2022/6/12(日) |
テニス肘の新たなテーピングを発見した |
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このところ、肘から手首を通る筋肉のイラスト作りにハマっていた。教科書の図をスキャンして、筋肉に色をつけて骨と重ねる。ほとんどの筋肉のイラストができたんだよ。
(その都度ちょこちょこウェブに載せている)
これじゃあ、テニス肘が治らないのもいたしかたない。
総指伸筋 |
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ティラのトリミングのために、1時間もハサミを使った。直後にはかえってほぐれた感じで、ホッとしたのだけれど・・・
翌朝、洗濯機の中の衣類を「わしづかみ」で取り出そうとした瞬間に、総指伸筋にギクッと痛みが走った。
マウス肘で一番最初に痛めた患部である。
ティラは暑さから解放されて、元気いっぱいになって、とっても幸せそうである。
・・・しょうがないね。犬のほうが大事だものね。 |
女ダブ限定でテニスをしていたけど、やりはじめは肘が痛い。 途中で痛みが出たときにテーピングを増やしてみたけど、多すぎると逆効果のようである。
しばらくすると痛みが和らいでいくんだけど、やっぱりボールの衝撃で悪化していく。肘関節がガタついて、支持力が低下していく。
関節内部の奥のほうで硬直している感じで、筋肉への治療ではイマイチ効果が感じられなくなった。
ひざ痛でやった、お皿へのカマヤミニの集中攻撃を思い出した。
肘の関節に集中カマヤミニを試してみたんだけど、膝のときのように「劇的に温まる」というわけにはいかなかった。
肘の裏側に手が届きにくいせいもあるかもしれない。 |
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仕方がないので、関節の隙間を狙ってズシンとくる鍼を打っている。ちょっとずつだけど、日に日に肘関節が頑丈になっているみたい。
木曜日はクラブに着いたのが3時頃だった。女ダブをやる相手がいないので、壁打ちでフォームの調整をすることにした。
「ボールを見る」フォームの練習をしていて気づいたのは、ラケットの真芯にボールが当たると、肘への衝撃がないことである。
ラケット面がぶれると衝撃が来る。スイートスポットに当たると衝撃が来ない。『なるほど!』と、新しい発見をした。
ちょうど壁にやって来た男にその話をしたら、妙な顔をして黙りこくった。
昨日の患者さんに話したら、「それは常識よ」と言うのである。「誰でも知ってることよ。でもそれが難しいから、みんなが苦労してるのよ」とのことである。先輩たちにとっては『何を今さら!』というところらしい。(笑)
その彼が「打とうよ」と言う。「テニス肘だから、優しいボールを打ってくれるんなら」と答えたら、「当然でしょ」と、2人で空きコートを探しに行った。
向こうから歩いてきたおじさんたちが「ゲームをしよう」と声をかけてきたので、数週間ぶりに男に混じってダブルスをすることになった。
ちゃんと真芯に当てれば、肘への衝撃が少ない。それを試してみたかったのである。
メインの患部の総指伸筋だけにテーピングをして、肘の状態をみながらテーピングを追加することにした。
ラケットをギュッと握るときに使う筋肉に過負荷がかかるらしい。
下のイラストが手の平を握る前腕の屈筋である。
長掌筋 |
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手を握る |
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浅指屈筋 |
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4指の屈曲 |
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深指屈筋 |
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4指の屈曲 |
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長母指屈筋 |
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母指の屈曲 |
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■尺骨 |
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■橈骨 |
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■手の平 |
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上腕骨内果 |
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上腕骨外果 |
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これらの屈筋は、総指伸筋(■)と協力して「手を握る」働きをする。
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内果からの筋肉に沿ったテーピングに効果がなかったので、内側中央にテーピングをして、肘関節を表裏で補強してみたらどうだろう?と思いついた。 |
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E=患部の総指伸筋(■)に沿って1本。 |
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F=肘関節の内側、中央に1本 |
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「優しいボールで」とはじめたけれど、勝負がかかっているので、相手も夢中になってガンガン打ってくる。
真芯で捉えるように気をつけたこともあって、1セット半のゲームのあとも肘の痛みが出なかった。
どうやら男性のボールに耐えられる状態になったらしい。
「あとから痛めたところから先に治る」のが法則なので、最初の患部の総指伸筋(■)の痛みだけが残っているのは、いい兆候である。
今度こそ「あとちょっと」な感じなんだけどなあ。。。 |
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2022/5/30(月) |
スペインの19歳、カルロス・アルカラス |
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全仏オープンの3回戦は、19歳になったばかりのスペイン人、カルロス・アルカラスの試合を観戦した。
相手は21歳のコルダ。1セット目の序盤、長いラリーを制したアルカラスに観客席にウェーブがはじまって、えんえんとつづいていた。フランスでもすごい人気があるらしい。
ナダルが肋骨骨折でツアーを休んでいる間、スペイン人という理由で興味を持って、(仕方なしに)アルカラスの試合を見ていたんだよ。
私の大嫌いな坊主頭(スポーツ刈り?)で、もじゃもじゃ眉毛のすぐ下にでっかい目があって、大口でしかもたらこ唇なのである。
見た目は好みと正反対なんだけど、アルカラスは天真爛漫で、人を惹きつける魅力があるのだろう。だんだん彼にハマっていった。
プレーもすごい。最近優勝を重ね、一気に6位に駆け上がった。
守備力が抜群で、ナダルのようにどんなボールも追いかけて返す。ほとんどミスをしない。ものすごい回転量のトップスピンを打つんだけど、多彩なショットの持ち主でもある。ゆるいボールで緩急をつけたり、ときおりドロップショットで意表を突く。
すべてタイミングが見事で、若くして老練な試合巧者なのである。
スペインにアトリエを持っていたことのある織物作家の小林愛子さんが言っていたんだけど、「向こうから10人、若い男女が歩いてくると、10人全員が絶世の美男美女」というのがスペイン人なのだそうだ。
はじめてバルセロナに旅したときも、同行者が「歩いている人を見ているだけで幸せ。みんながみんな映画の主役なんだもの」と言ったぐらいに、道行く若い人たちが美しかった。
全員が美男美女の国では、人は見た目を気にしないのかも。個性的な容貌が逆に新鮮なのかもしれない。
フラメンコダンサーのクリスティーナ・オヨスも立っている背中に見ほれるほどの素晴らしい踊り手で、絶大な人気があった。
スペインのテニスプレーヤーはみんな人が良くてとっても仲がいい。それがまた彼らの魅力なんだよ。
ナダルと対戦したときに、観客席で病人が出た。警備員などが駆けつけて、しばらく試合が中断した。ボーッと立っていたアルカラスに、ベンチに坐ったナダルが「カルロス!」と声をかけた。
かわいい弟分なんだな・・・とすぐに分かった。
だんだんアルカラスが可愛く見えてくる。親戚や近所にいた「やんちゃ坊主」な感じで、将来が楽しみだ。
テニスはつづけているけど、テニス肘はまだ治っていない。フォアのスピンは打てる。両手バックハンドは左手で打つので問題なし。
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ボレーとサーブはスライスなので、
外果(⦿)から出る尺側手根伸筋(■)と、内果(⦿)から出る尺側手根屈筋(■)を使う。
サーブは怖くてまともに打てない。
コートに入れるのがやっとなので、フォームなんか気にするどころじゃなく、すっかり崩れてしまった。
「入れられる」ようになっただけマシと自分を慰めるしかない。 |
「もうちょっと」からなかなか先に進まない。土曜日に「ラケットを見る」ボレーの練習をしたら、痛みが悪化してしまった。
今日のテニスでは、とっさに来るボールに対応できなくて、ボロボロだった。プレーのレベルと痛みのレベルは比例するらしい。
右腕の筋肉は順調に育って、だんだん丸太のようになってきた。やりすぎて硬直すると、骨に張り付いて細くなってしまうんだけど、治療するとまたふっくら丸太に戻ってくれる。
「使って治す」時期にきているのは確かだから、もうしばらくがんばるしかないみたいである。 |
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2022/5/18(水) |
「テニス肘 new 1」を更新 |
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私がはじめてテニス肘になったときはとことんこじらせてしまい、激しい痛みが数か月もつづいた。仕事と家事はこなしていたけど、テニスを再開できたのは1年後である。なのですっかり自信喪失。テニス肘の患者さんが来ると、『治せるのだろうか?』と内心は戦々恐々だった。
患者さんたちはまあまあ順調に治ってくれたけど、治療法については混沌としたままだった。
3回目のテニス肘になって「謎」がすべて解けた。ひとつひとつの筋肉の特徴とそれぞれの症状との関連、そして治療法が明確になったのである。
もうテニス肘なんて怖くない!
10年前のページを書き直さなくちゃと焦りに焦って、空き時間はすべてパソコンに向かった。自分の肘を犠牲にして、ついに「テニス肘 new 1」を更新したんだよ。読んでね~~
腕や手の筋肉は何十個もあるし、とても細かい。筋肉をスキャンする余裕がなかったので簡単に済ますことにした。それでもイラストを作るのにけっこうな時間がかかってしまった。
しかも更新したあとで、「自分の目で見える」のと「外から見える」のが違うことにづいて、ちゃんと完成するまでそこから数日かかった。 ついでに「手根管症候群」のページにもイラストを入れた。言葉だけで説明するのは難しいけど、イラストがあれば一目瞭然だものね。
マウス仕事のせいでテニス肘はまだ「完治」じゃないけど、今回は仕事にも日常生活にも支障がない程度ですんでいる。左手で鍼を打つのもまあまあ上手になったし、お灸も上手になった。
ちょっとメンテナンスを怠ったためにぎっくり腰になったけど、すぐに治ってくれたんだよ。
11日間もテニスができなかった。晴れているときは仕事が入っていて、さあテニス、と思うと雨だったのである。
12日ぶりのダブルスで当たりそこないを多発。ゲーム勘もなくなっていて、おたおたしてしまった。でも、あれあれ?他の人たちもミスと当たりそこないを連発していた。みなさんも久しぶりだったのである。
すっかり気が楽になって、だんだん調子を取り戻していった。
右肘に衝撃がかかったので、筋肉がバラバラになりかかった。はじめはちょっと痛かったんだけど、やっているうちに楽になっていった。癒着がほぐれたらしく、やる前よりも肘が軽くなった感じである。
一段落したので、パソコン仕事はしばらくお休みすることにした。
night owl(夜のフクロウ=宵っ張り)から morning bird(朝の鳥=早起き人間)になろうと画策している。
自分の治療をしながらNHK教育ラジオを聴いて覚えた単語である。
ウクライナ情報のために夜中にCNN.jを見ていたおかげで、他にもいくつか新しい英単語を覚えたんだよ。
「sanction=制裁」、「ban=禁止」。「evacuee=(戦地からの)避難民」は「refugee=(外国への)難民」とニュアンスが違うみたい。
「ラケットを見る」フォームへの改造にはまだまだ時間がかかりそうだし、テニス肘も治さなくちゃならないし、筋肉もつけなくちゃならない。
故障中でも心温かい仲間たちがたくさんいて、テニスクラブに入ってほんとうに良かったとつくづく思う今日この頃である。 |
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2022/5/8(日) |
インパクトでボールを見る練習、そしてギックリ腰 |
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スクール生時代、どのコーチも「打つ瞬間にボールを見る」ことを教えてくれなかった。たぶん、あまりにも当たり前のことなんだろうね。
逆に私は、あんまり見ちゃいけないのかと思っていたぐらいである。
8年前ぐらいのことである。プロの試合を見ていたとき、ナダルがボレーを打つ瞬間の静止画像が紹介された。ラケットに当たるボールを食い入るように見つめていた。
「さすがナダル、最後までボールを見ていますね。トッププロほど基本に忠実なんですよ」と解説者が感心していた。
『えっ、打つ瞬間にボールを見るの!』と驚いた。まさに目鱗だった。
・・・とはいえ、テニスではやるべきことがたくさんある。
おじさんたちのダブルスに入れてもらうようになって、私がミスをすると「ちゃんとボールを見て!」と注意してくれた。
ボールを見るようにがんばってはいたんだけど、そこまで「見る」余裕はない。ダブルスのときは「相手を見ろ」と教えられるし、なんとなく中途半端にやってきたのである。
このところ肘への衝撃が心配だったので、男性とのゲームを避けていた。連休中は平日会員がいない。ほとんどの女性は平日会員である。
ゲームをやる相手がいないので、ひとりで壁打ちに行った。
少し前にスペインの18歳、アルカラスがボレーを打つ瞬間の静止画像が紹介された。ナダルと同じく、バックボレーのときにラケットに当たるボールを注視していた。
この機会に、ストロークで「ボールを見る」練習をすることにしたのである。
壁ではまともに打てずに、いきなりのボロである。ボールがあっちゃこっちゃに飛んで行ってしまって、ぜんぜん打てないのである。
前方から来るボールを見て、手元でラケットを見ようとすると、その瞬間に顔が動いてしまい、途中でボールが消えてしまう。
『はじめから顔を右に向けておけばいいんじゃないか』と思いついた。ストロークは横向きで打たなくちゃならない。顔を横にしておくのがコツだったのかもしれない。。。
うちの患者さんが「フォアは左目でボールを見る、バックは右目でボールを見る。昔そう教わったんだよ」と言ったことを思い出した。
顔を横に向けたまま、来るボールを左目で見て、インパクトの瞬間に右目と合体、焦点を合わせてみたらどうかな・・・?
なんて、あれこれ試行錯誤したのである。
途中で休憩を兼ねて、他の人のプレーを見に行った。伊達公子と同級生だった女性は、しっかりとラケットを見ていた。ジュニアからならした人にはそれが当たり前らしい。
Cさんもラケットを見て打っていた。自分ではやっていても、「打つ瞬間にボールを見ろ」と注意されたことはない。
彼には「自分のボールを見送るな。打ってくる相手を見ろ」と、何度も何度も注意されたんだけど、打つ前にボールを見るというアドバイスが抜けていた。彼にとっては、今さら言うほどのことでもない、当たり前のことなのかもしれない。
彼のボール・コントロールの秘訣はここにあったのだろうか?
男性のグループで4人目を探していた人たちがいたので、ダブルスに入れてもらい、ガンガン打つおじさんと組ませてもらった。彼があからさまにラケットを見て打っていたので、ちょっときいてみた。
「そうなんですよ!」と言う。彼がテニスをはじめたとき、一番先に教わったことが「インパクトのときにボールを見る」だったそうだ。
教えてくれた先輩は国体に出たことのある猛者で、インパクトの瞬間を見るように横から球出しをされたのだそうだ。
フェデラーのフォームの分解画像を見たとき、ボールから視線をはなさず、インパクトの瞬間までボールを見据えていたそうだ。「打ったあとのボールに一切目をやらないですよ」と感心して言うのである。
翌日も壁打ちでフォームの改造に取り組んだ。今までも何度もフォームを変えてきた。そのうちできるようになるはずと、がんばったのである。
だんだんまともなボールが打てるようになっていったんだけど、いまいちボールにスピードが乗らない。
『そうだ、軸足だ!』と思い出した。フォアは右足軸足を出して打つ、バックは左足軸足を出して打つのである。
ずっと軽めのダブルスばかりやってきたので、いつの間にか忘れてしまっていた。ダブルスはペアがいるし守備範囲が狭いので、そこまでがんばらなくても通用する。
下半身の力を使って「見る」ストロークの練習にはまってしまった。1時間ぐらいやっていたら、壁にあきてしまった。
平日会員の女子のダブルスに入れてもらい、気合を入れて打ちまくった。男性のボールをいいボールで打ち返すのはたやすいけど、女子のゆるいボールには自分でパワーを伝えなくちゃならない。
3ゲーム目あたりで、突然、腰にビキッといつもの横棒が出現した。
今回のテニス肘では、フォアのスピンも、両手バックハンドも問題なく打てる。でも腰に負荷がかけられないので、身体が泳いでしまう。
4ゲーム先取の試合だったが、最後は私のミスで3-4で負けてしまった。
「もうひとつやろうよ」と声をかけてくれたんだけど、「肘が心配だから」と抜けさせてもらった。テニス肘の上にギックリ腰にもなったなんて、恥ずかしくて言えないもの。
そのまま治療室に直行して全身治療をして、腰でん部にはカマヤミニをして、なんとか仕事をこなせる程度は維持している。
パソコン仕事にはまり、マウス肘になり、半年近くも軽めのダブルスをやってきた。いつの間にか筋力が落ちていたのに、昔のイメージでいきなりがんばったのが敗因である。
腰が痛くなったら、肘の違和感が軽くなった。これは人体のバランス感覚である。両方治療するのは時間がかかって、とっても大変。
前途多難だなあ。。。(泣)。。 |
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2022/4/24(日) |
「ひざ痛・2」を更新 |
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年末からずっとパソコン仕事に忙殺されていた私。申告とレイアウト修正が終わって、やれやれ・・・というところで、今年の新着がまだないことに気がついた。こんだけパソコンと格闘して、結果、1歩も進んでいないのはあまりにも淋しい。。。
またまた、ひたすらパソコンに向かいつづけ、ついに「ひざ痛 new 2」を書き上げて更新したんだよ。
去年改訂した「ひざ痛 new 1」は、自分の症例からスタートして、治したところで終わりにする予定だった。どんどんページが長くなるのに、自分の膝痛が長引いてしまった。そのつづきも書かなくちゃならない。
だいたいのイメージはふくらんでいたけど、いざとなると呆然としてしまう。目の前にある大きな山をどこから登っていいのか?あれこれの構想が交錯してしまうのだ。しかも膝痛が治って、やれやれ・・・というところなので、気持ちも切れてしまっていた。
でも細部を忘れないうちにと、がんばってパソコンに向かって粘りつづけたのである。
アイデアが浮かばないときはイラスト作りが一番である。いちいち前のページに戻るのは面倒だろうと、筋肉のイラストも入れた。ついでに具体的な治療法のイラストも作った。
「1」とかぶらないように、ずいぶん頭をつかったんだよ。
最初に更新した「変形性膝関節症」の患者さんの中には、その後の経過が報告できる人もいる。手探りで治療していた時代に比べると、理論体系化がすすんでいる。まとめるのにとっても苦労したんだよ。
結局自分の膝痛の「つづき」が最後になった。ブログでえんえんと語った長い長い記述を、思いっきり短くまとめて終わりにしたのである。
今週は雨が多かった。家にいると、たまっていた家事に目が向く。掃除をしたり、フライパンを磨いて焼いたりして、かえって肘に負担がかかってしまった。主婦のテニス肘はほんとうにやっかいなのである。
テニス肘は3回目なので、「敵」のことがよく分かった。
前腕の伸筋 |
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④ |
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短橈側手根伸筋 |
⑧ |
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(総)指伸筋 |
⑨ |
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小指伸筋 |
⑩ |
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尺側手根伸筋 |
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10年前にフォアハンドでこじらせたのは短橈側手根伸筋(■)だった。
テニスを再開してすぐにバックハンドで総指伸筋(■)を痛めた。
治っていくにつれて小指側の筋肉(■■)に移行していった。
今回は「マウス肘」なので、一番悪いのが総指伸筋(■)だった。
治るにつれて小指側の筋肉(■■)の硬直が気になるようになった。
症状がさぼどひどくならないのは、短橈側手根伸筋(■)が一番手ごわい「敵」である、ということなのかもしれない。 |
フォアハンドのスピンが何の問題もなく打てるのは、メインの患部が違うからなのである。スライスがちょっと怖いのは、小指側の筋肉に負担がかかるせいらしい。ちなみに両手バックハンドは左手メインで打つので大丈夫みたい。
テニスをやったあとは肘がほぐれて軽くなる。やりすぎてボールの衝撃を肘に受けると、ちょっと悪化する。
金・土は、たまたまゲームに入れるところがなかったので、これは「大事にしろ」という神様の思し召しと思って、壁打ちだけやってきたんだよ。
腕の筋肉も細くなってしまったので、かつてのレベルに戻るにはまだまだ日にちがかかりそうである。。。 |
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日記 TOP |
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