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2025/6/18(水) |
症例「歯痛&歯周病」、ふろく「天日塩」を更新 |
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20代の頃は葛飾区の水元図書館を書斎代わりにしていた。本屋さんにはない希少価値の本がたくさんあって、いろんなジャンルの本を読み漁った。
塩田禁止法に反対して、天日塩の良さを力説している本があって、その中に「歯槽膿漏に効果があるのは、塩化ナトリウムではなくて『にがり』である」という記述があった。
本当だろうか?と、歯茎が腫れたり、違和感があったりするたびに天日塩でブラッシングをしてみた。驚きの効果で、1日2日で腫れが引くのである。
60代半ばぐらいから毎晩天日塩でブラッシングするようになったら、いつの間にか歯石も消え、歯の汚れも取れているのである。
ふろく9「歯周病には天日塩、『にがり』が効く?」を更新するにあたって、重複する内容があるので、症例67「歯痛&歯周病」を同時に更新した。
患者さんが「歯が痛い」と訴えたときに使うツボは「合谷」である。
深いところに気のプールがあるので、刺入するとけっこう痛いが即効性がある。
顔面の硬直や首肩こりをほぐすのも効果があるんだよ。 |
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塩田廃止はもともとGHQの命令、植民地政策の一環だった。米問題で大騒ぎになっているけど、減反政策もそのひとつ。他国の植民地化には、食糧自給率を下げることが絶対条件なのである。
戦後80年、日本もそろそろ独立国として目覚めるべきなのではないだろうか・・・と、切に願う。
これらの更新に手間取ったこと、村高同期の「古希を祝う会」もあったし、湿度のせいで患者さんも多いしで、ブログの間があいてしまった。
先週金曜日はシングルスのラウンドロビンだった。参加者は17人で、4人ブロックが2つに、3人ブロックが3つだった。私は3人ブロックの3番手だった。
この間のJOPでは「ラリーをつづける」作戦が上手く行ったので、それしか考えていなかった。
サーブは前日に「左足爪先で打つ」コツを発見して、ほぼ安定したサーブでの参戦になった。
1戦目の相手(リーグ1位)はフラット系のスピードボールの持ち主。はじめはスピードについて行けなくて、ラリーもできなかった。
3ゲーム目にやっと慣れて、ラリーができるようになったんだけど、決めボールをことごとくミスした。
2回ジュースにはなったけど、0-6で負けた。
2戦目の相手(リーグ2位)は毎回出ている常連さん。ゆるいボールでえんえんとラリーをつづける女性だった。昔はミスが多くて、出はじめの頃に勝った相手だ。数年前の対戦はぎっくり腰のとき<→2021/2/15>で、彼女のミスが激減していた。そして今回は攻撃力も身につけていた。
ラリーの途中で前に出てきてアングル、サービスコートのコーナーにスピードボールを打ち込んで来るのだ。こっちは決めボールのミスを連発した。
自分もちょっとは進化したけど、相手はもっと進化していた。何度かジュースにはなったけど、1-6で負けた。
3位トーナメントでも、のびのびと攻撃を仕掛けてくる相手に1-4で負け、今回も三連敗になった。
若い人たちのボールのスピード、動きの素早さに驚いた。60代70代とのシングルスに慣れたところで、これ以上の進化は望めないと思った。
「ラリーをしよう」と思うと、「攻め」るのを忘れることにも気がついた。
昔、あるシングルスプレーヤーが教えてくれたことを思い出した。
ダブルスには「つなぐ」ボールがあるけど、シングルスには「つなぐ」ボールはない。「攻める」ボールか「凌ぐ」ボールしかない。
相手の勢いに押されているときはなんとか「凌ぐ」。チャンスとなったら一気に「攻める」。
多重人格者のように、守りから攻めへと、一瞬で人格を切り替えなくちゃならない・・・のだそうだ。
クラブの練習相手Tさんも参戦していた。2人して低レベルだったので、「練習しようね!」と話し合った。
クラブには上を目指して練習しようという女性はほとんどいない。彼女と出会えたのはほんとうにラッキーだったね。
・・・とにかく、早く寝て早く起きる生活に移行しなくては、というのが最大の課題である。(笑い)。。 |
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2025/5/30(金) |
11回目のJOPの試合、シングルスはラリーと知る |
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今週火曜日はJOPのシングルスの試合だった。患者さんの予約を月曜日に変更してもらい、臨時休業にさせてもらった。
仕事が忙しかったし、右太ももの付け根を痛めたこともあって、この数週間シングルスをやるチャンスがまったくなかった。
前日にサーブ練習だけでも・・・と思ったけど、身体のメンテナンスのほうが大事、と思い直して鍼を打った。
なので今回のテーマは「試合でラリーをする」だった。
先週、男に混じってダブルスをしたとき、「みづちゃんのストロークいいね~」「深いね~」とみなさんに褒められた。普通に打つと、ボールが自然にベースライン上に落ちるのである。ちょっと自信がついた。
試合では得意なストロークだけを打ちつづけることに決めたのだ。
前回は上がりまくってボロだった。過緊張するのは「欲」を出すからだ。
自分はまだまだ駆け出しなんだから、「攻め」るのは先の課題にする。
初心に返ってラリーだけする。
シングルスコート(■)に慣れるまで、はじめはセンター寄りにボールを送る。
サイドラインを狙うのは2セット目から。
・・・などなど、前の晩から自分に言い聞かせつづけた。 |
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今回の京王オープンは70歳代女子が5人だった。初戦の相手は第2シード(27ポイント)で、それがセミファイナルになる。
試合開始は9時半以降の予定だった。火曜日はテニスクラブがお休みなので「孤独」覚悟でクラブに着いたら、知り合いがたくさん参戦していた。飲み仲間のNさんやIさんもいた。ホッ。。。
超ベテランの強者たちが、みなさん緊張した表情をしていたので、『なるほど、そんなもんか』と、だいぶ気が楽になった。
他のコートの試合を見学したら、どこもかしこも、えんえんとラリーをしていた。それがシングルスの戦い方なのだろうか?
前の試合が長引いて、試合開始は10時40分だった。
1セット目はラリーだけをする・・・つもりだったけど、ときどき決めるべきボールが来る。なんと、ほとんどノーミスだった。
相手のボールはまあまあ中ぐらいで、スピン系、スライス系と打ち分けられ、コントロール力がある。サービスキープがつづいて4-4になった。
7ポイントタイブレーク。ほとんどやったことがないし、相手も曖昧だしで、ロービングアンパイヤに確認しに行った。
相手が戦法を変えて前に出てきたので、抜きどころがたくさんあって、7-3で1セット目を取った。
セット間に相手が「次もタイブレークやりましょうね」と嬉しそうに声をかけてきたので、えっと驚いた。カウントもすぐ忘れるし、立ち止まって確認する仕草が認知症のはじまりのようだった。
仏心というか、雑念がぐるぐるして、2セット目は1-4で取られた。
3セット目は10ポイントタイブレークである。
「2-4」と言いながらサーブを打ったら、ロービングアンパイヤが走ってきた。「6ゲームごとにコートチェンジですよ」と注意された。
せっかく取ったポイントなのに、ノーカウントになるのかな?と心配したけど、「コートチェンジして、そのままつづけてください」と言われた。
『あれあれ、だったら次のサーブはどっちから?』と脳みそがパンクした。
6-4になったとき、「合計10ポイントだから、コートチェンジだよね?」と言ったら、相手もうなづいている。
そこにまたロービングアンパイヤが駆けてきて、「コートチェンジは6の倍数だから、次は合計12ポイントになったときです」と言われた。
彼はそのままネット際に陣取って、ロービングアンパイヤ付きで試合をすることになった。(笑)。(普段はフェンスの外にいる)
9-6でマッチポイントだったんだけど、9-9に追いつかれ、結局12-14で負けてしまった。
仲間のところに戻ったら、「いい試合だったね~」と、みなさんが褒めてくれた。ラリーがつづくと「いい試合」になるらしい?
2服目に時計を見たら、なんと1時20分だった。2時間以上も戦ったらしい。そんなに長い時間とは思えなかったけど、途中で何度も『タバコが吸いたい』と思ったから、集中力を酷使したんだね。
またまた初戦敗退だったけど、おおいに得るものがあった。なるほど、シングルスはラリーが基本なのだ。ストロークの応酬をしながら「攻め」るチャンスを待つ。
最後のほうで、「決めよう」と打ってミスしたんだけど、力んで打ったからなんだね。力むボールは「決めれる」ボールじゃないことが分かった。決めれるボールは自然に打てるのだもの。
最近ときどき女性とシングルス練習をしている。私と同じくテニス歴が14年ぐらいとのこと。いいストロークを打つけど、決めボールをミスするという、似たり寄ったりのレベルなのだ。
カウントを数えずに、10本ずつ交代でサーブを打って、「攻め」るテニスの練習をしている。これからもやりつづけたい。レベルアップのためには、できることを増やさなくちゃならないのだもの。
練習では「攻め」て、試合ではラリー。それがシングルスをつづける秘訣かも・・・というのは、あんまりあっさり負けちゃうと、気力が萎えちゃうからなんだよね。
試合に出るのはもう止めようかな・・・と意気消沈していたんだけど、またやる気が出たんだよ~(笑) |
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2025/5/23(金) |
「魔女の一撃」=筋疲労の重積による多重硬直 |
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1日目、日曜日の明け方、右太ももの付け根の痛みに気がついた。
横たわったままストレッチをしたら、いろんな角度で付け根にギクッ!と、激しい痛みが走る。『これはストレッチじゃ治らないな・・・』と思いながらもがんばったけど、案の定だった。
去年も右太ももの付け根を痛めたのだけど、半腱様筋の付着部だった。
<ブログ→2024/4/18>
今回はもうちょっと外側、股関節に近い部位で、しかも痛みの性質が違う。
ある動作、ある瞬間、何かの拍子にギクッ!と痛みが走る。動いているときにギクッ!とくると、くずおれそうになる。 |
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とりあえず鼠径部にテーピングを2本してみた。効果は感じられなかったけど、7時間、立ちっぱなしでの仕事に支障はなかった。
夜、筋肉の本を参照。筋肉の走行と動作の関連から障害筋肉を特定しようとしたけど、とくに当てはまるものがない。太ももを上げられるから、腸腰筋や大腿直筋の付着部ではなさそう。
股関節や鼠径部、太ももの筋肉に簡単な鍼を打って、その夜は終わりにした。 |
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これは「複合汚染」だな・・・と思った。
昔バドミントンの先輩が「魔女の一撃」と表現していた。車の乗り降りの瞬間に、ズキ~ン!と、まるでハンマーで殴られたような痛みが走ると言う。障害部位を特定するのにえらく苦労した。
「魔女の一撃」は、筋疲労が連鎖し重積し、多数の筋肉の多重硬直が原因で起こるのである。
自分も「複合汚染」の経験がある。
右肘をギュッと曲げた瞬間に、肘窩にギクッ!と痛みが走った。解剖図を見ても、とくに当てはまる筋肉が見当たらず、肘窩への鍼が効果がなかった。
テニスのやりすぎで右腕全体が硬直していたので、次々に鍼を打つことになった。
指先から肩まで、裏も表もあらゆる筋肉に鍼を打ったら、そのまま治ったのである。 |
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2日目、月曜日はテニスを休んだ。
ストレッチでの痛みはかなり軽減していた。痛みの程度は軽減したけど、まだギクッ!は消えていない。
家事もやる気が起きなくて、身体が動かない。そこでやっと自分が疲労困憊していたことに気がついた。
「複合汚染」の多重硬直と分かったので、大腿四頭筋へのテーピングを追加してお散歩に出かけた。
でもリョコちゃんウォークができなかった。 |
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②で、右足を踏み出すときに、足の母指と母指球から股関節まで、ズシンと圧が伝わるのを感じた。
③で、左足を踏み出すときに、後方に残された右足鼠径部がギクッ!となる。激しい痛みで、左足を大きく踏み出せない。
反対側治療はどうだろう?と思い、左手首のまわりを爪で押して歩いてみたら、左の陽谿がなんとなく効きそうだった。
やっと出かけられるようになったのは夕方である。「複合汚染」のときは、あらゆる筋肉を治療しなくてはならない。左太もも、股関節、でん部へはとくに念入りに鍼を打った。
痛みは激減したけど、まだ鼠径部には違和感が残ってる。
爪楊枝のお尻で左の「陽谿」を押して歩いてみたら、ちょっとだけ安定感があった。
(大腸経で効果があるということは、障害経絡は腎経らしい)
剥がれてしまうのが心配なので、「陽谿」と「曲池」と、両方に銀粒を貼った。 |
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3日目、火曜日にはストレッチでの痛みが消え、日常動作にも問題なしだった。ただリョコちゃんウォークの③で、左足を大きく踏み出すのを身体が嫌がっていた。まだ治っていないのか?それとも、治っているのに、かばう動きが癖になっているのだろうか?
とりあえず、あまり無理をしないで自然に任せることにした。
5日目木曜日は1週間ぶりのテニスで、右太もも付け根の痛みはなし。今日のテニスでも問題なしだった。
「魔女の一撃」は2日で退散。故障を重ねて、治療を重ねて、利口になったおかげだね~~(笑) |
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2025/5/13(火) |
ドクダミ茶を作ってる |
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うちの長男は小学生から喘息持ちだった。5年生のとき、私のおばあちゃんが「自分の喘息がドクダミ茶で治ったから」と干したドクダミを送ってくれた。薄い黄色でけっこう美味しい。「麦茶」にしてみんなで飲み、長男の喘息が(いったん)治ったのである。
それを聞いた母の近所の人が、ダンボール箱いっぱいのドクダミを送ってくれた。でも苦味があって美味しくない。色も茶色だった。
なんでだろう?と不思議に思いながら、結局は捨ててしまった。
そのドクダミには茎も付いていた。
おばあちゃんのドクダミのことは思い出せないのだけど、もしかしたら葉っぱだけだったのかもしれない?
葉っぱだけ取ってお茶にすればよかったのだろうか?
そんな疑問がずっと脳に突き刺さっていた。
2020年に生協の「神農茶」が手に入らなくなって、自分でお茶をブレンドするようになった。ハト麦にドクダミを加えて煮出してみたのである。
<ブログ→2021/4/2 「はと麦茶でシミが薄くなった」>
それ以来、その辺に生えているドクダミを眺めては、『今年こそ自分で干してみようかな・・・』と思い、『もう花が咲いちゃったから来年にしよう』と毎年先延ばしにしてきたのである。
去年から草取りをはじめた横の植込みは、 かつては団地の住人が腐葉土を作っていたスペースである。弾力があってフワフワの黒土で、次から次へと雑草が生えてくる。
冬の間に根っこを掘り起こしたので、新しい雑草たちはスルスル抜けて、その感触が心地よい。楽しいんだけど、キリがない。
そこにドクダミが生えてきたのである。
人も犬も入らないから安心である。ノルマの100本刈ったあと、ドクダミを採集した。根っこを引き抜く余裕がなかったんだけど・・・、
造園業の友人が「ドクダミは根っこを抜くと、逆にどんどん根っこが伸びて繁殖していく。茎から刈るのが正解」と教えてくれた。
ネットを参考にした。束ねて干すには小さすぎる。新聞紙の上に広げると書かれたものもあったので、30キロのお米の袋を使うことにした。
葉っぱだけのドクダミ茶を作ることにしたのである。 |
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① きれいに洗って干す
根っこや汚れた葉を取りのぞく。
濡れたままお米の袋の上に広げて天日で干す。 |
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② 1日ぐらい干したあと
水気がなくなったところで、先に葉っぱだけにすることにした。そのほうがが省スペースになる。
まだ半乾きの状態である。 |
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③ さらに干す
平べったいカゴに新聞紙を敷いた。
強風にあおられたので、風よけに周りを高くして、すりこ木などを重石にした。
雨の日は室内に。
湿っているので、手で何度もひっくり返した。完全に乾くまでは数日かかる。 |
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③ 1週間ぐらいで完全に乾いた |
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乾きたてのドクダミを数枚、ハト麦と一緒に煮出したら、スッキリ爽やかな香りがあってとても美味しい!
1回の作業でできたのは約30グラムだった。3回やったので合計90グラムである。あちこちの草取りに追われているので、1年分ストックするのは無理そうだなあ。。。 |
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日記 TOP |
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