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1月7日 |
新年早々、自己主張 |
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ファミリー大集合のお正月が終わり、またいつもの日々が戻ってきた。ゆっくりと野川を散歩。ポカポカ太陽が、暖ったか~い。 |
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たっぷり歩いたあとなのに、家に近づいてきたら、急に、立ち止まったヴェル。私の顔を見ながら、リードを引っぱる。
『まだまだ、帰りたくないよ~』
今日も強情だぞ~! |
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1月15日 |
ヴェルのいた場所は・・・ |
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私がスキー旅行の間、またまた預けられていたヴェル。
冷蔵庫の中が空っぽなので、家に連れ帰ってすぐ、荷解きを途中にしたまま、買い物に出かけることにした。ヴェルはお留守番だ。
居間にエアコンをかけ、ヴェルを毛布にくるんで、ホットカーペットの上においた。
買い物を終わって、居間に行くと、ヴェルがいない!
暖かいのはその部屋だけで、家中、冷えきっていたのに。
脱ぎ捨ててあったダウンジャケットを、ひっくり返してみたり、あらゆるところを探し回った。掻き消されたように、ヴェルはどこにもいない。
ところが・・・、
ふいに、大きな目をくりくりさせて、じっと私を見つめているヴェルと目が合った。なんと、私の旅行バッグの中にいたのだ。
「ここにいたの~!」と、いそいでヴェルを抱き上げた。
旅行バッグの中にいれば、置いてけぼりにはならないと思ったんだろうか?
『次は、連れて行ってね~』と、アピールしたのかもしれない。私が探し回っていた間、ワンとも言わず、バッグの中に坐っていたのだから。
あとから、写真をとればよかったと思いついた。残念。決定的瞬間というのは、そういうもんだよね。 |
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これは、あんずから送られてきた写真である。
やっぱり、2泊目の夜は元気がなくなって、3日目には、ご飯を食べなくなってしまったって。 |
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すっかり「うちの子」になってしまったんだね。 行きの車では、病院に行くときと同じ反応で、「寒いのかな?」と思うほど、ガタガタ、ブルブル、小刻みに震えてた。
大好きなあんずの家も、7年間育てられた自分の実家も、動物病院に行くときと同じくらいの緊張感なのかな?
(遊びに行くときは、喜び勇んで車に乗る。分っちゃうんだよね)
ペットOKのペンションで、みんながスキーに行っている間、知らないところでお留守番するのも、つらいかもしれない?
かといって、リュックに入れてゲレンデに連れて行って、ビューッと斜面を猛スピードで下るとしたら、犬的にはどう思うんだろう?怖いだけかもしれない?
バイクに乗りなれているから、案外、平気かもしれないけど、でも寒いよな。。。
あれこれ考えてしまった。なんだか、出かけにくいなあ。けなげで、かわいいんだもん! |
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1月25日 |
お風呂上り |
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シャンプー直後の写真だよ。 |
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マルセル石けんで洗ったあと、抱っこして、ドライヤーをかけながら、タオルドライ。
耳のまわりの飾り毛は、よく乾かさないと、毛玉ができてしまう。
ここが濡れていると、風邪を引きやすいらしいし。
「ハイ、終わり」と、ヴェルをおろすと、一目散にストーブの前に走っていって、自分でタオルケットにくるまるんだよ。 |
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2月5日 |
赤い服 |
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寒波到来。ちょうど合うサイズの服が売ってないので、タンスの奥に眠っていた、古い服を引っぱりだした。裏起毛の、厚手の綿のトレーナーである。 |
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お散歩中、ブルブル、ガタガタ震えまくって、「かわいい~!」とみんなに笑われた。
それでも、『帰らないぞ』とがんばって遊んでいたヴェルである。 |
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首周りがきついので、胸のチャックは途中までにし、ゆったりと着せてみた。
サッカー少年みたいで、かっこいいでしょ。 |
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2月11日 |
青い服もあるよ |
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赤い服と青い服は、ダイナとヴェルで、おそろいだったんだって。どっちがどっちのだったかは忘れてしまったって。 |
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胴輪を見せると、『お散歩だ!」と、大喜びで走ってくる。
服を見せると、急ブレーキ。Uターンして、すたこら逃げ出すヴェルである。 |
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2月18日 |
寒くても、気合入ってるよ |
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このごろ、本当に、寒いね!冷たい風が吹いているというより、冷気が身体に突き刺さる、って感じ。
実はこの写真、ヴェルが耳までプルプル、ガタガタ、小刻みに震えているところを撮ったんだ。動画だったら、ビブラートしているのがわかるのにね。残念・・・ |
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震えながらも、必死で草むらに頭を突っ込んで、ペロペロ舐めつづけている。気合入ってるね~。
「寒いから、おうちに帰ろうか?」
ヴェルに聞いたら、じっとこっちを見て、考え込んでる。尻尾が上がっているから、寒くてもお外が好きなのかな? |
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おうちの前に着いたら、帰るのはイヤだとつっぱった。
元気だね~。若いね! |
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2月26日 |
なんとか危機を脱する |
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夜中の2時、ヴェルが、私のおふとんを何度も手でカリカリして、しつこく私を起こした。おふとんを持ち上げても、入ってこない。立ったり、坐ったりで落ち着かない。
なんで・・・???
もしかして、これは起坐呼吸?
ハッと、一気に目が覚めた。ヴェルは、ハアハア、ゼイゼイ、まるで喘息のような荒い息づかい。ゴホゴホと、ときどき咳もしている。
長男が喘息だった頃を思い出した。発作がひどいと、横になって眠れないので、坐ったまま眠るしかない。
ヴェルも呼吸困難で眠れなくなってしまったのだ。
あわてて電気をつけて、とりあえず背中にハリを打った。利尿作用のある薬も飲ませた。おふとんから手を伸ばして、ヴェルの胸や背中をこすりにこすった。肺経は皮膚と関係があるから、体表を刺激してあげると呼吸が楽になる。
手足には古方按摩をした。
手には肺経が通っているから、肩から指先までやらなくちゃ。
そうだ、肺にたまった「水」を排泄するのだから、腎経の通っている足もやったほうがいいな。。。
うとうとしながらがんばって、いつのまにか、ヴェルが私の腕の中で眠っているのに気がついた。時計を見たら、4時。
まだ呼吸音は大きいけど、あごをつけて眠れるようになれば一段落だ。 |
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翌朝、病院に連れて行くつもりだった。その前に、野川におろして、おしっこをさせた。
「あれ、けっこう元気そう?」
尻尾もピンと立っているし、小走りでチョコチョコ、楽しそうに遊んでる。
そういえば、水曜日午前中は、院長不在だった。
病院で、診察台にのせられたり、レントゲンを撮られたり、注射をされたりしたら、緊張で心臓がドキドキする。一気に症状が悪化するかも。ステロイドの注射も、そう何回もしていいものとも思えないし。
あれこれ考えて、病院へ行くのを先送りにした。
最近、パターンがわかってきた。利尿剤を飲ませたりしてから、肺の水が抜けていくのに、2日ぐらいかかるのだ。
予想通り、金曜日には、みなさんに驚かれるぐらいの元気っ子になった。
今回の呼吸困難の引き金は、「咬み」事件だ。寝ていたヴェルの洋服を脱がそうとして、薬指をガブッとやられた。撫でられていい気持ちだったところに、いきなりだったので、ビックリしたんだと思う。
それで、ヴェルはさんざん怒られた。
「ヴェルは咬んだ~!」と言いながら指を突き出すと、ガルルル・・・と唸るんだよね。何度もやったら、何度も唸った。気合が入っていた。
「ハウス」と言ったら、その辺の座布団の上に行ってお坐りしたので、部屋を閉めた。ヴェルは一晩、一人ぼっちで寝た。
咬んだあとは、ハウスでひとりで眠るのがコース。そうヴェルも、納得しているみたい。
具合が悪くなるパターンもわかってきた。元気がつづいて、気がゆるむ。美味しいものを食べているときに、ヴェルに必死でおねだりされると、ついあげてしまう。
愛する者に美味しい物を食べさせたいと思うのは、人間の本能なので、抑制するのは本当に難しい。
塩分過多になると、身体に水がたまりやすくなるので、食べ物にも気をつけなくちゃいけないし、あんまり遊んだり、興奮したりもいけないみたい。 |
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3月3日 |
また留守番かい・・・ |
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雪が積もってちゃテニスは無理だろうと、またスキーに行っちゃった。朝早くから、バタバタ支度をしている私を見て、ヴェルはすぐに気がついたらしい。 |
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居間に行ってみると、すでにお留守番モード。なんだか、恨めしげな目つきでしょう。
ごめんね~。 |
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3月11日 |
あれ? ヴェルはどこ? |
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映画を見ながらの晩ご飯。字幕を読むのに忙しくて、ヴェルのことは、out of 眼中だった。あれ、ヴェルは??
いつも、『くれ、くれ』とうるさいヴェルが、おとなしい。大好きなホットケーキを食べてない。そういうときは、背中に鍼を1本打ってみる。
効果てきめんで、ヴェルは、いきなり、パクパクホットケーキを食べはじめた。 |
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しばらくして、ヴェルが、掛け布団の上にいるのに気がついた。 |
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3月17日 |
嘔吐のサイン |
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掛け布団の上を歩きまわって、うろうろしているときは、要注意のサインだ。
さかんに、舌をペロペロしてる。胃からこみ上げてくるものを、ペロペロして飲み込んでいるのだろうか? |
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ヴェルはケチ?いったん飲み込んだものは、絶対に出さないぞ、ということなのだろうか? |
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○ ○ 追記 ○ ○  |
追記・18 |
ノリノリであんずの家へ向かう |
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私の旅行中に、またまたあんずに預けられることになったヴェル。
家を出てから、甲州街道を左折する・・・、それは動物病院へ行く方向である。
(仕事場、テニススクール、買い物などはすべて右折か直進なのだ)
犬は方向感覚が発達している。
あんずの家は、病院に行くのと同じ方向なので、勘違いしてしまうらしい。いつも、車に乗った瞬間から、ブルブル、ガタガタ小刻みに震えつづけていた。
でも、このときはそうじゃなかった。
車の助手席で意気揚々、ぜんぜん寝そべらなかった。
ずっと立ち上がったまま、景色をキョロキョロ。期待のオーラが全身から漂っていた。 |
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お泊りをくり返しているうちに、ヴェルもついに学んだのかな?
『飼い主がバタバタ出かける準備をしているぞ・・・
夜だしなあ・・・
お留守番よりはいいけど・・・
ボクも一緒にお出かけできるわけじゃなさそう・・・
これは、もしや、またあんずの家にお泊りだろうか・・・?
そうだ、そうに違いない・・・
あんずとピョン君のほうが、大歓迎してくれて、たっぷり遊んでくれる・・・』
なあ~んてこと、考えていたのかもね。
あんずに会うのを楽しみにしていたんだね~。 |
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updated: 2014/10/4 |
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ヴェル TOP |
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