goホーム
go診療カレンダー
go新着
go症例集
go症例マップ
goトピックの索引
goつぼの取り方
go金粒・銀粒ナビ
goFAQ *よくある質問
go私のブログ
goティラのブログ
go母のリハビリカルテ
goヴェルの思い出
go雑談集
goレシピ
goふろくの話
go本/参考文献
goリンク
goサイトマップ
リカちゃんと・・・
リョコちゃんストレッチ
リョコちゃんウォーク
mailto Ryoko Miz
goSchedule
goUpdates
goCases
goFAQ
goHello!
goTopics
goSitemap
360° Stretch
Ryochan Walk
goCalendario
go¡Hola!
goCasos
goNuevas
goMapa
リョーコの手作りブログへようこそ!
2018/8/26(日) サーブのバイエル、卒業まであと一歩?
今週は雨や猛暑にもめげず、週5でテニスをした。ほとんど毎日、初めての人とゲームをやったんだよ。

月曜日は4月に入った若い女2人と女ダブ。
火曜日はシングルスのテニスオフ。男は2回目だが女は初めての人。
水曜日、この日だけは、何回かやったことのあるおじさん3人に混じって。
木曜日はすごいスピードとコントロールの男2人とミックスで、1人は初対戦。
土曜日、おじさんとラリーしてたら、若くて上手な男2人が来て初ダブルス。

走りに走って、ガンガン打ちまくったので、今週は4回も、ベッドの上で自分で経絡治療プラスをした。私の治療をしてくれる人がいないので、いい状態を維持するために必死なのである。

初めての人が相手だと緊張するのであるが、それにしては自分のテニスの出来はまあまあで、競った試合ができた。
サーブは・・・、やっぱりゲームではぐちゃぐちゃだった。右肩の痛みはゼロになったのに、精神力が追いつかない。

木曜日に、雨が上がったあと、サーブ練習をした。
「フワッ」のあと、膝を曲げて構え、トスのあと左手を右肩に当てて、「ソ、ラ」で打ったら、あれあれ、回転のかかったサーブが、弧を描いて飛んで行く。

直前に、壁でスマッシュ練習をしたのがよかったのだろうか?
何も考えずに打ち始めたら、自然体でいいサーブが打てているのである。
自分の左足の爪先をジーッと見た。一番打ちやすい角度はこれである。どうやら、爪先の角度は、身体のほかの部位と一連の動作で固っているらしい。

アドサイドでのサーブに苦労したのは、リバーシ気味に手首が返ってしまうせいである。
スライスは小指側でボールをカット、リバーシは親指側でカットする。リバーシだと威力のあるサーブが打てるが、確率が悪い。
アドサイドからスライスサーブを打つためには、どうしたらいいんだろう?それをずっと悩んでいたのであるが・・・

もしもフォームが一定だとすれば、身体の向きを変えればいい!
ベースラインを目印に足先の角度を調整してみたら、あれあれ?アドサイドでもジュースサイドと同じフォームでサーブが打てた!何本打っても、フォームにブレが出ない。
サーブのフォームは出来上がっているのかも???

そのあとでゲームに入れてもらった。爪先の角度を調整すればいいので、ダブルスの位置=コートの端から打ってみた。
でもやっぱり、練習どおりに打てたのは1・2本だった。緊張しちゃって、合言葉を唱える余裕もなくなるんだもの。

ゲームのあとでペアの男性に、「さっき練習してるの見て、ちゃんと打ててたから、これなら大丈夫と思ったんだけどね」と言われた。
基本を知っている人に「フォームはOK」と思われたということは、迷いを捨ててもいいのかな?と、ちょっと自信の「芽」が生えはじめた。

土曜日のゲームは初めてやる人が2人もいたので、サーブは無残にぐちゃぐちゃに崩れ、途中からぜんぶアンダーにした。
そのあとでサーブ練習。崩れを修正するのに時間がかかったけど、爪先の向きは、左肩の向きと連動していることに気がついた。
左肩を照準器にして、打つ方向を狙う。「フワッ」のあと「カタ」と唱えて「ソ、ラ」で打つ・・・、うん、練習ではだいぶまとまってきたぞ~~

プロの試合を見ていると、男子のサーブは人それぞれ違う。男子は身体能力が高いから、自分の筋肉を自在にコントロールできるんだと思う。
でも、女子はみんな同じフォームで打っているんだよね。基本にピタリと貼りついた、ただ一筋のラインで打つサーブ、それしかできない身体なのかもしれない。

もしかしたら、私は「イップス」ではないのかもしれない。「イップス」の定義を実はよく知らないのだ。
練習では打てるのだもの。もともと対人恐怖症持ちなので、他人の感情が人一倍気になるだけかもしれない。

ストロークだって、練習でできることをゲームでできるようになるまでは時間がかかった。1試合に1本からはじまって、だんだんに回数が増えていく。100%近く打てるようになるまで、何年もかかった。

サーブも同じと思おう。練習と本番のギャップが埋まるまで、時間がかかって当然だ・・・そう居直ることにした。
フォームを作るのにこんなに細かく分析しなくちゃならないなんて、私はほんとに自閉症だあ・・・と再認識した。(笑)

自分の身体に無理がなくて、自然体で打てるフォームをやっと見つけたのだから、このまま突っ走るぞ~~
2018/8/19(日) サーブ恐怖症が怖いよ~~
右肩のメインの不具合が特定できたとはいえ、肩につながる筋肉たちは共同作業をしている。1ヶ所弱いところがあると、他の筋肉に過負荷がかかり、不具合の連鎖反応がおこる可能性がある。
テニスのときはキネシオが不可欠である。

メインのテーピングはここ()。補強するために、内側()にもう1本。
肩の真上()は、腱板の付着部につながっている。自分も含めて、たいていの患者さんは、ここにしつこいしこりが残る。ハリを打ってもなかなかきれいにほぐれてくれない。ここを保護すると安心である。
ついでに上腕三頭筋()も補強して、合計4本である。肩から上腕に、川のように並んで見える。

烏口突起から烏口腕筋(もしくは上腕ニ頭筋)へ
内側を補強(三角筋の前部繊維?)
肩の真上(棘上筋もしくは三角筋の中部繊維?)
上腕三頭筋(もしくは三角筋の後部繊維?)

昨日の1時ごろテニスクラブに着いたら、空きコートがあった。いそいでボール籠を持って、サーブ練習をはじめた。
「正しいフォームは身体にいい」というのが持論である。肩に痛みの出ないフォームをマスターしなくちゃね~~

右肩の故障をくり返して、一筋のラインでしかラケットを振れない「今」が、絶好のチャンスでもある。「災い転じて福となす」ということわざもあるし。(笑)

男子のプロ選手チリッチは、サーブを打つ直前のルーティーンがものすごく神経質である。毎回同じ動作で、足の位置、角度などを確認している。ビッグサーバーと称される選手では、サーブの精度は命綱である。
寸分たがわぬ一連の動作が、サーブの精度に必要不可欠なのかも?

細部の筋肉まできっちりと「型」にはめて、プレッシャーが高い場面でも、ぐちゃぐちゃにならないサーブを打てるようになりたい。それが今の目標だ。
英語の「フォーム」は「型」という意味なのだが、面白いことに、「フォーム」というと曖昧な感じがして、「型」というときっちりした感じがするよね。

「フワッ」とラケットを上げるのはOK。トスは伸筋を使って上げる。

最近気づいたのは、「ト」の重要性である。左足軸足の固定が最重要課題なのだ。軸がぶれては、安定したサーブは打てない。
左足でトスを上げ、しっかり地面に固定したまま、そこに右足を寄せる。軸を1本にして、揺るがさない。

「ト」では必ず、膝を曲げる。下から上への体重移動がないと、上半身だけで打つことになり、上腕ニ頭筋に力が入って、肩が痛む。
トスを上げたあと、「膝」とつぶやきながら、沈み込んでみた。なるほど、肩に負担がかからずに、ボールが弧を描いて飛んでいく。

あれあれ、身体の開きが早すぎると、やっぱり肩に痛みが出る。横向きを保持したまま打てるように、左手で右肩を押さえてみたらどうだろう?
何年も前に、誰かに「ピッチャーがボールを投げるとき、胸に手を当てるでしょ。トスのあと、左手は胸に置きなさい」とアドバイスされたことがある。

トスを上げた左手を高く掲げてから、「肩」とつぶやきながら、痛んでいる肩を優しく保護するように、左手を当ててみた。
身体の開きが抑えられるみたい。。。

「ソ、ラ」はインパクトである。力強く手首を入れたときは、スピードと回転量が増すようである。
でも、とりあえず、それは先の課題にして、ゆるくても確実に入るセカンドのフォームを自分のモノにしよう・・・そう決めた。

ジュースサイドとアドサイドで、同じフォームで打てるように、2球ずつ交互に打った。太陽が眩しい側でも練習をした。
2籠打っても痛みが出なかったけど、サーブ練習はそこで終わりにした。

休憩していたら、「ゲームやろうよ」とおじさんが声をかけてくれた。彼とゲームをするのは2年ぶりぐらいである。
最初に組むことになって、「練習しなくちゃならないんだから、先にサーブをやりなさい」とボールを渡された。
「どうせアンダーだから、あとがいいです」と断ったのだけど、「ゲームで練習しないと、打てるようにならないよ」と譲らない。
「フォルトしてもいいから、ぜんぶ上から打ちなさい」と言ってくれた。

ゲームでサーブが打てるだろうか・・・?
浮き足立って変な打ち方をして、「肩を壊す」のも怖いし、「型を壊す」のも怖いし、それより何より、「イップス」が怖い。

さんざんイップス(=サーブ恐怖症)に悩んだんだもの。それを最近、まざまざと思い出し、怯えている私である。
『またイップスになったらどうしよう・・・』という恐怖が恐怖をあおりたてる。

自分の書いた「サーブ恐怖症」のブログをのぞいてみた。
あれあれ、「重いラケット」と書いてあるぞ。今はラケットが軽く感じられるんだよね。「ソ、ラ」で手首が入れられるようになった。やっと追いついたボールを手首だけでコントロールできるようにもなった。
故障をし、治療をし、また練習をし・・・それをくり返しているうちに、ずいぶんと手首の筋力がついたらしい。

筋力、技術、精神力ともに、レベルアップはしている。ペアのおじさんには「しばらく会わないうちに、ずいぶん上手くなったね」と驚かれた。

ファーストは90番で打ったけど、セカンドはアンダーのスライスにした。
半分ぐらい入ったかなあ?途中で「もうダメ」という場面が何度もあったけど、「肩」とつぶやきながら、ところどころで持ち直したり・・・

Cさんにさんざん教え込まれたこと、他の人たちの時折のアドバイス・・・それらのピースを今、自分の中で組み立てて、糊付けしようとしている段階である。

でも、一番の課題は、「イップス」を乗り越えられるかどうか・・・?
かもしれないね~~(笑)
2018/8/11(土) 「フワッと空へ」で90番サーブ
壁で「ソ、ラ」を合言葉にスマッシュ練習をするようになってから、不思議なことが起こりはじめている。
なんと、「みづさんは上に強い」と、ときどき言われるようになったのである。

自分としてはそうでもない。いいボールを打てることもあるけれど、ミスを連発したり、当たりそこないを連発したり・・・
でも、2年前に「みづさんは、上のボールに弱いね」と言われたことを思えば、かなり進歩はしているらしい。
とりあえず、「上から打つ」ことに慣れつつあるのだろう。

サーブの完成はまだまだで、なかなかバイエルを卒業できない。次のシングルスの試合は9月なので、それまでに何とかしたい。ポッコンサーブだと、あっさり打ち込まれてしまうのだもの。

バイエル「80番」は、ラケットを肩に担いだところから始動するので、自由だし楽チンである。緊張感が高いときに崩れてしまうのは、フォームが自由すぎるからかもしれない。
ガッチリと型にはまったフォームのほうが、崩れにくいのではないだろうか?

Wさんに「左足を固定しろ」とアドバイスされた。
左足を固定すると、左手1本では力が足りず、トスが上がってくれない。
Cさんには、「右手でラケットを回すほうが、両腕を同時に上げることになるから、トスが上げやすい」と、前々から言われていた。

左足を固定して、左手でトスを上げると同時に、右手でラケットを上げる。
・・・なるほど、そのほうが勢いがつくから、トスを上げやすい。
ついに「90番」サーブに取り組むことになった。

スマッシュの「ソ、ラ」を、サーブに応用しようと思った。上から落ちてくるボールを、「下から上」に迎えに行く点は共通している。両方の「振り」を同じにしたほうが、両方とも安定しそうである。

「回す」と思うと大振りになって、落ちてくるボールに間に合わない。なるべく最短距離ではじめたほうが、無理なく移行できそう。
そこで考えた合言葉が、「フワッと空へ」である。
トスを上げると同時に、「フワッ」とラケットを上げる。うん、なんかいい感じ。

・・・これだ!と思ったタイミングで、右肩を痛めてしまった・・・
気持ちははやるけど、ここは「治す」ことが先決である。とことん壊してしまったら、この先、おばさんサーブしか打てなくなってしまうもの。

打てない間は、えんえんとイメージトレーニング。ウォズニアッキとマカロワの試合を見ていたら、2人ともサーブのフォームが同じである。タイミングをはかっていたら、「ソ」と「ラ」の間が短い。
セレナ・ウィリアムズのサーブを見たら、肩の筋肉なんか使っていない。運動連鎖の中での通過点のひとつに過ぎない。

右肩のあらゆる筋肉めがけて、あちこちにハリを打ちつづけること数週間。おっかなびっくり、サーブ練習をはじめた。
4拍にするとちょうどいいみたい。(肩はスルー、さらっと流す)

フワッ トスと同時に右手を振り上げる
ラケットダウン。膝を曲げて、しっかり構え、ボールを見据える
インパクト (ここは一瞬で)
手首を入れる(プロネーション)

短い距離からはじめて、肩が温まるにつれて距離を伸ばす。痛みが出たところで、終わり。
夜、痛みの出た筋肉に治療をする。ここかな?ここかな?と、あらゆる筋肉にハリを打って、ついに、1ヶ所に絞れる時が来た。
サーブを打って痛みが出たのはである。
から筋肉をたどって、へ、1筋のラインを発見した。

この筋肉は何だろう?
肘までつながることから、上腕ニ頭筋(短頭)のようだけど、肘の回外では痛みが出ない。

回内(ほんとは肩の内転)で使う筋肉は、烏口腕筋である。本には、「ほとんど使われない弱い筋肉」と書かれてあるけど・・・
か弱い筋肉だからこそ、サーブで酷使したのがこたえたという可能性もある。

とりあえず、仮説をたててみた。
ラケットを左から右へ振るために、肩の内転を使いながら腕を伸ばすようになって、烏口腕筋を痛めた。
ゲーム中は肩が不安で変な打ち方になる。力むと上腕ニ頭筋を使ってしまうので、短頭を痛めた。
2つの筋肉は並んで走行している。どちらも起始が肩甲骨の烏口突起なので、そこにほころびがありそうである。

筋肉を特定できなくても、鍼灸治療はできる。

腕を下げた状態では、肩の巨大な三角筋の下に隠れる。「痛い格好してハリを打つ」のが極意。
腕を高く上げて、手の平を外に広げ、痛みのラインに沿って、ずらりと置鍼をした。ズシ~ンと衝撃を感じる。これは効きそうである。

そのラインを中心にテーピングをして、「フワッと空へ」でサーブ練習。あれあれ、ほとんど痛みが出ないぞ~?

右肩の治療とフォームの改造を、同時進行でやっている私。仕事にもテニスにも「オタク」なのである。(笑)
2018/8/5(日) 首~肩を揉みながら瀬波温泉へ
早めの夏休み、日常生活から離れたおかげで、かなりリフレッシュできたよ~

4連休の初日、朝起きたら、寝違えたみたいに左の首が痛い。首から肩にかけて、鉄の棒()が入っている。痛みでロックされ、左に振り向けない。
右肩だけにハリを打っていたから、左肩がすねたのかなあ?こんなんで、テニスができるのかな・・・

自転車で走りながら、右手で左の肩()に触ってみたら、ゴリゴリしている。ぐいぐいやって肩をほぐすと、首の痛みが軽くなる感じである。左手でハンドルを持ち、右手で肩の指圧をしながら走りつづけた。

テニスクラブに着くなり、「1人足りない」とゲームに誘われた。やっぱり、首が痛い。がんばらなくてもいい相手だったので、モミモミしながらテニスをした。

ゲーム中、前衛で待っているときの姿勢が元凶だったことに気がついた!

ラケットを上げて待つときに、肩をいからせ、首を縮めて、えらく緊張して・・・

その姿勢で、左右の首から肩にかけて、一番の強い痛みが出たのだ!

鉄の棒=痛みが強かった部位
指圧をした肩
・・左右とも・・
1ヶ月以上も前から、首から肩、肩甲骨のあたりが、ガチンガチンに凝っていた

なるほど、テニスをするたびに、首~肩のこりがどんどん悪化していった訳だ!

クラシックバレエの患者さんが、「肩を上げずに、腕を上げる」と言っていたのだけど、テニスも同じなのかもね。
あちこち身体に硬い部位があっても、たいていは、テニスをするとほぐれてくれる。それなのに、首肩だけはますます硬くなっていったんだよね。

5人目が現れたので、「首が痛いから」と抜けさせてもらった。
ベンチに坐って、左肩()を中心に、ぐいぐいマッサージをした。首から腕から背中から、手の届くところを揉みつづけていたら、左の首は回るようになった。

通りかかったCさんに、「前衛で、ガチガチに緊張して待っている姿勢のせいで、肩が痛くなったことに気がついたんだよね」と報告した。
「なんで緊張するんだ。肩だけじゃなく、全身の力を抜いてなきゃ、すぐに反応できないじゃないか!そんなんだから、カカシになるんだ!」と言われた・・・

姿勢に気をつけながら、暗くなるまでテニスを楽しんだ。

首~肩の激しい痛みは、筋肉バランスが変わったことにも原因がある。
キラキラ星をやりながら、肩関節のストレッチを重点にやってきて、可動域が格段に広がった。どんな角度で腕を広げても、痛みもパキポキ音もほとんどでなくなった。

肩関節がほぐれたから、首~肩、首~鎖骨、首~肩甲骨の筋肉の凝りが、耐えられないぐらいに激しく感じられるようになったのである。

連休2日目は、新潟に出発。5時間の高速運転中も、片手でハンドルを押さえ、反対の手で肩~腕、肩甲骨などをグイグイ揉みつづけた。

3時に瀬波温泉の汐美荘にチェックインし、3時半から5時まで、ひとりで海で泳いだ。
猛暑のおかげで、快晴である。抜けるような青空が反映して、ほらね、美しい青い海でしょ~~

ここは瀬波温泉の中央なのだが、やはり人は少ない。気温31℃、水温30℃とのことで、さらさらと肌に触れる海水が心地よかった。
村上在住の友人と待ち合わせ、温泉に入り、冷たいビールをガンガン飲んで、バイキング料理をはちきれるほど食べた。

翌日の午前中もひとりで泳いだ。3日目の夜は彼女の家に泊めてもらった。
行きの車でやった指圧がそうとう効いたらしく、持って行ったハリをぜんぜん打たずにすんだ。帰りの車も『ヒマだな~~』

日常動作でも、肩をいからせないように気をつけている。だんだん、首肩に風が通るような感じがして、だいぶほぐれてきている。

右肩(肩関節)のほうは、サーブを打つと、やっぱり痛みが出る。ゲーム中はアンダーのスライスサーブでしのいでいる。
普段は痛くないので、治療の部位がわからない。軽い練習で痛みを出して、そこを目がけてハリを打つ・・・これをくり返して治すしかないね。

肩関節の治療はなかなか難しいけど、私の辞書に「あきらめる」の文字はない。きれいなフォ-ム=運動連鎖で打つサーブを身につけるまで、なんとしてもがんばるぞ~~
2018/7/27(金) 炎天下、5日連続でテニス
猛暑のおかげで、テニスクラブはさすがに人が少ない。「テニきち」同士とはいえ、レベルの問題もあるし、4人で約束して来るグループもある。

壁打ちとか、ストイックな練習をするには、あまりにも暑すぎる・・・
一緒にやれる人を見つけるのが大変なときもあるけど、なんとか4人揃ったら、さあゲーム。

上から太陽に焼かれるだけじゃない。オムニコートは砂がまかれてあるので、砂で乱反射した熱に、下からも焼かれる。
上から下から、まるでオーブントースターの中にいるよう。コートに立った瞬間から、ダーッと汗がほとばしり落ちる。

ゲーム中は夢中になるので、けっこう平気。1セット終わるごとに日陰休憩をする。この余裕が、クラブのいいところだよね。
やるたびやるたび日に焼けるので、私はもうすっかり真っ黒である。

テレビでは連日、「外出するな」とか、「激しい運動は厳禁」とか言われているけど、1日中エアコンの中にいたら、「冷房病」になってしまう。

昔は、6月ぐらいから身体がだるくて、「先生、今から夏バテなんて。これからが夏本番なのに、大丈夫ですか?」とあきれられた私である。
今は夏バテと無縁。炎天下のテニスで自律神経が鍛えられているんだと思う。

こんな真昼の太陽に負けず、日曜日から5日連続でテニスをしたんだよ。昨日は暑さがやわらぎ、まあまあ楽だったけどね。

火曜日はクラブが休みなんだけど、10時から12時に、多摩川コートに空きを見つけた。昼間の時間帯、ぽこぽこキャンセルがあるんだよ。
(その時間、4面あるうち、使われていたのは2面だけだった)

友人に声をかけたけど、猛暑にビビッている。それで、急遽、テニスオフで仲間を募集してみた。
『どうせ誰も来ないだろうな』と思ったけど、男性4人が応募してくれた。
あとで確認したら、194人がアクセスしていた。平日の午前中に『行こうかな』と思ってのぞいた人が、そんなに大勢いたのである!

雲ひとつない青空だった。太陽がギラギラ照りつける中、集まったのは、30代が1人、40代が1人、50代が2人。
こんなときにテニスに出かけてくるだけあって、みなさん気合が入っていて、ものすごく上手だった。

4ゲーム先取のノンアドで、5人でじゃんけんをして順番を決めた。
1試合目、あまりのボールの勢いにビビッた。男とやりなれているとはいえ、さすがに若いとスピードが違う。

『ヤバイ・・・』、サーブも返せないし、ストロークもボレーも返せない。あっという間に、0-4で負けた。

本当は、「みなさんでどうぞ」と途中で帰るつもりだった。連チャンはきついもの。1試合目が終わって、私が休憩。う~ん、どうしようかな?でも、こんなすごいボールを打つ相手とテニスするチャンスはめったにない。
好奇心がまさって、そのまま居残ることにした。

何と言っても私は主催者。自分の実力はプロフィールで明らかにしている。募集も「一般初中級以上」だし、みなさん知ってて来てるんだから・・・と自分を励ました。
とんでもない格上と試合をやるときの合言葉、「やるからには、なにか1つでも掴んで帰るぞ」とつぶやいて、その場に踏みとどまった。

強打を強打で打ち返そうとすると、力んでかえって打ち負けてしまう。ここは得意なムーンボールで、ゆっくり深く返すことにしようと決めた。「強打の男は、女のゆるいボールに弱い」と本にも書いてあった。

速いサーブには、「サ、サ」だけでは間に合わない。相手が打つ瞬間に「1」と数えるようにしたら、リターンできるようになった。

私はスピン系なので、低く滑ってくるスライスが苦手である。スライスの攻略法は最近発見したばかり。
『スライスは、膝を使って持ち上げる』と、つぶやきながら打ったら、4本目からはちゃんと返せるようになった。

だんだんボールに慣れていき、ゲームが取れるようになった。ラリ-もつづいたし、まあまあちゃんとテニスができた。
途中でペアが、「やっぱり足が速いな」とつぶやく声が聞こえてきた。

2時間があっという間に過ぎ、50代の2人はかなりバテている。46歳はまあま元気。30歳は最初と同じ涼しい顔である。
終わったあとで、年齢の話になったとき、「あなたは30代でしょ」と言われた。実は私が一番年上だったんだけど、トシは言わないことにした。
細身だし、動きがいいし、疲れ知らずだから、若く見られるんだよね。

やっとボールに慣れところで終わったので、ちょっと残念。でも、いい経験になったよ。

相手のレベルに関係なく、誰とでも競った内容で試合ができるようになってきたんだけど、勝率も相手のレベルにあまり関係がない。
不思議だけど、ダブルスなら説明がつく。私は毎回いろんな人とゲームをするけど、私以外の3人のレベルは大体同じだからかもね。

ボレーや決めボール、サーブの威力、組み立てなど、自分で勝ちに行ける「強み」が私には欠けている。だから、組んだペアの攻撃力、ミスの数に、勝敗が左右されてしまう。。。

守備力はまあまあ。攻撃力を身につけることが、これからの課題だね~~
日記 TOP
前の日付へさかのぼる