒れてた。こういうときって、遊歩道より河川敷のほうが風が弱い。。。
いそいで下りたんだけど、その日は逆で、河川敷は激しい風。立っているのも大変だった。しかも超冷たい風である。 |
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ティラは強風が苦手である。ビュービュー吹かれて、立ち止まって、風に耐えている。 |
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しばらくがんばったあと、大嫌いなUターンを選んだ。 |
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私をおいて、風から逃げて、どんどん歩いて行く。
遊歩道に上がろうと思ったんだけど、ティラは階段を通り過ぎ、そのまま川上のほうへ行ってしまった。
ティラは風向きを知っていたのかなあ?
川上は(何故か)風が穏やかで、太陽の光が暖かかった。帰り道の遊歩道も問題なし。
さんざんお散歩を楽しんだんだよ。 |
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1月4日 |
新年早々、鼻フガフガ |
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ふと振り返るとティラがいない。いそいで戻ると、ティラがフリーズしていた。 |
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また何かを吸い込んだらしく、鼻をフガフガさせていた。 |
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ちょっと歩くと立ち止まり、一生懸命に鼻をフガフガ。ティラを促して歩きはじめても、すぐに立ち止まって鼻をフガフガ。。。
ぜんぜん前に進まないので、リードをつないで遊歩道に上がった。
この日の鼻のゴミは手ごわかったらしく、止まっている時間のほうが長い。
ぐるりとひと回りしただけで、お散歩を終えた。家に帰ってもフガフガをつづけ、鼻ゴミが取れるまで1時間以上もかかったんだよ。 |
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ティラ TOP |
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ヴェルの思い出 |
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