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リョーコの手作りブログへようこそ!
2015/10/31(土) 2年ぶり、親睦会でテニス
水曜日は年に1回の平日親睦会だった。去年は雨で流れて、パーティのみだったので、2年ぶりである。

朝10時からはいつもの練習会。12時であがる予定だったけど、スマッシュの練習がはじまるところだったので、やらせてもらった。

このところ、ゲーム中でも、落ち着いてスマッシュが打ち込めるようになっていた。
みなさんが「えっ」と驚いて呆然とする、その表情が見たくて、ノリノリでやっていたんだけど、いつの間にか、また打てなくなってしまった。

案の定、その日の練習でも、まともなスマッシュが打てなかった。
この間、「ふふふ」と笑ったお姉さまが、ボール出しをしてくれて、「入れに行ってるじゃないの。バシンと打ち込むのよ!」とアドバイス。
おっかなびっくりながらもバシンと打ったら、入った!
「そうそう、それでいいのよ」と励・してくれた。

不思議だよね。絶好調は長くはつづかない。いきなり落ちて、また打てなくなる。
『ちゃんと打てるかな?』とか、『またミスしたらどうしよう・・・』とか、あれこれ雑念が邪魔をする。
思いっきり打つと・スをして、おっかなびっくり入れるのがやっとになる。どんどん自信がなくなっていく。

ゴルフをやっている患者さんたちも、「絶好調のあとは、なぜか必ず不調がくる」と言っている。
調子のいいときは、何も考えずに無心で打てる。悪くなるとあれこれ考え出して、どんどんドツボにはまり、スムーズに体が動かなくなるのかもしれないね。

私の場合は、「柳の下のドジョウ狙い」が原因かな・・・
最高のショットをイメージして気負いすぎ、力んで基本を忘れてしまう。打ったあとのボールのイメージにとらわれて、打つ前の動作が中途半端になる。
(なるほど、ここが注意ポイントか・・・と、自分で書いて気がついた)

テニスはラケットとボールだけ。鍼灸治療もハリともぐさだけ。
道具が単純なほど、自分の腕の見せ所があり、だからこそはまってしまうんだと思う。プロなら、どんなに絶不調のときでも、つねに90%のレベルを維持しなければならない。そこがアマチュアとの違いである。
テニスはアマだけど、でも、もっともっとレベルアップしたい。

いつもやっているゲームでは、知らない人が混じっていても、さほど上がらずにテニスができるようになった。
2年前までの親睦会では「カカシ」だった私が、今回、平常心を保てるだろうか?

親睦会は自分が試される場である。
「試合」になると、過去のトラウマが顔を出し、萎縮して「カカシ」になってしまう自分の弱点を克服できたかどうか、それを知りたい。
クラブの人たちにも、もう初心者じゃないと認められたい。

今の私のテニスのレベルは、数学で言えば、四則の計算(+、-、×、÷)を、やっと覚えたところである。
練習では、「上級」レベル。ストローク、ボレー、スマッシュ、サーブと四大ショットを覚え、フラット、スピン(ドライブ)、スライスと、回転もかけられるようになった。

でも、ゲームでは、やっと「中級」になりたてである。どこにどういうボールが飛んでくるかわからない状態で、四則の混合計算をしなくちゃならない。
ここをクリアーしてはじめて、因数分解やら不等式やら微分・積分を解くことができるんだと思う。

反復練習をくり返し、ゲームの中で経験をつみ、試合は「期末試験」である。
前日から、ドキドキしはじめた。

前回、3回目にしてはじめて、「ドローを見れば、どっちが勝つかは予想ができる」と気づいた。仲間内のお楽しみ会なんだもの。実力以上の期待はされないのだから、そんなに緊張する必要はないと自分に言い聞かせた。

最初のペアは、初心者の頃からときどき面倒を見てくれたおじさんである。気楽だし、長身だし、2人で組んで仲間のおじさんたちに負けた記憶がない。
ドローを見ると、ここは勝たなきゃいけない試合、と思った。

試合は25分制である。2-1で終ることもあるし、0-8で終ることもある。
おじさんは力が入ってミスの連続。得意のサーブもまさかのダブルフォルトがつづく。私は萎縮していいとこなし。
残り時間10分のところで、0-2で負けていた。6ゲーム先取の試合なら勝てるけれど、たったの10分で追い上げて、追い抜くことができるはずがない・・・

でも、なんとか落ち着きを取り戻し、2-2の15オールで終了の合図。なんとか引き分けに持ち込めた。ホッ。

次の試合は、相手チームにすごい上手な男性がいた。ペアの男性は初対面で、かなり上手という噂ではあるが・・・
でも、負けて当たり前と居直ったら、逆にのびのびとやれて、競った試合になった。負けはしたけど、あの人相手に3-4はすごいとほめてもらえた。

最後のペアは、頼りになるベテランのおじさん。1年ぶりにやったのだけど、何でもできるし、テニスをよく知っている。
ときどき怖気づきそうになる私に、「ミスは気にせず、思いっきりやりなさい」ときっぱり、励ましてくれた。
おかげで圧勝できたし、スマッシュも1本決めることができた。

チームは4組中3位だった。3位の景品は試合で使ったセットボール。練習用にありがたい。
私の戦績は1勝、1敗、1引き分けで、1歩前進。なんとか「カカシ」にならずに、実力の9割ぐらいのテニスができたかな。
できるはずのことができなかったりもしたけど、できなさそうなことができちゃったから、相殺して9割と、おまけしとくことにする。

メデタシ、メデタシ。みなさん、楽しい1日をありがとう!
2015/10/17(土) モノにするか・・腰を壊すか・・?
金曜日はシングルスのラウンドロビンに出場予定だったけど、またもや雨で中止になった。
いつもは9時とか10時に起きている私が、朝6時前に起きて、家事をしながら、おにぎりやサンドイッチまで用意をし、準備万端整えていた。

夜中から降りはじめた雨が、しょぼしょぼといつまでも止まない。
8時半に京王に電話をしたら、「中止になりました」とのこと。アウトドアのテニスならではのハードルだね。
夜まで仕事がないので、ビールを飲んで、昼過ぎまで寝てしまった。

先週まで絶好調だったのだけど、この頃になって疲れがでてきていた。
太ももの付け根(前回より股関節寄りの部位)が痛くなった。右足軸足のフォアが思いっきりふんばれないし、全力疾走ができない。
おまけに腰も痛くて、試合で無理したらやばかったかもしれない。

「雨」が休息をもたらしてくれる。いつものパターンである。いつも忙しくして、じっとしている時間がない私である。
久しぶりに、思う存分ゴロゴロ寝たら、疲れがだいぶ抜けていったみたい。

去年の12月から、毎週水曜日、女性がリーダーの練習会に参加させてもらっていることは前にも書いた。
メニューの中に、サーブ&ダッシュの練習がある。
こちら側から、サーブを打って前に出る。そこからレシーバーとの半面を使ってのゲーム練習になる。

はじめは、サーブを打つだけで精一杯だった。フォルトすると相手の練習にならないので、必死である。
全力でサーブを打つ・・・『あ、また、前に出るの忘れちゃった』となる。

なんとか、サーブを打って前に出る。でも、出るだけで精一杯で、ファーストボレーをミスしてしまう。
やっとファーストボレーを返せても、次のボールに対処できない。1本返すのがやっとで、そこで集中力が途切れてしまうのであった。

ところが、この間、変身した自分を発見した。
サーブダッシュファーストボレーボレー&ボレー(または、ボレー&ストローク)をつづけながら、最後に決めるという、連続プレーができるようになっていたのである。

そのうえ、ボレーもバシッと打ち込み、スマッシュもバシッと打ち込む。
前に出ていて、そこならオープンスペースを狙って、どこにでも落とせる場面でも、バシンと打ち込んでしまい、どうにも止まらない。快感である。
うしろで見ていた先輩が、「性格ね」と、ふふふと笑った。

最近は、ゲーム中でも、思いっきり打ち込んでいるんだ。私の今のテーマは、「思い切り打つこと」なのである。

コースを狙うのも、ポトリと落とすのも、あとから習得できる。でも、スピードボールを叩き込むには筋力がいる。
下から打つときだけじゃなく、上から打ち込むのも、どっちも下半身の踏ん張りが必要である。「地面の力を利用する」というのは、「下半身の力で打つ」ことなのである。そうとう腰に負担がかかる。

そういうテニスに見合う筋力を身につけられるか、それとも、身体を壊しておばさんテニスに甘んじるか・・・
今は勝負のときなのである。

でも、試合がなくなったおかげで、のんびり休めてラッキーだった・・・というのが本音である(笑)
2015/10/11(日) 「地面の力を利用する」という感覚
テニスクラブに行って、ベンチで休憩していたら、「一緒にサーブ練習をしよう」と、1コ上の男が声をかけてくれた。
彼もテニス・ジャンキー仲間。いまだにスクールに通ってレベルアップを目指しているつわもので、飲み仲間のひとりでもある。

みなさん、私が1人でえんえんとサーブ練習をしているのを見ている。それなのにゲームで入らず苦労して、「また打ち方、忘れちゃった」とあせりまくっているのも見ていて、よってたかってアドバイスしてくれるのである。

「サーブを打つときはね、地面の力を利用するんだよ。トスを上げるとき、身体が宙に浮いてるじゃん。地面から足を離さないで、しっかり踏みしめて、こうやって打つんだよ!・・・バシン」と、お手本を見せてくれた。

昔、筋力がなくて、左手1本でトスが上げられずに、ひざの屈伸を利用してた。去年ぐらいから、ひざを使わずに上げられるようになっていたんだけど、まだ、身体ごと上げるクセが残っていたらしい。
ゲーム中にサーブが入らなくなるときって、空中で身体が泳ぐようで、安定感がなくなることは、おぼろげに感じていた。

『なるほど・・・』と思って、態勢を低くして、足を踏ん張った状態で、左腕1本でトスを上げてみた。ちゃんと上げられる。

つづいて彼は、「トスを上げるときは、瞑想の時間なんだよ。そこで力が入っちゃ、肝心の打つときに、力が入らなくなってしまう」と言う。
それも事実である。力んでしまうと、ボールを打つころには力尽きている。

「トスは瞑想の時間。こうやって・・・、ボールを打つ!・・・バシン」と、またお手本を見せてくれた。

『トスは瞑想』とつぶやきながら、トスを上げ、空中に浮かんだボールを打った。
あれあれ?いいサーブが何本も、コートの中に吸い込まれていった。

「そう、それでいいんだよ。そうすりゃ、あとはなんとかなる」
たしかに、なんとかなる。トスの位置が微妙にずれても、微調整で、コートに入るサーブが打てる。
フラットっぽくなったり、回転の角度が変わったりと、フォームの乱れは気になるが、まあまあ安定したサーブが飛んでいった。

『トスは瞑想、あとは、なんとかなる』とつぶやきながら、サーブを打った。
「そうそう。タメがあって、いいねえ。そのタメが、大事なんだよ。いいサーブじゃん。女性でこんなサーブが打てる人は、そういないよ」と、ほめてくれた。

多少フォームが乱れても、「入れる」ことからはじめて、ゆっくりフォームを矯正していくのもありかな・・・と思った。

ついでに、「打つときにさ、こっからこうやって打ってるでしょ。そうじゃなくて、ここで、この瞬間にバシンと打つんだよ」と、またお手本を見せてくれた。

それも、今年のはじめに気づいた私の欠点で、現在矯正中なのである。
肩を支点に180度、腕を回転させて打つので、ぐるりと回して最後に、力尽きたタイミングでヘナヘナとボールを打つことになる。
回転させるのは「肩」じゃなくて、「ラケット」であるべきなんだけど、それがなかなかうまく行かなかった。
原因の第一は、筋力のなさである。インパクトの瞬間に手首を固定し、ラケットを振りぬくって、すごい筋力が必要なのである。

やれと言われたら、やってみる主義。お手本を真似て打ってみたら、できた!
そこだけ意識してやったからだろうけど、いつの間にか、だいぶ筋力がついたみたい。半年以上も練習したからね~。

教えてくれた彼は、「そうそう、それでいいんだよ。教えたことが1回でできるなんで、すごいよ!」と大喜びである。

教わるとすぐにできるんだけど、すぐに忘れちゃう私である。3年も教えてくれた先輩も、それにはそうとう苦労したみたいである。
でも、今までに会得したたくさんのピースが蓄えられているから、ちょっとしたアドバイスで絵になるのだと思う。

そのあとのゲームでは、『トスは瞑想。あとは、なんとかなる』とつぶやきながらサーブを打った。フォルトが少なくて、けっこうな出来だった。
(・・・でも、またすぐ忘れちゃうかも・・・)

最近、ストロークを打っているときに、時折感じていた感覚がある。
それが彼の言う「地面の力を利用する」感覚なのかもしれないと思った。
コートにそびえ立つ岩のような感じ。自分の筋力だけじゃなく、なにかの力を借りたかのように、バシンとボールを打つ感覚。

高く上がったボールをスマッシュで打とうとするときに、ボールが高いからと、自分が伸び上がってしまうのはダメらしいと、ずいぶん前から感じていた。
地面の上で足を踏ん張って、低い姿勢で打つほうがミスが少ない。

男の人はたいてい、「フォルトしてもいいから、セカンドも上から打って練習しなさい」と言ってくれる。
でも、女ダブでは、ダブルフォルトは厳禁である。プレッシャーから浮き足立って、宙を泳ぐようにサーブを打ってしまう。そうなると、もう絶対に入らなくなる。

よく、テニスの試合の解説者が、「軸がぶれていませんね」などと、プロのプレーをほめているのを聞く。
それって、「地面の力を利用する」のと同じ意味なのかもしれないね。
全身の各部の筋肉の動きが、一筋に連動されて、インパクトに集約されたとき、その人の持つ最高のショットが生じる。

プロの対戦を見ていると、正しいフォームで打ちつづけているほうが勝つ。
ボールの落下地点にすばやく移動し、待って、構えて、タメをつくる。地面でしっかり踏ん張って、練習どおりのフォームでボールを打つ。
相手に押されて、フォームが崩れたほうが負けるのである。

「自分のテニス」をするというのは、そういうことなのかもしれないね。
2015/10/4(日) コンピューター・ハザード
コンピューターって、ほんとに身体に悪いね~。

パソコンに忙殺されたおかげで、毎日、コンピューターで仕事をしている人間が、どういう悪影響を受けるかを、身をもって体験した。

昔ながらのデスクワークなら、ペンで書いて、消しゴムで消して、紙くずを丸めてゴミ箱に捨て、書類を誰かに持っていくとか、多少でも他の動作があった。
でも、パソコンは、書き込みも削除もデーターの受け渡しも、すべて画面上で行われる。

人間を夢中にさせる魔力があって、時間を忘れてのめりこんでしまう。パソコンの仲間、ロボットのようになってしまうのである。
(そのうえ、患者さんたちに聞いた話では、自宅にいてもメールがくるので、完全に仕事からはなれてリラックスすることができなくなったそうだ)

まず、当然ながら、一番目にくるのは首・肩こりである。
仕事が終ったあとは、首と肩がガチガチに固まって、まるで彫像のようになる。筋肉がこって神経を圧迫したら、頚椎症になってしまうかもしれない。

次には「目のかすみ」。目がしょぼしょぼして、細かい文字が見えにくくなってしまう。老眼が一気にすすみそうで、それも心配だった。

パソコンの前から立ち上がると、軽い吐き気とめまいを感じた。食欲不振になるのに、お酒の量は増えるので、胃腸が弱り、体重が落ちていった。

次には、「ふくらはぎのつり」である。朝、おふとんの中で伸びをしたら、ふくらはぎがつりそうになった。
パソコン仕事の前に、テニスでカチカチになったふくらはぎを、ばっちり治療済みだったのに、「何故?」と疑問が。

ちょうど、パソコン仕事で毎日夜中まで、残業つづきだったという患者さんが、「ふくらはぎがつって困った」と訴えたので、なるほどと納得。
のめりこんで仕事をしているときって、足先まで、全身緊張状態になるから、ふくらはぎまでカチカチになるのである。

次は「手首痛」である。腱鞘炎になってしまう人も多いらしい。
間断なくマウス操作をするせいで、手首から先がパンパンになる。右手の甲や手首に違和感が生じた。
期間が短かったので、日常生活に差し障るほどではなかったけど、テニスのとき、フォアでハードヒットができなくなった。

いつもは自分でも、ちょこちょこ治療をしているのだけど、その時間がなかった。
昔からの友人に、隔週で鍼灸治療をお願いしているので、この間、すべてお任せでメンテをしてもらった。首と肩を中心に治療をしてくれたようである。

360度ストレッチは毎朝やった。やる前は木のように硬いんだけど、ストレッチをしながら、あちらこちらがパキパキと音を立ててほぐれていくのがわかった。
なんとか、「つなぎ」にはなった。

せっかく発見した「モニョモニョ動き」は、まったくやらなかった。早く仕上げたい一心で暴走していたからね。
私の場合は、テンポラリーな仕事なので、終れば解放されるとわかっていたから暴走したけど、毎日の業務に携わっている人は用心しないとね~。

料理以外で動くのは、患者さんの治療とテニスである。それがなかったら、廃人になっていたかもしれない。

テニスは、週に4・5回、1・2時間の練習だけやった。
遠くを見るので、目のかすみが取れる。運動することで、彫像のような身体に血が通い、パソコン状態をリセットできた。
リセットしながらも、身体がどんどんロボット化していった。

さて、ホームページの移行が終了。

突然、「人間な」私を取り戻した。
それまで、メンタル的にもパソコンの一部になっていたらしい。テニスにも飲み会にもまったく興味がわかなかった。家族や友人にもまったく連絡を取らなかった。
はっと気づくと、そこは別世界だった。浦島太郎の気持ちがわかった。

でも、コンピューター・ハザードはまだまだつづいていた。

「さあ、テニス」と思ったけど、手足がすっかり細くなってしまった。体重減少の1キロは、すべて筋肉だったらしい。
体力も筋力もとことん落ちた中でのテニスは、かなりきつかった。

またサーブが入らなくなった。8月の半ばから3週間ぐらい、やっとサーブが安定して、ゲーム中もアンダーサーブの必要がなくなっていたのに・・・
またまた、サーブの打ち方を忘れてしまった。

「おかしいな・・・?」と思いながら、えんえんと練習をしたんだけど、どうしても思い出せない。
そして、先々週の木曜日、サーブ練習をはじめて、たったの10球打ったところで、ぎっくり背中になった。

左手でトスを上げ、同時に、右腕でラケットを振り上げる。バンザイをしたその瞬間、両側の背中(肋間筋)が同時にギクッとなった。
上からのサーブは打てなくなったけど、片手ずつなら上げられたし、下から打つのは問題なかった。そのまま、ゲームに入れてもらったんだけど・・・

この「ぎっくり肋間筋」も、パソコンのせいである。
パソコンに張り付いていた間に、背中などの体幹の筋肉も固まってしまったのである。サーブの打ち方を忘れたのは、体幹の柔軟な動きができなかったことに原因があったようである。

実は、友人に治療してもらったあと、「背中が残っているな」と感じたんだよね。板のようになっていた。

肋間筋というのは不思議な存在である。1ヶ所痛めると、胸から脇から背中から、あらゆる肋間筋に痛みが波及する。とてもやっかいなのである。
昔、ゴルフで胸の筋肉を痛めた患者さんがいて、何十ヶ所にも透熱灸をくり返したことがある。
彼が、「ガラスに小石がピシッとぶつかると、ピシピシーッとあちこちに亀裂が広がるでしょ。そんな感じだね」と言ったんだけど、ほんとうにそんな感じだった。

このあと、症例に加える予定なので、詳細はそっちで読んでね。(症例49:「ぎっくり肋間筋」を更新したよ~。2016/4/13)

研修生にお灸をしてもらい、友人に鍼治療してもらい、4日後にはテニスを再開できた。
体力も筋力も、ようやく戻ってきたみたいである。

ついでに人間の心も取り戻したので、これから遊ぶぞ~~(笑)
2015/9/27(日) 「どっこいショット」で正会員デビュー
ずっと京王テニスクラブの平日会員だったのだけど、9月から正会員になった。

月曜・祭日があまりにも多いし、土・日や祝日は市民コートも取りにくい。
ゴールデン・ウィークの前あたりから考えていたんだけど、誰もやってくれなかったらどうしよう・・・という心配があった。
「正会員は閉鎖的」という意見と、「平日のほうが閉鎖的」という意見と、人々のコメントは正反対だった。

平日会員になったあと、ゲームに入れてもらうのが当たり前になるまで、何年もひとりで練習していた経緯もある。
最初のイメージは重要である。「下手」と思われると、引かれてしまう。夏まで練習して、もうちょっと上達してから、9月に入ろうと一応の予定を立てた。

今年は雨が多くて、かなりのフラストレーションだった。特に、私の休日の月・木は、ほんとうに雨の日ばかりがつづいた。
土曜日の先輩のサークルも、生徒が増えて、待ち時間が長くなったし・・・
ぎりぎりまで迷いに迷っていたが、ついに決心がついた。

とはいえ、1ヶ月半のパソコン生活はそうとう身体にこたえた。毎日、6時間、8時間とパソコンに向かっての作業がつづいたのだもの。
ストレスがかかるとすぐに体重が落ちる私。1キロ痩せたのだけど、落ちたのはほとんど筋肉で、あきらかに身体能力が低下している。体幹の筋肉も固まっている。
しかも、マウスのせいで、右手首と手の甲に違和感があって、ラケットがうまく握れないときもあった。

最絶悪のコンディションでの正会員デビューになったけど・・・

6日土曜日、まず、1時間だけ壁打ちに出かけてみた。
平日にも来てる人たちにたくさん会って、「あら、みづさん、どうしたの?」「今月から正会員になったの~」「あら、そうなの!」
会う人会う人みんなに聞かれまくり、10人以上と同じ会話をくり返した。(笑)
蓋を開けてみれば、知り合いがたくさんいた。

壁で打ってみたら、右手首の尺側(小指側)に違和感があった。力強く打とうとすると、手首に痛みが出たが、ゆるくなら回転をかけられる。
なんと、それはムーンボールだった。去年まではそれしか打てなかった、昔の私のお得意ショットである。
フラットドライブは封印。治るまでムーンボールでゲームをするしかない。

正会員デビューは、半年落ちのプレーを引っさげての、「どっこいショット」ではじまったのであった。

「どっこいショット」は、私が考えた造語である。
おばちゃんのボールは、ゆるくて遅い。待って、構えて、「どっこいしょ」と、下から上に軽いスピンをかけて打つのである。
最近先輩に教わった、ひざの力をボールに加えることにだけ注意を払った。

ミスの少ない安定したショットなので、とりあえずコートに入ってくれる。
この数ヶ月、ロブの打ち方を忘れていたのだけど、ムーンボールからだと、簡単にロブが打てる。
背の低いおばちゃんには、高くて深いロブが一番有効みたいである。

知らない人とやるので、ものすごい緊張した。動きが硬くて、カカシ寸前でのプレーだったが、それにしては意外にやれた。
ボレーも「どっこい」だったけど、ゆっくりなので、打つ前に一瞬の間ができる。いいボールが打てないとなると、かえって相手やボールがよく見えるのかも?
ゲームデビューしてから2年半。思ったよりいろんなことができるようになってた。
まあまあ、のけ者にならない程度のゲームができて、一安心。

今月は、平日以外6回もクラブに行けて、毎回ゲームに入れてもらえた。
飲み仲間のお姉さまが気にかけてくれて、仲間入りを手伝ってくれたのである。

そんなに行けない月もあるだろうけど、「いつでも行ける」という気楽さはいい。
仕事をしているんだもの、「今がお金のかけどき」と思う。
働けなくなったり、病気になったりしたら、テニスもできなくなっちゃうんだもの。

人生残り少ないんだから、やれるときに思いっきりやったほうがいいよね~~
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