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 <Q6 この間まで何でもなかったのに?
いきなりのぎっくり腰に驚いた人
ぎっくり腰で来院の患者さんのつぶやきです。今までは比較的簡単に治っていたのですが、今回はパターンが違っていました。
治療の直後は痛みが取れ、「あ、全然なんともなーい」と喜んで帰るのですが、次の日の昼ぐらいから痛くなり始め、夕方にはまた腰痛ベルトをしなければならないほどになってしまいます。
もちろん、ちょっとずつ痛みの度合いは改善してはいたのですが、根の深いしぶとい腰痛だったのです。
以前から、「完全に良くなるまで続けたほうがいいよ」と、アドバイスはしていたのですが、ちょっと良くなると来なくなって、またぎっくり腰を再発する、を繰り返していた人です。
それに懲りて、今では比較的早めに来院してくれるようになりました。
脳や神経の性質
本当に、何も不具合がなかったのでしょうか?
神経には閾値があって、一定レベル以下の刺激は受けつけない仕組みになっています。病が深くなると、閾値が上がって、小さな痛みを感じなくなります。
本人に自覚がないのは、末端の筋肉の状態が、きちんと「脳」に伝えられていなかったからなのです。大脳には「フォーカス=集中」する働きがあります。一番重要なことに集中して、他は背景としてぼやかしてしまう性質です。
しかも、彼女は前向きで、仕事のほかにも、家族を抱え、そのうえ、ボランティア活動にも熱心でした。頭の中には常に「次にやるべきこと」が満載で、自分の体調に気を配ることをしない日常を送っていました。
臨界を越えるまで現れない
湖に浮かんだ小船に小石を1個ずつ投げ入れると想像してください。あるところまでは、沈みそうになりながらでもなんとか小船は浮かんでいます。でも、最後の1個の小石で小船はぶくぶくと沈んでいきます。
沈んではじめて不具合に慌てる人はけっこう多いけど、でも人間とはそういう生き物なのです。
始めのうちは簡単な治療ですぐ元通りになれるのですが、ある一定レベルを越えると、治癒に手間取るようになります。
本人の自覚症状がなくとも、水面下で疲労の蓄積が進んでいる、ということがあるのです。気をつけましょう。
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Updated: 2015/8/31