2011/8/7(日) |
変化 |
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ずっと気になっていたアトピーの症例を、全面的に書き直すことにした。とりあえず2ページ分、更新したよ。
「アトピー性皮膚炎・1・改」は、新しい症例、プロトピックという薬のリバウンドの治療について。「アトピー性皮膚炎・2・改」は、前の症例の書き直し。
開業したての頃は、心理学や精神医学に興味を持っていた。病気と性格の関連性を研究して、心の病を鍼灸で治す方法を体系化できたら、という野望をもっていた。(笑)
だから、最初の頃の症例集は、性格についての記述が多かった。
私が治療したアトピーの人は、全員、ものすごく真面目である。真面目な人がアトピーになる、という可能性よりも、うちの患者さんたちが、みな真面目な人だ、という事実のうほうが、ありえるという気がする。
プロフィールを書き直したように、いろいろな経験をつんでいくうちに、私の考え方も変化していったし、これからも変化していくだろう。
今週は、ヴェルが死にかかったりして、本当に大変だった。今は、すっかり元気になって、一段落。その顛末は、ヴェルの部屋でくわしく話すね~。一度に全部は無理だから、順を追って、小分けにするけど。
赤ちゃんみたいに思っていた、かわいい犬の「老い」を、受け入れなくちゃならない転機がきたんだね。悲しいけど。
9月の終わりから10月にかけて、スペイン旅行に行こうと思っていたけど、ヴェルの治療代で、私の旅行費用が消えちゃうかも?
考え中である。 |
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2011/7/23(土) |
[映]セブンティーン・アゲイン |
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急に涼しくなって、過ごしやすいね。体調を崩す人も多く、仕事はメチャ忙しいけど、熟睡できるから、なんとか持ちこたえている。
お料理レシピ集、第2弾、「ぬか漬け」の作り方も更新したよ。
この間の休みは、久しぶりにたっぷりお散歩させてあげようと、ヴェルと出かけたら、2時間も外をウロウロしてしまった。
なんだか、ぐったり疲れてしまい、だらだらしていたら、テニスに行き損なってしまった。母のところにも行かなくちゃならないしね。
炎天下の下、週2でテニスをしていたんだよ。おかげで、真っ黒に日焼けして、みんなに驚かれている。
クラブのおじさまたちにゲームに入れてもらったり、基礎を教わったりして、楽しんでいるんだけどね。疲れを取る日も必要なのかもと、自分に言い聞かせている。
久しぶりに、映画の話題。「セブンティーン・アゲイン」を見て、ゲラゲラ笑って、元気を出そう!
37歳のマイク・オドネル(レスリー・マン)は、人生にくたびれていた。妻とはうまく行かず、離婚を迫られている。会社では、出世コースから突然追い落とされ、まさに中年男の危機である。
17歳の時、彼はバスケの有望プレイヤーだった。でも、彼女が妊娠して、スカウトマンの見ている大事な試合を投げ出した。彼女との愛を選んだのであった。
「あの時、別の選択をしていれば・・・」という思いが、彼の人生を台無しにしてきたとも言える。
そこで、不思議な力が働いて、マイクは、突然、17歳の身体に戻ってしまう。
17歳のマイク役の、ザック・エフロンが、またかわいくてキュートなんだ。
マイクは、高校に戻って、人生をやり直す決心をする。高校時代からの友人、ネッド(トーマス・レノン)の家に転がり込んで、事情を話す。
ネッドはオタクのいじめられっ子だったが、今では、趣味を生かして大金持ちになっている。
マイクが入った高校には、娘と息子が通っている。身体は17歳でも、心はおやじだ。あちこちで珍騒動が巻き起こる。
「身体が17歳の自分に戻る」という、非現実的なシチュエーションなのにもかかわらず、そこで起こる騒動、心の葛藤はとても現実的。
映画を見ている私まで、大爆笑しながら、リアリティある世界にのめり込んでしまうという、すばらしい映画である。監督はバー・スティアーズ。
そして、マイクはどういうふうに、人生の選択をやり直したか?
あれこれ考えさせる内容もたっぷりの、おすすめ映画だよ~~ |
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2011/7/10(日) |
ナダルは負けたし、暑いし・・・ |
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ウィンブルドンの決勝で、ナダルが負けてしまった。
「負けた」こと以上に、ショックで呆然としているナダルの表情のほうが、見ていてつらかった。今年になって、ジョコビッチに負けつづけだもんな・・・。
伊達公子のライジングショットって、「ハ、ハー」と、掛け声が2段階なんだよね。タイミングをはかって打っているんだろうね。
ライジングショットは、相手のボールが早いほど、早いショットが返っていく。相手は準備が間に合わず、ミスショットを連発してしまう。
それが、伊達公子の強さの秘訣だなあ、と思っていた。
ジョコビッチの掛け声も、「ハ、ハー」と2段階なのだ。
早いタイミングでボールを打ち返され、ナダルは思い通りのプレーができない。決め球がミスになってしまう。ジョコビッチにほとんど手も足も出ない、という負け方をしてしまった。
ところで、先月、症例41「マラソンで坐骨結節~ハムストリングスを痛めた」を更新した。クラシックバレエとジャズダンスをやっている女性の症例だよ。
日本語の症例集も書かなくちゃと思って、がんばったんだけど・・・、
そのあと、急に失速状態。時間があっても、パソコンに向かってボーッ。一文字も書けない。頭の中が空っぽになって、やる気が全然出ない。
暑いせいだよな~。夜も寝不足になるし。
まさか、ナダルが負けたせい、なんていうことはないよな・・・
ジョコビッチのようなショットを打てる練習相手なんかいないから、攻略するのは大変だろうけど、がんばってほしいな! |
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2011/6/24(金) |
ぎっくり腰のおまけ |
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テニスを休んでいる間、英語とスペイン語のページ作りにはまっていた。
今まで何年も放ってあって、ほとんど「飾り」のような状態だったから、気になるところだらけ。いったんはじめたら、やめられなくなった。
"What's Acupuncture?" を書き直したあと、症例を増やそうと、「首・肩こり」の英語版、"Stiff neck" を書いた。
リンクなどあちこちいじっている間に、症例集を全部書き直そうと思いたった。
"Sciatica" (坐骨神経痛)と "Cold & Ful" (風邪)が終わったところで、英語版は小休止。
スペイン語版はもっと放っとかれ状態だった。
とりあえず、"Cuello tieso" (首・肩こり)を書いた。看板も作った。将来に向けてリンクも整備した。
やりたいことは山積みだけど、はたしてどこまでできるのか・・・
(インドネシア語版は、消去した。お飾りが多いと、冗談サイトと思われちゃうかもしれないものね)
みなさんに「勉強家ですね~」と感心されたけど、私にとっては、ゲームをやっているようなものだ。ドラクエの「不思議のダンジョン」より面白い。
どの単語がふさわしいか?と悩むことは、どのダンジョンに、どのアイテムが落ちていて、どれとどれを錬金したら、どういうアイテムができるか?というのと、似た感覚なのである。
思いつくままに、さーっと書き流せる日本語と違って、自分のイメージがきちんとしていないと、文章としてまとめることができない。
細部まできちんと構築する努力をしているうちに、新しい発見ができる。
ロゴやマークを作るときには、造形的な脳を活性化させるしね。
地震のあと、少しヒマになっているし、ぎっくり腰のおかげもあって、思わぬ時間ができた。
先週の木曜日に、テニスを再開。用心に、初級のクラスに振り替えをお願いした。おっかなびっくりだったけど、とりあえず、大丈夫だった。
次の月曜日は、久しぶりに中級の自分のクラスに出た。
腕も足も少し細くなって、筋力は落ちたはずなのに、体が軽い。ひょいひょい、ピョンピョン、いくらでも動ける。
休んでいた間に、たまりたまった筋疲労が取れたおかげらしい。毎週、鍼を打ってもらっていたしね。
とりあえず、週に2回、リハビリのつもりで、無理しない程度に、ちょっとずつ運動量を増やして行こうと思ってる。
テニスができるようになって、よかった~! |
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2011/6/10(金) |
とりあえず、テニスは休んでいる |
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自分のぎっくり腰に苦戦しているんだよね~。
良くなったと思ってテニスに行き、途中でギクッ。また治療をして、良くなったと思ってテニスに行って、また途中でギクッ、をくり返し、どんどんこじらせてしまった。
こじらせてはじめて、自分のぎっくり腰の正体を知った。
春ぐらいから、腸骨稜から上前腸骨棘のあたりに、軽い痛みを感じていた。胸を張っていばるときに、手を腰に置く、ちょうどそのあたりである。
とても不思議だった。そんなところが痛いという患者さんに、会ったことがなかったのだもの。
腰痛の患者さんが腸骨稜の痛みを訴えるときは、脊柱の下のほう、骨盤(仙骨)との境目の近くに、もともとの病根があることが多い。
悪いところをかばって無理をしている間に、いろんなところに痛みが出るので、本人にもわからなくなってしまうんだよね。
初心者の頃は、痛みの出ているところを中心に治療をはじめた。そこが良くなると、次がこっち。それから、「実はこっちがメインだったんだね」となる。
ベテランになってからは、可能性を考えて治療するようになった。そうすると治りが早くなる。
「私の病根は、どっちなんだろう?」と、春からずっと考えていたんだ。自分の身体を客観的に見るのは、とても難しい。
去年の日記に書いたけど、女子は腰の回転が苦手だ。それは体の構造からきているのではないかという私の仮説は、どうやら当たりだったようだ。
「無理なんじゃないの?」と思いながらも、ずっとフォームの改造に取り組んできた。サーブやショットの確率をあげるために、腰の回転をつかう練習をした。今まで使っていなかった筋肉に負担がかかり、そこがバクハツしたのであった。
人は、あとから悪くなったところから治っていく。
歩くのは平気。坐っているのも大丈夫。前傾姿勢は取れる。だから、仕事にも日常生活にも、ほとんど支障がない。
治ったと思っても、テニスをすると悪化するのは、テニスでのみ使う筋肉のぎっくり腰だったからなのである。
こじらせてから、はじめてわかることって、けっこう多いと思う。治っていくときの過程で明らかになっていく。
だから、今は、広背筋など、回旋に使う筋肉に重点をおいて治療をしてもらっている。自分でもあれこれやっているけど。 |
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