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| 10月5日 |
草取りの間に脱走 |
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足に飛び火しないという自信がついたので、ジーパンとスニーカーでお散歩した。
半ズボンにビーチサンダルだと蚊に刺されまくる。痒いところが増えるのがストレスで休んでいたんだけど、久しぶりに草取りを再開することにした。
始めてみると、けっこう楽しい。
途中でティラの居場所を確認した。暑い間は階段下のコンクリートの上で寝そべっていたけど、その辺の草むらで休んでいた。
あちこちが気になって、ここもちょっと、あそこもちょっと、ノリノリになってしまった。
またティラの居場所を確認したら、どこにもいない!
「ティラ~!」と叫びながら、裏へ回り、表に回り、あちこち探しまくり、3階まで駆け上がってもみたけど、どこにもいないのである。
野川の遊歩道に出て、いつもティラが執着する植込みを覗きに行こうと、「ティラ~!」と叫びながら歩いていたら・・・
さっきまでベンチで休んでいた男性が、「犬を探してるんですか?」と声をかけてきた。
「あっちのほうへ歩いていきましたよ」と教えてくれ、反対方向に一緒に歩いてくれた。
「ほら、あそこにいますよ」と教えてくれたけど、眼鏡をかけていなかったので遠くがぼんやりしてる。
しばらく歩いて、やっとティラの姿が目に入った。
「道路に出ると車に轢かれるかもしれないから、急いだほうがいいですよ」と言われ、「ティラ~、おいで~」と呼びながら走った。
ティラは途中で顔を上げたけど、命令を無視して、一心不乱に草を舐めているのである。 |
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犬の「失踪」はほんとうに恐ろしい。周囲の景色が変貌して、異世界にまぎれこんだような恐怖と絶望が襲ってくる。
ティラの居場所を教えてくれた男性は救いの神。ほんとうに感謝、感謝である。
私のそばから離れられなかったのに、ひとりで遊歩道へ冒険に出かけたティラ。うちに来て8年半がたち、外界への不安がなくなってきている。
心はもう小学3年生。いつまでも赤ちゃんじゃないんだもんね。
そういえば猛暑の前には、10本ごとに顔を上げてティラの存在を確認することにしていたなあ・・・と、ふいに思い出した。
リードをつけるのはイヤだから、ちゃんと監視するしかない。
これを書いている私の後ろで、『ガルルル』と小さな声で唸って、『ワン!』と小さく吠える声、ティラの寝言が聞こえてきた。
起きているときには聞けない声だ。怒ったり、争ったりすることのないティラが、夢の中で誰とケンカしているんだろう?
不思議である。 |
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| 9月28日 |
撫でてもらうの待ってるの? |
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リョコちゃんストレッチ、立位の一番目はタンスの引き出しを利用して行う。
いつもならサッと逃げ出すティラが、ぜんぜん動かずにじっとしていた。 |
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撫でてもらおうとアピールしているみたいだね。
しょうがないから、とりあえず期待に応える飼い主である。 |
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| 9月21日 |
夕方の散歩はあきらめてる |
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| 週末には足のとびひがかなり沈静化して、ビーチサンダルで歩けるようになった。真昼の散歩もちょっとだけ長めになった。 |
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| パソコン仕事の途中で振り返ってみたら、丸くなって寝ていた。 |
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| 私が立ち上がっても顔を上げない。 |
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反対側にまわって、写真を撮ろうと声をかけたけど、ぜんぜんこっちを向いてくれない。
「夕方のお散歩なし」が定着して、期待感ゼロになっちゃった。 |
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| 9月15日 |
お散歩は夜中がメイン |
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ビーチサンダルの紐に当たるところにとびひが出来たので、外を歩くのがつらい。ティラのお散歩は短距離のみになった。
夜中にポプラが30分とか1時間とか、長々とお散歩に連れ出してくれる。雨でもぜんぜん帰って来ない。
晩ご飯を食べ終わってテレビの前でデレッとしてたら、ティラが、ダーッと駆け込んできた。 |
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「びしょ濡れじゃん!」と叫んだら、ポプラがタオルを持って走ってきたけど・・・、ちっとも真面目に乾かしてくれない。
ティラには涼しくてちょうどいいのかもしれないね。 |
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| 9月7日 |
おせんべいをガン見 |
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患者さんとおしゃべりの途中で、「そうだ、おせんべいがある!」と思い出し、2人で食べはじめたら・・・
ティラがいきなり私をガン見した。 |
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飼い主が食べているものは何でも欲しがるのだ。おせんべいを貰うまでは・・・と、まったく視線をそらさない。
もちろんティラにもお裾分け。小さなかけらをちょっとだけ、ね~~ |
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| 8月31日 |
適当に切ったら虎刈りに |
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ティラが足で耳を掻いたら、そろそろシャワーのタイミング・・・と決めていたんだけど、足のとびひのせいで先延ばしにしていた。
立ち止まっては耳を掻くことがだんだん頻繁になっていった。けっこう毛も伸びてきて、密集していて暑苦しそうである。
猛暑が終わる気配はなく、9月いっぱい続くとのこと。シャワーついでに、ちょっとだけ毛を梳いてあげることにした。 |
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| 自分の足元がおぼつかないので、いいかげんに刈った。 |
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だから今回は毛の山が小さい。
お風呂場を出て冷蔵庫を開けたら、ティラがすっ飛んできた。 |
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ご褒美のおやつを期待して、舌なめずりをしている。
犬なのに「トラ」になっちゃったけど、涼しそうだからいいよね~ |
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| 8月24日 |
お尻をくっつけて眠る |
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オオカミは巣穴の中でお尻をくっつけて眠るんだって。耳と鼻が四方八方に向くから、異常事態があっても、誰かしらがすぐに気づくことができる。野生の知恵だね~
なのでオオカミを祖先に持つ犬、ティラもお尻や背中を飼い主にくっつけて眠ることが多いんだよ。 |
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| 夜中に本を読んでいる私の足にお尻をくっつけて眠っている。 |
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手を伸ばしてスマホで寝顔をカシャリ。薄目をあけたね~~
撫でてあげると、すぐに仰向けになってお腹を出す。本を中断して、ちょっとだけ撫でてあげるんだよ。 |
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| 8月17日 |
パンのつづきをじっと待つ |
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2台のベッドがずっと満杯なので、合間にチビチビ、パンをかじりながら患者さんの治療をした。
歩き回る私をティラはじっと見つめてる。『次のパンはいつかな?』と待っているのである。 |
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| いつもこうやって、ワンともピーとも言わずに、目だけで訴えてジーッと待つんだよ。 |
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| お皿にパンのかけらを入れてあげると、いそいそと食べる。 |
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移動する私にあわせて、ティラもあちこち場所を変える。これがパンがなくなるまでつづくんだよ。
ところで前回のつづき。飼い主が家にいるから喜んで甘えてたんじゃなく、ぎっくり腰の私を心配してぞばにいたことが判明。
治ったあとはいつものパターンに戻ったんだもの。 |
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| 8月10日 |
心配?それとも嬉しいのかな? |
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先週土曜日、仕事の途中で、ピキッと腰の断層がずれた。身動きもままならなくなって治療を中断。すぐに患部に鍼を打ち、立ったままなら動けるようになったけど、日曜日も臨時休業にさせてもらった。
「動いて治す」主義なので、ノロノロと家事をこなした。
いつもはときどきしか甘えに来ないティラだけど、なんだかずっとそばにいた。
やっとの思いでストレッチをしながら、ふと横を見ると、ティラがずっとそこにいるのである。 |
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カマヤミニをしている友人のそばにもべったりで、ときどき撫でてもらってはお腹を出して甘えていた。
私がお腹に多壮灸していたときも、何度も様子を見に来た。
私が病気と気づいて、心配してくれていたんだろうけど・・・
でも、もしかしたら、飼い主がずっと家にいたのが嬉しかったのかもしれないね。一緒にのんびりできて、甘え放題なのだもの。 |
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| 8月2日 |
この先には行かないぞ~ |
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| 今日も日差しがメチャ強い。 |
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お散歩が楽しみのティラだけど、歩く姿には危機感が漂っている。
角を曲がって木陰の下。半分ぐらい進んだところで、ティラはいつものように立ち止まった。 |
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「もうちょっと行こうよ~」と促す私に、「絶対に行くまい!」と踏ん張っている。
しばらく綱引きを楽しんだ(?)あと、あきらめるのはいつも飼い主なんだよ~。 |
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ティラ TOP |
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ヴェルの思い出 |
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