doseiみづ鍼灸室 by 未津良子(リョーコのブログ) 
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リョーコの手作りブログへようこそ!
4/2(金) はと麦茶で顔のシミが薄くなった!
30代からの私はずっと胃の不調に悩まされつづけていた。消化不良と胃の痛みのせいでどんどん食べられなくなっていき、どんどん痩せていった。

ついに体重が41キロまで落ちた。
絶え間ない胃痛に苦しんで、『これは癌に違いない』と思い、動けるうちにと、最後のスペイン旅行に行く計画をたてたほどである。
その旅行は、ヴェルが僧房弁閉鎖不全で肺水腫になったのでキャンセルしたんだけどね。
(→ヴェルの思い出:2011/8/3

その夏のお盆、一族で母を実家に連れて行った。
ぜんぶ外食だったのに、ウーロン茶なしで実家の大掃除をしている間、胃の痛みが消えた。
戻ってきてまたウーロン茶を飲みはじめたら、胃の痛みが復活した。
(→2011/8/31

胃痛の原因はウーロン茶だったのだ。
カフェインがものすごく強いらしいから、一種のウーロン茶中毒になっていたらしい。
何十年も飲みつづけてとことん胃を壊してしまったのだ。

代わりに選んだのが生協の「神農茶」だった。
そのままでは草っぽいので、煮出したあとにほうじ茶をブレンドした。

どうなのかな・・・?と試しに飲みつづけていたら、ちょっとずつちょっとずつ胃の調子が良くなっていった。
たくさん食べられるようになって、今では1.5人前ぐらい平気で平らげるようになったのである。
胃痛からも解放され、思う存分食べられるようになって、ほんとうに幸せである。
ビールも美味しく飲めるしね~~

ところが去年、生協の棚から「神農茶」が消えた。似たようなパッケージのお茶を飲んでみたけど、味が合わない。
なんとなく胃の痛みが戻りそうな気配も感じて怖くなった。
それで数年前に買ったまま使わずに放っておいた「ハトムギ茶」を煮出して、ほうじ茶をブレンドして飲んでみたのである。

しばらくして鏡をのぞき込んだら、目と目の間、鼻のまわりにできていた白いプツプツがなくなっていることに気がついた。
はと麦は「ヨクイニン」という有名な漢方薬の原料で、皮膚の疾患に効能がある。若い頃、私のいぼがハトムギ入りのお茶で取れたという経験もしている。
ハトムギの美肌効果にあらためて驚いた私である。

ちなみに「白いプツプツ」は「稗粒種」(ヒリュウシュ、ハイリュウシュ)というらしい。
直径1ミリとか2ミリの大きさの白いプツプツで、毛穴に角質がたまってできるらしい。
痒みや痛みがないのが特徴だ。

10年ぐらい前のことだけど、白いプツプツが5個ぐらいできてしまい、気になって気になって仕方がないことがあった。
皮膚に変わったものを見つけると、とりあえずお灸を試してみることにしている。
皮膚がんも熱に弱いらしいし、細菌やウィルスはお灸の熱で死んでくれる。

お灸で何個か取ったのだけど、目と目の間に自分でお灸するのは至難の業である。
鏡を見ながら、1ミリぐらいの粒の上に糸状灸をのせるのがまず一苦労。もぐさの先端に線香で火をつけるのはもっと大変。
目が寄ってしまってよく見えないし、下手をすると線香でやけどをしてしまう。
最後の1個はピンセットで塊をつまんで引っぱり出したのだ。

数年後、10年ぶりに70代になってやって来た患者さんに、私と同じプツプツがあるのを見つけた。
彼女のは数が半端じゃなかった。鼻のまわりにびっしりとできていて、遠目でも分かるぐらい目立っていた。
お灸をすると消えるのだけど、メインの愁訴のついでだったし、何十個もあるから一度に5個ぐらいしかやってあげられない。
そのうちアルツハイマーが悪化して、ついに治療に来れなくなった。

「稗粒種」は手で触ると出来やすいらしい。
メガネの鼻当ての刺激と思う。彼女もメガネをかけていた。気になって触るから増えてしまうのかもしれない。
お灸は血流を促すから、毛穴から押し出す効果があるのだろう。ピンセットで取れたのもうなづける。

去年久しぶりにまた「稗粒種」を発見したけど、お灸をする気力が起こらなかった。
それがハトムギ茶で消えたのである!

ハトムギにドクダミをプラスして煎じたお茶を愛用するようになった。
しばらくすると、あれあれ?なんだかホッペの黒いシミが薄くなってきたような気がしはじめた。
でも、気のせいかもしれない。。。
でもやっぱりしばらくすると、黒いのがこげ茶色に、茶色のが薄茶色になったような気がする。。。

ちょうどテレビで「シミが取れます」というCMがじゃんじゃん流れていたので、ダメ押しにシミの上に鍼も打ってみた。

今年に入って患者さんにおそるおそるシミの話をしたら、「薄くなったなって思っていたのよ」と言われた。
やっぱり気のせいじゃなかった。
あんずにも言ってみたら、「ホントに薄くなってるよ」と驚かれた。
ドクダミ茶を作って飲んでいたそうだけど、ハトムギも入れることにしたそうだ。

去年のはじめは胸骨を痛めて6週間もテニスを休んだ。
久しぶりにクラブに行ったら、おじさんに「みづさん、すっかり色白になっちゃって、みづさんらしくないね!」と言われた。
隣にいた女性が、「おかげでシミがくっきり目立つようになっちゃったよ」と笑った。
日焼けして真っ黒になると黒いシミが目立たなくなるけど、白くなるとシミだけがくっきりと目立ってしまう。
ほんとにおばさんは口が悪い。(笑)

「気のせい」じゃないらしいと、だんだん自信がついてきた。
その女性に「ねえ、私のホッペのシミ、薄くなったと思わない?」ときいたら、「前から、あれ~?と思っていたのよ」と言われた。
すっぴんなので、誰の目にもあきらかだったのである。

あれこれ試行錯誤した結果、お気に入りのレシピを見つけた。
1リットルの水をやかんで沸騰させる。ハトムギ7グラム、ドクダミ2グラムのパックを入れて数分間煮出す。
火を止めてから大さじ1杯ぐらいのほうじ茶を入れて、蓋をしてしばらく蒸らす。

適当だから毎回ちょっと違う味になるけど、そのほうが飽きなくていいよね。
ゴミ問題も気になるし、美味しいと思える飲料がないので、ペットボトルは一切買わずに、私はいつも自分で作ったお茶を持ち歩いているんだよ。

去年の夏から「ハトムギ」+「ドクダミ」+「ほうじ茶」を飲みつづけているけど、胃の調子もいいし、ガンガン飲んで食べられる。
それだけじゃなく、なんとぜんぜん下痢をしなくなったのである。
体重は思うように増えてくれないけど、胃腸の調子がこんなにいいのは人生はじまって以来かもしれない。。。

みなさんも試してみてね~~
3/24(水) 「母のリハビリカルテ・1」を更新
やっと母の介護のことをホームページに掲載することができた。

調停のときに日記から母のカルテを抜粋したので、資料はそろっているんだけど、「陳述書」とか「弟とのやり取り」とか、別項目でまとめてあったものを合体させなくちゃならない。
ワードで作ったものをHTMLに変換して、ホームページビルダーで編集しようと試みたんだけど、それには不可能に近いぐらいの手間がかかった。

あれこれ試行錯誤した結果、書き直すほうが速いと思い知らされた。
なので、新しく書き直したのが「母のリハビリカルテ・1」である。

2010年の夏、向精神薬で植物状態になってしまった母を発見したときのこと。リハビリのために新潟に通った8月、1ヶ月間に起こったことを中心にまとめてある。

日曜日は大雨だった。ポプラがいたのでティラを置いて仕事場に来た。
自分の治療をする予定だったのだけど、しばらく前から書きはじめていたものが、そろそろ終わりに近づいていた。
パソコンにはりついて、夜中までかかって書きつづけ、ほとんど完成した。
翌日は母の命日だったので、その日に更新しようとがんばったのである。

でも月曜日は夕方からの雨予報。
バイクだと、どうしても治療室に直行してしまう。車で出かければ、治療室によるのは面倒になる。
休みの日でも毎日仕事場にきてあれこれ作業をしていたんだけど・・・
この雨は母からの、『止めてくれ』というメッセージかな?と心配になった。

「お母さんにとって大事な息子さんの悪口をおおやけにするんてダメよ」という人もいる。
空を見ながら迷いに迷った。
今日は車で出かけよう。早く帰って映画でも見て、更新するかどうかは明日もう一度考えよう、と思ったのだけど・・・、結局バイクで出かけてしまった。

母はプライドが高くて、世間体をとても気にする人間だった。ほがらかでおおらかな外見と比して、秘密主義でとても口が堅かった。
私のことを「お前はなんでも人に言う」と嫌がっていたけど、「秘密」の範疇が私と比べるとあまりにも大きすぎる、というギャップがあったのである。

テニスクラブに着いたのは3時ごろである。ダブルスをはじめた途端に、パラパラと雨が降ってきた。『これは、母があの世で泣いているのかな・・・』と思った。
なんとかテニスができる程度のパラパラだったけど、2セット終わったところで、降りが強くなっていった。まだ4時半である。
結局、そのままカッパを着て治療室に直行した。

前日に書いたものを見直したけど、書き直さなければならないというほどのことはなさそうである。
雨が降ったおかげで時間に余裕ができた。
これはやっぱり『おおやけにしていい』という母のメッセージかもしれない?などと考えながら、そのままリンクを貼って、ホームページに転送した。
帰ろうとしたら、降っているはずの雨がやんでいる。
介護で悩んでいる人の助けになるからと、母が了解してくれたのだと思った。

私はシンクロニシティとか神のお告げとか、そういうのを信じている。
「偶然」はエネルギーのないところでは起こらない。

ティラを飼ったのだって、手も触れていないのに本が落ちたり、偶然つけたラジオの内容がきっかけになったんだよ。
(私のブログ→2017/2/8

「偶然」を装ってやってくるメッセージをいかに正しく読み取るか、な~んて、そういうことを大事にしているのだ。(笑わないでね~)

去年の暮れに、ずっと治療に来ていた患者さんの娘さんから電話をもらった。
お母さんは頭が良くて面白くて前向きで、私の大好きなおばあさんだった。
毎年年賀状の返事をくれるのに、来ない!電話をかけたらつながらない!
年賀状が戻ってないから、手紙を出せば転送されるはずと思った。

やっと連絡が取れホッとした。
「ごめんなさいね~。行方不明になっちゃったわね~」と、電話の向こうでケタケタ笑っていた。
「今はコロナで、世間が騒がしいからね~」と笑い、終息したら一緒にお食事をする約束をしていた。

でも、去年の夏に調子を崩して入院してしまったのだそうだ。コロナのせいで面会もできない。
お母さんはもう90歳になったのだそうだ。
看護師さんから「認知症がすすんでいるので、他の転院先を探してほしい」と連絡をもらって、娘さんが途方にくれていた。
様子を知りたくても、私もお見舞いに行けない。電話であれこれ教えてあげることしかできなかった。

介護は突然やってくるので、誰しもが未知の世界で迷うことになってしまう。母の介護の経験が他の人の役に立つ。。。
それで重い腰を上げて、長距離走のスタートを切ったのである。

介護の話を語るとなると、どうしても弟夫婦のことを抜きにはできない。
うちだけじゃない。遺産相続とからんでしまうので、いろんな家族が兄弟姉妹や親族の妨害にあってゴタゴタする。そういう話がごろごろしているのである。

肉体を離れ、この世のしがらみから離れ、魂が自由になった母は、あの世できっと応援してくれるはず・・・と、そう思うことにしたんだよ~~
3/13(土) 症例11「花粉症 new1 (2021)」を更新
リップクリームという新しい発見もあったし、イラストを加えて分かりやすくしようと、花粉症の新しいページを作成した。

順番として3ページ目にすると、たどり着くのが大変になる。
以前のページにイラストを挿入しようと試みたけど、とても難しい。
全部を書き直すのは大変な手間になる。。。

なので、最新版を「花粉症・new1 (2021)」と、ファイル名を変えてトップに置くことにした。
治療法の詳細がイラスト付きで一目瞭然だから、そこから以前のページに入ると、あらたにイラストを加える必要がなくなる。

花粉症・2(2009)」と「花粉症・3(2009)」には、発見途上の苦闘が事細かに語られているので、それはそれでけっこう役に立つかもしれないもんね。

我ながらいいアイデアだった。
私の仕事は日進月歩。治療するたびに新しい発見をするので、毎日毎週、進化している。

昔書いた症例集に付け加えたいことは山ほどあるんだけど、書き直そうと思っても、パソコンの前でフリーズ。
完成されたものを手直しするのは、ほんとうに難しいのである。
椎間板ヘルニア」のページだって、まず英語の「Disc Hernia」を新しく書いて、そこから日本語にしたぐらい。そのほうが早かったんだもの。

花粉症のリンクの張替えをしようとすると、手が勝手に「五十肩」をいじってしまう。
あれ?またやった!と、同じ間違いをくり返した結果、潜在意識が私に語りかけてきていることに気がついた。
去年の暮れに書いた「五十肩」の新しいページのことを、私に思い出させようとしていたのである。

五十肩・new1 (2020)」としてトップに置いて、以前のものをつづけて読めるように、「五十肩・2 (2003)」と「五十肩・3 (2010)」に変更した。
なんだか気持ちがスッキリした。
ついでにnew1の携帯サイト版も作成。あと数年で i-mode はこの世からなくなるらしいんだけど、今やめてしまう決心がつかないんだよね。(笑)

new としてトップに置く」というアイデアのおかげで、他の症例も手直しがやりやすくなった。
楽しみに待っててね~~

結局6週間かかったけど、腰痛はすっかり治ってくれた。
ストレッチでの苦痛もなくなって、すいすいできるようになったんだよ。

身体はOK になったけど、フォアのストロークの打ち方をすっかり忘れてしまった。

無意識に腰をかばったせいで、フォームが崩れてしまったらしい。
強いボールを打とうとして、肘を曲げてガオ~ッと打ってる自分を発見した。
力任せで打っている、そのへんのおじさんおばさんと同じフォームなので、『これはマズイ』と心底ゾ~ッとした。

あれこれ試行錯誤したけれど、なかなか修正ができない。
壁打ちでもサイドスピンが打てないから、根本的にどっかが狂っているんだね。
朝起きれないので、Cさんに見てもらう時間が取れない。ホームページの手直しのせいで脳が疲れて、たくさん眠らないと回復しないのである。

先月Cさんにフォアの逆クロスを教わった。
ほとんどの人間が右利きで、バックハンドが苦手な人が多い。
(左利きもいるし、たまにバックハンドのほうが得意な人もいるけどね)
逆クロス
バックに来たボールを、バックハンドで打たずに、回り込んでフォアで打つ。
相手のバックサイドに打ちつづけると、甘いボールを引き出せる。
もしくは、逆クロスと同じフォームで、ストレートに打ち込んでもいい。

逆クロスの練習のために、ダブルスのときにバックサイドに入らせてもらった。
3日ぐらいつづけたら、だいぶ逆クロスが打てるようになった。

「やったー!」と喜んでいたら・・・
久しぶりにフォアサイドに入ったら、ストロークが変なのである。
順クロス
私の一番のとりえ、フォアの順クロスが思うように打てなくなって、ゲームの組み立てを考えるどころじゃなくなった。

Cさんに話したら、めずらしく優しく、
「そういうもんなんだよ。逆クロスが上手く行くと、順クロスが打てなくなる。順クロスが上手く行くと、逆クロスが打てなくなる。そういうもんなんだ」
と言うのである。

スピンの打ち方を忘れたところで、フラットドライブを習い、どっちも中途半端な状態で逆クロスを教わったから、全部がぐちゃぐちゃになってしまった。
でも「そういうもんだ」と言われたら、だいぶ気が楽になった。私だけじゃなく、みんなが通る道らしいもの。(笑)
同じ打ち方をするつもりでも、身体の向きも打つ方向も違うから、まったく別のショットとして覚えなくちゃならないのかもね。

テニスのほうはぎっくり腰明け、やっとスタートラインに立てたところなのかもしれない。そう思って、気を取り直しているところである。
3/2(火) 耳に金粒、足に銀粒、目と鼻にリップクリームで花粉撃退
声が出にくくなった患者さんがいた。
小学校の先生とか保育士さんとか、大きな声を出す人にありがちで、一種の職業病である。
でも、「喉にあちこちごろごろがあるんですよ」と言うので、コロナの心配をしておかなくちゃ。。。

風邪治療マニュアル」にものせたけど、喉のリンパ節が腫れたときは、コロコロの上に金粒を貼ると即効性がある。<→E:喉の腫れを金粒で取る
金粒を分けてあげて、「鏡の前で自分でコロコロを探して、てっぺんに貼りまくるといいよ」と教えてあげた。

次に来たときに、「金粒、すごい効きました。シュルシュルっと、みるみる小さくなっていって、2・3日ですっかりなくなりました」と報告してくれた。
小さな金粒の即効性を体験して、ものすごく驚いていた。

実物をお見せしようと、リカちゃんのホッペに貼り付けてみた。
こんなに小さいのに、大きな効果がある。
それがツボのダイナミズムなのである。
(ちなみに金粒は24金メッキである)
彼女が治療に来るようになって7年ぐらいたつ。花粉症持ちでもあるので、「自分で治療できるよ」とずっとすすめていた。
薬で対症療法をしていると、何年たっても症状は軽減しない。
鍼灸は「どうやったら治るか」を身体に教える治療法なので、だんだん沈静化していくし、治った人もたくさんいる。

喉のごろごろのおかげで金粒の効能を発見し、ついにやってみる気になったらしい。
次回の報告が楽しみだね~~

私の花粉症は年々沈静化してきている。
去年のある日のこと、テニスのときにくしゃみを連発した。
金粒がはがれかかっていたけど、屋外だし貼り直す時間がない。でも、鼻の下にリップクリームを塗ったら、あれあれ、くしゃみが止まったのである。

ひんぱんに鼻をかむので、鼻の下がヒリヒリに荒れてしまう。そこで活躍するのがリップクリームなんだけど、花粉にも効くことがわかってビックリ。

私の愛用しているリップクリームにはユーカリ油が配合されているので、その効能かな?と思った。
はじめて花粉症がバクハツした年、ユーカリオイルの入浴剤の効果に驚いたことがある。ユーカリの芳香が花粉症のつらさをやわらげてくれた。。。

なので今年、リップクリームだけでどれだけの効果があるものなのか、試してみることにしたのである。

1月の半ばを過ぎると、風に花粉が混じっているのを感じはじめる。・・・でも、まだまだ大丈夫。

2月の半ばからは、バイクに乗るときや犬のお散歩中にマスクをするようになった。
マスクとリップクリームだけで、なんとか持ちこたえていた。

20日土曜日には壁打ちでくしゃみが出た。やっぱり耳に金粒を貼らなくちゃだめらしい。。。
1 アレルギーポイント
2 皮膚ポイント
3 鼻ポイント
4 目ポイント
34鼻ポイント目ポイントにそれぞれ金粒を貼った。
<→セルフケア・ナビの「花粉症」でも紹介してある>

月曜日のテニスでは花粉まじりの強風が吹いていた。ゲーム中にくしゃみを連発して、テニスに支障が出るほどだった。

『鼻がつまっていないから平気かな?』と思ったんだけど、やっぱり足の銀粒も必要だったらしい。
足にある(=飛陽)は鼻づまりの特効穴である。下腿の外側の真ん中辺りにある。
<→風邪治療マニュアルの「D:鼻づまりの特効穴」にツボの取り方がのってるよ~>

「耳に金粒」と「飛陽に銀粒」は、花粉症治療の必須ポイントなのだ。

火曜日のテニスのときは、かなり花粉に耐えられた。
仕事のあとでパソコンに向かっていたら、やたらに目が痒い。無意識に目を掻いてしまって、左目が真っ赤になってどんより濁ってしまった。

『鼻にしか効かない』と思っていたんだけど、ためしにリップクリームを目に塗ってみた。
目頭と目尻にちょいちょいと塗ったら、目の痒みを忘れられたのである。
掻かずにいたら、しばらくしたら左目の赤みと腫れが消えてくれた。
ユーカリ油は鼻の粘膜だけじゃなく、目の粘膜にも効くのだろうか?

目と鼻にリップクリームを塗ると、風に吹かれてテニスをしても、くしゃみもゼロ、目の痒みもゼロになるのである。
この時期は屋外でタバコが吸えなかった。クッシャン、クッシャンとくしゃみが連発して、息を吸う間もないぐらいになってしまう。
なのに、ぜんぜん平気なのである。

「耳に金粒」+「飛陽に銀粒」+「目と鼻にリップクリーム」がタッグを組んだら、花粉がほとんど気にならなくなってしまったのである!

私は化粧をしていない。日焼け止めクリームも使わない。テニスのときはバージンオイルで「やけど」予防をしているだけである。
<→ふろく・3「エステ/みづ流美顔の心得
無色透明なので目立たない。ポケットにリップを入れておいて、目や鼻がムズムズしたら、取り出してちょいちょいと塗るだけ。超簡単である。

私が愛用しているのは石けんのメーカー、太陽油脂のパックスナチュロン・リップクリームである。
ユーカリ油が配合されているだけじゃなく、合成界面活性剤などの石油系の化学物質を使っていないので安心である。

メーカーの太陽油脂とは40年以上の付き合いである。石けんが巷で売られていない時代に、共同購入をしていたんだよ。

何十年も冬には唇がガサガサになって、リップクリームが手放せなかった。
これを見つけて唇に塗ったら、なんとそれ以来、リップクリーム要らずになったのである。唇のガサガサとは永久にさよならである。
花粉の時期はひんぱんに鼻をかむ。ヒリヒリする鼻の下に塗ってみたら、花粉症が軽減した・・・という「副作用」を発見したのである。

太陽油脂は現代人の要望にあわせていろんな製品を発売するようになった。
洗濯石鹸はずっと「米ぬか石けん」(or 「水ばしょう」)を愛用しているので、シャンプーとリンスぐらいしかお世話になっていなかった。
一番のお気に入りは「マルセル石けん」だったんだけど、数年前に製造中止になった。
今は他のメーカーのを使っているけど、品質がちょっと落ちるのが悲しい。
(復活してくれないかなあ・・・)

身体に悪い製品を売ると、そのせいでますます唇が荒れる。塗れば塗るほど唇が荒れるので、リップクリームが手放せなくなってしまう。
いい製品を作ると、使う必要がなくなってしまい、リップクリーム要らずになる・・・というのが、商業的には不利だよね。

私のような暮らしをする人間ばかりだと、日本のマーケティング市場は縮小せざるをえなくなる。
そう考えるとときどき複雑な気持ちになるんだよ。。。
2/24(水) 腰痛が治ったら、お腹のポッコリがへこんだ
ぎっくり腰だけじゃなく、運動器疾患は治りかけが難しい。
治りかけに無理をするとこじらせてしまう危険性がある。
無理にでも動くことで小さな筋肉たちの細部まで血が巡り、最後の大掃除ができる可能性もある。
どっちに転ぶのか、タイミングの見極めが肝心だ。

シングルスの試合はいい方向に転んでくれた。エントリー料の3300円を惜しんだおかげだね~~(笑)

仙骨()をこじ開けるように、無理やり動かしたおかげで、腰の不具合をほとんど感じなくなった。
腰の隅々まで風が吹きぬけていくようなほぐれた感を、久しぶりに味わっているんだよ。
すでにほとんど違和感がないので、とくにお灸の必要性を感じないんだけど、自分で鍼が打てない部位だからね。
用心しておくにこしたことはないので、1日1回、仕事場でカマヤミニをやっている。

ぎっくり腰のときは左右の腰がゆがんでしまう。鏡の前でまっすぐにしようと思っても、どうしようもない。治っていない証拠である。
もうひとつの証拠は「腹のでっぱり」だった。

たぶん腹筋を緊張させられないせいだろう。下腹がだらんと前にでっぱって垂れ下がってしまう。
腰痛が治るとお腹がへこむはずなのに、いつまでたってもお腹にキャベツを1個入れたみたいに、下腹がポッコリと突き出していた。

不安があったとはいえ、テニスは1週間で再開できた。
それなのに、こんなに痩せているのに腹だけがポッコリ出ている。
まさにおばあさんの体形で、もうトシだから年齢相応なのかな・・・と、あきらめの境地だった。

ところが、シングルスの翌々日に、ポッコリがなくなっている自分を発見した。
キャベツ大のポッコリが、しっかりとお腹の中にしまい込まれていた!

腰痛が治ると腹筋を使えるようになる、それが「完治」のひとつの目安になる。
腰部に不具合があると、つながっている筋肉たちが、故障部位を支えるだけで精一杯になってしまうのだろう。

胃下垂なので若い頃から下腹が出てはいたし、美しいお腹とはとても言えない老体なんだけどね。(笑)

腰痛が治ったとはいえ、それで終わりじゃない。別の不具合が生じている。
入れ替るように左膝の外側()の痛みが出た。
床に落ちたものを拾おうとして、しゃがんだ瞬間に膝()にグキッと痛みが走ったのである。
体重をかけて曲げるときに痛む。

普段なら意気消沈するところだけど、腰痛が治った証拠でもあるので、嬉しい限りである。(笑)

いろんな筋肉がからんでいるし、自分では鍼が打ちにくい場所だけど、まあまあ順調に治ってきている。

うちの患者さんたちの治療の目的はいろいろである。
日常動作で使える腰、旅行や山歩きを楽しめる腰、仕事に耐える腰、ダブルスができる腰・・・、どこまで治りたいかは人それぞれである。
治療の回数も目的に応じている。
運動やストレッチをどこまでやるかは本人の希望と意志にもとづいている。

私はシングルスでの勝利を目指しているからね~~
ラウンドロビンで4試合。全力でシングルスをやったことが「完治」に結びついたことは、思いもかけぬ神様のプレゼントだった。

自分で自分のぎっくり腰を治すためには、やっぱり6週間は必要だった。
この経験を生かして、次回はスピードアップがはかれそう。。。

でも、こんな苦労はもう沢山である。壊れる前に、いい状態を維持する心がけがもっと大切だね~~
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