ふろく7・ 石けんで犬はピカピカ、匂いも取れる
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<洗いもすすぎも簡単で、健康にも安心>
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臭さが消えた
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前のチワワ、ヴェルがうちに来たのは2006年12月で、7歳になったばかりの頃だった。「二人目の子供が生まれて、手が回らなくなった」と、しばらく預かることになったのである。
元の飼い主はお散歩が嫌いだった。ヴェルはずっと室内で、ほとんどの時間をゲージで暮らしていた。ゲージの中にトイレがあって、常にオシッコで濡れていた。リビングには嫌なにおいが充満していたのである。
しばらくは食堂にゲージを置いたけど、臭くてたまらないので撤去した。
トイレは家の片隅に設置した。野生の本能が目覚めれば、遠く離れた場所で排泄するに違いない・・・と思ったのである。
当時はポプラとあんずの3人家族。みんなで入れ代わり立ち代わり、しょっちゅうお散歩に連れ出した。オシッコは外で済ますようになって、雨の日など以外は家のトイレは使わなくなった。 |
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7歳の頃 |
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シャワーのタイミングは「臭くなったら」とのことだったけど、犬に匂いが染みついていたらしい。すぐに臭くなってしまうので、ほとんど毎週シャワーをすることになった。
石けんで洗うようになって2カ月ぐらいしたら、ヴェルはぜんぜん臭くなくなった。犬臭さも消えた。シャワーから1カ月たっても、いつも「いい匂い」になったのである。 |
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オシッコの黄色いシミが消えた
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ヴェルの全身写真はこれしかなかった。耳の飾り毛とシッポの根元が黒い縮れ毛で、あとは真っ白なストレートヘアである。
前の飼い主は犬用の合成シャンプーを使っていた。真っ白なシッポにはオシッコの黄色いシミがついていて、洗っても洗っても取れなかったそうだ。
固形のマルセル石けんでシャンプーをするようになったら、1カ月もたたずに、黄色いシミが消えたのである。 |
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14歳でも階段下り |
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石けんで洗うだけで、輝く白さを維持できる
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私が愛用しているのは固形の「マルセル石けん」である。人間の顔も身体も髪もこれで洗う。食器を洗うとピカピカに光ってくれる。
お湯で濡らした犬にマルセル石けんを塗りたくる。手で泡立ててから塗りたくることもある。顔に塗ると犬がペロペロ舐めるんだけど、無害なので安心だ。
犬を泡だらけにしてモニョモニョしたあと、シャワーをかけて泡を流す。石けん成分が残っても安全なので、「すすぎ」は簡単である。
初めの頃はヴェルにもリンスをしていた。石けんはアルカリ性なので、髪がギシギシしてしまう。人間はリンス(=中和)をしている。
ある日リンスを忘れたら、なんと白さが長持ちすることを発見した。石けんで洗うだけのほうが汚れをはねのけてくれるのだ。
ヴェルは「いつも真っ白」な犬になったのである。
ティラは黒い犬で、全身ストレートヘア。胸と首周りだけが白い。
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胸の毛は真っ白でフッサフサ |
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真っ白のマフラーみたい |
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ヴェルと同じく、お散歩で出会った他の飼い主に「お手入れがいいですね~」とよく感心されるけど、お手入れなんてぜんぜんしていない。
雨などで泥まみれにならない限り、シャワーから1カ月たっても、輝くような白さを維持できるんだよ。 |
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犬が舐めても、飼い主が触っても、安心
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合成シャンプーは石油から作られている。
石油由来の有害物質が含まれているだけでなく、石油を水に溶かすために合成界面活性剤が混入されている。これもとんでもなく有害で、細胞を守っている細胞膜の油分まで溶かしてしまう。
メーカーで働いたことのある患者さんが言った話だけど、「犬用のシャンプーは人間用のを水道水で薄めたものなんですよ」と、彼女はあきれ果てていた。
石油系の汚れは石油のほうがよく落ちるけど・・・
石けんは動植物性油脂で作られている。人間も犬も動物なので、汚れや匂いは石けんのほうが落ちる。しかも石けんは余分な油分を取らないので、被毛の油が汚れをはねのけてくれるのだ。
犬が舐めても大丈夫だし、アトピー性皮膚炎などの健康被害からも免れる。飼い主が触っても、お肌が荒れる心配がない。
「石けん」は洗いもすすぎも簡単で、しかも安全いう優れものなのだ。
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