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・・・ 出会いから編 ・・・
ヴェルの思い出
2012 ・ 6
11月28日 日向ぼっこしてた
久しぶりの朝寝坊。気がついたら、ヴェルがいなかった。
いつの間にか、お布団から抜け出して、となりの部屋で日向ぼっこ。
お日さまが嬉しい季節だものね。朝日が入るように、カーテンを少し開けてあるんだ。
目ざとく見つけて、ぐっすり眠りこけていたよ~。
12月4日 中のほうが暖かいよ
冬は、通勤バッグの中にダウンジャケットを入れてある。
家に着いたあとも、治療室に着いたあとも、しばらくはバッグの中。なかなか出てこない。
冷たい風を受けて、バイクで走ったあとだからね。
バッグの中は、自分の体温で暖まってる。部屋はまだ寒いし。スッポリはまりこんで快適なのかもね。
12月8日 犬のくせに熟睡 . . z z z . . .
お留守番をしていたヴェル。「ただ今!」と帰っても出てこない。
ドアをバタン!荷物をドサドサ!ガタガタと音を立てているのに・・・
部屋をのぞくと、なんと熟睡中。これじゃあ、番犬役は無理だね~~
12月12日 ボクのハウスはここだよ~
この象は、ヴェルのぬいぐるみである。あんずがヴェルにプレゼントしたものだ。
うちにはたくさんのぬいぐるみがあるけれど、他には手を出さない。象が自分のものと認知している。洗おうと思って、洗面所に置いていたら、ヴェルがくわえて持っていった。

そして、置いたのはここ。私のおふとんの上である。
誰かが泊まりにくると、とりあえず、ヴェルは象を、私のおふとんに置きに行く。それから、ゆっくり遊びに行く。
象は自分のテリトリーの証らしい。私のおふとんが自分のハウスだよ~。そう、主張しているみたいだね。
12月15日 お誕生日、おめでとう
今日は、ヴェルのお誕生日。13歳になったんだよ。
夏の頃の写真をみてちょうだい。本当に元気がなくて、毎日、毎日、心配だった。(他の写真と比べてみてね~)
お散歩に出ても、10分ぐらいで、自分からトコトコ帰る。家では、クーラーの風があたる場所で、ゴロゴロ。
でも、「ヴェル」と声をかけると、かならず、顔を上げる。
調子の悪いときは、しょんぼりして、いじらしくて、なんだか、よけいにかわいらしい。全体にぼやけた感じ?色のコントラストも、はっきりしない。
ベロの色が薄いのは、血液中の酸素の量が少ないからだと思う。
ほとんど毎日、背中に鍼を打っていたんだよ。

夏を乗り越えたあと、今はとっても元気である。来年も一緒に祝おうね!
12月19日 熟睡のつづき
12/8「犬のくせに熟睡」のつづきの写真だよ。(のせるの忘れてた)

私が帰ったのに、気づかず眠りこけていたヴェル。

シャッター・チャンス・・・

カメラを出して、足を忍ばせ、そっとヴェルに近づいた。カシャ!
シャッターの音で目が覚めた。いきなり、全開。
でっかい目をパッチリあけて、今さら驚くヴェルであった。
12月22日 寒くても楽しいよ~
日差しがなくて、キーンと寒さがしみる。
やっぱり、犬は寒さに強い。野川の河川敷に下りたヴェル。シッポを高々と掲げて、意気揚々である。
自由気ままに、あっちをウロウロ、こっちをウロウロ。
顔見知りになったワンちゃんたちに、なかなか会えない日がつづいている。お友達の痕跡を探しているのかな?
匂いを嗅いだり、葉っぱを舐めたり、大忙しである。
正面にまわって撮ってみた。

ほら、気合が入ってるでしょ。真剣そのものの表情。

外が大好きなんだよね。
12月25日 人間は選挙中
この間の選挙の日。お散歩がてら、近くの小学校に出かけた。
お日さまがポカポカあったかだった
ヴェルを外の柵につないで、私だけ体育館の中へ。。。
ちゃんと待ってて、えらかったね~~
12月29日 先回り
干したおふとんを、部屋に広げておいた。そろそろ寝ようかなと、敷きに行ったら、先客がいた。
象を置いて、一緒にねんこ。『ここで寝るんだよ~』とアピールしたつもり?『いいのかな?』と、ちょっと目がオドオドしてる

お風呂のあとなので、毛がふわふわだよ~
12月31日 今年最後のお散歩
家の前はすぐ、野川のサイクリング道路である。まず、引っかかるのはここ。
夢中になって、草を舐めている。なかなか先に進もうとしない。グイグイとリードを引っぱる私に抵抗する。

昨日は雨で、お散歩ができなかった。お日さまがでて、よかったね~
ヴェルは、嬉しそうにあっちこっちを探索してる。ただ今、マーキング中。
河川敷ではリードをはずすので、ヴェルは自由に動きまわれる。やっぱり、大好きなのは草の葉っぱ。はじめの20分ぐらいは、歩くより、止まっている時間のほうが長いみたい。

来年は、もっとたくさん歩かせてあげるからね~。(約束!)
○ ○ 追記 ○ ○
追記・23 犬の鍼灸治療① 胃のお灸
犬の胃袋って、身体に比べてものすごく大きいんだって。
祖先は狼の仲間。だだっ広い草原や荒野で群れをつくって暮らしていた。他の生き物にはめったに出会えない。共同で狩りをするけど、毎日獲物にありつけるわけじゃない。
獲物を捕まえられたときに、「食いだめ」をするのである。

比べて言うと、猫は森の中で木の上で暮らしてきた。小動物がたくさんいるので、確実に獲物にありつける。単独で暮らしても生きていかれる。
食べ物に不自由しないから、必要なだけしか食べずにすむ。

猫は、餌と水さえあれば、何日でもひとりで置いておける。目の前に大量の餌が積まれてあっても、1回に食べる量を本能で計算できる。
最近、肥満の猫が増えているのは、外に出さずに家の中だけで飼われている猫の話である。
本能で計算されている量には、運動する分が含まれているので、今風のライフスタイルだと「食べすぎ」になってしまうのだと思う。

群れで暮らす犬は淋しがりやだから、お留守番が嫌いなのであるが、せいぜい1日しかひとりで置いとけないのは、餌の食べ方の問題もある。

巨大な胃袋につめ込めるだけ詰め込む習性があるので、目の前に餌を置いておいたら、ぜんぶ一度に食べてしまう。1回に食べる量は人間が計算して、その都度あげなくてはならないのだ。
欲しがるだけ与えていると、お腹を壊してしまう。過食がつづけば、あっという間に肥満になる。

でっかい胃袋のせいで、食事は腹六分目ぐらい?
いつも「お腹がすいている」状態の犬が、飽食の時代の人間と暮らすと、胃の不調とはお友達になってしまう。

食べすぎたあとは、自分でしばらく絶食する。
人間は理性でダイエットするけど、犬は本能でコントロールするのだ。ときどき、自制心のある犬は偉いな・・と感心したものである。

つぶらな瞳で必死でおねだりする犬に、食べ物をあげずにいるのは、人間側に相当な理性が必要である。

人間のお腹がグーグー鳴るときは、空腹のサインである。
もしくは、治療中に患者さんのお腹が鳴るときは、「あ、腸が動き出したね」と、いい兆候を示す。

でも、ヴェルのお腹がグーグー、グルグル鳴るときは、空腹ではなく、お腹の調子が悪いときなのである。
食べ物のお皿を前に寝そべって、悲しそうにしているときもそう。

というわけで、はじめてヴェルに鍼灸治療をやったのは、胃の調子が悪いときで、やってみたのは「胃の六つ灸」だった。(→2009/6/7
背中にある隔兪、肝兪、脾兪という3つのツボを、左右あわせて6ヶ所にお灸をする、昔からある有名な治療法のひとつである。

(ちなみに、人間にはあまりやらない。直接腹部への鍼灸と、内関+公孫の奇経治療で治療している)

ヴェルをひざの上にのせる。左の指で背中の毛をかき分けて、ひねったもぐさをのせて、お線香で火をつける。ジュッと音がして、その瞬間、ヴェルはビクッとする。
後ろを振り向いて、不思議そうに私の顔を見る。ゆっくりとひざの上から降りて、私のそばに横たわる。でも、逃げない。
また抱き上げてひざの上にのせ、ジュッとお灸をする。
これを6回くり返すのである。

記録によると、3回目には、お腹にもお灸をしている。(→2010/6/2

ヴェルはけっこう気持ち良さそうで、びっくりしながらも素直にお灸をされ、胃の調子もよくなった。
腸は丈夫なので、下痢をすることはほとんどなかったけど。

でも、人間の頭髪と違って、犬の毛はびっしりと生えているので、毛をかき分けて肌にお灸をするのは難しい。
毛に乗っかって宙に浮いているもぐさに火をつけて、燃え尽きる直前に指でぐいっと肌に押しつけるのだ。

結局、お灸は面倒になった。やっぱり、ハリのほうが簡単である。ハリでも充分効果があった。

それ以後は、胃の不調のときもハリ1本で治療をするようになった。
<調子の悪いときはハリを喜んでいた>
updated: 2016/3/4
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