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リョーコの手作りブログへようこそ!
2017/12/29(金) 踵でぐりぐり「足裏プラス」マッサージ
シングルスの試合のあと、ぜんぜん疲れを感じなかった私・・・

しかもその週はハードだった。
月曜にシングルスの特訓を4時間、木曜にも特訓を4時間、翌日金曜にシングルス5試合をこなした。
Cさんの特訓は休憩なしだし、シングルスも4試合は間に一服のみでぶっ通し。お昼をはさんで5試合目。直後にクラブで女ダブも1つ。

しこったおかげでラリ-がつづいて、内容的には競っていたから、長い試合だったんだよ。合計4時間近く、走りに走った。
それでもぜんぜん「疲れ」を感じなかったんだけど、用心、用心。そこで帰って、夕方からの仕事にそなえた。

年寄りは「疲れ」をすぐに感知できない。神経が鈍感になっているからだ。
興奮状態のときは「平気」と思っても、次の日また次の日と「疲れ」が出てくる。
身体の不具合も時間差で訪れ、足が痛いとか肩が痛いとか、あとになって出てくるのである。

どっかに痛みが出るだろうな・・・、どっと疲れが出るだろうな・・・と数日間、自分の身体を観察していたんだけど、ぜんぜんOKなのである。
これはすごい!
17歳で高校のバスケ部を引退して以来、体力と筋力は今が最高なのである。こんなに走れる自分が信じられない。

今年の8月9月と身体の絶不調に悩んだ。ゲームを1つやるだけで、腰が重くなった。大リーグボール養成ギブスを身にまとったみたいに身体が重く、次から次へ、日替わりで痛みが移動した。
日常生活をこなすのもやっとで、「明日仕事をやれるだろうか?」と不安にかられ、シングルスなんて過去の夢のようになってしまっていた。

でも、梨状筋の治療を最後に、いきなり羽が生えたように身体が軽くなった。
結局、母の介護疲れだったのだろう。6年半も、母を歩かせ、抱え、ROM訓練をして、腰に相当な負担がかかっていたらしい。
積もり積もったヘドロを出し切れて、生まれ変わったみたいである。

この快調は、毎日やっているストレッチのおかげも大きいと思う。
自分で考えた「360度ストレッチ」がついに完成。全身のあらゆる筋肉がほぐれるんだよ~~(自画自賛!)

中でも、最近凝っている「踵でぐりぐり」マッサージ(#7)もいいみたい。

おふとんで仰向けに寝た状態で、片方の足に、反対足の踵をドカンとのせる。踵の重みを利用して、足背をぐいぐい押す。中足骨にそって、ぐいぐい押す。外側(小指側)からも、内側(親指側)からも、ぐいぐい押す。
足先を背屈させ、指と指の間にドカンと踵を入れる。踵を割り入れて、指と指を広げながら、ぐいぐい押す。

だけじゃなく、足先も使う。ぐいぐい伸ばそうとすると、押している筋肉がつりそうになったりする。つるのは硬くなっている証拠なので、その筋肉も重点的にぐいぐいやる。だんだんつらなくなっていくよ。

やってみて感じたのは、「足の裏って頑丈だなあ」ということ。歩きはじめたその日から、体重を支えて、歩く、走る、ジャンプする・・・何十年もの酷使に耐えられるように、とても頑丈に作られているのである。
不器用な踵でぐりぐりやって、叫びたいぐらいの痛みに耐えても、まったく壊れないのである。

足裏マッサージを体験した人もいると思う。コジコジ棒とかを使って、悲鳴を上げるほど痛いマッサージをされる。
それを踵を使って自分やるのである。寝たままの状態で30分ぐらいかけて、足をぐりぐりやっていると、指先までポカポカに温まっていく。

いろいろな筋肉が足首を通過している。
前頚骨筋、長・短腓骨筋、腓腹筋、ヒラメ筋など、足のすねやふくらはぎ~足首~足背や足底へ向かって走行している筋肉がたくさんあるんだよ。
足首の先から足指につながっている筋肉たちもたくさんあって、みんなで連携プレーをしている。

あれあれ、ふくらはぎがメチャ柔らかいぞ?しこりがなくて弾力があって、驚くほどふっくら柔らかい。
下腿の筋肉だけじゃない。腰からお尻から太ももから、下半身全体の緊張がほぐれていく感じである。不思議である。

時間がなくてストレッチをはしょった日、『なんだか腰のあたりがピキピキくるぞ?』とびっくり。
寒いせいもあると思うけど、いきなり全力でボールを追いかけるのは怖いなあ・・・と、久しぶりに不安を感じた。

ストレッチをはしょるのはやめにしようと決心した。
お皿が山でも、朝ご飯抜きになっても、洗濯を夜に回しても、遅刻になっても、ストレッチははしょらない。

・・・どっちにしろ、ボーっと寝ている時間を利用しているから、あまり生活に実害はないんだけど。(笑)

来年も、仕事にテニスに、かわいいかわいいティラの世話に、全力で取り組めそうだね~~
2017/12/16(土) 80番と90番を交互に練習したら
左足で上げるトスに慣れて、バイエル80番サーブが安定してきた。サービスコートは広いんだもの。どこかには入るだろう、と思えるようになってきた。恐怖症だったのが不思議、という感覚にもなってきた。

ゲームで入るようになったのは、新しいキーワードのおかげである。

練習でもはじめが一番いい。何気なく打ちはじめると、いいサーブがバンバン飛んでいく。あれこれフォームを考えてるうちに、だんだんおかしくなる。
ゲームでも1回目が一番いい。不安に駆られ、フォームに注意を払うと、だんだんぐちゃぐちゃになっていく。

何も考えないで打つときのほうがいいサーブが飛んでいく?身体の一部に注意を向けすぎると、スムーズに動けなくなっちゃうのかもしれない。
もしかしたら、もうフォームは完成しているのかもしれない。ゲーム中は「何も考えない」で打つ、それを合言葉にしようと思ったのである。

『何も考えない』とつぶやきながらサーブを打つと、あれあれ、ちゃんと入るじゃないの!80番の「入れとけ」も打てるようになった。

もちろん、「おかげ」の主役は、完璧を求めて先を急ぐCさんである。
トスを上げる足を変えてすぐのとき、Cさんは「ラケットを回して打て」と、強烈に主張した。

私としては、一生ラケットは回さないつもりだった。
それでも時々回してみたりしたこともあったけど、どうしてもタイミングが合わない。回し方が間違っていたらしいのだ。
Cさんにあらためて回し方を教わったら、スピードと回転量が80番の2割増ぐらいの、すごいサーブが飛んでいった。

でも、フォームの変更は1回に1コが限界である。トスの足とラケットを回すのと、同時に改造は無理。そう主張する私に、Cさんは腹を立てたらしい。
放っておかれた間を利用して、いそいでトスを安定させた。(笑)

間違った回し方をして変なクセがつくのも困る。
「Cさんが教えるときは、ラケットを回して打つ」、自分でやる練習とゲームのときは私が好きにする、という折り合いがついた。

足を寄せて打つのが80番、ラケットを回して90番、フォームの完成は100番で、バイエル(初心者のためのピアノ教則本)を卒業する。
そのあとはより上級、「コースを狙う」ことと「球種を増やす」ことに取り組むことにする。(It's a deal! =ここで合意!)

回し方が分かってきたので、サーブ練習のときに、80番と90番を交互に打つようにしてみた。ラケットを回したあと、いったん後ろで担ぐので、どっちにしろ同じサーブなのである。
あれあれ、なんだか調子がいいぞ?

90番は型にはめられたように不自由である。80番は気楽だが自由過ぎる。交互に打つと、程よく自由で程よく不自由で、インパクトが安定するみたい。

昨日は、シングルスのラウンドロビンだった。サーブは完成に近づいているが、試合でも打てるだろうか?

1戦目、相手が子どもに見えた。この間の16歳を思い出してビビッたけど、実は22歳だった。相手はきっちり何でもできるし、無理だろうな・・・と思ったけど、途中で2ゲーム取れた。あれ?と驚いたが、そのまま2-6で負けた。

2戦目の相手はぽっこんのおばさんで、一番苦戦したあげく、2-6で負けた。
人懐っこい女性で、試合の前におしゃべり。「昔は私ぐらいのレベルの人がたくさんいて、ゲームを楽しめたんだけど、この半年ぐらい、いきなりレベルが上がったんですって。ジョップ(全日本)の試合に出ている人ばかりになって、さっきもあっという間に負けました」と言う。

試合がはじまったら、サーブがポッコンである。スパンと打ち込んで1発。次も1発。『ここまでやっていいのかな・・・』などと迷いが入ってしまった。
次に甘く返ってきたボールを、バックのストレートで・・・と思ったらミス。結局、ゲームは相手のものになった。スコアをめくりながら、「今日はこの1ゲームで満足です」などと言って笑うのである。
複雑な感情がふつふつと沸いて、動揺した。

『格下には勝たなきゃ』と思いつつも、戦意が空回り。しかも、短くて止まるボールは苦手なのである。こっちのストロークも思うように飛ばないし、チャンスボールはミスの連続。
ファーストは80番のフラットスライス。セカンドは回転量を多くするスピンスライス(もどき)を予定していたけど、だんだん乱れていった。ついにセカンドをアンダーにした。サーブもボロボロになって・みっともなく負けてしまった。

試合を終えて、「入れとけ」サーブはまずい、と気がついた。数本は入るのだけど、だんだんフォームが崩れていく。それがぐちゃぐちゃの原因かもしれない。
他の人にはアンダーは通用しない。遠目で見ても上手そうなんだもの。一発で打ち込まれてしまう。
いつも練習している80番を、練習と同じに思いっきり打とう、と決心した。

どっちにしろ、「絶対に入るセカンド」のために構築してきたサーブなんだし、練習ではそれしか打っていないんだから、付け焼刃のゲーム専用「入れとけ」サーブよりましかもしれない・・・

3戦目、相手は強そうである。試合前の心がけが違う。プロみたいにずっと足を動かしつづけてアップしていた。余計な口はきかない。
でも、あれ、打ちやすい!勢いがあって伸びてくるボールは得意なのである。自分の一番いいストロークが打てた。

「シコラー」になろうと決めてあった。テニスには「しこる」という言葉がある。決め手はないけど何でも返し、えんえんとラリーをつづけるという意味。
ムーンボール、ロブと速いボールをおりまぜて、えんえんとしこった。

サーブは練習と同じに打ったら、どんどん勢いが増していった。途中、あれ?まさかの1ゲーム。自分のサーブをキープしたのである。
結局1-6で負けたけど、あとで聞いたら、40代のジョップのランキングを持っている有名人だったんだって。(彼女が優勝した)

4戦目は、3戦目ほどの相手じゃなかったけど、0-6で負けた。ラリーはつづいたけれど、こっちには決め手がない。

ラウンドロビンのブロックを終えて、私は最下位の5位。昨日は時間があったので、4位・5位トーナメントに出ることにした。

5戦目は、2月のラウンドロビンの1回戦目の相手。すごい上手なのに、なぜか最下位。ブロックのレベルが高かったのかなあ?
10ヶ月前には、いいように打ち込まれまくったけど、今回は1回も打ち込まれなかった。こっちのストロークがいいと、相手も普通のラリーしかできないんだね。
0-6で負けたけど、内容は競っていた。ラリーもつづき、ジュースも2回。悲しいかな、チャンスボールがほとんどミスだった。

5連敗だったけど、(2戦目をのぞいて)かなり満足である。
シングルスの試合で自分のテニスができた。チャンスボールを決めるのはこれからの課題だし、時折はちゃんと打てたのだから。
練習で打つのと同じサーブが、試合中も継続して打てた。ダブルフォルトは1試合に1つぐらいだったんだよ。

萎縮しておっかなびっくりショットしか打てなかった昔の自分から、おおいに成長したものだと思う。
シングルスで課題を見つけ、シングルスで開眼し、1人で戦ったあとは精神的に強くなれてる。

でも・・・、「絶対勝ちたい」という気迫は、いまだに自分の中に見つけられずにいる。(笑)
2017/12/6(水) ペアが打ったらスプリット、またスプリット
新しいストレッチをはじめて2ヶ月の間、津波のような不具合に襲われたけど、今はほんとうに身体が軽い。何時間テニスをしても、ガンガン走り回っても、ぜんぜん大丈夫なのである。

私の「360度ストレッチ」がついに完成。全身のあらゆる筋肉をほぐすことができるようになった。改訂版は→「FAQ22:360度ストレッチ・改」を読んでね!

身体がパーフェクトなので、どんな課題にもチャレンジできるようになった。隔週での鍼灸治療と、毎朝30分以上やっているストレッチのおかげと思う。
みなさんもトライしてみてね~

スプリットステップのタイミングを早めることで、後方でのストロークは向上した。ちゃんと構えて打てるボールが増えた。

問題は前衛にいるときである。「相手が打つ前にスプリット」というのは絵に描いた餅だった。そんな余裕はまったくない。タイミングをはかれない。

自分のペアが打つ瞬間にスプリットを踏むのはどうだろう?「バシン」と音が聞こえたら、とりあえずスプリット。それならタイミングが取りやすい。
はじめは難しかったけど、だんだんに慣れていった。

Cさんに言ったら、スプリットを踏むのは1回だけじゃないんだって。自分にボールが来るまで、何回も踏みつづけなくちゃならないんだって!

この間、帰ろうとしたとき、上手なおじさんたちのゲームが目に入った。年配のおじさんたちは誰もスプリットを踏んでいなかったけど、若い男が1人入ってた。
フォームのきれいな男性で、前衛にいるとき、何度も何度もずっとスプリットを踏みつづけていた。

今頃気づいた私が素人なのだろうけど・・・(笑)

さすが上手な人は、目立たないところで、ちゃんと基本に忠実である。
実はずっと前から、Cさん言われつづけていたんだけど、他の注意事項が山とあったので、そこに着眼する余裕がなかったのである。
そうとうな体力と筋力が必要だけど、私もがんばってみようと決めた。

おとといはCさんの特訓のあと、ゲームをやった。
相手は豪腕の男性と、なんでもできる足の速い女性である。
ペアのバシンが聞こえたら、スプリットして相手を見る。そのままずっとスプリットを踏みつづける。自分としては、それが「今日の課題」だった。

特訓で、決めるボレーの練習をしたあとなので、ほとんど成功。いきなり飛んでくるボールをブロック。ときにはポイントをゲット。
「今日は落ち着いて打ててるね」とCさんにほめられたが、その「落ち着き」は、時間的余裕から生まれたものである。

久しぶりのミックスなので、女性のサーブレシーブが難しかった。中途半端な速さのボールが苦手なのである。
試合では女性が相手なのだから、それを攻略しないとね。
3セット目、バックサイドに入ったときは、レシーブに問題がなかったので、攻略のヒントはそこにありそう。

相変わらずCさんは、時折ガミガミと小言を連発。彼のプレッシャーに耐えられないようでは、試合のプレッシャーに耐えられない。(笑)

スプリットステップが時間的余裕をもたらし、成功の連続が精神的余裕をもたらす。萎縮せずにガミガミをはね返せたのもスプリットのおかげ。なんとか、6-2、6-3、6-5で3勝できた。
大発見だったね。

3セット目の途中で、右のふくらはぎが超筋肉痛になった。とりあえずキネシオを1本貼った。途中で今度は内側のほうも超筋肉痛になった。もう1本テーピングをして、最後までやり通せた。

そのあと、先輩の女性とボレー練習を20分。暗くなるまでやった。なんと、5時間も休憩なし。ハードに動きつづけても元気一杯だった。

家に帰ってティラの散歩。ふくらはぎをゆっくり動かすように気をつけて歩いた。爪先で地面を蹴るときに、ひざをしっかり伸ばすのがコツだよ。

最近はお風呂の中で、足首から下、指先までの「足裏マッサージ」もどきをやっているのである。ふくらはぎも念入りにマッサージ。
それですっかりほぐれて、筋肉痛はその日のうちにほとんど解消できた。

思い通りに動けるって、幸せだね~~
2017/11/26(日) スプリットのタイミングを早めてみた
何度も書いたことだけど・・・

練習のときは、どこにどういうボールが来るか分かるし、どこにどういうボールを打つかも指示されるので、なんとかできるようになった。
でも、ゲームになると、いろんなボールがいきなり来る。どこへどういうボールを打つかも、その都度自分で考えなくちゃならない。

なので最近は、Cさんがゲームで組んでくれて、実戦の場で教えてくれることが多くなった。上手な男たちとプレーをする機会が増えた。

私の調子がいいときは、すごい相手に勝っちゃったりすることもあって、「ナイス!」とかほめてもらえる日もある。

でも、ミスがはじまると注意事項が増える。萎縮してミスが増える。どんどん注意事項が増えて、どんどんボロになる。
ボロボロで終わる日もあるけど、言われていることはすべて事実だし、先につながることなので耐えるしかない。

先週、対戦した男性とクラブハウスで飲んだとき、「みづさんは、すべて遅い。最初の一歩が遅れてるんだよね」とつくづくと言われた。

何年も前から、Cさんにさんざん注意されてきたことだけど、誰が見てもそうなのか・・・と落ち込んだ。

足が速いから、とりあえずボールに追いつける。なんとかコートに入る。「当たりそこない」でポイントを取れることもけっこう多い。
でも、それでは「ダメ」とCさんにとことんバカにされた。そんなのは「ポイントを取った」ことにはならないんだって。

ゲームの途中で注意されて、自分のボールを見送るのをやめても、それでもやっぱりスタートが遅いらしい。

「自分は足が速いから何でも追いつける」という、妙な自信が仇になっていたのかもしれない。対策を考えなくちゃ・・・と、足元に火がついた。

もしや、スプリットステップを踏むタイミングが遅かったのかもしれない?

テニスには、「スプリット・ステップ」という特有のステップがある。相手が打つ瞬間に、両足同時にジャンプして、やってくるボールに備えるのだ。
両足で着地するので、前後左右どちらへでも次の1歩を踏み出せる。

そういうステップって、自分の中になかったので、ヴェルの散歩中にスプリットを踏む練習をしたんだよ。
無意識のときにちゃんとやれているかの自信はないのであるが。

今まで、相手がラケットを振る瞬間にスプリットを踏んでいた。おばさんとかのゆるいボールなら余裕で間に合うタイミングである。
それを早めて、相手がラケットを振る前にスプリットを踏むことにした。

両足で着地した状態で、ボールが飛んでくるのを待つ。
あれあれ、意外に有効みたい。待ち構えてストロークを打つ割合が増えた。

ストロークは最近、いろんなおじさんたちにメチャほめられるようになった。わざわざ声をかけてくれるのである。
細部にわたって、修正に修正を重ねてきたからなのであるが、スプリットのタイミングも重要ポイントだったみたいである。

いつもプロの試合を見ているんだけど、プロはボールがあまりにも速いから、相手がラケットを振っているときにスプリットしているように見えるのかもね。
こういう細かいことって、人にはなかなか気づいてもらえないもんね。失敗から学んで、自分で工夫するしかない。

でも、ボレーはまだまだ。
昨日気づいた対策法があるんだけど、それは次回にね~~
2017/11/15(水) サーブは試合に間に合わなかったけど・・・
トスを上げる足の違いは、すごい発見だった。左足でトスを上げるようにしてから、サーブがかなり安定してきた。
さんざん練習してきて、筋力もついてる。フォームも意外にちゃんとしてたらしい。想像していたよりスムーズに移行ができた。

右足から左足への体重移動による小さな「ブレ」が、インパクトのときには大きな「ブレ」となってしまう。だから、腕の振りとか、当たりとか毎回マチマチだったんだね。ちょっとした違いなんだけど、その「ちょっと」は大きかった。

左足軸足は、男性にとっては当たり前のこと。ジュニアからやっている女性にとってもそう。だから、誰も気づかなかったんだね。

気づいていたコーチもいたのかもしれない。おばさんに完璧を求めても無理。何でもいいからトスが安定すればいい。とりあえずサーブを入れて、ゲームを楽しめればいい。
・・・そういう考えもありだもんな・・・

(右足軸足が正しいと思っている女性もいて、それはもう論外である)

とはいえ、練習では打てても、まだまだ自分のモノになっていない。
昨日はシングルスのラウンドロビンだったんだけど、サーブにはえらく苦労した。

試合の途中でボロボロになった。
『ダブルフォルトでもいいから日和らない』と決めてみたり、『やっぱり、入れとけにしとこうか』と迷ったり、アンダーに逃げてみたりもした。
サーブが混迷に陥ると、試合に出ていること自体が苦痛になる。

1戦目、ラリーもつづき、内容的には悪くはなかったけど1-6で負けた。チャンスボールがかなりの確率でジャストアウト。
終わったあと、「チャンスと思うと緊張しちゃって」と言ったら、「わかります。私も昔そうだったから」と、相手はにっこり笑ってた。

2戦目、バッコンかミスかという、ブルトーザーのような女だった。こっちが気弱になったところで、相手が乗りまくって、手も足も出ず1-6で負けた。
(コートの外でもブルトーザーで、自分の都合を押し付けまくった)

3戦目、クラブテニスのおばさんで、威力はそれほどでもないが、コース狙いが上手。まあまあ競ったけど、サーブが混迷の極地で2-6で負けた。

自分のブロック、3試合を終わり、最下位の4位だった。
終わったあと、自分のサーブを検証した。打ってるとき、足がふらふら落ち着かなくて変だな・・・と思ったのである。
なるほど、浮き足立って身体が宙に浮いていたのだ。「膝を曲げる」ことを忘れていたのだ、と気がついた。

膝の屈伸を忘れたせいで、下から上へのラケットの振り幅が15センチほど減った。その分、ボールにかける回転量が減った。
フラットスライスがオーバーし、スピンが飛ばなくなったのは、そこに原因があった。

ブロック別ラウンドロビンのあとは、3・4位のトーナメントだった。
4試合目、相手も4位だったけど、下手ではない。ブロックのレベルが高かったのかな?

やっと居直る気持ちになって、サーブもまあまあになり、やる気満々だったんだけど、小雨がどんどんひどくなていった。
1-2の途中で、「シングルスはいったん小休止します」とのこと。
最後までいられないだろうと思って、そのまま「デホって」帰ってきてしまった。仕事が優先である。

自分としてはまあまあの結果と思う。
今までより落ち着いてやれた。練習でできないことはできなかったけど、できることはできたもの。
サーブのフォームの崩れを自分で気づけたことは、良い兆候である。

それに、4試合目、0-2から、いきなりストロークが向上した。はじめて「踏み込んで打つ」の極意がわかった。
ボールを待ち構えて、踏み込んで打ったら、相手が返せなかったのである。へえ~、そんなこともあるんだ!と大発見。

打ち方も教わり、何度も言われたことだけど、ピンと来ていなかった。
「教わったこと」は頭の中に書かれた文字で、「発見」してやっと自分のものになる。そこにはどうしても時間差がある。

クラブのダブルスでもできなかったことが、シングルスの試合でできた。不思議である。緊張感の中で会得するって、あるんだね。「試合で化ける」ってこういうことなのかな?

Cさんに報告したら、「練習量が足りなすぎる」「精神力が弱すぎる」とか、ケチョンケチョンにけなされた。
Cさんの目指す目標レベルと、私の実力レベルには数年分の開きがある。いつものことなので気にしない、気にしない。(笑)

今年の初めごろは、0-6での負けがつづき、コートに立つことすらが苦行だった。それを考えれば、1年でかなり成長したと思う。
試合で自分のテニスができるようになってきたし、とりあえず「ゼロの壁」は乗り越えたかなあ・・・?
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