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リョーコの手作りブログへようこそ!
2009/12/22(火) [映]ヒトラーの贋札
映画「ヒトラーの贋札」は、2007年、ドイツとオーストリアの作品で、監督はステファン・ルツォヴィッキー。

第二次大戦のとき、ナチスによる、ある秘密作戦があった。
「ベルンハルト作戦」と呼ばれたその計略は、ポンドとドルの贋札を大量に作って、イギリスとアメリカの経済を破綻させるというものだった。
実際に関わったアドルフ・ブルガーという人の体験をベースに、フィクションをまじえて映画化された。

ユダヤ人のサリー(カール・マルコヴィクス)は、贋札作りのプロだ。ある日、警察に捕まり、戦争が始まって、そのまま収容所送りになる。
収容所の中で、死に脅えながら、飢え、重労働をさせられる日々。家族や友人が次々に殺されていく。
「シンドラーのリスト」でみたことのある、ナチスによるユダヤ人の迫害だ。

そんなある日、サリーは、かつて彼を捕まえた警察官に呼びだされた。
贋札作りの腕をみこまれたのだ。
銀行家、印刷家、医師などが集められ、豊富な食べ物、快適な環境が与えられ、贋札作りを強要された。
窓の外では、相変わらず、虐待と殺戮が行われている。

贋札を作らなければ殺される。成功して、英米の経済が破綻して、ドイツが勝てば、ナチスの支配がつづく・・・
彼らの葛藤がリアルに描かれていて、すごい映画だよ。

症例41「マラソンで坐骨結節~ハムストリングスを痛めた」を更新したよ。走れなくなって来院したマラソンランナーの症例です。

ところで、日はけいと、月・木はクラブで、週に3回、1回3時間もテニスをつづけてたら、また肘の調子が悪化した。
最初に痛めた筋肉はどうやら治ったかに思えるんだけど、今度は、総指伸筋のほうに痛みが出てしまった。肘をかばって、手首から肩まで、右腕全体のあちこちがガタついてる感じである。
それで、今週はテニスをお休みした。この際だから、もうしばらく肘を休ませて、再開は来年にしようかなと思っている。

キーボードを叩くのも、けっこうやばいので、怒涛の更新も少しスローダウンしてる。
2009/12/6(日) [映]ブタがいた教室
ふだん邦画は見ないのだけど、みなさんにすすめられて、この間やっと、ケーブルで、「ブタがいた教室」を見た。監督は前田哲。実話をもとにした映画だそうだ。

人間は、生きていくためには、生きているものを食べるしかない。植物だって生きているのだけれど、動物は「殺して」食べなければならない。
殺される牛や豚のことを考えると、胸が痛くなるので、そういう現実に直面するのを避ける気持ちから、今まで、見るのを先延ばしにしていたんだ。

6年2組の担任の星先生(妻夫木聡)は、クラスのみんなで豚を飼って、1年後には、その豚を殺して食べる、という授業をはじめた。子どもたちに、食と命を考えさせる、という目的だった。
豚にPちゃんという名前をつけて、子どもたちは一生懸命に、豚の世話をした。殺すのはかわいそう。でも、自分たちは豚肉を食べている。Pちゃんは、どんどん大きくなり、卒業の日が近づいて来た。
さあ、どうするの???
最後の結論は?それは、観てのお楽しみ。

子どもたちが生き生きとして、本当にすばらしかった。
「台本なし」の撮影だったらしい。
1300人の子どもをオーディションして、26人を選び出したんだって。選ぶ基準のひとつは、「クラス」。小学校の一クラスをざっと見たときに、あんな子もいる、こんな子もいる、となるように気をつけたんだって。

リハーサルに4ヶ月。撮影に2ヶ月。6ヶ月間の共同生活で、子どもたち同士の絆ができて、いかにも同級生らしく、にぎやかで元気いっぱいだ。
子どもたちは、豚の世話をしてからリハーサル、終わってから、また豚の世話。毎日、毎日、豚の面倒を見たそうだ。
当然、情がうつる。かわいい豚がこの先どうなるんだろう?食べられちゃうのかな?と、心配で心配でたまらなくなる。

子どもたちは、入れ代わり立ち代り、監督のところにやってきて「豚、どうなるの?」と聞きに来たそうだ。
「それを決めるのは自分だよ。みんなの意見で決まるのだから、よーく考えな」と、監督は子どもたちに言ったそうだ。

子どもたちは、必死になって考える。
それが、最後の学級会での、白熱した討論になった。すべて、子どもたち自身の考えだった。
この映画のリアリティはすごい。

ところで、このところ、すごい勢いで、症例集の更新をしている。
ちょっとヒマになったので、「これは、さっさと症例集を書けという、神様の思し召しに違いない」と思った。
ひとつ書き上げたら、なんだか調子が出てきた。肘の調子もまあまあで、キーボードを叩きつづけても痛みが出ない。それもうれしい。

症例24「子宮筋腫&内膜症・1~2」を書き直した。
実は、予約の電話を受けるとき、「あ、この人、子宮筋腫の患者さんだな」と、100%直感が当たった。それが、不思議でしょうがなかった。これこそ、筋腫的性格なのだろうか?でも、たぶん、違う。
それ以前に、私の書き方がいけなかったのではないか?と思いはじめた。

「マジックのように筋腫が消えた?」症例だったし、私自身も、そんなふうに思っていた。だけど、筋腫は、そんなに簡単なものではない。
消えた人の症例だって、何年も鍼灸治療をつづけての結果だった。というより、経過の中の一時期、というべきなのかもしれない。
「つづきを書かなきゃ、つづきを書かなきゃ」とずっと思いつづけて、今頃になって、やっと更新した。

ついでに、症例40「冷え性」。
今日は、症例34-2「バレエで膝を痛め、お尻から太ももに波及」を更新した。読んでね~。
2009/11/28(土) キエフ・バレエ
調布市のグリーンホールに、ウクライナ国立バレエ団がやって来た。本物のバレエを観るのは、はじめてなんだ。演目は「白鳥の湖」だ。初バレエだから、オーソドックスが一番だよね。

開演の前に、オーケストラの人たちがぞろぞろ来る。「あ、外人!」と、それだけでワクワクの予感。遠くロシアから、オーケストラまで連れて、わざわざ日本で、しかも、このちっぽけなグリーンホールで、と思うと、すごい!
大きな劇場で、結局、あまり見えなかったという経験があるので、小さな市民ホールでの催しはとてもうれしい。

幕が上がり、すてきなダンサーたちが、すばらしい踊りを披露してくれた。そこへ、ジークフリート王子(デニス・ニェダク)が登場。すごい、跳躍力で、他のダンサーたちとは一線を画す。
夜の湖で、白鳥たちが踊っている。そこへ、オデット姫(ナタリア・マツァーク)が登場。一瞬でプリマとわかる。やっぱり、別次元の美しさだった。

山岸凉子のバレエ漫画、「アラベスク」が大好きな私。ⅠⅡとも、暗記するほど読んだ。キエフはノンナの出身地だし。マンガの知識やエピソードが役に立った。

プリマの細くしなる足。清純でかよわい白鳥のオデットと、元気いっぱいに男を誘惑する黒鳥のオデールを、どう踊り分けるか。
一人で踊っているときには、のびのびとたくましい王子が、オデットと踊るときに影の存在になり、必死でプリマを支えていたのも、ほほえましい。

同行者は2人とも、悪魔のロットバルト(ワーニャ・ヤン)が素敵だったと言っていた。王子は、もっとさりげなくプリマを支えて欲しいって。
自分の踊りも見せながら、っていうのは、可能なのだろうか?
すっかりバレエにはまってしまいそう。これからも、いろいろ観てみたいな。

ところで、久しぶりに症例集の更新をした。「脊柱管狭窄症・1~3」である。初診が4年も前であることに気がついた。時のたつのは早いね~!
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