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ティラの部屋 チワワのティラノ
6歳
#29
2022・ 3
8月8日 動物病院であちこち探索
ぎっくり腰で仕事を休んでしまった。はじめはちょっとの身動きも一苦労だった。そんなときはティラがかわいくて、まるで「愛の奇跡」のように感じた。
ときどきティラがやって来る。私の背中に背中をピトッとくっつけたり、足にピトッとくっついたり、目の前でゴロンと寝そべったりする。
ティラが甘えに来るたびに、小さな命になつかれる幸せを思いっきり味わった。病気もたまにはいいもんだね。
お散歩は大変だったけど、リハビリになる。「犬」という生き物は、神様の最高の贈り物だね~~

ティラを連れて動物病院に行ったときのこと。
怖い思いをしたことがないので、ティラは落ち着き払って、あちこちをうろうろ、一生懸命に探索していた。
待合室には誰もいなかったんだけど、向こうのほうから「ワオン、ワオオン」と騒ぐ犬の声が聞こえてくる。

ガラス越しに見える犬のほうに顔を向けて、『どうしたの?』と言いたげだった。
獣医さんにきいたら、お泊りのワンちゃんが退屈して騒いでいるとのこと。もちろんティラは一言も発しない。

ティラの唯一のうざいところは「ちびりんこ」である。
いまだに「外界」が落ち着かないらしく、じっくり踏ん張って一気に排便、というわけにはいかない。キョロキョロあたりを見まわしながら、そうそうにお尻を上げてしまう。
ときには逆立ちで、ということもあって、それを何度もくり返すのである。私は「ちびりんこ」と呼んでいるのだけど、そのたびにお尻を拭いてあげなくちゃならず、とってもうざいのである。

家まであと1分というところで数歩ごとに「ちびりんこ」をするので、なかなか家にたどり着けずに遅刻をしてしまう。
・・・ティラのせいにするんじゃない、と患者さんに笑われたけど・・・

3月ぐらいからときどき、「ちびりんこ」も出ずに「汁」だけという日があった。コロンの日もあれば、「汁」と格闘する日もある。下痢をしている風ではないけど、症状は一進一退だった。

狂犬病の予防接種のときに相談したら、お腹の弱い子用のドッグフードのサンプルをくれた。
ご飯にちょこっと混ぜてみたら、ころりとうんさんが出た。効果絶大?なのかな・・・と、ときどき食べさせてみた。
そのドッグフードを買いに来たのである。

だけど、今回はそう上手くはいかなかった。相変わらず一進一退なので、原因は「水分不足」かもしれないと思い当たった。

お腹の調子が心配になるとドッグフードを上げていた。たまだと大喜びで食べてくれる。そして「汁」がつづく。
3回つづくと食べなくなるので、手作りの食べ物を上げる。そのうちコロリとうんさんが出る。

治療室では水のお皿は床の上に置いてあって、ティラはほとんど椅子の上にいた。ティラはあまりにもおとなしいし、声を出さないので、飼い主はお水を上げることをつい忘れてしまう。
ヴェルはお水が飲みたくなると『カッカッ!』と独特な声色で催促したので、「お水が欲しいの?」と下におろしてあげたものである)

用心のドッグフードが逆効果だった。手作りの食べ物には水分が含まれているから、水分補給にそんなにこだわることはない・・・と聞いたことがある。
暑いのでハアハアと舌を出して、体内の水分が失われる。カリカリのドッグフードは乾燥している。
椅子の上にいると水を飲む機会が激減してしまうから、ティラをなるべく床におろすことにした。

私の足に手をかけて、『椅子に上げて』とおねだりしていたティラだったけど、最近、床のほうが涼しいと気づいたみたいなんだよ。
7月31日 夜になっても暑かったね!
今日はものすごい暑さだったね~~
お昼の患者さんが「38度もあったよ!」と、入ってくるなり叫んだほどで、車のエアコンも効かなかったそうだ。

患者さんたちが帰ったあとで外の様子をのぞいてみたら、夕方になってもドアの向こうからブンブン熱気がやって来る。

まだまだ暑いぞ・・・と振り返ったら、椅子の上のティラが首を伸ばして私を見ていた。『お散歩?』と超期待のまなざしである。

「もうちょっと涼しくなったらね~」と声をかけて仕事のつづきをしたけど、暗くなるとうんさんを見つけるのが大変になる。
7時ちょっと前にお散歩に出かけた。

ティラは喜び勇んでスタートダッシュ。ぐんぐん先を急ぐのだけど、すぐにハアハアがはじまった。

昨日までは夕方になると気温が下がって歩きやすかった。涼しい風も吹いていたけど、今日は微風もなかった。
道路も建物も昼間にたっぷり熱気をため込んでいて、まるでぬるめのオーブンの中を歩いているみたいだったんだよ。

それでもティラはお散歩弁慶。
曲がり角でいきなり立ち止まり、『こっちは帰り道でしょ』と言いたげに私を見る。小さな体であくまでも踏ん張るのだった。

なるほど、太陽がないだけマシといえばマシ。でもこんな日のお散歩はちっとも楽しくないなあ・・・と飼い主は心の中で密かにつぶやくのであった。
7月24日 身体は丸刈りトリミング
5月の終わりにトリミングしたけど、ティラの毛はグイグイ伸びる。新しく伸びた短い毛が皮膚をビッシリおおうので、身体にはりつくセーターを1枚着ているようなものらしい。

限界に近づいてきたので、2回目のトリミングをした。これで最後にしようと思って、根元の毛をジョリジョリ、ジョリジョリ、隙バサミでしつこく、しつこく、刈りつづけたんだよ。

いつもおとなしく刈らせてくれるティラだけど、回を重ねるにつれて状況理解が進んでいるみたい。次は右側、次は左側と、とっても素直に向きを変えてくれた。
知らないトリマーに刈られるよりも、信頼する飼い主に刈られるほうが安心なんだろうと思う。
えんえんと刈らせてくれたので、ほとんど丸刈り。すっきりした後姿を見ると、涼しそう~な感じがするでしょ。
実は、とっても暑そうだった。
真昼のお散歩は木陰を選んでウロウロし、短めにしてスタスタ家に帰ってくれる。
夜は治療室のまわりをお散歩するんだけど、この頃は土地勘が育ってきたようで、帰る方向になかなか進んでくれないんだよ~~
7月17日 はじめて車から外を見る
ティラは建物が苦手である。
ATMや郵便局、豆腐屋さんに行くときは、『絶対に入るまい!』とばかりに、全身でつっぱらかってズシ~ンと体重をかける。
私がリードをぐいぐい引っぱると、床の上をズズズ~ッと滑って、まるで「縫いぐるみ引きずり状態」になるのである。

ポプラと車で出かけるときは、死に物狂いでバタバタ追いかけてくる。置いてけぼりになるのがイヤなのだ。
・・・でも、車に乗ると妙におとなしくなる。外が見たいだろうと高い位置に抱っこで持ち上げるんだけど、私の腕の中でうずくまってしまう。

バイクで走るときはバッグの中から顔を出して、過ぎ行く景色をキョロキョロ見まわし、とっても楽しそうなのだ。
それなのに車に乗ると、決して外を見ようとしない。

ヴェルはドアに手をかけて立ち上がり、食い入るように外を見ていたから、ティラの無関心が不思議でならなかった。
ところが今週、異変が起こった。助手席で私の腕に抱かれたティラが、伸びあがるようにして外を見ていたのである。
バックミラーに映ったティラのアップだよ。楽しそうに目をキラキラさせているでしょ~~

車や建物だと閉じ込められそうで怖いのかもしれないね。ペットショップ暮らしが長かったから、一種の「ゲージ恐怖症」なのかもしれない。

うちに来て5年半、「安心」して暮らしてきた。6歳になって、やっと過去のトラウマをひとつ克服できたのかもしれないね~~
7月10日 涼しい部屋が分かるかな?
夜は寝室にエアコンをかけて寝る。古いので、1日中稼働させると疲れるかもしれないし、途中で故障するかもしれない。
起きたらすぐに居間のエアコンに切り替えるんだけど、ティラは寝室のほうが涼しいと思い込んでいるみたいなのだ。

時間帯によって涼しい部屋が違うことを、どうやったらティラに分からせることができるだろう?

テニスのときはお留守番だから、暑いところでハアハア我慢していたらどうしよう・・・・と心配でたまらない。

車のマットを洗ったので、ためしに居間の真ん中に置いてみた。エアコンの風がスースー吹き付ける特等席なのである。
マットを置いた瞬間に、ティラはいそいで飛び乗ってくれた。(畳の上のほうが涼しいんだけどね~)

夜に備えて電灯をつけ、寝室に通じる入口を細く開ける。水のお皿がそこにあるからね。そこから(トイレのある)食堂への入り口も細く開けてある。

出かける前に抱っこして居間に連れていき、「テニスだから、ティラはお留守番だよ。ここのほうが涼しいよ~」と話しかけるんだけど・・・
出かける瞬間に、ダーッと走って、私のあとを追いかけてくるんだよ。

涼しいところにちゃんと居てくれるかな???

心配しながらも、さくさくテニスに出かける無情な私である。(笑)
7月3日 日向を避けてUターン
先週はいきなりの猛暑だったね。がんばって起きて、すぐに散歩に出かけたんだけど、9時も10時も暑さバクハツ。時すでに遅しである。

お散歩が大好きなティラだけど、いつもの勢いはない。
桜並木の木陰では、妙にノロノロ遊んでる。そこがオアシスって気づいたみたいなんだよ。

ときどき立ち止まって休憩する。がんばって舌をヒラヒラさせるんだけど、心底、困った・・・という顔なのだ。
木陰の切れ間を前にして、いきなり立ち止まった。
ジーっと向こうを見ている。どうするのかな?と、リードを放して観察したら・・・
振り返って私を見て、『戻ろうよ!』とばかりに自分からUターン。

真昼の散歩を少なめにして、夕方にまた出かけるという毎日だった。
6月26日 撫でられて・・ウトウト・・
待合室に戻ってみたら、ティラがまったり。先に終わった患者さんの腕にあごをのせ、撫でられながら目を閉じていた。

あれあれ、眠っているのかな?

かわいい「あごのせ」を写真に撮ろうとしたら、携帯を取り出す音で顔を上げてしまった。
(いつものパターンである)
しばらく顔を上げて私の様子を見ていたんだけど、またあごをのせて目を閉じた。

大好きな明美ちゃんに撫でられて、『このチャンスを逃すまい』と思ったらしい。『幸せじゃ~~』のティラだった。
6月19日 バイクの音に反応した
ティラは「お出迎え」に出たことがない。私が帰るといつもの待ち位置でじっと様子をうかがっている。
「ティラ~」と呼ぶと、いそいで立ち上がって、シッポをパタパタ・・・
そこから脱兎のように駆けてきて、なついて、なついて、なつきまくる・・・というのがいつものパターンだった。

今年に入って、ちょっとした異変がときどき起こるようになった。
声をかける前に駆けてきたり、ときには玄関まで様子を見に来たりと、ちょっとずつ犬らしく(?)なってきている。

仕事がお休みの日はティラを置いてテニスに出かける。そのまま治療室に直行して、自分の治療をするのである。
パソコン仕事にハマると帰りが遅くなる。遅いときほど(ちょっとだけだけど)ティラが積極的になる。

この間、夜11時ごろに帰ったら、「ティラがク~ン、ク~ン言ってたぞ」とポプラが教えてくれた。
バイクの音で気がついたんだって。階段を上がっている間に待ちきれなくなって声を出したらしい。

ティラは相変わらずめったに声を出さない。『ワン、ワン』とか『ガルルル・・・』とかは、寝言でしか聞けない。
でも、待って待って待ちかねるとき、ときどき思わず『ピ~』と声が漏れるときがあるんだよ。

毎回チーズを持って来てくれる患者さんが、玄関で靴を脱ぐのに手間取ったとき、治療を終わって着替えに手間取ったりするときなんかに、ときどきかわいい『ピ~』が聞ける。

バイクの音に気づいてたことを知って、待ちきれなくて『ピ~、ピ~』と言ってくれたことを知って、有頂天になった私である。(笑)
6月12日 『もっとちょうだい』とおねだり
自分のお皿のご飯を食べ終わると、ティラはまっしぐらにポプラをめがけて走ってくる。
椅子に足をかけて、シッポをパタパタ。つぶらな瞳で一心に見つめられるので、彼はどうしても逆らえない。
(トリミング前の写真なので、毛がモッコモコである)

ポプラはタイプ9なので、自分の食べている唐揚げとか、貴重なものでもつい上げてしまう。
上げれるものがないときでも、海苔とかラーメンとか何かしらがティラのお腹に入る。

ポプラがいるときは私に見向きもしないんだよ。誰におねだりするのが得策なのかを、ちゃんと知っているのである。

別に躾けたわけじゃないのに、自分のお皿を空にしてからおねだりに来るところが偉い。前のヴェルもそうだった。
行動パターンが似てくるのがとっても不思議である。
6月5日 「真ん中ハウス」と名づけた
ティラたんはどうやら真ん中の部屋がお気に入りになったらしい。
夜はほとんどここで過ごすようになった。
のぞきに行ったら、基地Ⅱにあごをのせていた。
「ここでねんこなの~?」ときいたら、顔を上げてニッコリ。
『そうだよ~』と言ってるような顔でしょう。

ポプラの部屋と私の部屋の真ん中にあって、両方の動向を観察できるというメリットもある。

自分から来ないので、寝る前にティラを連れに行き、おふとんでイチャイチャする。しばらくすると「真ん中ハウス」に行ってしまうらしい。
(飼い主は...zzz...)

寒い夜にはときどきやって来て、手で私をトントンする。おふとんに入れてあげるんだけど、またいなくなっている。
明け方にはときどきカチャカチャと爪音がして、ひとりで遊んでいるみたいなんだよ。

自分で自由に行動できるって、最高の幸せかもね~~
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