goホーム
go診療カレンダー
go新着
go症例集
go症例マップ
goトピックの索引
goつぼの取り方
go金粒・銀粒ナビ
goFAQ *よくある質問
go私のブログ
goティラのブログ
go母のリハビリカルテ
goヴェルの思い出
go雑談集
goレシピ
goふろくの話
go本/参考文献
goリンク
goサイトマップ
リカちゃんと・・・
リョコちゃんストレッチ
リョコちゃんウォーク
mailto Ryoko Miz
goSchedule
goUpdates
goCases
goFAQ
goHello!
goTopics
goSitemap
360° Stretch
Ryochan Walk
goCalendario
go¡Hola!
goCasos
goNuevas
goMapa
リョーコの手作りブログへようこそ!
2024/12/23(月) 症例65「魚の目(ウオノメ)」を更新
鍼灸学校で魚の目は多壮灸で治療すると教わった。皮膚の奥に小さな傷ができて、傷を守るために角質が増殖し、傷が奥深くに埋もれてしまう。お灸で深部の血流を促して傷を治す。深部に熱が到達するように「灰を払って」行うようにと教わったのである。

積もった灰の上に重ねる多壮灸は、灰が熱さをやわらげてくれるけど、魚の目の多壮灸はとてもとても熱い。若い人の魚の目は小さくて薄くて、熱さに耐えてがんばってくれれば数回で治った。

でも70代の魚の目には手こずった。魚の目も大きくて、コルクのように分厚くなっている。コルクがでかいと熱さを感じてくれないし、コルクを削って薄くしても、「熱い!」だけで、どうしても治らないのである。

最近83歳の女性に魚の目ができた。老人の魚の目はお灸では治せないけど、削って薄くなれば痛みがなくなる。
ゾーリンゲンの角質削りを買うようにすすめたんだけど、本人は身体が曲げられない。持参してもらって私が削ってあげたら、ピーラーみたいにスルスルと面白いように削れた。簡単でしかも安全だった。
やはり、魚の目を削って薄くすると、何故か痛みなく歩けるようになるのだった。

症例65「魚の目(ウオノメ)」を更新した。
書きながら、なぜ老人の魚の目が多壮灸で治らないのか?納得のいく理由が解明できた。

年を取ると手足の末端への気血の流れが悪くなる。毛細血管もつぶれたりしているので、お灸をしても血流が促せない。
神経が鈍感になって小さな痛みを拾えなくなる。魚の目が巨大化して、コルクのように患部を圧迫してはじめて痛みを感じる。コルクが薄くなれば、小さな傷の痛みを感じなくてすむのである。
「若い人は多壮灸で、老人は削ってしのぐ」という結論に達したのである。

老人になって、自分自身が手足の末端の冷えに悩まされている。知覚鈍麻もあって、どうやら痛覚も鈍っているらしい。
寒さのせいで古傷の捻挫が痛んだり、指や手先に痛みが出たり、あちこちの不具合が出たり消えたりの毎日なのだ。
でも動かずにいると、身体が木のように固まってしまう。。。

動けるようになるためには、「動いて動いて動きまくる」しかないので、仕事の合間を縫ってテニスクラブに行き、なるべくダブルスに入れてもらうようにしている。
コンスタンスにテニスができると「上達している」と感じるけど、間が空くと一気にボロになってしまうんだよ~~
2024/12/15(日) 試合前日にふくらはぎのつり、当日は腰の固まり
先週金曜日はシングルスのラウンドロビンだった。21人参加で、4人ブロックが4つに、5人ブロックが1つで、私は4人ブロックだった。

コートに立った瞬間に、骨盤()が固まっていることに気がついた。
そういえば、ストレッチのときに骨盤外方()が硬くて、思うように回旋できなかった。
歩くときには股関節前方()に引っかかりを感じていた。
9月に痛めた大腿方形筋()周辺にまだ違和感が残っていることも思い出した。

試合が始まって、いつものように「攻め」のストロークを打ったら、すべてジャストアウト。得意なトップスピンロブもジャストアウト。
骨盤()の硬直で微妙にフォームが崩れてしまって、思い通りのストロークが打てないのだろうと思った。

1戦目も2戦目も狙ったボールがアウトになる。何のプランも思い浮かばず、自分からミスを重ねた。気落ちしてサーブも崩れてグチャグチャになってしまった。

この2カ月、ほとんどの時間を前傾姿勢で仕事をしていた。壁打ちとサーブ練習で終わる日も多く、シングルスどころか、ダブルスでコートを走り回ることもめったにできなかった。
「仕事優先だからしょうがない」と居直ってはみたけど、ここまでレベルが落ちるとは想像もしていなかった。「出るだけ偉い」と言われていい気になっていたけど、シングルスをつづけるかどうかの分岐点に立っているのだと感じた。

休憩のときに、0-6で負けた相手と、1-6で負けた相手が、えんえんとラリーをつづけているのを見た。
もう「攻め」るとかはやめて、シコラーになろうと決めた。ラリーをつづけ、走りに走って骨盤をほぐすことにしたのである。
激しく動いてほぐすのが一番手っ取り早い。このまま骨盤が固まったら走れなくなる。。。

3戦目はえんえんとラリーがつづいた。短くなったボールを決めにいったけど、気力が萎えているので、厳しいボールが打てずに3-6で負けた。
4位トーナメントの相手は同年配。サーブもストロークもポットンなんだけど、やっぱりぬるいボールしか打てない。最後のチャンスボールをまんまとアウトして、3-4で負けた。

自分のテニスができずに負け、とことん意気消沈した。4年落ちのプレーしかできなかったのだもの。
でもコートの中をガンガン走ったおかげで、終わったときには、固まっていた骨盤()がほぐれてくれた。おかげであちこちに痛みが出たんだけど、いい兆候なのである。

固まったままだと神経が眠ってしまい、「痛みはないけど、足が前に出にくい」となって、思い通りに動けなくなるのだ。
そのまま治療室に直行して念入りに鍼を打った。ストレッチもがんばった。痛む角度を見つけたら、痛みをこらえて10秒がんばる。6回やれば1分になる。河川敷での散歩中にも負荷をかけてがんばった。
おかげで完全復活できたのである。

ところで、試合の前日の朝のこと。右のふくらはぎつりはじめたのだ。かなりの時間こらえていたんだけど、硬直が残ってしまった。
テニスの途中でつったことは1回もないんだけど、ストレッチのときがヤバイのである。

「何筋がつったんだろう?」と考えに考えて、どうやら後脛骨筋らしいと思った。壁打ちのあとで、角度を変えながら念入りに鍼を打ったら、きれいにほぐれてくれた。試合にはまったく問題がなかったんだよ。

実は5月ぐらいから、毎晩足裏にカマヤミニをしているのである。足が冷えて冷えてしょうがなくて思いついた。
足先がポカポカに温まって、いい感じなので毎日やることに決めたのだった。
たいていは3個ぐらいなんだけど、足背や脛がひがんでつりそうになるので、ときどきはやってあげている。

足裏がほぐれていくにつれて、あちこちにガングリオンがあることを発見した。
昔は母指球で地面をつかまえていたんだけど、たぶんパソコン仕事にはまったせいと思う。パーじゃなくて、グーで、足裏の中央で地面をつかまえるようになっていた。
ガングリオンが原因だったのだろうか?

そのためにもと、毎晩のカマヤミニをつづけているんだけど・・・

しばらくまえから、寝ている間にふくらはぎに波動が起こることがあった。微妙に震えるような、何かが走るような感じで、メンケン反応かと思っていた。
でもその波動は、ただ一人放っておかれた後脛骨筋が、「ボクにもやってよ~」と訴えていたサインだったのである。

<→後脛骨筋については、症例54「ふくらはぎ3」で、「テニスの試合でつる筋肉?」と紹介してある>

腓腹筋の下にはヒラメ筋があって、その下にあるので、体表から探りにくい位置にある。

自分の治療は後ろ手で打たなくちゃならないので、狙いが定めにくい。

ふくらはぎの7つの筋肉の中で、ここだけが放っておかれたのである。
後脛骨筋

後脛骨筋がひがまないように、踵近くにもカマヤミニを追加してみた。深いところに熱が届くかは分からないけど、まあまあいい感じである。
中央の奥にあった棒のような硬直がなくなって、ふくらはぎ全体が柔らかくなっているんだよ。

心を入れ替えて、テニスをがんばることにした。
「みづさんは走れるから」と励ましてくれた仲間と、シングルス練習の約束をした。ダブルスにも積極的に参加して、身体が固まるのを防いでる。
早く寝て、早く起きるようにしなくちゃね~~(笑)
2024/12/3(火) ラファ・ナダルがついに引退
どんなときも一生懸命で、どんなボールも追いかけて、決してあきらめない男。そんなナダルをずっと目標にしてきた。

おととしは欠場がつづき、「来年での引退を示唆している」という噂が流れてきた。今年になって復活してくれたけど、得意のクレーでも、どうしても決勝にすすめなかった。
全仏オープンでは1回戦でズベレフに当たり、0-3で敗退。それが最後かな・・・と思っていたら、デビスカップに出ていたのである。

デビスカップで引退するナダルの「最後の試合」をWOWOWオンデマンドで放映した。準々決勝の対オランダ戦は日本人の解説付きだった。人気のある選手が好きだというのは、ほんとうにラッキーである。
(最近のテニスの試合は英語音声だけというのがほとんどなのだもの)

スペインの監督は懐かしのフェレールだった。ナダルは彼に「自分が引退するからということではなく、自分の調子で決めてほしい」と言ったそうだが、どっちにしろ今のスペインは強豪選手が少ない。
1戦目のシングルスに出場。祈るような気持ちでナダルに見入った。相手に押され、昔のようなストロークが打てていなかった。足が追いついていなかったせいと思う。
すごいプレーも見せてくれたけど、0-2で負けてしまった。

2戦目のシングルス(エース対決)ではアルカラスが勝って、一勝一敗。3戦目のダブルスで勝てば、準決勝に進出できる。
『もっとナダルが見たい!』とハラハラドキドキで観戦したけど、すごい接戦をモノにしたのはオランダだった。
その瞬間、ナダルの38歳での引退が決まった。
・・・ついに、終わってしまった・・・

視覚能力を鍛えるためにテニスの試合を見はじめた私。いろんな選手の対戦を見学したけど、はじめは特に好きな選手もいなかった。
ナダルが登場して、一目見た瞬間から「好き」と思い、見れば見るほど、もっともっと「好き」になっていった。
ナダルの試合だけは一球一球、手に汗握って集中することができたので、おかげでずいぶん勉強させてもらったんだよ。

放映されたナダルの試合はぜんぶ観てきたんだけど、2005年の全仏オープンだけは日本のテレビ放映の前だった。19歳で初出場して、初優勝を飾った試合である。
つい最近、やっと見る機会が訪れた。あれあれ?19歳の孫に「そっくり!」と驚いた。顔立ちや表情や雰囲気が似ているのである。
「好き」という理由の根っこには、DNAに刻まれた親近感があったのかもしれないね。

寒暖差が激しいせいだろう。故障する人が多いので、テニスクラブに行く回数が激減した。脳が疲れて起きれないのだ。
壁打ちしていたら、なんだか腰が固まっている。ゲームでほぐさなくちゃと、帰りかけるおじさんたちにお願いして、ダブルスに入れてもらった。
生きたボールを追いかけるのはほんとうに楽しかったし、身体もほぐれてくれた。やっぱりゲームもやらなくちゃね~~

おとといは久しぶりにシングルスをやった。
「ナダルが大好きなのに、引退しちゃって・・・」という話をしたら、「だから、何でもボールを追いかけるんですね」とうなづかれた。
彼はフェデラーの熱狂的ファンだそうで、引退後にすっかりやる気を失って、2年間もテニスから遠ざかっていたのだそうだ。
(その気持ちは分かるけど、私には後がないのでやりつづけるしかない)

ナダルは「自分は世界一負けず嫌いの男だ」と言っていた。フェデラーも同じことを言っていた。
見習いたくても自分の中に、勝負に対する集中力も、「勝ちたい」執着心も、どこにも見当たらないのである。「負け」に慣れちゃっているのだ。

テニスに注ぎ込んだエネルギーと、「勝つ」ことへの執着心は、たぶん比例するのだろう。
「勝ちたい!」気持ちを育てるためには、もっと練習しなくちゃならないんだろうけど・・・

でも私は仕事優先なのでしょうがないね。
「病気に勝つ」ことへの執着心が強くて、その点ではナダルと似て、負けず嫌いで、あきらめの悪い女なのである。
2024/11/16(土) 症例64「太ももと鼠径部(股関節)の痛み」更新
久しぶりに症例集の更新をした。症例64「太ももと鼠径部(股関節)の痛み」である。かつての自分の体験と治療法を紹介して、最後は6月に書いたブログ(2024/6/12)をそのまま転載した。
ちょっと省エネしたけど、読んでね~

昨日はラウンドロビンの予定だったのだけど、午前中が雨予報だったので、前日の昼間に「次回に変更」のFAXを送ってしまった。
試合開始が9時半なので、6時に起きなくちゃならない。空模様とにらめっこしながら準備をして、8時半に中止と分かる・・・となったら苦痛だなあ、と思って、さっさと逃げてしまったのである。

楽しみにしていたので残念だったけど、完全に準備不足だった。
いきなりの寒さで患者さんが多いうえに、車検だの免許更新だので忙しく、壁打ちとサーブ練習しかできない日がつづいたのである。
おとといの久しぶりのダブルスでは、動体視力も落ちていて、テニス勘もなく、サーブも入らずで、とにかくボロボロだったんだもの。

今年になって、うちの車のメンテナンスを個人の修理屋さんにお任せするようになった。以前にも何回か、ディーラーではできないことをお願いしたことがあるのだけど、彼は修理が大好きなのである。
マニュアルでターボがついている車はとっくの昔に製造されなくなっている。古い車を希少価値と思ってくれる、面倒見のいい修理屋さんのほうが安心だと思ったのである。

任意保険の解約のためにダイハツへ走った。新たな保険の契約もしなくちゃならなかった。
おまけに眼鏡屋さんにも行く羽目になった。

2カ月ぐらい前から眼精疲労がすごくなった。若い頃、鍼灸治療と縁のない時代を思い出すほど、目が疲れて疲れて、どうしようもなくなった。
ちょうどWOWOWのオンデマンドで映画を観ながら鍼を磨くようになった時期と重なっているので、それが原因と思った。
磨き終わったらすぐに中断。つづきは次回にするようにしたんだけど、それでも目が疲れて、ドヨ~ンとしてしまう。

でも眼精疲労は眼鏡のレンズのせいだったのである。
『見えにくいな』と思って、眼鏡を洗う。汚れが落ち切らないので、ゴシゴシ洗ってもまだ汚れている。
『汚れじゃなくて、傷かな?』と、薄々思いはじめていた。

テニスのときはサングラスをかける。夕方薄暗くなったので、素通しの眼鏡に変えたら、『あれ、サングラスのほうが良く見える?』と驚いた。
映画の字幕を見るとき、眼鏡をかけると見えにくい。『あれ、裸眼のほうが良く見える?』と、また驚いた。

免許更新が予約制になった。予約をしたんだけど、目の検査で不合格になったら出直さなければならない。
とりあえずキャンセルして眼鏡屋さんに行った。レンズの傷を中心にコーティングがあちこち剥がれていたそうだ。
レンズを交換したら、『あれ、何もない!』と驚いた。まるで眼鏡がないかのようなのである。

うちの患者さんが教えてくれた。ガラスと違って、プラスティックはコーティングでレンズを作っているんだって。ゴシゴシするのはご法度で、ますます傷が広がるという結果になるのだそうだ。

眼鏡をかけるのは、バイクの運転、テニス、夜のお散歩、自宅のテレビで(遠くから)テニスや映画を見るときである。
スリガラスみたいな眼鏡をかけて、それでも見ようと目ががんばりすぎたおかげで、ひどい眼精疲労になっていたのだった。

早々と延期のFAXを送ったことで罪悪感を感じていたのだけど、結局ラウンドロビンは雨で中止になった。ホッ。
いきなりの休日を「のんびり」過ごそうと思ったのだけど、朝からお灸をしてもらい、車で買い物に行き、扇風機を磨いて片付け、ストーブを磨き、居間を掃除してホットカーペットを敷いた。
シングルスの試合よりも仕事よりも、雑用をこなすほうがよっぽど大変で、疲れ果ててしまった。

この3週間、よくぞ持ちこたえたものだ。毎日15時間、家の中でも走っていたんだよ。昔のようなエネルギーが戻ったのは、草取り100本のおかげかもしれないね~~
2024/11/6(水) ボレーの打ち方を教わった
調布の市民大会の2戦目で当たった第1シードのボレーは強烈だった。きっちり横向きを作って、高い打点からドッカ~ンと、コーナーにすごいスピードボールを打ち込んで来る。しかも、スライス回転がかかっていて、低く滑って伸びていくので、返すのが不可能だったのである。

『あれを真似したいな・・・』と思って、ダブルスで試してみたら、ミスの連続になった。
イメージだけで本番で打つのは無理である。自分の低い実力を考えると、とりあえず「深く返す」ことに専念しよう・・・とあきらめた。

先週の週末が忙しかったので、月曜日は起きれずに2時半ごろクラブに出かけた。祭日なので平日の仲間が見当たらず、壁打ちのあとサーブ練習をした。
途中でCさんがコートにやって来て、「ボレーを教える」と言うのである。
教わるのは久しぶりなんだけど、このタイミングでボレーとは!

この間治療に来たとき、「ダブルスでの勝率が悪い」という話をしたからかもしれない。
ダブルスに適応すると、シングルスでの勝率が下がる。シングルスに適応すると、ダブルスでの勝率が下がる。
ダブルスはクラブ内のお遊びだけど、シングルスは試合だから、勝敗にこだわらず、自分の練習をすることにしたのである。

たぶん遠目で私を観察して、ダブルスで勝てないのはボレーが下手だからだ・・・と思ったようである。

まず直されたのは、肩の開きだ。
五十肩をきっちり治さずに「痛みを眠らせる」治療をした。大胸筋の付着部のほころびが残ったままだったので、何度も肩を痛め、テーピングなしではテニスができない時代があった。
スクールのコーチに「肩が痛くてボレーができない」と言ったら、「肩を開くと痛めるんですよ」と言われ、肩をすぼめて打つことを教わった。
それ以来、ずっとそうやってボレーをしてきた。

右肩のほころびは4年ぐらい前に完治。テーピングも不要になって、自由に肩を動かせるようになった。
でもボレーのフォーム、肩を閉じて、腕を縮めて打つフォームはそのままで、どうしても修正できずにいた。

肩を広げて、ラケットを高く掲げて、上から下に振り下ろす。手首をコックして、フラットに当てて、そこからスライスで抜いていく。
がんばってやっていたら、「足の入り方が悪い」と指摘された。

ステップに注意を払うと、腕の振りがダメになる。そしてついに「ボールへの入り方」の欠点を指摘された。
真っ直ぐボールに向って行くから、ラケットを真後ろから当ててしまう。
「回り込んでボールに近づけ」というアドバイスは、ストロークにも共通する私の欠点なのである。

「ぬるいボールは打つな、バシン!と打て」と注意される。バシンと打とうと思うと、真後ろから打つことになる。そのせいで逆にボールがぬるくなることをまざまざと体験した。
細かい注意事項のほとんどは以前にも教わったことである。今まで出来ずにいたことをモノにするには、どうしたらいいんだろう?

あれこれ合言葉を考えながら打っていたら、ついに5時を過ぎて、あたりは真っ暗になってしまった。
平日の仲間が奥のコートにいたことを知ったけど、知らずにいたおかげでボレーを教えてもらえたのはラッキーだった。
Cさんの見本は、まさに第1シードのボレーとそっくりなのである。

一度にすべてのフォームの改造は難しいので、順番をつけなくちゃならない。手から始めるか、足から始めるか・・・?
ボレー練習はひとりでは難しい。誰かに球出ししてもらわなくちゃならない。ひとりでできる練習方法がないものだろうか・・・?

などなど、ただいま作戦を練っているところである。
日記 TOP
前の日付へさかのぼる